社交ダンスが題材の素晴らしく熱いスポコン漫画『ボールルームへようこそ』感想(見所紹介)ネタバレ

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『ボールルームへようこそ』の感想・見所紹介(ネタバレ含む)

 

主人公(男子)が偶然知り合ったプロのダンサーと同級生の女子にダンスの楽しさを教えられ、プロを目指すストーリーとなっています。

競技ダンスを通したキャラの成長しとにかく展開が熱く、また絵も躍動感や迫力がありとても読み応えがある作品です。

 

熱い展開、友情、主人公の成長が見れる『ボールルームへようこそ』のあらすじ/登場人物、見所を僕の感想と合わせてご紹介していきます。

 

 

『ボールルームへようこそ』の作品情報▼

まずはあらすじと作品概要について紹介します。

 

作品の概要▼ 

  • 作者:竹内友
  • 掲載誌:月刊少年マガジン
  • 巻数:既刊9巻(2017年6月現在)
  • ジャンル:ダンス、スポーツ

 

 

あらすじ▼

将来の夢も趣味もなく、無気力に日々を過ごしていた中学生・富士田多々良は、カツアゲに遭ったところをプロダンサー・仙石要に助けられたことで、偶然にも社交ダンスと出会う。

 

「何か一つでいい、好きだと言えるものがあれば」と考えた多々良は今の自分を変えるため社交ダンスの世界へ飛び込む。


引用:ボールルームへようこそ - Wikipedia 

 

進路が決まっていない中学生ふじたたたらが、同じく進路が決まっていない同級生の女の子を見かけたとこから、ダンスの世界にのめり込んでいく物語

 

無為に日々を過ごす少年が、夢中になれるもの、社交ダンスと出会って変わっていく 

 

 『ボールルームへようこそ』の主な登場人物

全員愛おしい登場人物

 

富士田 多々良

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(出典:『ボールルームへようこそ』)

 

マガジンらしい、平凡だけど努力型主人公。

華はないが、時折狂気を感じる不思議な迫力を発する。

観察力と模倣性がずば抜けて良く、歪ながらもダンサーとして成長していく

 

「何もない自分を変えたい」から「ダンスが好きになっていく」プロットが本当に素晴らしい。見ていて思わず頑張れ!って思ったり、共に熱くなれるキャラ。 

 

花岡 雫 

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(出典:『ボールルームへようこそ』)

 

主人公のライバル・兵藤清春のパートナー。

現アマチュアチャンピオン&アマチュアランキング1位の中学3年生。

普段は黒髪ストレートロングに眼鏡、ダンスの際は眼鏡を外して髪は束ねてる。

 

兵藤 清春

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(出典:『ボールルームへようこそ』)

 

主人公より先を走る天才ダンス少年

そして日本アマチュアトップとも言われる花岡雫のペア相手


典型的な言葉が足らない系の天才イケメン

天才なのに慢心せず高みを目指し常に努力を怠らないい

認めた相手のことを素直に受け入れ、更にサポートや助言までしちゃうキャラ

 

赤城 賀寿 

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(出典:『ボールルームへようこそ』)

 

ラテン部門のファイナリストで世界一可愛い妹とペアを組んでいる。

ケンカが強くヤンキー気質のため、よく絡まれている多々良を助けている。

誰にでも好戦的だが自分の輪の中に、入った相手にはわりとすぐ懐く

 

赤城 真子

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(出典:『ボールルームへようこそ』)

 

圧倒的妹にして、守ってあげたい女の子No.1。

自己主張が弱くかなり気弱で、「どのように踊りたいのか」を兄に伝えられないままに一方的にコンビを解消されてしまい、多々良とコンビを組むことになる。

 

真子のヒロイン力の高さが尻上がりに雫を越えていて尊ささえ感じる 

 

緋山 千夏 

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(出典:『ボールルームへようこそ』)

 

気性は荒いが長身で気品もある可愛いじゃじゃ馬娘。

勝気で遠慮なくガンガンと衝突を繰りかえしぶつかっていく姿が頼もしい。

生ぬるい主人公を最も苦しめ眠っている能力を引き出す。

2役こなすリード(敵役)&パートナー(助演)でかっこいnewヒロイン。

 

仙石 要 

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(出典:『ボールルームへようこそ』)

 

現役プロの選手。ラテン&スタンダードの二冠王者。

「ボソッ」と、的確なアドバイスをくれる良い師匠ポジかと思いきや、割と無責任で理不尽、そして弟子ほっぽり出して)自分もガッチリ選手やる

 

『ボールルームへようこそ』の見所(ネタバレあり)

数ある見所の中から特におすすめしたいポイントを厳選しました。

 

ダンスに取り組む姿勢ととキャラの成長

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(出典:『ボールルームへようこそ』)

 

気弱な主人公が競技ダンスで成長していく社交ダンス漫画。

ただ人は簡単に性格は変わらないを体現しててそんな中で模索しながら自分なりに考えて大人になっていく。チート級に急成長よりも堅実に成長していくのが最高。

 

少年漫画的なストーリーテリングと、ダンスに没入していく登場人物たちのダイアローグやモノローグが、結果イビツに絡み合って何やら見たことのない熱が生まれてる。

 

苦難を乗り越える登場人物たちの無限の力に、登場人物全員にそこに至るまでの過程があり、それがぶつかり合う展開に永遠にワクワクする

 

ダンス・パートナー

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(出典:『ボールルームへようこそ』)

 

競技ダンスだけにパートナーとの関係性も丁寧に描いている。

 

ダンスを通じて描かれる人物像やパートナーとの人間関係もとても面白い。

社交ダンスがほかのダンスと違うのは、パートナーとの関係性。

子供から青年への成長と、パートナーとの関係を築いていくことと、ダンスの成長…

パートナーでもあるしライバルみたいな関係の二人の成長に燃えて萌える

 

主人公の秘めた才能

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(出典:『ボールルームへようこそ』)

 

気が弱いけど、秘めた才能を持つ主人公。

ワイルドなトップダンサーの先輩。

同年代の天才ダンサー。初期『はじめの一歩』と重なる。

 

平凡な主人公(ダンス初心者)がわりとダンスだからこそ活きる才能持っていて、その才能を目の当たりにしたライバル達が「ダンス舐めるな」って怒って、それに対して主人公が「舐めてるわけ無いじゃないか!」と、相乗効果的にボルテージ上がっていく。

 

冴えない主人公の才能が花開くというのは、王道展開だけどやはり燃える。

 

ダンス描写(作画)

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(出典:『ボールルームへようこそ』)

 

凄みのある画とメリハリのある動きで魅せつけてくるダンス描写は圧巻

努力友情のスポ根要素もあるのだがやはり主人公の多々良が持つ才能と成長と、ダンサー特有の感性の表現が面白いし、とにかく絵が良い

 

社交ダンスってテーマを扱ってる作品の中でも光る「肉体美」の描写

背中や腕の筋肉、首の筋、目力、感情の表現...

緊張感溢れる絵だったりダンスしている姿が少しエロく感じたり...

感じる息遣いと、強制的に自分の身体でイメージさせてくる身体の張り、毛穴が開く感じ、華麗さだけではなく情熱が肉体を通して伝わる熱い描写がたまらない

 

まとめ▼

作者が社交ダンス経験者なので熱がすごい。

ライバルの存在、ポテンシャルに恵まれない主人公の稀有な才能、マドンナを巡る恋愛感情混じりの押し引き……この王道を往く展開にグイグイ引かれていく作品です。

 

 

ダンスというだけで敬遠するのは本当にもったいない。

騙されたと思って3巻まで読んでみて下さい。

最後までお読みいただきありがとうございました。