髙い画力に独特の世界観!おすすめの美術漫画11選!画家や美大が題材の作品などオタクが厳選紹介

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おすすめの美術漫画を紹介していきます。

芸術作品がテーマの漫画の中から、芸術作品を紹介しているものや画家の生き様を取り上げたものなど、気軽に芸術に触れることができる作品を厳選しました。

 

是非漫画探しの参考にしてみて下さい。

 

 

ブルーピリオド

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あらすじ☑


成績優秀かつスクールカースト上位の充実した毎日を送りつつ、どこか空虚な焦燥感を感じて生きる高校生・矢口八虎(やぐち やとら)は、ある日、一枚の絵に心奪われる。

 

その衝撃は八虎を駆り立て、美しくも厳しい美術の世界へ身を投じていく。

 

空気も読めて勉強もできるうぇーい系の主人公が、一枚の絵をキッカケに東大より難しいとされる国立美大目指すお話。

 

凡人が創作を志したときの苦悩がホントに生々しく描かれています。

美大とか目指してなくても、夢を抱いた人には、かなり刺さる内容多くて、「好き」や「やりたい」ことに情熱をかける事や葛藤、不安に共感多々あり、脳汁ドバドバ

主人公が美術にのめり込む様が面白いし、美大の説明や技術に関してなどその手の知識が全くなくても楽しく読める作品です。

 

なによりコマの見せ方や間の取り方などに、絵画とかのメソッドが用いられていて、画力も高く、空間や視線誘導の演出方法一つとっても面白いです。

 

今一番熱い青年漫画だと思う。 

 

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(出典:『ブルーピリオド』)

 

ギャラリーフェイク

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あらすじ☑


贋作専門の画廊、「ギャラリーフェイク」のオーナー、藤田玲司のもとに、衆議院議員の梶が、モネの「つみわら」の真作を売ってほしいと商談を持ちかけた。

 

フジタは贋作だけではなく、裏では美術品のブラックマーケットに通じ、盗品や美術館の横流し品を取り引きしていることを知ってのことだった。

その商談の様子を、S美術館の学芸員である酒井が見ていた。

酒井はフジタに、芸術のなんたるかをわかっていない梶には、「つみわら」を売ってほしくはないと懇願する。

 

表向きは贋作・複製などの美術品を扱う画廊「ギャラリーフェイク」を経営する藤田玲司が、「闇の美術商」としてさまざまな事件や問題に関わっていく物語。

 

「世界中の芸術作品を巡って、事件や謎を解き明かしていく」という設定を物語の中に巧みに組み込んでいる作品。

なんかめっちゃ芸術作品に造詣が深くなった気になれるし、アートに対しての興味を広げてくれた漫画。あと、メトロポリタン美術館にすごい親近感が湧く(笑)

 

アートに対しての興味や、知識を広げてくれる漫画

 

 

アルテ

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あらすじ☑


16世紀初頭・フィレンツェ。

芸術など文化活動が花開いたルネサンス発祥の地。

そんな活気あふれる華やかなる時代に、貴族家生まれのアルテが画家工房への弟子入りを志願する。

 

女性がひとりで生きて行くことに理解のなかった時代、様々な困難がアルテを待ち受ける。 

 

16世紀初頭のルネサンス期のイタリア・フィレンツェが舞台

女性は嫁ぐことが幸せという考え方が一般的な時代に、画家を目指す女性画家アルテが様々な困難に立ち向かいながらもひた向きに夢を追いかけるお話

 

絵を描いてる瞬間が一番自分らしいと気付いた貴族家生まれのアルテが、画家工房への弟子入りを志願し、そこから女性が一人で生きていく事の困難に立ち向かいながら、絵の仕事を通して成長をしていく素敵な作品。

主人公のアルテがポジティブで素直な女性なので、読む毎に応援しています

 

やりたいことをする選択!女性という設定がとても良く生かされている作品!

 

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(出典:『アルテ』)

 

マスタード・チョコレート

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あらすじ☑


人とかかわることが苦手で、いつも孤独感を抱える高校生、つぐみ。

そんな彼女の世界が、美術予備校へ入学してから、ほんの少しずつ変わり始める。

――不器用な心の動き

 

人と関わる不器用な女子高生が成長して自分の居場所を見つけていくお話。

不器用で孤独を抱えてる女の子が美大を目指し、予備校に入ったことで少しずつ変わっていく、絵がシンプルなので表情がどんどん変化してくのが解りやすく、独特のコマ割りが主人公の孤独や心の揺れがよく念写されている。心がじんわり温かくなる作品。

 

この子の一匹狼ぷりに共感する人は結構いるような気がする。

 

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(出典:『マスタード・チョコレート』)

 

ジンクホワイト

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あらすじ☑


美大受験予備校に通う油絵好きの高2女子は、転校先で入ろうとした美術部のレベルの低さにショックを受ける。

 

しかし、ジンクホワイト(他の色に影響を受けやすい白い絵の具)のような自分に葛藤&悩み… 

 

美大を目指す2人の物語

同じく美大をテーマにした作品は、「ブルーピリオド」という漫画ありますが、「ジンクホワイト」は、高校美術部での部活あるあるも交えを秀逸な成長物語

 

誰だって思い悩んで、出来る人のことを羨んだりして、天才でも特別でもない自分を受け入れたり諦めたり抗ったりする地続きな青春作品となっています。

 

 

さよならソルシエ 

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あらすじ☑


19世紀末、パリ。のちの天才画家ゴッホを兄に持つ、天才画商テオドルスの、知られざる奇跡の軌跡。

 

生前、1枚しか売れなかったゴッホが、なぜ現代では炎の画家として世界的に有名になったのか…。

その陰には実の弟・テオの奇抜な策略と野望があった!

 

題材は誰もが知っている“ゴッホ”画家の兄と画商の弟、二人のゴッホの話

 

天才画家ゴッホを兄に持つ天才画商のテオドルスの軌跡をドラマチックにコミカライズ

才能のままに絵を描き続けるも評価されずに死んだゴッホと、そんな兄を見て複雑な愛と憎しみを抱きながら兄の絵を売りその才能を知らしめようとする弟テオ

天才画家である兄とそれを100年愛される画家にした弟の物語

 

2巻完結なので、良ければ気軽に読んでみてくださいね。

 

 

幻覚ピカソ

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あらすじ☑


絵を描くことが大好きな少年・葉村ヒカリは級友の千晶と共に事故に遭う。

 

奇跡的に一命を取りとめた彼の前に死んだはずの千晶が現れ、生きるための条件を語りだした。

ヒカリが手にした不思議な能力とは!?

 

描くことで相手の精神世界にダイブする主人公が、描いた絵にダイブして絵の中から人を救う少年・ピカソの物語

 

恋や不安、オタク、思春期の懊悩との向き合い方と画力が凄まじいよ。

不思議な読後感があり、でもしっかり少年誌らしく親近感を持ちやすい物語

マンガでの表現の幅を広げる画力とか、ストーリーとかが本当に凄い、内容を画が凌駕していて毎回“うはーっ”てなるので、毎回感心する

 

鉛筆画のような圧倒的な画力に打ちのめされる。

 

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(出典:『幻覚ピカソ』)

 

おひっこし

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とある大学生男女のくっだらなく、そして大切な恋愛を描いた物語。

随所に光る純度の高い沙村広明ギャグが濃縮されている。

大学生物という面でも評価が高くクオリティ高い名作

時事ネタ小ネタ満載で、笑いあり青春ありバカありの大満足な1冊。

 

絵が上手いから出来る力技的であり実用的なバカ漫画。

 

星明かりグラフィクス 

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あらすじ☑


舞台は埼玉県の、とある芸術大学。

主人公は、デザイン学科2年の吉持 星(よしもち・せい)。

デザインの才能はピカイチ、だけど潔癖症で人嫌い。

もうひとりは、美術学科2年の園部明里(そのべ・あかり)。

 

芸術的才能はないが、コミュ力と上昇志向の塊。

 

人付き合いが苦手な美大生と人脈作りが得意なその友人のコンビを描く美大物語

 

ズンズン読み進められる画と、丁寧な物語の学園モノ

デザイン科の天才と油画科の凡才二人組みを主人公に、未熟な二人が足りないものを補い合いながら切磋琢磨、悪戦苦闘し、それぞれの道を歩んでいく過程が描かれている。

 

1コマ1コマいちいち、ポスターみたいなグラフィック(是非紙で読んで欲しい作品。)

そして物語もひねくれた登場人物たちの真っ直ぐな友情に打ち抜かれる

 

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(出典:『星明かりグラフィクス 』)

 

夏の前日

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あらすじ☑


甘く切なく擬(もど)かしい、ふたりの長い夏の前日。

――日吉ヶ丘(ひよしがおか)芸術大学4年生・青木哲生(あおき・てつお)。

 

月下(げっか)画廊店長で、和服が似合う大人の女性・藍沢晶(あいざわ・あきら)。

突き動かされるように体を繋げた一夜から、激しくも拙い恋愛が始まる――。

 

才能を認め献身的に支えてくれる女と、絵を描くこと以外どうしようもない男の恋物語

美大生と年上の和服女性との恋愛だけど大人の画風と、官能的な描写。

未熟な2人の関係はどこか爽やかで、体を求め合うシーンが割りと多めだけど、いやらしくは感じさせないのは、作者が女性故なのか…

 

一言でいうと芸術家とその生き様を愛した女性の物語

 

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(出典:『夏の前日』)

 

かくかくしかじか

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あらすじ☑


自分は絵がうまい。

本気でうぬぼれていた林明子(高3)は竹刀を持った絵画教師・日高先生に罵られ…!?

 

作者の美大受験〜美大生〜漫画家になるまでの半生と絵画教室の恩師とのお話

東村アキコの高校〜漫画家までの話で、恩師について中心に美大での挫折など、自身の黒歴史の開陣を中心に進む内容なんですが、最終話モノローグすげえ良い(号泣)

コミカルに描きながら悲しさがそこかしこにある感じがなんかもう…。

 

号泣必須のエッセイものの傑作デス。

 

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(出典:『かくかくしかじか』)

 

 

まとめ

思ったよりも美術や画家がテーマの漫画ってあります。

そしてどの作品も唯一無二の魅力持った作品が多いので、ここにリストアップした作品はもう少し評価されても良いと思う漫画ばかりです

 

気にいなる作品があれば漫画喫茶にでも行って読んでみて下さい。