感想/内容紹介『ぼくらの』強烈に「生」を感じる「死」の鬱SF

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『ぼくらの』の魅力を紹介していきます。

 

突如現れた2体のロボット。1体をココぺリが操り、もう1体の“敵”との戦闘が開始される。

 

自らを宇宙人と明かすココぺリは、最初の戦いを終えると「この後は君たちが地球を守るんだ」と言って姿を消してしまう。

 

これは、本当にただのゲームなのか…?

 

『ぼくらの』はここが魅力

ハートフルボッコSFロボット漫画

  • ロボットSFにしてはかなり異質なというか設定から人物からなにもかも重い。

近未来の日本を舞台に、謎の超技術で作られた巨大ロボットを操り、地球を守る為に戦う少年少女たちが、自らの人生、家族や社会の意味などを問い直してゆくSF。

 

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(出典:『ぼくらの』)   

 

死を目前として少年達は何を思いどんな行動するのか?

  • 命を燃やして動くロボット「ジ・アース」

異世界から現れる敵ロボットから世界を守るためにロボットに乗らされる中学生たち。

ロボットは命と引き換えに動き、負ければ地球は滅亡。でも操縦者は必ず死ぬ

 

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(出典:『ぼくらの』) 

 

  • 『理不尽な社会・運命の中で自身の人生を見つめなおし、死を受け入れていく』

 

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(出典:『ぼくらの』)   

 

自らの命を賭してまでこの世界は存続に値するのか。少年少女は自らの境遇を通し、悩み、悩み、答えを出しながら戦っていく。そして徐々に明かされるゲームの真相。

敵とは何か。ゲームとは何か。読み始めたら止まらない。

 

極限状態の少年少女のドラマ

人間ドラマがこの作品の最大の魅力で、友だちが死んで次のパイロットに選ばれる=死の宣告を受けてから、残された生きている時間の描写がメイン。

容赦ない展開で絶賛鬱展開ですが、葛藤しつつ最後まで頑張る少年少女のハートフルボッコストーリーがすきな方には、お勧め。

 

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(出典:『ぼくらの』)   

 

戦いに隠された意義が明確にされているので非常に分かり易い内容だと思います。

突拍子もないけれどシンプル

とても静かな作風でとても冷たい外用ですが中に触れたらとても熱い。

優しく残酷で、人間という物を描いた作品となっています。 

 

単行本▼ 

 

まとめ

最後までご覧いただきありがとうございます。

『ぼくらの』を紹介しました。

巨大ロボットを扱った漫画としては異色の漫画で、ロボットものでありながら、一度戦闘すると勝ってもパイロットは死ぬ。負ければ地球が滅びる。しかもパイロットはほぼ全員が中学生。悪趣味な設定なので、絵柄も含めて人は選ぶ作品だとは思います。

しかし命の価値、犠牲と責任について強いメッセージ性を感じる漫画です。

興味があれば読んでみて下さい。