なんでもありの犯罪都市で垣間見える欲望と人情『BLACK LAGOON』感想/ネタバレ(見所紹介)

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アングラな世界観が最高すぎる『BLACK LAGOON』の感想・見所紹介

 

架空の大犯罪都市ロアナプラを舞台に、違法な運び屋「ラグーン商会」のメンバーと、いわゆる裏社会に属する組織や人物達が繰り広げる痛快アウトロー漫画

 

一級品のイカしたセリフ回し、様々な立場の「悪人」が交わる美しい愛憎劇に魅了される『BLACK LAGOON』のあらすじや登場人物、見所をご紹介していきます。

 

 

『BLACK LAGOON』のあらすじ▼

まずはBLACK LAGOONの作者や概要についてご紹介

 

作品情報▼ 

ジャンル:ガンアクション、青年漫画
作者:広江礼威
掲載誌:月刊サンデージェネックス
巻数:既刊11巻(2018年11月現在) 

 

 

あらすじ▼

岡島緑郎は旭日重工の会社員。

重要なディスクを、ボルネオ支社まで船で運ぶ役目を担っている。

 

だがその途中、「ブラック・ラグーン」と名乗る4人組に襲われ、緑郎は人質に取られてしまった。

ブラック・ラグーンは、クライアントからの注文を忠実にこなす裏社会の運び屋だ。

 

物語は日本人の平凡なサラリーマンが違法な運び屋(ラグーン商会)に拉致られる所から始まる。

 

なんやかんやあり、行く場所もないため運び屋の仲間に入ることになり、そこで様々な違法な稼業に降れ日本を捨てその街で生きていく事になる

 

『BLACK LAGOON』の登場人物(ネタバレ含む)

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魅力的すぎる登場人物を紹介

 

岡島緑郎・ロック

ひょんな事からラグーン商会の一員となった日本人サラリーマン

ちなみに国立大卒

大手企業の社員だった男、運び屋に拉致られたが会社に見捨てられてしまい、レヴィに誘われ、運び屋になる事を決心する。

 

よなよなした普通の人間だったがロアナプラで生活する内に暗黒面へと……

優れた知謀の持ち主で、ロシアマフィアの大幹部バラライカから太鼓判を押されている 

 

レヴィ

男勝りで狂暴な美人銃撃手のレヴィ

中国系のアメリカ人。ウルトラ短気な性格だが、ソードカトラスという名の二挺拳銃使い。戦闘が始まれば暴言吐きながらカトラスぶん回す

 

彼女の言い回しは常にカッコイイ。

短気な性格かつトラブルメーカーであり、ロックの正論に反発しては2人で口論になることが多い一方、彼のことを心配して庇うことを常とする。ツンデレな一面もある

 

他人に触れられたくないほどの杜撰な過去を持つ…

 

ダッチ 

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『BLACK LAGOON』

 

黒人グラサンマッチョ

ラグーン商会のボスにして『ブラック・ラグーン号』の船長。

提督としても有能な人物だが、優れた『知謀』と的確的な『状況分析能力』をも誇っており、常に冷静さを保ち続け『人脈』も持つ

 

彼の放つセリフは一つ一つがカッコイイ

 

ベニー 

ラグーン商会きってのハッカー。

ラグーンの情報系統とダッチの参謀役を務めるユダヤ系アメリカ人

 

犯罪都市で生きていく為に冴えない、常識的な価値観、軽薄さと慎重を持ち合わせ、目が死んでる連中の巣窟で最も現実的であり続ける

 

バラライカ

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(出典:『BLACK LAGOON』)

 

ロシアンマフィア、ホテルモスクワの大幹部。

元は第三次世界大戦を戦い抜く程の実力を持つ軍人だったが、ある事件をきっかけに、軍を除隊して今に至る。

 

旧ソ連軍時代に負った火傷からフライフェイスとも呼ばれ、冷酷で非情且つ容赦無い。

部隊を家族以上に大切にしていたり義理堅いが、非道でかなりおっかないお姉様

 

屈強な元兵士である部下に大尉と慕われ、カリスマ性も高く優れた統率力も誇っている『姉御』の象徴的な人で、罵詈雑言の語彙が豊富。 

 

張 維新・チャン・ウァイサン 

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(出典:『BLACK LAGOON』)

 

ホテルモスクワと並ぶ三合会の大哥、中国マフィアのボス、二丁拳銃。

レヴィも敵わないと言うほどの二丁拳銃の使い手。

立ち振る舞いもカッコいい 強い 頭もキレる だがギャグのセンスは最低というキャラ

グラサン外した顔がマジで可愛さの極み。

 

エダ

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(出典:『BLACK LAGOON』)

 

グラサンに長い金髪が特徴の暴力教会修道女・兼CIA 

発言がいちいちかっけぇ姉ちゃん 強い、レビィとはまさしく悪友って言葉が似合う
正体はCIAエージェというギャップに惹かれた人は多いはず。

 

暴力協会としてのエダも好きだけど、CIAの顔を出したエダはとてもカッコイイ 

 

シェンホア

張さん繋がりで仕事をもらったりフリーでも殺し屋家業をしている

銃をバリバリ撃ちまくる連中の中で、刃物で戦う、物語の中でのノーサイドポジション

 

台湾の本省人で、語尾が「です~」「だよ」と、訛りのきつい英語を使うことから、レヴィには「ですだよ姉ちゃん」とからかわれている。

 

ロベルタ 

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(出典:『BLACK LAGOON』)

 

ラブレス家・メイド長。恐らく個体では作中最強?

元ゲリラでかくまってくれたラブレス家に忠誠を誓ったメイド

 

元FARCゲリラ。通称「フローレンシアの猟犬」。国際指名手配犯。

SPAS12を仕込んだ日傘と小型装甲砲+MINIMを仕込んだスーツケースで武装している

 

ぼっちゃまを取り戻すために、銃を撃ちまくり、手榴弾で爆破し、車にへばり付いてでも追いかけ、ターミネーターとしか思えない、しぶとさ、いや凶悪さで追ってくる

 

ヘンゼルとグレーテル

施設で虐待と強姦により哀しき殺人鬼となった双子

ルーマニアの政策でとにかく出生率を上げようとしたけど 結局大勢の孤児を生み出すことになってしまった… その犠牲者「ヘンゼルとグレーテル」

 

可愛い顔をしているが笑いながら拷問したりと極めて残忍な殺し屋として、ロアナプラに混沌を引き起こす。 

 

『BLACK LAGOON』の見所

BLACK LAGOONのおすすめの見所を厳選!

 

世界観 

ありとあらゆる犯罪と悪人が集まるなんでもありな架空の犯罪都市ロアナプラ。

裏社会の人間の勢力構図から他愛無い日常を描いていて、他愛もない会話をしていた人が、次の瞬間打ち殺されるような非常さと、繰り広げられる群像劇に目が離せない

 

廃退的な世界観の中で、交わされる痺れるほどカッコイイ、アングラな台詞は日常の中で非日常を求める人間にとっては麻薬のように感じる作品。

 

洋画みたいなセリフ回し・名言

血なまぐさい世界観を味付けする、古めの洋画のような厨二臭いセリフ回し

緻密な設定とヘルシングを彷彿とさせるキザなセリフ回しに作者の豊富な知見が現れる

 

悪口の教科書

 

女キャラが軒並み怖い

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『BLACK LAGOON』

 

二丁拳銃にロシアンマフィアにターミネーターにデスダヨと出てくる女が軒並み怖い

煙草すぱすぱ吸うし、酒もかっくらうし、口が悪いの三拍子

弱々しく皆から守られ愛されるヒロイン像にげんなりしている人に特に読んで欲しい 

 

銃、酒、煙草

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『BLACK LAGOON』

 

銃と硝煙と煙草の煙と酒しかないロアナプラ

対戦車ライフルからチェーンソー迄を各人が駆使し、人を殺して殺して殺し捲る

 

銃撃戦は文句無く格好良く、ガンアクション漫画としても優秀

80年代~90年代前半の0年代のハードボイルドアクション映画を彷彿とさせるイカした喫煙描写、飲酒、銃撃戦などが堪能できる作品

 

 

 

 

まとめ▼

洋画のようなスラングや言い回し、二丁拳銃、戦闘メイド、ハッカー、テロ、マフィア...と、男の好きが詰まってる作品。 

言葉遊びや海外ドラマに興味がある人は、確実にハマる作品ですので未読の方は読んでみて下さい。

 

またこの作品はアニメ化もされており、世界観を考慮してか洋画に声を充てている方が多数声優を務めているので原作の世界観が反映されかなり出来がいいです。

アニメの方も是非見てみて下さい。