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感想/内容紹介『さよなら絶望先生』ツボを付いてくる強烈な風刺ギャグと驚愕のどんでん返し

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『さよなら絶望先生』の魅力を紹介していきます。

 

桜咲く4月。

希望に胸を膨らませた登校途中の少女が、桜並木で出会ったのは、新クラスの担任の先生だった……。

そこまでは良い話。

 

その先生の名は糸色望。学校から飛び下りたり、すぐ不登校になったり、超迷惑なネガティブ教師だった!

 

通称「絶望先生」が引っかき回すクラスでは、予想不能な事件が毎回毎回起きるのです!

 

『さよなら絶望先生』はここが魅力

死にたがり主人公糸色望先生。

主人公であるネガティブですぐ絶望しちゃう教師とポジティブな女子高生を中心とした物語、立ちすぎてるキャラ達に振り回される先生。これがクセになる作品

 

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(出典:『さよなら絶望先生』)

 

ストーリーが進むにつれ、少しずつ絶望にさよならを告げるがごとく、前向きになっていく主人公の心理描写が素晴らしい。

 

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(出典:『さよなら絶望先生』)

 

個性豊かなキャラと危険な羅列ネタが魅力

  • 世の中の風刺を、笑いを交えて批判的に取り上げ、自虐ネタで突っ走しる。

和風モチーフな作風や、純文学の世界観がある雰囲気の中に、小ネタから風刺ネタが息つく間もなく飛び出し、そこに20世紀末のメディアファクトリーを想起させる実験的で統一性のない世界観がまさにカオス

 

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(出典:『さよなら絶望先生』)

 

  • オタクを辛辣に切ってる所とか痛快。でも、なんか悲しい。

ネットが普及し切って、ネットが当たり前になったところに、スマホが入って来て、そして震災が起こる。というあの2000年代後半~2010年代初頭の社会・風俗を風刺という形で扱っていて、風刺ネタがブラックすぎるギリギリのところをいくのが面白い

 

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(出典:『さよなら絶望先生』)

 

1話完結のただのギャグ漫画……かと思えば、終盤『驚愕の展開』

  • ブラックコメディなのにラストは鬱展開という前代未聞の漫画。

終盤29巻の後半から凄い勢いで伏線を回収し、シリアスとギャグを間に挟みながら、『絶望先生』と少女たちの物語を回収して綺麗に終わる。

 

ラスト近くでわかる最初から張り巡らされてた伏線。

ラストを知ってから読み返すと鳥肌立つ、ギャグ漫画がラストに向けてシリアスに畳まれていくざわざわした感じは、ホラーSFと言っていい

 

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(出典:『さよなら絶望先生』)

 

単行本▼ 

 

まとめ 

 最後までご覧いただきありがとうございます。

『さよなら絶望先生』を紹介しました。

風刺ギャグの過激さ、構成の巧みさ、羅列ネタや隠しキャラなどの小ネタなど、最初から最後まで不条理ギャグを凝縮して笑い飛ばしてるみたいな作品です。

興味があれば読んでみて下さい。