2019:野球オタクが「これは面白い…」とおすすめする野球本23選

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 当記事ではおすすめの「野球本」を紹介していきます。

 『今まで読んだ中で、面白かった野球本は?

読んで良かったおすすめ作品を教えて!』という方の欲求を満たすために野球ファンの僕がおすすめの作品をチョイスしてみました。是非参考にしてみて下さい。

 

※膨大な量があるので「野村本」は省きましたご了承ください。 

 

 

 

ペドロ・マルティネス自伝

 

「これまで僕は、とてつもない量の涙を流し、恐怖を味わい、勝負を戦い、金を稼ぎ、名誉や賞を勝ちとってきた。

 

その長い期間を通じて、いつの間にか、戸惑いや怒りの感情を捨て去る術を身につけていた。驚きや畏怖すら、感じなくなっていた。

 

それが、僕の人生の物語だった。

僕は今ここに、その物語を語ろうと思う……」

 

かつてメジャーリーグを席巻した、ドミニカ出身の史上最強右腕。

一流アスリートの心=ライオンハート、波乱の人生を語り尽くす、刺激的な自伝。

本人がかなりぶっちゃけて半生を語っているサイコーにロックな1冊

 

※Kindle版は出ていません。

 

甲子園が割れた日

 

1992年夏の甲子園、星陵(石川県代表)VS明徳義塾(高知県代表)。

「怪物」松井秀喜との勝負を避け、敬遠を続け勝利した明徳義塾に、全国から非難の声があがった。

 

「高校生らしくない」「卑怯もの」―。

「あの試合」から始まったそれぞれの葛藤。

 

その後、両チームの球児たちはどのような思いを胸に、どう人生を歩んでいったのか。

大リーガーとなる松井を始め、彼らのその後の軌跡を丹念に追う。

 

「甲子園なんて来なければよかった」

明徳義塾の選手は試合後、本当にそう呟いたのか?

15年を経て明かされる、あの夏の“狂騒"の舞台裏。 

 

丹念な取材によって高校野球史に残る松井5打席連続敬遠の背景を辿る。

 

星稜vs明徳義塾…。それから15年自らの人生を歩みだした監督・元球児たちが語る 球児たちの軌跡を丹念に追ったノンフィクション。

 

投手河野は馬淵監督の命令にいやいや従ったのではなく、納得ずくでの作戦決行であったことがよくわかる。

 

興味深い内容だが「真実」というほどでもない。

 

4522敗の記憶 ホエールズ&ベイスターズ涙の球団史

 

1998年、日本一に輝いた球団があった。

ファンは「これからの黄金時代」を信じていた。でも、なんで…。

 

プロ球団最多の黒星を重ねる最弱球団ベイスターズ、その関係者たちから、証言を聞き歩く筆者。

「横浜の伝統とは何か」「なぜ優勝できたのか」「なぜ弱くなってしまったのか」「今後どうすればいいのか」。

 

当事者たちの愛憎入り混じる証言と、名もなきファンたちの思い、そのすべてを丁寧に紡いだプロ野球ノンフィクションの金字塔。

 

大洋誕生からDeNAまでの長くイバラの道だった球団を取材し続けた、生来の横浜ファン、村瀬氏によるホエールズ&ベイスターズへの愛溢れる渾身のノンフィクション

 

60年以上歴史で優勝はたったの2回…。

プロ球団最多の黒星を重ねる最弱球団ベイスターズ。

その当事者たちの愛憎入り混じる証言と、名もなきファンたちの思い。

大洋とベイスターズの暗黒時代がぎっしり詰まってる。

 

横浜ファン以外全ての野球ファン、何かしらのスポーツチームを愛してる人におすすめの一冊。

 

「野球」が「ベースボール」になった日

 

1996年日米野球、メジャーリーガー野茂英雄“凱旋”!!

あの日から「野球」は「ベースボール」へと生まれ変わり、同時に、スポーツマーケティングのスタイルも急速に進化を遂げてきた。

 

四半世紀にわたって、スポーツコンテンツの最前線で活躍し続ける筆者が、ビジネス仕掛人の目線から“夢舞台”の内幕を語りつくす!

 

日米野球、MLB日本開幕戦、そしてWBCを中心に、読んだら“つい話したくなる”エピソードがぎっしり!

 

日米野球が近づく今、タイムリーな内容。

2104年に行われていた日米野球で、当時裏方として奔走していた電通マンが描いていて、スポンサーサイドから見た侍ジャパンやWBCについてぶっちゃけていて興味深い

 

プロ野球と鉄道

 

新幹線の開業はプロ野球にとって革命的な出来事だった

かつて多くの球団を鉄道会社が保有していたように、古くから密接なつながりがあるプロ野球と鉄道。

 

チームの遠征においても鉄道は必要不可欠で、新幹線の開業による所要時間の短縮は革命的な出来事だった…。

 

引用:121 プロ野球と鉄道 

 

西鉄、阪急、阪神、国鉄、南海、西武、近鉄、東急…

かつてプロ12球団の内7球団が鉄道系の時期があった。

 

数万人規模の来場者を滞りなく運ぶ鉄道はプロ野球の繁栄とともに作られた。

黎明期から現在までのプロ野球と鉄道の関わりを各種資料で検証・考察。

現在球団を保有する阪神電鉄や西武鉄道の取り組み、鉄道の進化がプロ野球にもたらしたものを紐解いていく一冊。 

 

止めたバットでツーベース

 

スポーツライターではない“雑文書き”が愛し、伝えてきた“野球のすべて”。

 

表舞台から退いた老ライター、未完の大砲を追い続けた女性ファン

応援団を“正業”にする男、野球選手を自称する絵描き、分校の甲子園出場を夢見る元村長、病魔と孤独と戦い急逝したあの人気選手、清原和博を慕い続けたPLの後輩…。

 

濃い文章を書くライター村瀬さんの野球に関する短編を集めたエッセイ。

未完の大砲を応援し続けるファン、大洋の時代から横浜を愛するプロレスラー(弁当屋、画家、坊主、村長、鈴木誠也の同級生、清原和博の運転手等)など、野球に人生を重ねた、野球って素晴らしいと改めて思わせてくれる名著。

 

昭和・平成の日本プロ野球の悲喜交々が詰まった、泣けて笑える一冊。

表紙デザインも含めて2018年ベストの一冊

 

ここで紹介する「野球本」で一番おすすめです

 

ビッグデータベースボール

 

弱小球団を変革したのは「数学」だった――

データから選手の隠れた価値を導き出し、またデータを視覚的に提示し現場で活用することで、21年ぶりのプレーオフ進出を成し遂げたピッツバーグ・パイレーツ奇跡の実話。

 

引用:ビッグデータベースボール トラヴィス・ソーチック:一般書 | KADOKAWA

 

MLBの弱小球団だったパイレーツがデータによって躍進した話。

 

フレーミング重視の捕手起用、積極的な守備シフト採用

ツーシーム中心の配球 その後のMLBデータ重視時代に繋がる話が盛りだくさん。

 

データの話だと分析結果にフォーカスされがちだけど、アナリストが分析した内容をいかに現場に理解して取り入れてもらうか工夫した内容が事細かに記されていて面白い。

 

イエローサブマリン

 

〈どうしてもっと楽しく野球をやらせてくれないのか〉

高校生活最後の都大会準決勝で、田島光はそう思った。

メジャーリーグへ行きたいと初めて考えたのは、そのときだった。

 

光が単身渡米して夢に向かって第一歩を踏み出したころ、父・佐々木幸一はボストン・レッドソックスを日本企業に買収させようと活動を開始していた。大リーグを舞台に夢を追う父と子の成長と葛藤。

 

野茂、吉井、伊良部らの活躍を予見した、長編野球小説。

 

江夏の21球でしられた、故:山際淳司さんの作品。

作家やけど、これは数少ない野球フィクション野茂もイチローも渡米する前に、MLBで活躍する日本人を書いた慧眼。しかもほぼマイナーリーグの話でおもしろい。

 

山際淳司の数少ないフィクション!

 

中南米野球はなぜ強いのか

 

ダイヤの原石はこうして磨かれ、メジャーへ、日本へやってくる!

日本球界を逆照射する“発見”の数々!!

足かけ4年に及んだ旅と取材の熱き記録。

 

MLBそしてNPBを語る上で欠かせなくなっている中南米選手。

ドミニカ・キュラソー・キューバ・ベネズエラを題材に、ダイヤの原石の発掘&育成システムの秘密にノンフィクション作家が迫った一冊。

 

著書の中にベネズエラのヤバ過ぎる状況が描かれていた

世界最悪レベルの治安と数千%に及ぶハイパーインフレ。

そんな彼らの野球をする意味やインタビューもあり。これがまた濃い。

選手の出身国を知ることが、助っ人と言われる彼らのプレーをより魅力的にする

 

最後のプレイボール

 

大きな被災を受けた高校の監督、息子から勇気をもらった、ガンを乗り越えた母親、食堂から野球練習を見ている女子マネージャー、三度の大怪我をしながら最後までキャプテンとして戦う選手…

野球だけにとどまらない、家族や友情の話がここにあります。

 

震選手だけではなく、災で被害を受けた高校の話、給仕を支える家族、女子マネージャーの話など、「甲子園だけが高校野球じゃない」高校野球の実話

 

采配

 

チームを53年ぶりに日本一に導き、2004年の就任以来8年リーグ優勝4回、2011年は史上初の2年連続リーグ優勝を果たす等脅威の数字を残した、中日ドラゴンズ監督・落合博満。

 

常にトップを走り・育て続けた名将が初めて明かす、自立型人間の育て方、常勝チームの作り方、勝つということ、プロの仕事ついてetc.…。

 

引用:采配 | 書籍 | ダイヤモンド社

 

8年間で4度の優勝を成し遂げた名将の頭の中身を垣間見ることができる素晴らしい本

 

落合のプロ意識がひしひしと伝わってくる

単なる野球の采配だけの本ではなく、ビジネスの世界にも通じる格言が散りばめられている、良質のマネジメント・リーダーシップ論の本

 

個人でも監督でも実績を残してる人の言葉には説得力がる

 

覚悟の決め方

 

何かを得たければ何かを犠牲にしなければならない……

失敗から学び、毎日小さな目標を立て、マウンドに立つ準備をし続けた著者の思考法。

 

上原がレッドソックスのクローザーとして世界一になった年に出した著書。

野球に対するプロ意識とストイックさ、「プロを目指したとき」や「19にこだわる理由」、「マウンド上で気にしていること」

 

日々の基礎練習から身体ケアまで、現役時にしていた取り組みは参考になるモノばかり

 

 

不動心

 

どんな技術やパワーよりも、逆境に強い力、挫折を乗り越える力を持った選手になりたい――。

 

左手首骨折という選手生命を脅かす大怪我から、見事な復活を遂げた松井秀喜。

 

その陰には、マイナスをプラスに変える独自の思考法があった。

コントロールできることとできないことを分ける、悔しさはあえて口に出さない、七割の失敗と上手に付き合う……

 

等々、戦い続けるなかで身につけた松井流「心の構え」を初めて明かす。

 

引用:松井秀喜 『不動心』 | 新潮社

 

日本プロ野球界はもちろん、MLBでも評価された松井秀喜が2007年に書いた一冊。

「広く深い心」と「強く動じない心」すなわち「不動心」を持った人間でありたいと考える松井流「心の構え」が明かされています。

 

悔しさを露(あらわ)にすれば、

自分の心が乱れます。

自分の心が乱れれば、

次にど真ん中の好球が来たとしても打てません。

 

ありのままの現状を受け入れ、未来に目を向け黙々と行動する

この言葉に日米の人気球団で中軸を打った松井の哲学が垣間見える。

 

ブラッド・エルドレッド~広島を愛し、広島に愛された男

 

名実ともに最強助っ人の呼び声高いエルドレッド選手。

そのカープへの愛、広島の地への愛着は計り知れないものがあります。

 

196センチ122キロの巨漢がママチャリに乗って買い物をする様子は、もはや“日本人”と言っても過言ではありません。

だが、その球歴は順風満帆なものではありませんでした。

 

本当は解雇されるはずだった来日2年目。そこを乗り越えての本塁打王、そして、リーグ優勝、そして今年の連覇。なぜ、エルドレッド選手は日本で成功することができたのか。

 

広島を愛し、広島に愛された男が、これまでの野球人生を振り返りつつ、成功法則、そして夢を語る。

 

現在もカープ駐米スカウトとしてカープに貢献し続けるエルドレッドの野球人生

エルドレッドの魅力が詰まってる広島ファン必見の一冊です。

 

帯の推薦が野村謙二郎 

 

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アメリカの少年野球 こんなに日本と違ってた

 

意外と知られていない、アメリカ少年野球の実態を、4年間現地でプレーした息子の母親が綴った体験記。

 

夫の仕事のためアメリカに移り住み、地元の野球チームに入った9歳の息子・太郎は、日本と違う練習スタイルや試合風景に愕然とする…。

 

日本で少年野球をやっていた息子が親の転勤に伴い、アメリカの少年野球チームに入り、プレーをした時の事を母親目線から描かれた良書。

アメリカの野球事情・育成方法などヒントが詰まっている。

 

制度の違いばかりクローズアップさせるが、日米の野球文化の違いはとても大きく、子供の教育も全然違うことがよく分かるので、合理的な考えにはとても感心する。

 

野球指導者を目指す方に読んでもらいたい

 

赤ヘル1975

 

一九七五年――昭和五十年。

広島カープの帽子が紺から赤に変わり、原爆投下から三十年が経った年、一人の少年が東京から引っ越してきた。

 

やんちゃな野球少年・ヤス、新聞記者志望のユキオ、そして頼りない父親に連れられてきた東京の少年・マナブ。

 

カープは開幕十試合を終えて四勝六敗。まだ誰も奇跡のはじまりに気づいていない頃、子供たちの物語は幕を開ける。


引用:『赤ヘル1975』(重松 清):講談社文庫|

 

 

広島カープが優勝し、原爆投下から30年が経った1975年の広島が舞台。

セリーグのお荷物と言われたカープが、球団創設から26年目にして初優勝した年のことを、よそ者として広島に引っ越してきた広い間ファンの少年の視点から語る作品。

 

史実と絡めた巧みなストーリーと個性豊かな登場人物が織りなす、人情小説

 

スローカーブを、もう一球

 

スポーツにとりつかれた男たちを描く、ロングセラーノンフィクション。

 

ホームランを打ったことのない選手が、甲子園で打った16回目の一球。

九回裏、最後の攻撃で江夏が投げた21球。

 

スポーツの燦めく一瞬を切りとった8篇を収録。

 

引用:スローカーブを、もう一球 山際 淳司:文庫 | KADOKAWA

 

野球本の名作、たまらなく秀逸なタイトル。

 

今から30年前、野球ではまったく無名の地方公立高校野球部がのエース川端投手が、130キロそこそこの直球とスローカーブを巧みに操る頭脳的な投球で強豪校を次々と破っていく快進撃を筆致で綴られたスポーツノンフィクション。

 

※主人公として登場した「川端俊介さん」が今年の10月に亡くなられたそうです。

 

二塁手論

 

見栄えに拘っているうちは一流にはなれない。

視点を変えて目標を細分化し、地味な結果をひとつひとつ積み上げていくことが、実は成功への最短距離なのだ。

 

目から鱗の成功バイブル!

 

引用:二塁手論 現代野球で最も複雑で難しいポジション | 株式会社 幻冬舎 

 

井口さんの二塁手論。盗塁・セカンドの守備、大リーグの文化の話が中心の一冊

セカンドというポジションに興味があったから手に取ってみたが、最終的には人間的に学べることがたくさんあった、勉強熱心で、頭の良さも持ち合わせている方だと思う

 

 

メジャーリーガーの女房

 

メジャーリーグ挑戦にあたり、田口夫妻にはある決まりごとがあった。

「こんなはずじゃなかった」と絶対に言わないこと。

 

ところが、「こんなはずじゃなかった」ことだらけで、どこから突っ込めばいいのかわからないほど、二人の行く手は険しかった。

 

夫婦二人三脚、途中からは息子・両親も加わって、家族一丸で駆け抜けた激動の8年間。

悠々自適、豪華絢爛なメジャーの奥様生活なんて夢のまた夢だ。

笑いあり、涙あり、喜びあり、苦い思いあり。

 

ワールドチャンピオンに二度輝いた男「田口壮」を支えたヨメだけが知るメジャーリーグ挑戦秘話…

 

元メジャーリーガー、田口壮さんの奥様、田口恵美子さんの著書

嫁の立場から経験したメジャー生活、田口壮という男、仰木彬氏との関係など…

本当に面白い作品で、お金のプランのないメジャーリーガーが引退後に自己破産する理由がよく分かる。

 

マネーボール

 

1990年代末、オークランド・アスレチックスは資金不足から戦力が低下し、成績も沈滞していた。

 

新任ゼネラルマネジャーのビリー・ビーンは、かつて将来を嘱望されながら夢破れてグラウンドを去った元選手。

 

彼は統計データを用いた野球界の常識を覆す手法で球団改革を実行。

チームを強豪へと変えていく―

 

大リーグOAKアスレチックのGMビリー・ビーンを主人公に、セイバーメトリクスという概念を広めた一冊。

 

  • これまでの選手目利きを変えた「セイバーメトリクス」の導入
  • 目的のために非常な決断を下していくGMのやり方

 

手各々の特徴を分かりやすくしたり、球団が選手評価の一助に使ったり、今まで評価されなかった部分を改めて見出そうという概念このプロセスは本当に素晴らしい。

 

映画はエンタメに特化した開口を広げたつくりになっているので、野がファンは小説の方を是非読んでみて下さい。

 

イチローの流儀

 

イチローは、何を考えているのか―

大記録達成の苦悩、スランプ脱出法、試合前の徹底した準備、ユニフォームを脱いだオフの過ごし方まで。

独自の力を発揮する天才の日常とは? 

 

密着してその実情に迫り、好プレーを生む暮し方、逆風を楽しむ心、大切にしていることなど限りない進化の秘訣を解明する。

 

オリックス時代から現在までイチローの試合を最も多く観続けてきた記者が綴る、人間イチローの真髄。


引用:小西慶三 『イチローの流儀』 | 新潮社

 

イチローの番記者である小西慶三さんが2006年に執筆した本。

誰よりもイチローの試合を観たと自負する著者が、日米でのイチローの野球に対する哲学からプライベート言動の背景や思いを流麗な文章で記しています。

 

  • 「1日の反省はグラブを磨きながら。全ての事をよく振り返る」
  • 「難しい事を普通のプレーのようにこなす」
  • 「一生懸命やってます、はあくまで他の人から言ってもらう事であって自分から言う事ではない」

 

最弱球団

 

戦後たった3年間だけ存在した幻の球団「高橋ユニオンズ」(1954年~56年)

 

日本プロ野球史上唯一の個人所有による球団だった。

パ・リーグの創設の混乱のなかで急遽作られたチームは「ポンコツ」と「呑兵衛」の"寄せ集め"(ユニオン)と揶揄された。

 

負けてばかりの日々、10連敗、ノーヒットノーラン、そして稀代の投手スタルヒンの300勝、勝率3割5分をかけた「八百長」の最終試合……

 

3年間で146勝281敗8分、勝率.342という成績を残して消えた「史上最弱」のプロ野球チーム高橋ユニオンズの苦節と魅力を描いた一冊。

 

活性化の名目で生まれさせられ3年で姿を消した球団のドキュメント

これは野球ファンのみならず全スポーツファンに読んで欲しい一冊。

 

神様、仏様、稲尾様―私の履歴書

 

いつもてんでんばらばらなのに、ひとたびユニフォーム姿で集うと無双の力を発揮した。

その野武士集団・西鉄で「鉄腕」と呼ばれた日本プロ野球史上屈指の名投手の半生記。

奔放な明るさと破天荒な活躍ぶりが、閉塞した日本人に勇気を与える


引用:私の履歴書 神様、仏様、稲尾様 | 日本経済新聞出版社

 

1シーズン42勝、日本シリーズ全試合登板、豪快な逸話から内幕まで…

「神様,仏様」とまで言われた人が,率直にその人生を語っている作品。

 

"稲尾様"と呼ばれるまでになった名投手は、現代野球の投手分業制を批判している。

体を守るのではなく自分の限界に挑戦し、常人にはなし得ない技術、精神力をもってこそ真のプロであると。

その精神性があるがゆえに、歴史に多大なロマンを残し、神様とも呼ばれたレジェンドに畏敬の念を抱かずにはいられない。

 

あとがき▼ 

以上でおすすめの野球本のご紹介を終わりにします。 

野球というジャンルに絞っても、エンタメに特化した作品、一選手の考えを知れるもの、或いは考えさせられる作品まで様々なものがあります。

 

ここで紹介している本はいずれも、野球をより好きになれるようなモノばかりなので、是非読んでみて下さい。