今回は様々な『戦争映画』を選んでみました。
戦争を題材にした映画。世界的大ヒットとなった作品や、歴史に残る名作からおすすめ映画をご紹介
まだ未視聴の作品があればチェックしてみて下さい。僕の感想と一緒に楽しんでもらえれば幸いです。
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『独裁者と小さな孫』
架空の国を舞台に、独裁国家がクーデターによって崩壊し、地位を追われた独裁者と幼い孫の逃亡劇を寓話風に描く。たった2日間の逃避行の物語。
傷つけた者に助けられ、傷つけられた者を助けるうちに、正義や敵は曖昧になり、傲慢な殻がほどけていく。
イランから亡命してアラブの春も見てきた監督の率直なメッセージが非常に響くラスト。エンドロールの波の音がいつまでも耳に残る
(出典:『独裁者と小さな孫』)
『縞模様のパジャマの少年』
ユダヤ人収容所に赴任した所長の子供と、強制収容所にいるユダヤ人の少年の交流の物語。
立場を越えた心の交歓とかそんな話ではなくて、ただただ悲劇。終わった後は衝撃でしばらく呆然とする。
序盤からいつ何が起こってもおかしくない場面ばかりで、8歳の少年が「選別」用の服の意味を理解していき、優しいパパが「国家のため」と口にするうち人相が変わっていく過程を経て、衝撃的な結末を迎える。
(出典:『縞模様のパジャマの少年』)
『アメリカン・スナイパー』
イラク戦争で160人の敵を射殺し「英雄」と呼ばれた米軍の狙撃手を描く。一見、ただの英雄物語風。
リアルな戦闘シーンや心の傷を抱えた主人公の姿を通して、戦争に対する疑問を提示する
PTSDを発症し壊れていくクリスは、とてもリアリティーがあり、アメリカの英雄のありかたに疑問を投げかける大作
家族の愛情や努力もあり、やっと自己を取り戻したと思った所で、衝撃のラスト。エンドロールには一切の音も流れない。故障ではなくイーストウッド監督の意図的な演出で余韻に浸れる
(出典:『アメリカン・スナイパー』)
『草原の実験』
ソ連影響下の中央アジアと思しき草原で暮らす父娘の物語
カット1つ1つが美術作品のように綺麗。見始めてから最後までずっとセリフがない。言葉が無い故に目が手が物語を紡いでゆく。
人間や風景の表情で見せる演出が新鮮、一見素朴なほのぽのした物語かと思わせておいて、衝撃のラストシーン、最後に少女達が見たものは…戦慄…言葉を失うほどに素晴らしい作品。
(出典:『草原の実験』)
『ふたつの名前を持つ少年』
ユダヤ人少年が終戦まで生き抜いた実話。
ユダヤ人であることを隠すため名前を変えて、ナチスからひとり逃げ続けたポーランドの少年の物語。
農場を転々と渡り歩き、何度も命を狙われ、瀕死の大怪我まで…実話に基づくもので、最後にモデルとなった本人が登場して、歴史の重みを感じ、戦争と人種差別はイカンとしみじみ思う。
(出典:『ふたつの名前を持つ少年』)
『ハート・ロッカー』
イラクに派遣されたエリート爆弾処理兵の物語。
冒頭で爆弾の威力を見せつけられるので、解体作業時の緊張感が凄まじい。
何度も極限状態を潜り抜ける内に、危険な爆弾処理の事が頭から離れなくなる様は、まさに冒頭にでる「戦争は麻薬だ」というメッセージの通り
戦争映画だけど静かで、爆弾処理班というちょっと特殊なテーマが、独特の緊張感と世界観を作り出してて良き映画
(出典:『ハート・ロッカー』)
『ホースソルジャー』
9.11直後タリバンへの反撃の為に、最初に戦地へと向かった米陸軍特殊部隊の12人、彼らの偉業を描いた実話に基づく作品。
反タリバン勢力との交流。激しい戦闘。勇壮な騎馬シーン、空爆やGPSなどを多用した近代戦争描写が迫力あり、アメリカ英雄モノの中でも最も大味な方面に振り切った作品の一つ。
(出典:『ホースソルジャー』)
『ローン・サバイバー』
アメリカ海軍特殊部隊史上最悪の惨事と呼ばれる『レッドウィング』作戦で戦う兵士達の実話に基づく物語。
圧倒的な臨場感。圧倒的な恐怖。圧倒的な無慈悲。地獄の底のような容赦ない戦闘シーンが徹底描写される
タリバンに囲まれ四面楚歌になったウォールバーグ、キッチュ、ハーシュ、フォースター4人の手に汗握る激しい銃撃戦、息遣いや痛みがリアルに伝わり一秒たりとも目が離せない
アフガニスタンの軍事作戦をテーマにしつつ、作品は、純度100%にアメリカ映画的な幕引きへと到達する。
(出典:『ローン・サバイバー』)
『遠すぎた橋』
ノルマンディ上陸作戦後のナチス対連合軍。唯一の失敗した「マーケット・ガーデン作戦」を描いた映画、いつの時代も無能な上層部に、現場の兵士は翻弄される。
「マーケット・ガーデン作戦」の立案から失敗までを描き、現場を無視したり、作戦の成果を不当に高く評価したりと上層部の無能っぷりがフィーチャーされている。
秀逸なのはその視点の公平さ。「悪のドイツ兵を英米兵がバッタバッタとなぎ倒す」のではなく、英米独軍に加え、人間同士の戦いとしてドイツ軍をちゃんと描き、巻き込まれた現地オランダ民間人もしっかり描かれている。
(出典:『遠すぎた橋』)
『炎628』
第二次大戦中ロシアにおけるナチスの蛮行を描いた凄惨な映画
モスクワの西、白ロシアと呼ばれる地域の628カ所の村が、ナチスの特別行動隊によって焼き払われたという事実を映画化。生き延びた兵隊に憧れる少年の視点で物語が進んでいく。
戦争映画って戦争の悲惨さを描きつつも、結局主人公のヒロイズムで物語をまとめちゃってる所があると思うんだけど、これは全然違う。主人公は何も出来ない"
自分が見たどんな戦争映画より恐怖を感じた戦争映画。爆激音、ナチスの神経戦の音楽攻撃など戦場の悲惨さ、これほど戦争の悲惨さがダイレクトに伝わってくる映画も無い。
(出典:『炎628』)
『戦場のピアニスト』
第二次世界大戦の中、ユダヤ人が本当に人として扱われてない時代、1人のユダヤ人ピアニストが、孤独に生き抜く実話を基にした物語。
ユダヤ人側の作り手が描くユダヤ人虐殺の歴史。ユダヤ側、ドイツ側の人間を同等の"人間"として描く、その誠実な姿勢に感服
ユダヤ人家庭に突然ナチスが上がりこみ、立てという命令にそえない老人を、車椅子ごと3階のベランダから投げ落とす場面が衝撃的、生々しい戦場、ユダヤ人虐殺、考えさせられることが多い映画
(出典:『戦場のピアニスト』)
『ライフ・イズ・ビューティフル』
ユダヤ人迫害をユダヤ系イタリア人の親子の視点から描いた作品
第二次世界大戦中に、ナチのユダヤ人強制収容所に収監されたある一家の物語を、ユーモラスかつ温かな視点で描く映画
強制収容所で子どもが怖い思いをしないよう、お父さんが素敵な嘘と演出で地獄のような収容所生活を乗り切る。極限の状況でも希望と笑いを失わない。ハンカチどころではない、バケツが必要
ユダヤ人迫害という重いテーマにしていながら、涙や残酷なシーンなどでその悲惨さを訴えるのではなく、監督・脚本・主演を務めたロベルト・ベニーニがコメディタッチ満載に仕上げた素晴らしい作品。
純真無垢な息子が父親のいう事を信じ、ラストへ繋がる。明るく前向きなユーモアで人生の美しさを表現する。
(出典:『ライフ・イズ・ビューティフル』)
『太平洋の奇跡フォックスと呼ばれた男』
大東亜戦争(太平洋戦争)で激戦が繰り広げられたサイパン島で、抗戦を続け民間人を守り通した大場栄大尉(通称フォックス)率いる日本兵達の物語。
サイパン島で最後まで抵抗した指揮官が史実に基づいて描かれており、投降に対する日米の考えの違い、戦争を題材にした映画ではあるが、ゲリラ戦の内容についてはほとんど描かれておらず
大尉並びに大尉に付き従って山に籠もった兵隊、民間人の葛藤を中心に描かれています。日本映画らしい描き方の作品。
(出典:『太平洋の奇跡フォックスと呼ばれた男』)
『私は貝になりたい』
戦時中、上官の命令で米軍パイロットを殺害。戦後、戦争犯罪人として、絞首刑となった、元日本軍二等兵の清水豊松の死刑執行までの日々を綴った名作
ひとりの善良な市民が戦犯として裁かれ、極刑に処せられる。戦争の不条理と残酷を等身大で描いて価値ある作品。
タイトルは、絶望の果てに遺書。「もう人間には二度と生まれてきたくない。生まれ変わるなら、深い海の底の貝になりたい」
(出典:『私は貝になりたい』)
『独裁者と小さな孫』
架空の国を舞台に、独裁国家がクーデターによって崩壊し、地位を追われた独裁者と幼い孫の逃亡劇を寓話風に描く。たった2日間の逃避行の物語。
傷つけた者に助けられ、傷つけられた者を助けるうちに、正義や敵は曖昧になり、傲慢な殻がほどけていく。
イランから亡命してアラブの春も見てきた監督の率直なメッセージが非常に響くラスト。エンドロールの波の音がいつまでも耳に残る
(出典:『独裁者と小さな孫』)
『フューリー』
第二次世界大戦の米対独を描いたブラピが主演の戦争映画。
戦車での戦闘シーンは物凄くリアルに表現されており、人間ドラマとしても見応えがある。
ブラット・ピットの演技もそうだけど、新人が戦争の現実を知り、どんどん戦争の狂気に駆られて、心が壊れる所が怖い。
リアリティを追求した戦闘描写、迫力満点のアクション、戦場の劣悪な環境がいかに人を変えてしまうかが、巧みに描き出されている
(出典:『フューリー』)
『ダンケルク』
クリストファー・ノーラン監督が初めて挑んだ実話
敵地で孤立した兵士たちの"絶望の1週間"。彼らを救おうと急ぐ小型民間船の"緊迫の1日"。
無防備な海と陸を守るため奮戦する空軍パイロットの"決死の1時間"。
孤立した島で敵軍が包囲し撤退を進めていく状況を陸海空、3つの視点で物語は語られ、その視点が劇中の一番ピークを迎えるところで集約していく
戦争映画と言うと派手なドンパチを期待しがちだが、本作にはそれがない、史実どおり忠実に戦争を再現し、圧倒的なリアリティがある作品。
(出典:『ダンケルク』)
『U・ボート』
ドイツ軍の潜水艦Uボートの末路を描き、物語はUボートの艦内を舞台として、極限状態における人間のありようをリアルに描いた戦争映画
「深海の英雄」と呼ばれたUボート乗組員達。だが実際の戦闘は深い深い絶望の連続、生きて還ることを望んだ兵士達の物語
極限状態で起こる密室パニックに緊張感、それらを乗り越えた先のラストシーンの虚無感。恐るべき虚無エンド。
徹底したリアル極まりない描写と、あまりに悲惨で空しい結末は戦争映画の最高峰と呼ぶにふさわしい。
(出典:『U・ボート』)
『レディエージェント』
第二次大戦中の連合軍が女性スパイをナチスに潜入させる戦争映画。
ノルマンディー上陸作戦の情報を得た独大佐を暗殺すべく、躍動する特殊部隊の女性たちの実話
実話を元に作られていてドイツに恨みを持つレジスタンス。ストリッパーや色気で接触したり、リアルな拷問シーンなど、ナース服の戦闘が見れる。
(出典:『レディエージェント』)
『スターリングラード』
スターリングラード攻防戦を独軍視点で描いた涙すら凍る極寒の作品
第二次大戦の独対ソの最前線でも、悲惨で有名な攻防戦を舞台に、ソビエト連邦の英雄狙撃兵がモデルの、スナイパー同士による戦争映画
その戦場に救いはない。雲霞の如き敵よりも恐ろしいのは極寒と非情な上官。
「銃は2人で1丁、弾は1人4発」といった発言や、退却した味方を督戦隊が機銃で射殺するなど、ソ連を味わうことができる。
(出典:『スターリングラード』)
『野火』
戦争の本当の恐怖と虚しさを描いた作品。
「フューリー」「アメリカン・スナイパー」を遥かに超えるリアルさ、英雄もなく誰も美化されることもなく、戦争映画にありがちな、ドラマチックさはなく、ヒーローもおらず、悪役もいない。
敵からの攻撃だけでなく、餓死、病死、絶望からの自決、果ては仲間を殺して人肉食までリアルに描いている。
ごく普通の人間が、ギリギリの正常さと、そのすぐそばにある狂気の、その境界線上をよろよろと彷徨う作品。
(出典:『野火』)
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