感想/内容紹介『ふたつのスピカ』ノスタルジックな雰囲気が漂う切ないけど心暖まる作品

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『ふたつのスピカ』の魅力を紹介していきます。

 

西暦2010年、日本初の有人宇宙探査ロケット「獅子号」は市街地に墜落して多くの死傷者をだす惨事となった。

 

事故で母親を失った少女「アスミ」は事故機のパイロットの幽霊「ライオンさん」と出会い、宇宙飛行士を目指すようになった。

 

『ふたつのスピカ』はここが魅力

宇宙飛行士を目指す女の子とその仲間のお話。

  • 少年少女が宇宙飛行士になる『夢 』を目指す

宇宙開発が身近になった近未来のお話の中で、宇宙飛行士訓練学校で出会った5人が、友情や各登場人物の宇宙への思い、過去との葛藤を描いた心温まるSFファンタジー

 

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  (出典:『ふたつのスピカ』)

 

常に優しい絵柄ながらも思春期の苦悩や過去(ロケット墜落事故)のしがらみ、悲劇もしっかり描かれていて、それでいて優しく収束させていく流れに心揺り動かされます 

 

主人公アスミにだけ見えるライオンさん

  • 悩みの多いアスミの傍に常におり、優しい言葉をかけて励ますイケメン。

 

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  (出典:『ふたつのスピカ』)

 

日本初の有人宇宙ロケット獅子号に搭乗し、墜落事故により死亡した宇宙飛行士の幽霊。ライオンの被り物をしていて、素顔は見えない。アスミにだけ見え、幼い頃から宇宙飛行士としてのトレーニングを行い、彼女を見守っている。

 

ライオンさん自身の生前が語られる事も多く、あーーーってなる。

 

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  (出典:『ふたつのスピカ』)

 

本作の最大の魅力は主人公アスミに尽きる。彼女を暖かく見守っていた誰もがそうであるようキャラの幸せを祈ったのは何時以来か。

キャラが色んなことに悩んで、ツラいことも乗り越えて、としっかり"生きてる"

 

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(出典:『ふたつのスピカ』)

 

何も悲しくないのに、雰囲気が悲しくノスタルジー。

  • プラス方向にもマイナス方向にも(軽く鬱になる人も)。 

ほのぼのとした絵柄からは想像もできないほど心揺さぶられる…

宇宙で近未来なのに昭和の空気漂うノスタルジックな雰囲気。

寂しさ混じりのあたたかい雰囲気。

 

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  (出典:『ふたつのスピカ』)

 

切なくてどこか懐かしくなる近未来な話しを描くって斬新に心に響く、難しい事考えなくても読めるのに読み終わったら難しいこと考えてしまう、そんな作品。 

 

 

単行本▼ 

 

 

まとめ 

最後までご覧いただきありがとうございます。

『ふたつのスピカ』を紹介しました。

初めて読んだのに懐かしい、寂しく“ノスタルジックSF”のに位置づけられる作品です

興味があれば読んでみて下さい。