【徹底解説】伏線とは?なぜ必要なのか?自分なりに考察

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「伏線」とは「アニメ」や「漫画」などの物語の見方を180℃変えたり、物語の展開に説得力を持たせるものとして非常に重要なものです。

 

今回は「伏線」の言葉の使い方、意味を「例文」を交えて解説していきます。

また「伏線」が秀逸な作品もお伝えしていきます。

 

 

「伏線」の意味とは?

伏線はストーリーの結果を予想させるための要因、謎は原因を探らせるための結果。

これらを行ったり来たりさせることで想像の幅が生まれる。

 

物語や作劇上の技術のひとつで、物語上において未来に起こる重要な出来事を、些細なかたちで前もって暗示しておく手法である。

 

読者や聴衆の失望を回避するため、あるいは感興を引き起こすために用いられる。

 

引用:伏線 - Wikipedia 

 

次に伏線の重要性に関して説明していきます。

 

物語に伏線を張る事の意味▼

物語の伏線は、後の展開に説得力を持たせるためのもの。

違和感とか唐突感を感じないように、伏線を使って物語全体のバランスを整える役割を担っている。

 

つまり「物語に伏線を張る意味」とは、物語がうまく運ぶように丁寧にわかりやすく進行するというのが本来のあり方であり、違和感を感じさせず物語を進めるためのもので、伏線自体は読者に気付かれないのが通常である。

 

ミスリードとの違い▼ 

ミスリードとは人を誤解させる誤ったっ方向へ導くといった時に使われる言葉です。

 

伏線と似た物語上の技術にフラッシュフォーワドと呼ばれるものがある。

 

伏線が暗示やほのめかしにとどまるのに対して、フラッシュフォーワドは物語上において後で描かれる場面の一部を、読者・観衆に前もって明示的に描出する手法である

 

wiki引用:伏線 - Wikipedia

 

「巧妙なミスリード」とは何かを知りたい方は「ぼくだけがいない街」を読んでみて下さい。サブタイトルの伏線のミスリードと回収がうますぎて戦慄します。

 

 

映画でしか出来ない映像トリック・ミスリードが組み込まれているのが「メメント」

 >>>【ネタバレ/解説】絶対2回見たくなる映画『メメント』感想!見なきゃ損の傑作

 

「伏線」の使い方と例文 

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適切な(物語の適当な味付け)伏線とは?

A:明らかな伏線として配置しておくもの。

フラグ。何度か取り出す鍵。

 

B:あとで読み返すと意味が変化する伏線。

物語世界の深度。

 

このように伏線が巧妙な作品は、終わらせることを前提に作られていて、その上で1話1話の密度と伏線、構成、必要性が極限まで高まっているイメージで進行していきます。

 

いくら緻密な伏線張ったところで物語をまとめあげる前に、こいつ実はなんも考えてないな、って思われたら読者に飽きられる。

伏線が特に深い意味を持たないものだったらそれは良い作品とは言えません

 

長く愛される作品は『伏線』が巧妙なのか?

伏線が巧妙で、全て回収される作品は良いものになる

 

長く愛される作品は得てして【物語】+『伏線』の構成が秀逸。

物語の風呂敷を広げて、あれ?これってどうなるの??

って期待が膨らむから、それが繋がった時の驚きと、感動は計り知れない

 

あらゆる場面において自然に納得できる演出や伏線回収が心地良い作品。

どれだけ期待させられるかと、良い意味で期待を裏切れるかは作者の力量次第となる

 

 >>>伏線の張り方・回収が秀逸なおすすめの漫画を徹底紹介 - アニメと漫画の読み物( ^^) _旦~

 

伏線ぶん投げ

「伏線ぶん投げは「絶対悪」と思っている方が多いですが、それは大きな誤解です。

 

これはよく誤解されがちなんだけど、回収されなかった伏線も、伏線を全てキッチリ回収してきれいにまとめて終わることより、伏線の魅力を殺さず、核心を解明せずに終わってなおかつ「凄い」と思わせることの方が遥かに難しい

 

もちろん全ての伏線をちゃんと回収してきれいに収束する終わらせ方だって相当難しいし、それはそれで見事ですけど、「収束してしまうゆえのつまらなさ」というのもある

 

伏線のように見える暗示、作中で実際にそのように話が進む展開

あるいはそれが誤解であることが説明されて開示されるのも、あくまで「物語の作法」であって、そうしないといけない決まりなんてのはありません。

 

伏線:例文 

伏線の例文を創ろうかと色々考えたのですが、無理でしたすいません。

 

現実に触れたことのある身近な伏線だったら

  • 「ちょっと川の様子見てくる…。」 

凡人すぎて最早こんなのしか思いつきませんでした。

重ねてお詫び申し上げます。

 

  • 伏線とフラグの違いについてですが▼

よく言われる「フラグと伏線」は定義的には違いはないはずです

論理性の強い伏線の話とパターン性の強い(テンプレ)伏線の話を切り分けたい人とかが使い分けてる印象があります。

 

しかし、この記事にを書くにあたって色んな「伏線・例文」に関する記事を漁っていたら、まさかの「伏線」という言葉を使って短い文を作っているというねw

 

「この小説は随所に伏線が張られており読み応えがある」

 

「そういえば主人公の妻の言動がどこか不自然なように思っていたが、終盤で病死することの伏線になっていたのか」

 

「作者としては壮大な設定とストーリー構想を持っていたらしく、作中に様々な伏線を張っていた」

 

いやそうじゃねーだろ(笑)

 

伏線の使い方がうまい作品はこれ▼ 

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最も伏線が優れている漫画として「進撃の巨人」 を上げてみました。

 

母親を殺された化け物への憎悪(巨人という憎むべき対象)という物語の導入から

数多の伏線と回収、タイトル回収までのミスリードと、物語の根幹を成す幾つもの事実が明らかになり、当初見せてた世界から180度視点が変化していく。

 

物語の軸を見せずにいかに伏線を隠しながら物語を構築していくか

一度伏線が明かされた時に連鎖的に伏線を予想させ、ミスリードに違和感なく誘い込むかといった、物語における多重構造の情報量に度肝を抜かれた人多いはず。

 

伏線・考察などがした人は「進撃の巨人」読んでみることをお勧めします。

この作品がどういった結末で完結するのか終焉を見守っていきたいです。

 

 

あとがき▼ 

キャラクターの説明、伏線を張る、回収する、観客を飽きさせない話の展開、そして感動を作品に落とし込む作者の方には頭が上がりません。

今後も素晴らしい作品に期待していきたいです。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。