感想/内容紹介『PandoraHearts』大量の伏線とミスリードが魅力のダークファンタジー

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『PandoraHearts』の魅力を紹介していきます。

 

【お前の罪…それは――、お前の存在そのものだ。】

15歳の成人の儀に訪れた紅き厄災・・・その身に覚えのない罪により、永遠の牢獄アヴィスに堕とされたオズ=ベザリウスは「アリス」と出会う――。

抗えない運命の歯車が、絶望へと誘うかのように・・・。

 

『PandoraHearts』はここが魅力

『不思議の国のアリス』、『鏡の国のアリス』等の童話がモチーフの物語

  • 童話を下敷きにした身に覚えの無い罪・失われた記憶を追いかけるファンタジー。

主人公オズが、見に覚えのない罪によって不思議な監獄に堕とされ、そこにいた黒ウサギとアリスの契約をして飛ばされた世界で己の罪を探す物語

主人公が己は一体何者なのか?自分の罪とは何か?

答えを求め、仲間と共にもがき苦しみながら旅をしていくシリアスな作品

 

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(出典:『PandoraHearts』) 

 

鬱くしいという言葉が似合うダークファンタジー

この作品の面白さは、「主人公が一体どういった情況に陥っているのかまるで解らない」事にあると言える。

何故アヴィスへ落とされたのか?バスカヴィルとは何か?

多くの謎がちりばめられており、それらの理由は検討もつかない。

 

しかし謎を放置すると大変になる事は暗示されており、少しずつ明かされる真実や、襲い来る現実は予想だにできない恐ろしいものも多くあり、鬱展開に悶絶する。

 

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(出典:『PandoraHearts』) 

 

張り巡らされた大量の伏線とミスリード

  • 主人公オズやアリスには様々な謎があり、伏線も至るところで描かれている。

最大の魅力は、張り巡らされた伏線をただ信じていいのか分からなくなる程の話の構成力。物語が入り組み、最後まで読まないと結末がわからない展開

 

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(出典:『PandoraHearts』) 

 

  • 登場人物の価値観、言動、目的に対する理由づけと感情描写も相まって

裏切りと誤解が溶けることによるどんでん返しを何回も何回も繰り返すことで、カタルシスを演出いている。大体ページを捲る度に驚くので読み応えが凄くある。  

 

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(出典:『PandoraHearts』) 

 

単行本▼ 

 

まとめ

最後までご覧いただきありがとうございます。 

『PandoraHearts』を紹介しました。

張り巡らされた大量の伏線とミスリード、様々な立場の登場人物

各キャラの物語を踏まえての成長、綺麗な色彩の絵に惹かれ、読者をミスリード迷宮に落とす、作者の本気の悪ふざけが、最終巻までぎっちり詰まりに詰まってる作品です

興味があれば読んでみて下さい。