殿堂入り!おすすめの青年漫画30選!【2018年最新作から懐かしの名作まで】

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今回は様々な『青年漫画』を選んでみました。

おすすめの作品ばかりです。 まだ未読の作品があればチェックしてみて下さい。僕の感想と一緒に楽しんでもらえれば幸いです。

 

『僕だけがいない街』

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"リバイバル"という能力をもつ主人公。母親が殺されたことをきっかけに18年前に戻され、当時起こった連続誘拐殺人事件に立ち向かう物語

謎とヒントを与え続けながらグイグイ読み込ませていく。

張り巡らされた伏線や最終決戦での怒涛の展開、犯人が判明するシーンや、駆け引きのシーンにドキドキ

最終話の展開含め、あらゆる方向からの「ミスリード」とその中真実に近づく「スリル」への追求に尽きる。一気読みしたくなるミステリー漫画

 

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(出典:『僕だけがいない街』)

POINT
  • 全9巻
  • タイムリープを使ったミステリーもの 
  • タイトルの真意にはシビれる丁寧な作品 

 

『リクドウ』

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ボクシング漫画で今一番熱くなれるのがこのリクドウ

主人公の生い立ちがハードモードなので、一話から夢も希望もない最悪の立ち上がり方をする、基本的に内容が物凄く重い。

でも絵が滅茶苦茶綺麗で、壮絶な幼少期を過ごしたことでハングリーどころか狂気すら感じる主人公のボクシング漫画。

初連載にしてこの画力、話の強烈さとリンクする臨場感がマジ凄い。

 

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(出典:『リクドウ』)

POINT
  • 既刊17巻(2018年7月現在)
  • 生い立ちがハードすぎてちょっと鬱 
  • リアルなボクシング描写と絵から伝わる迫力 

 

 『無限の住人』

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不老不死の剣客と親の仇討ちを誓った娘の物語

架空の江戸時代、賞金稼ぎに妹を殺され、怒り狂い100人相手に斬り倒した果て、謎の老婆に不死身の体にされた侍、逸刀流なる剣士集団に両親を殺され復讐を誓う少女、二人が出会い絆を深めながらも、互いに生きる目的を見出だしていく物語。

画力は作者が美大卒だけあって作画が抜群。絵だけで一見の価値あり

終盤は、深み・アクション・ストーリーが盛り上がり、伏線の回収で面白みが増し、時代に翻弄された逸刀流の結末や、中盤は、不死者である主人公を人体実験にかける重い話

最強の剣士たちの戦いなど見せ場も多く、仇討ちの少女の苦悩も答えを描き、ストーリーに深みが増していく

 

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(出典:『無限の住人』)

POINT
  • 全30巻
  • 拷問フェチの作者による、他では見られないような強烈な描写

 

『魔法使いの嫁』

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頭が骨+角の生えた人外の魔法使いが、心に深い傷を負った15歳の少女を弟子兼嫁として買って、一緒に暮らしながらお互いに足りないモノを埋めたり知ったりしていきながら、絆を深めあう物語

舞台は現代のイギリスですが、妖精やドラゴンや吸血鬼など、ファンタジー要素が盛り沢山、男女問わずオススメ出来るタイプの世界観溢れる良き漫画です。

 

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(出典:『魔法使いの嫁』)

POINT
  • 既刊10巻(2018年9月現在)
  • 王道ともダークファンタジーとも違う独特の世界観

 

『ヒストリエ』

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舞台は紀元前、後にアレキサンダー大王の書記官となるエウメネスの波乱に満ちた生涯を描いた歴史大作

紀元前4世紀の古代ギリシアを舞台に、奴隷がいるのが当たり前、その人命なんて財産としての価値しかない世界。

実在した人物であるエウメネス波乱万丈という単語すら生温い人生を、当時の時代背景としてとても残酷な物語でもある。

2003年に連載開始して14年かけて10巻と進行は遅めだけど、内容は面白すぎて困る。汎用性が高い名言も多い。 

 

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(出典:『ヒストリエ』)

POINT
  • 既刊10巻(2017年3月現在
  • 「寄生獣」の岩明均が描く歴史漫画。

 

『BLUE GIANT』

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世界一のジャズブレイヤーを目指して、ひたむきに進む若者の物語。

音のない漫画というツールで、紙を突き破って大のサックスの音が聞こえてくるような臨場感に、心が動かされること間違いなし

主人公がジャズに惹かれて、何の知識もないままサックスを吹き始め、毎日河原で独学で練習をする。そんな大のサックスの音は、技巧こそないものの思いが乗った力強いものとなる。

ジャズの魅力をジャズ好きならず、ジャズを知らない人にも惜しみなく伝えてる熱い作品

 

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(出典:『BLUE GIANT』)

POINT
  • 全10巻
  • 音楽メインの話なのに展開はスポ根並みに熱い
  • 音楽の魅力と迫力に圧倒される

 

『予告犯』

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実在するネット犯罪をモチーフにし、曖昧な結末で終わったそれらの加害者に対して報復を行う男の物語。

ネット社会(SNS、まとめブログなど)をリアルに切り取ったクライムサスペンス。丁寧な伏線と構成により、3巻で綺麗に完結する

ネットテロリストの目的と終焉は社会への復讐でもなく、歪んだ正義感でもない、素朴で極めて人間的なものだった。(ラストはネタバレになるのでご自身で確認を!)

 

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(出典:『予告犯』)

POINT
  • 全3巻
  • 現代社会の問題に焦点を当てた、哀しくも切ないお話

 

『狼の口 ヴォルフスムント』

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1315年のモルガルテンの戦いの前後を描いた残酷な物語、誇張はあるがリアルな中世の攻城戦を描いた素晴らしい作品

平たく言ってしまえば、中世ヨーロッパを舞台にした関所破りのお話で、密行者だとバレたら死ぬ。死にまくる。非常にキツいお話

騎士vs農民、圧倒的支配に弱者の反乱から攻・籠城・追撃戦まで揃えており、頭から最後まで、息継ぎない殺戮と虐殺、殺戮と虐殺で、「自由」のために戦う人が無残に死んでゆく場面が多いが、想いは受け継がれてゆく…

 

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(出典:『狼の口 ヴォルフスムント』)

POINT
  • 全8巻
  • スイス独立の史実をもとにしたレジスタンスと権力者の争い 
  • 救いなさすぎて辛い 激しく欝になる 

 

『銀狼ブラッドボーン』

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かつて吸血鬼を殲滅する部隊で功績を挙げ、英雄と称された『70才の隠居老兵が』、今度は人骨を食べるモンスターを相手にする異形退治物語

バトルシーンの画力の高さ、そして漫画では珍しい70代の主人公。肉体の衰えを今までの経験でカバーするという斬新な設定も魅力

復讐のため吸血鬼を殺し回っていた英雄が、今度は己が復讐される側に回っていた……というい深みのある展開、敵側の心情や事情を丁寧に描いており、どちらにも感情移入してしまう。

過去の復讐に囚われまくって、果てのない殺し合いを繰り返す。人間と吸血鬼と人工食人鬼の三つ巴の復讐劇

 

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(出典:『銀狼ブラッドボーン』)

POINT
  • 既刊7巻(2018年6月現在)
  • 70歳の戦うイケジジイ
  • 厨二を網羅した世界観

 

『狂四郎2030』

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遺伝子的に犯罪因子を含む人間を隔離して矯正したり、強制労働させたり、ディストピアな世界の荒廃設定のお話

巨乳でくびれた女性キャラ、悲しい過去を背負ったキャラがドバドバ涙を流す描写、立体的に描かれるモブキャラたち、エロもグロも残酷も下品もてんこ盛りの物語

絵柄とギャグとキャラと下ネタと世界観とだいたいが『癖』で構成されているのにも関わらず、魅力に溢れた漫画

 

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(出典:『狂四郎2030』)

POINT
  • 全20巻 
  • 名作だけど絵柄の癖とエログロで全然人に勧められない 

 

『戦闘破壊学園ダンゲロス』

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怪々な能力を身につけた魔人と呼ばれる高校生の男女60名が、生徒会サイドと、番長サイドに分かれて全力で殺しあう超級エンタメ作品

能力バトル物なんだが、バトルシーンに情け容赦が全く無い。

爆弾を置いて敵を全滅させる様な、物語の見せ場の上、普通は使わない必殺、必勝の手段を両陣営が平気で使う

基本的に能力が馬鹿馬鹿しいものが多いけど、内容はガチ、結構緻密に伏線が張り巡らされてて、最後まで緊張感のある展開で、全8巻という程よい長さでまとまっている。

 

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(出典:『戦闘破壊学園ダンゲロス』)

POINT
  • 全8巻
  • 頭のイカれた面白い能力と、スーパーチートの転校生
  • 無茶苦茶な設定、先の展開が予測不能な流れとミスリード含む伏線

 

『ベルセルク』

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復讐のために人外を討伐する主人公・ガッツの物語。

『絶望』コンボのえげつなさ、とにかく容赦のない世界観。

安全地帯は一切ない弱肉強食、中世ヨーロッパのような世界を舞台にした、お手本のようなダークファンタジー作品

最初に「これでもか」という程の絶望を読者に見せて、グッと物語に引き込む。大切なものを奪われ復讐に取り憑かれ、絶望的な状況でも身1つであがき続ける主人公『ガッツ』

描きこまれた絵の迫力のある戦闘シーンなど見所満載。

 

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(出典:『ベルセルク』

POINT
  • 既刊39巻(2017年6月23日現在)
  • 「作者が生きている間に完結しないかも」
  • 中盤で物語の1つの山場を迎える。その絶望感は漫画史上No.1

 

『RAINBOW-二舎六房の七人-』

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戦後間もない1950年代が舞台の作品。服役経験のある安部譲二が描く、戦後の騒乱期に少年院で出会った仲間たちとの青春群像劇。

脱獄、闇市、そしてボクシング。戦後の日本を忠実に描き、絶望と欝展開が終盤まで怒濤のごとく続くが、掃き溜めの様な世界でも絆を失わず七人の男達が紡ぎ出す物語。

助け合いがあり裏切りがあり、離れていく奴もいるけどまた戻って七人になる。もう一つの魅力は作者の圧倒的な画力

 

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(出典:『RAINBOW-二舎六房の七人』)

POINT
  • 全22巻
  • 戦後の日本(昭和30年)を舞台に、少年院送致から始まる
  • 過酷な運命に負けない七人の生き様と絆

 

『バガボンド』

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剣豪宮本武蔵の生涯を『SLAM DUNK』作者の井上氏が筆のみという圧倒的画力と自らの人生観でもって挑んだ作品。

これぞ青年漫画のあるべき姿!!!!って感じの作品で、ストーリーや画力だけでなく伝わってくる、迫力がある。

それは一生を賭して挑んだ戦いに向かっていく姿勢、その中でさらに自分を磨こうとする生き様というか、極みへと近づく魂の輝き。倫理とはかけ離れてるのになぜか説得力がある

剣の道を極めんと突き進む武蔵その人の生き様を追いながら、剣とは、そして人とは何かを極めようとする大作

 

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 (出典:『バガボンド』)

 

『不滅のあなたへ』

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何者かによって“球”が地上に投げ入れられた “球”は情報収集し姿を変化させる『不死身』

万物を記録できる『不死身』の主人公が、旅する中で出会った人や、生物の肉体や思考を自身に記録し、自我を獲得していく物語。

死を知ることでヒトを知り、母を知ることで愛を知り、友情を知ることで意思を得て、多くの出会いと別れを経験して0か1になる物語

読めば読むほど作り込まれた伏線に驚かされる仕様、週刊連載とは思えない美麗な絵、人間の生きてる意味や人間の生と死がテーマの壮大な作品

 

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(出典:『不滅のあなたへ』)

POINT
  • 既刊7巻(2018年6月現在)
  • 作者は『聲の形』の大今良時
  • 2018年発掘した名作トップ3に入る

 

『おやすみプンプン』

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欝展開で救いのないドン底の人生、思春期から大人になる過程で、必ず決別すべき”幼い自意識”と最後まで付き合う不器用な弱い一般人の物語。

唯一無二の個性的な作品で、 周りの人物や背景はリアルタッチの細かい描写なのに、主人公やその身内だけ落書きのような「ひよこ」の姿で描写されているのが特徴的

この作者は、ずっと引きずってしまう昔の些細なモヤモヤした気持ちとか、大人になっても案外みんな悩んでる所とか、とにかく他人には見せたくないような汚い部分を描くのが上手い。

 

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(出典:『おやすみプンプン』)

POINT
  • 全13巻
  • 主人公プンプンの人生をたどる物語。
  • 鬱いけどなんか不思議な魅力ある漫画

 

『ドロヘドロ』

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魔法使いと、そうではない人の2通りの人間がいる世界が舞台。

記憶を失い魔法使いによって顔をトカゲに変えられた主人公が、自分の過去を探る物語。

魔法使いや悪魔などの設定が細かく、独特な世界観がクセになる。

ダーティでグロテスクだけど、生首がそこらに転がっていてもおかしくない世界の描写がポップに描かれており、時より織り交ぜられるブラックギャグもシュールで魅力的。

SFだろうと、ファンタジーだろうと、ギャグだろうと、それを日常レベルの世界観で読者に見せてしまう。知る人ぞ知る名作。

 

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(出典:『ドロヘドロ』)

POINT
  • 既刊22巻(2017年6月現在)
  • ポップなノリでキャラが死んでいく
  • 伏線も見事で読むごとに続きが気になってく構成

 

『MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-』

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凶悪犯罪者に対応するため選ばれた大量殺人者の「国選処刑人」が主人公。

主人公が、レズで最強なシリアルキラーというイカしたアンチヒロイン、『俺TUEEE』ではなく『私TUEEE』な最強系主人公が活躍する作品

殺害人数700人超、死刑待ったなしの女性死刑囚と、どう見てもロリなサイコパスペアが織りなす血と暴力活劇。踊るように人が死ぬ。

どういった過去で大量殺人者になったのかとか、それぞれの登場人物のまだまだ謎な部分の詳細が気になる、今後の展開に期待。

 

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(出典:『MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-』)

POINT
  • 既刊12巻(2018年6月25日現在)
  • サイコパス気質の女性が主人公のバイオレンス百合漫画
  • 伏線やキーワードの散りばめ具合が絶妙

 

『寄生獣』

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空から飛来した正体不明の生物「パラサイト」が、鼻や耳から人間の頭に侵入、脳に寄生し全身を支配してしまう。

主人公の脳を奪う事に失敗し、右手に寄生した“ミギー”との、奇妙な友情と戦い、別れを経験していく物語

メッセージ性が強烈。エンタメとしても一級品。それらもさることながら、今の漫画にはない簡潔さとまとまりのある内容。

結末を知った上で見ると、序盤から物語の核心に迫る伏線が完璧に計算されて仕込まれているのが分かって、何度も楽しめる。30年に一度クラスの傑作

 

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(出典:『寄生獣』)

POINT
  • 全10巻(新装版)
  • 人間や人間が作っている社会についての深い洞察、考察
  • 大風呂敷を見事に畳んだ漫画史に残る名作 

 

『サンクチュアリ』

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ポル・ポト政権下、カンボジアでの紛争から日本に帰って来た青年2人が、日本の腐敗した政治体制を「893側」と「政治家側」表と裏の世界から、日本を変えようとする痛快ストーリー漫画
最近では漫画でも中々見られない戦慄を覚えるほど悪党な二人が主人公、【希望】【信頼】【心酔】そして誰もが踏み込む事の出来ない二人の絆、詳細な描写、リアリティある話骨太な作品

いわゆるで大雑把に言えば「ウロボロス」のハード版

 

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(出典:『サンクチュアリ』)

POINT
  • 全12巻 
  • 青年誌で劇画調なので、読む人を選ぶかも
  • 二人が表と裏の役割を決めたのはジャンケン 

 

『乙嫁語り』

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「乙嫁(様々な立場のお嫁さん)」をキーワードに、厳しい自然の中に生きる人々の生活と文化、時に人の愚行を、穏やかながら、細かい心理描写を混ぜた人間ドラマを描いた物語。

異なる文化的背景による価値観、考え方の違いについても丁寧に描かれている点も魅力だが、とにかく画力が凄まじい。他の要素を全て差し引いても、絵の美しさだけで読む価値がある。

小さなコマにも手を抜くことなく描き込まれた複雑な模様の民族衣装は、モノクロなのに色が見えそうなほど美しい。

 

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(出典:『乙嫁語り』) 

POINT
  • 既刊10巻(2018年2月現在)
  • (19世紀中央アジア)で生きる人々の暮らしぶりが魅力的
  • 余りに描写が美しく緻密で楽しい

 

『乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ』

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様々な宗教が交差した時代。政治と戦争と宗教、混ぜたらダメな物をミックスした上で、社会不安で味付けしたヤバイ時代の物語

史実にフィクションを加え、歴史上初の銃が戦術に用いられたとされる宗教戦争。フス戦争をフス派側視点をメインに描いた作品。

傭兵隊長ヤン・ジシュカの携帯火器と、装甲車輌を組み合わせた戦術や、『聖歌隊』の存在が物語のキーになってたり、歴史も学べるマニアックな作品。

 

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(出典:『乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ』)

POINT
  • 既刊10巻(2018年7月日現在)
  • 「フス戦争」というドマイナーな題材。
  • 女子供がどんな扱いを受けたかを、かなり容赦ない描写で描いている

 

『プラネテス』

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2070年代、人間が宇宙でも生活する近未来が舞台

宇宙でのゴミ拾い業をメインに一話完結のエピソードが続く。

『月で生まれ育った少女の話』『宇宙からは国境は見えないのに宇宙でも国からは逃れられない話』など、様々な人種、世代、立場の人間、様々な角度からエンターテイメントに迫る展開。

熱い人間達のドラマを軸に、深いテーマ性も感じさせるレベルの高い話数が積み重ねられ、伏線を回収して、感動的なラストで幕を閉じる。

 

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(出典:『プラネテス』)

POINT
  • 全4巻
  • 様々な人種、世代、立場の人間が集まる宇宙での物語は、色々な魅力がある。

 

『ぼくらの』

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異世界から現れる敵ロボットから地球を守る15人の子供。乗り込んだロボットで戦い、負ければ地球は滅亡。でも操縦者は必ず死ぬ

ロボット・ジアースの操縦者に選ばれ、極限状態に追いやられた少年少女15人が『死を通して生を見直す』ハートフルボッコストーリー

死を目前として少年達は何を思いどんな行動するのか、そんな人間ドラマがこの作品の最大の魅力

序盤」主人公と思っていた男がいきなり死んで絶句する。

 

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(出典:『ぼくらの』) 

POINT
  • 全11巻
  • 生命の意味などを問い直してゆくSF
  • 設定や、話が重い割に気張らず見れる作品

 

『エリア51』

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私立探偵が、様々な依頼を解決するハードボイルドな探偵モノ

神に妖怪にと、ありとあらゆる人以外の化け物が集められ、アメリカ主導で管理されている『エリア51』と呼ばれる場所が舞台。

基本的に1話完結作品だが、伏線の張り方とその回収やセリフ回しがとにかく絶品

素晴らしく練りこまれたストーリーと、誰にも真似できない超絶魅力的な絵で、巻を追うごとに、どんどん高純度のエンターテイメント漫画になっていく

 

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(出典:『エリア51』)

POINT
  • 全15巻
  • 壮絶な展開に感動のフィナーレ。最後まで不意打ちまみれの傑作
  • ハードボイルドな世界観やアメコミを取り入れた画風

 

『HELLSING』

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狂気の沙汰ほど面白い・・・その言葉を何より体現した漫画。

英国を舞台に、カトリックやらプ ロテスタントやらナチの残党やらが戦争をするお話。主要キャラは不死身のヴァンパイア

登場人物の潔く、爽快なまでの狂いっぷりは非常に濃く、まともな人を探すほうが難しいぐらい敵も味方も狂人だらけ。そんな彼らが発する「独特の台詞回しはセンスと個性に溢れ、シビれさせてくれる。

 

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(出典:『HELLSING』)

POINT
  • 全10巻
  • 主要キャラクターがほぼ全員狂ってる上に厨二
  • 画風、セリフ回し、内容がトコトン濃い。 

 

『ONE OUTS』

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賭博野球「ワンナウト」で無敗を誇るピッチャー、主人公が弱小球団にスカウトされペナント優勝を目指す物語。

この作品は、あらゆる野球漫画へのアンチテーゼとして作られている。『主人公のピッチャーが豪速球を投げないこと』『努力と根性が必ずしも勝利に結びつくとは限らないこと』最大の特徴は『主人公が悪党であるという点』

心理戦というか敵の裏を付いたり、相手の策を打ち崩したりがメインで、主人公に影響を受けた選手の成長も面白い。

作者は(ライアーゲーム)の甲斐谷さん。野球興味ない人でも楽しめる。

 

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(出典:『ONE OUTS』)

POINT
  • 全20巻
  • 独創性という点で過去最強の作品
  • 心理戦を用いて主人公最強を描いている

 

『蟲師』

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人でも動物でもない不思議な存在「蟲師」を生業とする主人公「ギンコ」が様々な「蟲」が引き起こす事象に対峙していく物語。

ひたひたと染み入るような静けさと、懐かしいような幻想描写が独特の画風

人間に寄生して生きる「蟲」や、自然現象そのものな「蟲」もいたりで、人間の生活に関わるものが作中では多く登場する。

陰鬱な湿度のある世界観、生い茂った深い緑や一面に広がる田畑など、日本の原風景を思わせる背景美術が非常に魅力的。

 

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(出典:『蟲師』)  

POINT
  • 全10+1巻 
  • 独特の暗い語りと静かな仄暗い物語

 

『ザ・ファブル』

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伝説の殺し屋「ファブル」が殺し屋家業を一時休業「誰も殺すな」と命令され、普通の生活に馴染もうとしながらも、次々トラブルに巻き込まれる物語

浮世離れした主人公の可笑しな日常生活と、殺し屋としての顔のギャップが最高に魅力的で癖になる。

主人公の能力が高すぎて敵を圧倒するも、日常生活に馴染みきれない様子など、シリアスな世界なのにどこかギャグっぽく感じる世界観がたまらない作品。

 

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(出典:『ザ・ファブル』) 

POINT
  • 既刊14巻(2018年7月現在)
  • シリアスさとゆるさのギャップが最高
  • 登場人物の台詞の掛け合いが漫才のようで、そのギャップが癖になる。 

 

『闇金ウシジマくん』

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決して良い人ではないが、芯のあるウシジマくんの魅力や、ダメ人間達の末路に続きが気になってしまう作品

闇金は本来犯罪であり、債務者に同情が生まれそうだが、背景にある矛盾に向き合い、切っていくウシジマの姿に共感が生まれ、現実とファンタジーの絶妙なさじ加減も魅力

山田孝之の主演の実写版は最高ですが、活字で読むリアルな闇金ワールドも、なかなかどうして刺激的。

 

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(出典:『闇金ウシジマくん』)

POINT
  • 既刊42巻(2018年03月現在)
  • 決していい人ではないが芯のあるウシジマくん

 

『CLAYMORE』

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人間を捕食する魔物を、銀髪銀眼の半人半妖の女戦士「クレイモア」が、「妖魔」と呼ばれる化物を、背中に背負った大剣でザックザック倒していくダークファンタジー作品

主人公の女戦士たちは「妖魔」に対抗するべく、身体に「妖魔」の血肉を埋め込まれた生体兵器となり戦う。力を使いすぎると自身も「妖魔」になってしまったり凄惨な最期を迎える

物語は、激しく動くけど最初から最後まで主人公の目的は一貫して「復讐」にあり、緻密な作画で描かれる美しい異形の戦い、残酷すぎる設定と伏線、絶望の殲滅戦の中で、それぞれのキャラクターの生き様が丁寧に描写されている。

 

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(出典:『CLAYMORE』)

POINT
  • 全27巻
  • 中世ヨーロッパ風ダークファンタジー
  • 小さな物語から始まり、広げていって、きっちり畳む 

 

『懲役339年』

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懲役339年を課せられた大犯罪者"ハロー"の生まれ変わりとして、産まれてすぐに刑務所に入れられた『歴代ハロー』の物語

「転生、生まれ変わりが信じられている」世界設定で、生まれ変わりが残りの懲役刑を引き継ぐという斬新な世界観

4巻とは思えない壮大な物語はどれをとっても一級品

ライトな画とそれに対照的な、張り巡らされた伏線・重厚なストーリー、 重苦しいタイトルと序盤の展開からは予想できない最終回!読み手の様々な感情を揺さぶる作品

 

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(出典:『懲役339年』)

POINT
  • 全4巻 
  • 漫画というより映画、ストーリー構成力が尋常じゃない 

 

まとめ

もし、このエントリーを読んで少しでも紹介した作品に興味を持っていただけたら、これ以上嬉しい事はありません。

本記事は随時更新中なので、また面白い作品があったら追加します。お楽しみに!