『どうぶつの国』 ガッシュ作者(雷句誠)弱肉強食を描いた漫画のネタバレ・感想(見所紹介)

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動物が溢れる世界で繰り広げられる愛と冒険の物語『どうぶつの国』の魅力を、僕の感想(ネタバレ)を交えてご紹介していきます。

 

「金色のガッシュベル」で有名な雷句誠が描く、残酷な現実と、それに立ち向かうどうぶつの姿が迫力たっぷりに描かれている漫画です。

 

当記事では、そんな『どうぶつの国』 のあらすじや登場人物、見所などを紹介していくので、是非最後までご覧ください。

 

ガッシュの雷句先生の次回作

最初に、弱肉強食がテーマの笑いありバトルあり涙ありの感動する『どうぶつの国』 の設定やあらすじをお伝えしていきます、

 

作品の概要や作者について▼

  • ジャンル:少年漫画
  • 作者:雷句誠
  • 掲載誌:別冊少年マガジン
  • 巻数:全14巻

 

一匹ぼっちで暮らすタヌキのモノコはある日、爪も牙も持たない種、「ヒト」の赤ちゃんを拾う。しかしこの「ヒト」の鳴き声が世界を変える!

 

どうぶつだけの星に人間の赤ちゃんが流れ着いて成長

動物だけの世界にすべての動物のことばをつかえる人間の赤ちゃんが出現 

弱肉強食の世界に変化が・・・的な感じで物語が出発していく

 

特に序盤は読み進めたら止まらない作品となっている

 

あらすじ▼ 

動物たちが暮らす弱肉強食の星「どうぶつの国」に現れた人間の赤ん坊タロウザ。

 

母親としてタロウザを育てるモノコ達の暮らしや、生きていくための戦いを経て、タロウザは草食動物と肉食動物とが仲良く暮らす方法を模索していく…

 

wiki:どうぶつの国 - Wikipedia 

 

 

 

名前がダサい『どうぶつの国』 の主な登場人物

『どうぶつの国』の登場人物はほとんどが可愛い動物

ガッシュとはまたひと味違い、登場人物の全てを悪と描かない作風にとても新鮮味を感じまず。そんな『どうぶつの国』 登場人物を紹介していきます。

 

タロウザ 

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(出典:『どうぶつの国』)

 

育て親であったタヌキの母親を肉食動物に殺された人間のタロウザは、川でモノコに拾われる。

 

タロウザは、動物みんなが仲良く暮らせる世界にしようと、全ての動物の鳴き声を統一するために旅に出るが、数々の試練が待ち受けていた。

 

カプリ

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(出典:『どうぶつの国』)

 

ライオンに育てられた人間の女の子

強いことが正義だと主張するカプリ。

強いものに我慢をしいてでも全ての生き物が平和に暮らすべきだと主張するタロウザ

二人は同じヒトという種族だが、環境が対立している。

 

リエム

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(出典:『どうぶつの国』)

 

ゴリラ達が暮らす楽園ジーン・グレイルにいる、ゴリラに育てられた人間リエム

ときどきみせるリエムの表情が最高。だかわいいだけじゃなくて毒がある表情なのが好き。雷句先生はこういう女の子を描かれるのが巧い

 

モノコ  

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(出典:『どうぶつの国』)

 

 「どうぶつの国」に暮らすタヌキのモノコ。

両親を大山猫に食べられ一匹ぼっちになってしまったモノコは、ある日、見たことない動物…人間の赤ちゃんを拾う!

 

ビジュアルがチョッパーのようでめちゃくちゃ可愛い   

 

 

他の登場人物は動物に育てられたヒトが数人、後は全て動物なのです。

キャラの造形などはガッシュを読んでいた人間にとっては懐かしくなるようなビジュアルのキャラばかりで、最高です。

 

 

『どうぶつの国』 の見所(ネタバレ含む)

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 『どうぶつの国』 は題材もそうですが、ストーリー展開や表現力が卓越しており、読む手を止められないほど面白い作品となっています。

そんな『どうぶつの国』 の見所を厳選して紹介していきます。

 

 「弱肉強食」が題材で考えさせられる

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(出典:『どうぶつの国』)

 

「弱肉強食」がルールだった「動物」の世界の中での「人間」を描く。

個人的には、「人間」としての自分の生き方を考えさせられる漫画。

 

肉を食う物、草を食う物、弱肉強食の自然界の中で共に手をとり生きていくことはできるのか、という理想の理想を剥き出しで描こうとしている。

そして、じゃあ人間はどうする?と、考えさせられるものだ。

 

金色のガッシュベルとどうぶつの国。

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(出典:『どうぶつの国』)

 

どちらも押しつけられた秩序への抵抗なのだけれど

ガッシュは造られたルールに対する抵抗

 

どうぶつの国は摂理に対する抵抗。

「どうあがいても解決しない弱肉強食という現実」をテーマにしている

曲げられない摂理から受ける現実は辛く悲しい。

その中でも前を向いて進んでいくことが描かれている。

雷句先生こういう重い話も描くんだなと驚いた

 

本当に少年漫画

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整ってるとは言えないない絵柄なんだけど、良いシーンの良さがすげぇーの。

 

味方が野生動物だけに、容赦なくどんどん傷ついて死んでく。

巻が進むたびに、つらくて悲しくて目を覆いながらも読んでしまう。

動物ゆえの純粋さなどが感じ取れて動物らしくて泣ける。

ガッシュの時もそうだったけど。「これぞ少年漫画」みたいな感じがする

 

笑い、怒り、バトル、感動、涙、全てが詰まった最高の作品です。

 

表紙よりシリアス

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(出典:『どうぶつの国』)

 

題材が要するに「弱肉強食の連鎖を止める」なので、 動物たくさん(登場人物ほとんど人外)でこの漫画大好きなんだけど、結構内容がシリアスで苦しい。 

 

難しいテーマだけに少年誌でどう表現するのか作者の葛藤見え隠れする。

「弱肉強食」が当たり前の世界に対して訴えたり、登場人物(動物)の心からの叫びのシーンは、号泣モノ。

 

 

 

あとがき▼

ガッシュの雷句先生の作品という割には知名度が低い作品なように思えます。

7巻までの少年編までの少年漫画感が凄まじく、キャラのビジュアルも似ていてガッシュと比べてしまうと、青年編以降の展開、最後も駆け足感があり物足りないという印象が拭えませんが、作者らしい熱い盛り上がりで完結しています。

 

ガッシュに触れたことがある方は是非この機会に読んでみて下さい。