『決定版』おすすめSF漫画ベスト50!傑作マイナーの作品から人気の完結作まで一挙紹介!

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今回は様々な『SF』漫画を選んでみました。

おすすめの作品ばかりです。 まだ未読の作品があればチェックしてみて下さい。僕の感想と一緒に楽しんでもらえれば幸いです。

 

1.『バイオーグ・トリニティ』

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人が物と融合できる「バイオバグ」が日常化した世界が舞台

少年誌らしい熱い場面転換、能力バトル、ラブコメに加えて、青年誌らしい重厚なストーリーと濃密な心理描写、終末へとゆったり向かう世界の中で、大好きな同級生を守るために力を得た主人公が奮闘していく物語

描き込み、画力も、かっちょいい表現言い回しも、話に至っては難しくて何度も読まないとわからないが、ぶっ飛び方が、素晴らしい。

舞城の珍妙な世界観を、大暮維人の圧倒的な画力を用いて現世に降臨させている。ラディカルポップな世界観が魅力の作品。

 

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(出典:『バイオーグ・トリニティ』)

POINT
  • 全14巻
  • 圧倒的画力での戦闘シーンがどちゃくそかっこいい。
  • 破綻した世界観と厨二設定なSF漫画。

 

2.『エリア51』

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私立探偵が、様々な依頼を解決するハードボイルドな探偵モノ

神に妖怪にと、ありとあらゆる人以外の化け物が集められ、アメリカ主導で管理されている『エリア51』と呼ばれる場所が舞台。

基本的に1話完結作品だが、伏線の張り方とその回収やセリフ回しがとにかく絶品

素晴らしく練りこまれたストーリーと、誰にも真似できない超絶魅力的な絵で、巻を追うごとに、どんどん高純度のエンターテイメント漫画になっていく

 

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(出典:『エリア51』)

POINT
  • 全15巻
  • 壮絶な展開に感動のフィナーレ。最後まで不意打ちまみれの傑作
  • ハードボイルドな世界観やアメコミを取り入れた画風

 

3.『ワールドトリガー』

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ざっくり説明すると、異世界から侵略してきた敵を若者たちがチーム戦で撃退していくSFバトル漫画

1対1に拘ることの多い少年漫画で、頭脳戦と連携プレーチーム戦を中心に、攻撃手、銃手、狙撃手などのタイプ分けや、近距離、中距離、遠距離、複合のバトルがかなり比重占めており、王道ながらすごく面白い設定。

圧倒的作り込み、味わい深い伏線の数々、バトル漫画好きにとって理想的な作品。遅効性なので、数巻まとめて読むのがおすすめです。

 

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(出典:『ワールドトリガー』)

POINT
  • 既刊18巻(2017年3月現在)
  • 「チーム戦」と「戦術」を最高に面白く描く漫画
  • 人の考察も読んで、読み返すと、初見で見つけられなかった伏線とか見方が見つかる構成力

 

4.『redEyes』

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SAAと呼ばれるパワードスーツが発展した世界観

戦友と部下に裏切られ、戦犯として故国から見棄てられた特殊精鋭部隊(8名)の隊長が、裏切った部隊員に復讐するという架空戦争物語 

元特殊部隊の最強主人公が化け物みたいに強く、並み居るエース達をバッタバッタと倒して回るお礼参りから始まる作品。

雑誌連載もしてない超マイナーな漫画だけど、戦争漫画やパワードスーツが好きな人にオススメ。

 

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(出典:『redEyes』)

POINT
  • 復讐者系主人公。頭おかしいレベルで強い。
  • 既刊22巻(2017年11月時点) 
  • パワードスーツを装備した男共がドンパチ殺り合う男臭い漫画

 

5.『ヒナまつり』

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インテリ893の元に、超能力少女がやって来て色々メチャクチャな事が起こるギャグ漫画。

「よつばと」を黒くしたような内容で、的確にツボを突いてきて、呼吸できなくなるぐらい笑える。

とにかく会話のテンポとテンションで笑わせてくる。

笑いっぱなしかと思いきや、感動的な回もあり、ヤクザや超能力といった破天荒な世界観ながら、日常モノをやるというギャップもまたいい味を出している

 

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(出典:『ヒナまつり』)

POINT
  • 既刊14巻(2018年3月現在)
  • 登場人物全員頭のネジがゆるんでるギャグ漫画
  • たまに凄い瞬間火力で面白い時がある

 

6.『斉木楠雄のΨ難』

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主人公が『本気を出せば人類を3日で滅ぼせる』程の超能力者でありながら、そのことが露見するのが嫌で隠そうとする。

世界の命運をかけたバトルとか一切ない日常作品。

登場人物が結局は全員いい子たちだし下ネタもほぼないし、優しい世界観。誰も傷つけない健全な、テンポが良くて読みやすいギャグ作品。

 

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(出典:『斉木楠雄のΨ難』)

POINT
  • 既刊25巻(2018年7月2日現在)
  • 正統派ギャグ、癖も少なく安心して見れる。優しい世界

 

7.『ワッハマン』

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絶対に壊れない体を持つが、『頭がカラ』な古代サイボーグが主人公のコメディ。

下ネタ的なギャグや、セクハラネタが多いのでオススメし辛い。

序盤ギャグを基調としながらも、徐々に展開は熱く、悲劇の色を帯びていく『ギャグ漫画から、急に救いのないシリアス漫画へ変貌していく』という凄まじい展開を見せる作品。

ラストシーンは、今まで読んだ漫画の中でも屈指、色んな意味で永遠のオンリーワン。

 

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(出典:『ワッハマン』)

POINT
  • 全11巻
  • 最初は一話完結型のギャグでありながら、徐々に辛辣な物語となっていく。

 

8.『モブサイコ100』

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主人公最強設定に新たな地平を開いた『ワンパンマン』の作者の作品

望んでないのに強すぎる力を持ってしまった少年の苦悩、そこに心理描写も加えて送るサイキックバトル漫画

作画が振り切れたバトルがとても良く、話が進むにつれて微妙に中二病魂をくすぐるキャラと展開で、気づいたらハマる

主人公は「モテたい」とか「筋肉つけたい」とか、超能力ではどうにもならない所で真剣に悩んでいる

思春期特有の危うさと、未熟さが詰まった爆弾みたいな魅力がある漫画

 

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(出典:『モブサイコ100』)

POINT
  • 既刊15巻(2017年12月現在)
  • ギャグ・日常パートと戦闘パートのメリハリ
  • 主人公は最初から最強格。望まぬ力を持ってしまった少年の苦悩、そこからの成長してゆく過程が『核』

 

9.『いぬやしき』

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ひょんなことから、ある事故に巻き込まれ、全身サイボーグ化し、危険を察知すると身体がトランスフォームする。

突如強大な力を手にしてしまった『爺』と『クソガキ』の物語。

全く性質の異なる二人が、同じ人智を超えた能力を手に入れ真逆の行いをする。『善と悪』、立場は違えど互いに鬱積した感情を吐き出していく対比が面白い 

 

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(出典:『いぬやしき』)

POINT
  • 全10巻
  • 爺と少年の対比
  • 作者はガンツの奥浩哉 

 

10.『ノラガミ』

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お社がないホームレスの自称・神「夜ト」と、魂が抜けやすい体質のヒロインのひより、若くして亡くなった雪音の3人が織りなす、神様と人間の物語。

繊細で緻密な絵であるにもかかわらず、迫力があり、見やすく、人物の特徴をだすのもうまいので流れを理解しやすい。

完璧じゃない、どこか人間臭い神様達が何より魅力的。因縁が絡み合うたび引き起こされるバトルシーンは必見!

 

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(出典:『ノラガミ』) 

POINT
  • 既刊18巻(2017年2月現在) 
  • ストーリー・作画、どこを取ってもすごく丁寧に作られた漫画 
  • 日本の神様を題材にしつつ、現代が舞台の世界観 

 

11.『ギガントマキア』

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ベルセルクの作者「三浦建太郎」先生の1巻完結作品

『少女のおしっこを浴びたら力が増す』とか言う変態仮面、面目丸つぶれの変態漫画

人族と亜人族が憎しみあい神話の巨人が存在する1億年後の変わり果てた世界設定に、超画力にモノを言わせて描いた『巨人VS巨人』のバトルシーンはめちゃくちゃ熱い

憎悪を振り回すガッツとは対照的に、相手の憎しみを全身で受け止め、許すキャラクターで、ベルセルクとは対比的な作品。

 

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(出典:『ギガントマキア』)

POINT
  • 1巻完結
  • ベルセルクの連載を止めて描いた重厚なSFファンタジー
  • 荒れ果てた地と進化した異形の動植物、亜人種

 

12.『エアギア』

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超小型モーターを搭載したインラインスケート「エアトレック」を使ったアクションバトル漫画

要約すると、空を走れる靴で華麗な技をきめつつバトルするお話

元々は成人向けの読みきりなどを数多く書いていた作者なので、不健全・エロは全然気にしない、という人は、読んでください

かなり高い画力で、なかなか引き込まれる世界観です。

物語が進むにしたがって、意味不明な部分に解説がつくが、それが空論であるため説明不足で読み手が困惑する超展開を歩む

 

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(出典:『エアギア』)

POINT
  • 全37巻
  • 作者大暮維人のバケモンすぎる画力
  • 靴に動力をつけて格好良く戦うスタイル 

 

13.『アライブ-最終的進化少年』

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宇宙から飛来した精神体の『自殺ウイルス』なるものが到来

感染した時、感染者の多くは、幸福のままに命を絶つ、その自殺衝動に耐えた少年少女が、精神体ウイルスが棲みつき、超能力を手にする

序盤、敵となった友と、さらわれたヒロインを救い出す王道展開、「生とは何か」という命題を抱えながら戦う、バトル漫画。

『死や死生観』を題材にした作品

原作者が闘病しながら書き終えた作品。最後まで完結してくれたことに感謝しつつ、ご冥福をお祈りしたい

 

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(出典:『アライブ-最終的進化少年』)

POINT
  • 全21巻 
  • 中高生の痴情のもつれが、世界の危機と直結してる物語。

 

14.『蟲師』

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人でも動物でもない不思議な存在「蟲師」を生業とする主人公「ギンコ」が様々な「蟲」が引き起こす事象に対峙していく物語。

ひたひたと染み入るような静けさと、懐かしいような幻想描写が独特の画風

人間に寄生して生きる「蟲」や、自然現象そのものな「蟲」もいたりで、人間の生活に関わるものが作中では多く登場する。

陰鬱な湿度のある世界観、生い茂った深い緑や一面に広がる田畑など、日本の原風景を思わせる背景美術が非常に魅力的。

 

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(出典:『蟲師』)  

POINT
  • 全10+1巻 
  • 独特の暗い語りと静かな仄暗い物語

 

15.『鋼の錬金術師』

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言わずもがなの名作。

王道バトルファンタジーでありながら、暗いテーマも扱う良作で、深く考えさせられる物語の構成

この作品ほど、伏線全て回収し、最初から最後まで筋が通って、内容がブレない作品はないと思う。

主人公らが身体欠損というスタートを持つ、酷なダークファンタジーだけども、それでも明朗な少年漫画であろうとするのが魅力

長編バトル漫画のバランスと総合力として、すべての要素に於いて90点を下回ることのない大傑作

 

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(出典:『鋼の錬金術師』)

POINT
  • 全27巻
  • 見事な起承転結、お説教ぽくない強いメッセージ性、魅力的なキャラ、世界中にファンがいるのも納得な作品 

 

16.『彼方のアストラ』

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惑星旅行にきた少年少女9人が遭難事故するお話。

疑問ばかりの序盤が中盤になると疑惑に変化し、最終巻に近付くにつれ、散らばった伏線と仲間の絆が深まって、読了後の満足感がえげつない。

広がる宇宙を背に、拾った宇宙船とスペーススーツの少年少女、モチーフの全てがレトロSF・冒険・サバイバル・青春群像・コメディの魅力が満載

緻密に構築された物語に唸らされ、ミステリー作品としても秀逸

五巻で綺麗に纏まっており、全巻通しての表紙の意味が、クライマックスでわかるという完璧な作品。

 

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(出典:『彼方のアストラ』) 

POINT
  • 全5巻
  • 細部まで美しい画、SFの想像力、舞台設定、全てが凄い
  • 随所に散りばめられた伏線が回収と、どんでん返しが目白押し

 

17.『銀魂』

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幕末っぽさとSFっぽさをあわせた斬新な世界観。

「こんなに笑える漫画は他にないっ!」下ネタやパロディなど、とにかくやりたい放題。何度読んでも面白い。

ギャグとシリアスのバランスが絶妙で、時より入る人情話で、泣かせにきたりするギャップも一つの魅力。

シリアスも、アクションも、所々に散りばめられたギャグもやはり面白い。伝説のギャグストーリー漫画といっても過言ではない作品

 

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(出典:『銀魂』)

POINT
  • 既刊73巻(2018年6月現在)
  • ギャグからシリアスな展開になり、そこからまた笑いへ繋げる作風
  • 長編、短編両方面白い。テンポのいい台詞回し・展開が特徴。

 

18.『惑星のさみだれ』

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地球を砕こうとしている悪の魔法使いから地球を守る、主人公ら12人の超能力者たちの物語

この作品が凄いのは、本来地球を守るべき立場であるヒロインは「地球は自分が壊すから敵になど壊させない」という思想の魔王

主人公は、そんな地球を破壊を目論む女に心酔し、共に地球破壊を目論むとこから物語が出発する

その過程で子供達が尊敬できる大人と出会い、そんな風な大人になろうと、ゆっくりと変わっていく過程が丁寧に描かれている。

丁寧な伏線回収、主人公の成長、登場人物それぞれの見せ場、全部詰まって全10巻、これ以上に綺麗に終わった作品は他にない。

 

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(出典:『惑星のさみだれ』)

POINT
  • 全10巻という簡潔ながら濃い内容、ラストまでダレずに進む
  • 厨二病チック、作者のメッセージ性が強い良作  
  • 1、2巻が本当つまらないというか、主人公が痛くてキツい。3巻まで忍耐を試される作品(一気買い推奨)

 

19.『スピリットサークル』

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手塚治虫「火の鳥」も彷彿とさせる壮大な輪廻転生の物語

主人公とヒロインの「過去生」(いわゆる前世)の因縁が物語の軸で、二人を中心に現在のキャラが、前世で様々な関わりを持っていた事が明らかになっていく物語

1巻の壮大なスケールの物語の幕開けと、謎めいた伏線の種まき

その上で『輪廻』というテーマの魅力予想外の展開、自問自答を繰り返すキャラクター、全てが噛み合って進んでいく様をしっかりと描いておりエンタメ性も高い

輪廻転生してるので、過去生が回数を重ねるごとに重層して物語が積み上がる仕組み。

全6巻でホントに物語構成が素晴らしい

 

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(出典:『スピリットサークル』) 

POINT
  • 全6巻
  • 輪廻の中で起こる様々な物語が、一つの始まりに収束していく
  • 何度か読むたびに理解が深まるスルメ作品

 

20.『レベルE』

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「幽☆遊☆白☆書」や「HUNTER×HUNTER」「レベルE」などの作品で有名な富樫義博の作品。

すっごい独特な世界観、地球にやって来た宇宙人のバカ王子が暇つぶしに起こす、悪ふざけを軸とした物語がオムニバス形式で展開される

ダークな雰囲気で、短編集のようであり繋がりがあり、物語が転がっていく過程がとてもスリリングで面白い。

全3巻とは思えないほど密度が高く、先の読めない展開にあっという間に引き込まれる。

 

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(出典:『レベルE』)

POINT
  • 全2巻
  • 冨樫が仕事すると傑作しか生まれない

 

21.『約束のネバーランド』

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自分達は引き取り手が見つかるのを待っているのではなく、鬼の食料として出荷されるのを待つ『家畜』だと気がついた『孤児院』の子供達の脱走劇。

閉鎖された絶望的な空間から、脱出を計る天才少年少女達と、それをどんどん追い詰めていく大人達のお互いの心理戦

綿密な計画が、海外ドラマを見ているようで、本当に引き込まれるし、細かく伏線もたくさん張られているので考察が楽しい。

大きな謎が明かされて一気に視界が広がる演出、希望を見つけた瞬間、その希望がまた絶望に変わるところが見所

 

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(出典:『約束のネバーランド』)

POINT
  • 既刊9巻(2018年6月現在)
  • 可愛らしい絵からは想像出来ない、壮大で頭脳戦もあるスリル脱獄サスペンス

 

22.『ぼくらの』

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異世界から現れる敵ロボットから地球を守る15人の子供。乗り込んだロボットで戦い、負ければ地球は滅亡。でも操縦者は必ず死ぬ

ロボット・ジアースの操縦者に選ばれ、極限状態に追いやられた少年少女15人が『死を通して生を見直す』ハートフルボッコストーリー

死を目前として少年達は何を思いどんな行動するのか、そんな人間ドラマがこの作品の最大の魅力

序盤」主人公と思っていた男がいきなり死んで絶句する。

 

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(出典:『ぼくらの』) 

POINT
  • 全11巻
  • 生命の意味などを問い直してゆくSF
  • 設定や、話が重い割に気張らず見れる作品

 

23.『PSYREN』

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 一般人が突如荒廃した世界で、拾ったテレフォンカードを使い切るまで、未来へ飛ばされ、人ならざる者と異能力を使って闘う話。

超能力で戦う王道作品、しかも最高なタイムパラドックス要素もたっぷりある。

完結はしているが、打ち切り気味に終わったので、最後スピード感がえらいことになっているが、未だにカルト的なファンの多い漫画。

少年漫画とは思えないほど、主人公もヒロインもイカレており

着実に全方位の殺意で敵を殲滅する主人公と、わずかな出番で読者に『コイツはやばい!』と思わせたヒロインが魅力的な作品

 

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(出典:『PSYREN』)

POINT
  • 全16巻
  • 厨二感半端ない設定、予測できない展開、過去に見ないタイプの能力物と三拍子揃っている
  • 敵対者を躊躇なくぶっ殺○というジャンプ主人公らしからぬ無慈悲さ

 

24.『おもいでエマノン』

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地球に生命が誕生してから全ての記憶を持った少女が、様々な時代、場所で様々な人と出会う物語

エマノンが娘(=次のエマノン)を産むと、次代に全ての記憶が受け継がれ、同時に母体は全ての記憶を失う

30億年の生命の記憶を持つ、博学でウィットに富んでいて未成年なのに酒もタバコもやる美少女と、彼女に触れる人々との出会いと別れの多彩なバリエーションの物語

 

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(出典:『おもいでエマノン』)

POINT
  • No Name(逆から読んでエマノン) 
  • SF漫画史上最も煙草が似合う女性

 

25.『ワールドエンブリオ』

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緻密な伏線とアクションが楽しい「嘘」がテーマの異能ファンタジー

感染すると 「棺守」と呼ばれる怪物になり、それに関わると、どんなに親しい間柄でも忘れ去られてしまうという世界設定。

「嘘」が全体のテーマになっており、主人公、ヒロインその他のキャラがそれぞれ「自分がついた嘘」にトラウマを抱えている

異能バトル物を下地に、家族愛や人間関係の欺瞞など深いテーマ性が見所

物語の構成が素晴らしく、終盤以降の怒涛の伏線回収で、最後にすべてが繋がるストーリー

 

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(出典:『ワールドエンブリオ』)

POINT
  • 全13巻
  • 『嘘』を物語の軸に据えた構成が先の読めない展開を生み出す
  • 気持ち悪いレベルで練りこまれた伏線の量 

 

26.『蒼穹のアリアドネ』

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地上の世界の全てが見たいと天空都市を抜け出して、『空から落ちてきた姫様と出会ってしまった少年が旅をする』という王道少年漫画

八木教広さんの作品は、ダークファンタジー『CLAYMORE』ギャグ漫画『エンジェル伝説』全ての作風が違いすぎて驚く

 

 

前作の『CLAYMORE』から対象年齢が一気に引き下げられて、今回も王道少年漫画といった形で、今までと違う作品を見せてくれそう。

1話で風呂敷を広げたので、どういう風に話を展開させるか楽しみ。

 

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(出典:『蒼穹のアリアドネ』)

POINT
  • 既刊2巻(2018年7月現在)
  • 広大な世界観、故郷からの旅立ちなど、王道冒険モノ

 

27.『KEYMAN』 

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世界観や背景が1940~50年代のアメリカでアメコミ風の絵が特徴的

人間と獣人が共に暮らす世界、ヒーローものには珍しい、警察の側からヒーローという不可思議の謎を追っていく物語。

街を無償で守っていた『超人キーマン』が、何者かに殺害されるところから物語は始まる、人種差別も絡んでいたりと、結構ハードなダークファンタジー

 

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(出典:『KEYMAN』)

POINT
  • 全13巻
  • アメコミ調の絵が好きな人はドハマリしそう
  • 風呂敷のデカさが一目瞭然。作りもゴツイ

 

28.『EAT-MAN』

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ネジや金属片などを食べ体内で再構成し武器、機械などの物質を排出する殊能力を持った「世界一の冒険屋」が主人公のSF漫画。

冒険屋と呼ばれる「なんでも仕事を請け負う者」たちが繰り広げる、敵を倒したり、依頼を解決するSF漫画

SF的な世界観の構築は勿論、ストーリーの造り方がすごく上手い

粋なオチとセリフ回しは何度読み返しても飽きず、ミスリードと伏線の張り方も絶妙で、読み返すと違った視点で見れたりする

 

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(出典:『EAT-MAN』)

POINT
  • 基本的に1話完結
  • 既刊4巻(2018年7月現在)
  • ネジやら機械やらを食べる主人公、オイルが酒代わり。

 

29.『ゴールデンゴールド』

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人々の欲望と金を引き寄せる「フクノカミ」に支配される『田舎』を舞台にしたサスペンスホラー。

舞台設定の緻密さや、“閉鎖空間”での各人の思惑が平行展開する物語

息が詰まりそうな小さな『村』社会の中での、現実にありそうな欲望の描き方のリアリティ。欲で動く大人、情で動く主人公、それを動かす福の神。どんどん続きが気になる作品

 

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(出典:『ゴールデンゴールド』)

POINT
  • 既刊5巻(2018年7月現在)
  • インパクトある設定と先の読めない展開 
  • 怪奇現象とホラーな画面がマッチして最高に気色悪い雰囲気

 

30.『サマータイムレンダ』

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夏の離島、幼馴染の女の子の死から始まる、和歌山市の小さな離島日都ヶ島が舞台の『タイムリープ』モノのサスペンス作品

ぐいぐいと物語の謎に引き込んでいく演出力、物語,、伏線、作中に散りばめられている細かい謎に至るまで、ロマンてんこ盛りの作品

タイムリープやドッペルゲンガー要素が混じってるのに、ミスリードで、読者を全力でだましに来たり、真相や焦点を巧妙に隠したりズラしたりしつつ、謎を段階的に作っていく

 

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(出典:『サマータイムレンダ』)

POINT
  • 既刊2巻(2017年8月現在)
  • 程よい恐怖と近づく真実へのワクワク感

 

31.『七夕の国』

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寄生獣の岩明均先生の作品。

紙に穴を開ける程度の超能力しか持たない主人公が、自分の祖先のルーツである奇妙な村と、その一族の歴史と謎に迫る小さく壮大なSF漫画。

丁寧に作り込められていた謎や伏線も派手さはないが、綺麗に解かれて。全4巻と短くまとまっていている名作。

最初から最後までかなり計算しつくされてる感があり、序盤に散りばめられてた伏線とタイトルの意味が終盤分かる

 

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(出典:『七夕の国』)

POINT
  • 全4巻完結
  • 大きな話が小さな村で起きるという対比がポイント
  • 主人公がモブサイコの『モブ』みたいな考え方

 

32.『プラネテス』

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2070年代、人間が宇宙でも生活する近未来が舞台

宇宙でのゴミ拾い業をメインに一話完結のエピソードが続く。

『月で生まれ育った少女の話』『宇宙からは国境は見えないのに宇宙でも国からは逃れられない話』など、様々な人種、世代、立場の人間、様々な角度からエンターテイメントに迫る展開。

熱い人間達のドラマを軸に、深いテーマ性も感じさせるレベルの高い話数が積み重ねられ、伏線を回収して、感動的なラストで幕を閉じる。

 

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(出典:『プラネテス』)

POINT
  • 全4巻
  • 様々な人種、世代、立場の人間が集まる宇宙での物語は、色々な魅力がある。

 

33.『リュウマのガゴウ』

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生態系が崩壊し「白皮」と呼ばれる化け物に怯えながら暮らす中、人類が圧倒的弱者となった世界が舞台

わずかに生き残った人類は、大昔に世界を救った不老不死と言われる「英雄リュウマ」を最後の希望にしてる。

元一般人でありながら「リュウマ」を名乗り、希望の灯を絶やさぬよう、世界を救おうとする何人かの主人公が交錯しまくる、世代交代クロニクル漫画

時系列や登場人物の関係性が分かった時の面白さ、人類の天敵である白皮との戦争、とても面白い作品

 

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(出典:『リュウマのガゴウ』)

POINT
  • 全10巻
  • 登場人物のかっこよさと怒涛の展開、時系列をシャッフルした構成が魅力
  • 異形の生物と生存かけて戦う戦闘がめちゃくちゃかっこいい

 

34.『血界戦線』

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異世界に浸食された街で戦い続ける愉快な怪物たちの物語。

人の命がまるでチリ紙だぜ!と言わんばかりに勢い疾走感が熱気とともに襲いかかってくる、ハチャメチャ日常バトル漫画。

演出のキマり方とか台詞回しが凄まじく、全体通したストーリーのほうも面白いんだけど、日常的に殺伐と血と、身体のパーツが宙を舞い弾丸が飛び交うハートフルな作品。

 

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(出典:『血界戦線』)

POINT
  • 全10巻
  • 作品のコンセプトは【技名を叫びながら殴る】漫画
  • 何気なく「人類を救うぞ」みたいな台詞が飛び出す漫画

 

35.『終極エンゲージ』

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王様の代替わり毎に、全宇宙で最強の女を決めて最強の子孫を残していく世界設定

壮大な世界観と、掴みの部分が明るい王道バトルラブコメっぽくて引き込まれる。 

宇宙の王様の嫁は宇宙最強である事。そのため、各惑星から女闘士たちが地球にやってきて。バトルロイヤルが行われる

という下地の上に王様の野望が着々と進んで行く。ハードなバトルでありながら、謎が謎を呼ぶ熱い展開になってきて、練られた構成のストーリーも魅力。

 

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(出典:『終極エンゲージ』)

POINT
  • 全5巻
  • ありがちなトーナメントの形態をとりつつ、3巻からの超展開
  • 破天荒に強い女性が沢山出てくる

 

36.『狂四郎2030』

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遺伝子的に犯罪因子を含む人間を隔離して矯正したり、強制労働させたり、ディストピアな世界の荒廃設定のお話

巨乳でくびれた女性キャラ、悲しい過去を背負ったキャラがドバドバ涙を流す描写、立体的に描かれるモブキャラたち、エロもグロも残酷も下品もてんこ盛りの物語

絵柄とギャグとキャラと下ネタと世界観とだいたいが『癖』で構成されているのにも関わらず、魅力に溢れた漫画

 

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(出典:『狂四郎2030』)

POINT
  • 全20巻 
  • 名作だけど絵柄の癖とエログロで全然人に勧められない 

 

37.『アイリウム』

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24時間分の記憶が全くなくなってしまう薬「アイリウム」をめぐる物語

多量にアイリウムを飲んだ女性と結婚する話など、薬にまつわる短編が7編

記憶を巡る様々な立場の人間ドラマにはテーマ性も宿っており、辛いことも、悲しいことも、なかった事にできる。

それと同時に幸せな日々も無くなる。中々考えさせる作品である。

 

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(出典:『アイリウム』) 

POINT
  • 1巻完結
  • 1錠で24時間の記憶が無くなる薬。テーマが面白い

 

38.『寄生獣』

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空から飛来した正体不明の生物「パラサイト」が、鼻や耳から人間の頭に侵入、脳に寄生し全身を支配してしまう。

主人公の脳を奪う事に失敗し、右手に寄生した“ミギー”との、奇妙な友情と戦い、別れを経験していく物語

メッセージ性が強烈。エンタメとしても一級品。それらもさることながら、今の漫画にはない簡潔さとまとまりのある内容。

結末を知った上で見ると、序盤から物語の核心に迫る伏線が完璧に計算されて仕込まれているのが分かって、何度も楽しめる。30年に一度クラスの傑作

 

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(出典:『寄生獣』)

POINT
  • 全10巻(新装版)
  • 人間や人間が作っている社会についての深い洞察、考察
  • 大風呂敷を見事に畳んだ漫画史に残る名作 

 

39.『Dimension W』 

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『コイル』と呼ばれる『コア』を使用することで、エネルギーを無尽蔵に使える近未来が舞台

貧民層を中心に広まった『不正コア』を不正利用した犯罪が多発し、ハイテクな世界の中

ローテクな物ばかり使う主人公と、感情を持つアンドロイドのヒロイン『不正コア』を『回収』する物語

主人公がローテクに拘る理由は何なのか、ヒロインがなぜここまで精巧に作られたのか?

世界観、綺麗な絵、人間味豊かな怪力少女ロボ闘える三十代無愛想おっさん、散りばめられた謎が交差する作品。

 

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(出典:『Dimension W』)

 

40.『青春兵器ナンバーワン』

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青春を楽しむために悪の組織から抜け出してきた人型兵器(達)と、世界平和を守る対抗組織の天才エージェント(達)が、頑張って平和な学園生活を送ろうとする物語

真面目にやればシリアスSFにできそうなものを、キレッキレギャグに昇華させてる高度な作品

『斉木楠雄のψ難』と同じように、「理不尽な暴力、激しいツッコミ、本当のダメ人間」という、誰か一人が理不尽に酷い目にあったりしないから、読後感がとても良い

 

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(出典:『青春兵器ナンバーワン』)

POINT
  • 全7巻
  • 理不尽がまるで無い世界であり、爽やかな読後感
  • 青春行事と見せかけてろくなことが起きない学園日常ギャグ

 

41.『ベントラーベントラー』

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宇宙人が普通に地球にいる世界観、宇宙人が起こしたトラブルを役所の職員である主人公と、外星人で解決していく緩いけど本格派の日常SF

「プラネテス」と同じ匂いを感じる作品。多種多様なケースに大しててんやわんやな人たちが繰り出す日常

知名度が低く、マイナーだけど最高に面白い。庶民的なゆるさ雰囲気でライトに読めるSF漫画

 

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(出典:『ベントラーベントラー』)

POINT
  • 全3巻
  • ガチなSF的世界観
  • 日常系のSFを装いながら,急転直下で意表を突かれるの最終

 

42.『刻刻』

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サイバーも宇宙人も近未来兵器も出てこないリアルな現代感、時が止まった世界で、一般家族が宗教法人と戦うSF作品

独創的な世界観だけあって設定や描写が細かい  誰もが考える設定で誰も思いつかない物語。

止まった世界の中だけで物語を動かしていく「止界」のアイデアが秀逸で、騒動に巻き込まれた全員が、止められた時間の中だけで、常に緊迫感のある展開を創造。

時が止まっている中で刻々と変わる状況を、時間をかけてじっくりと描いていて、とても引き込まれる。

 

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(出典:『刻刻』)

POINTル
  • 全8巻
  • 緊迫感と常に驚きを与えてくれる世界観が本作の魅力
  • 「寄生獣」を好きな人は相性が良いと思う

 

43.『地球の放課後』

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謎の生命体ファントムにより人類が消された世界設定

「世界の終末」を平和だった過去の世界を思い出しながら残った四人が暮らしていく『驚くほど緩やかな日常作品』

冒頭で登場する人類消滅の原因である『ファントム』の存在。最終巻では、それまでの謎や伏線を、急展開もなく綺麗に回収して完結する。

 

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(出典:『地球の放課後』)

POINT
  • 全6巻
  • 謎や伏線が、気持ちいいくらいに回収された見事なラスト
  • 夏と終末と放課後と日常

 

44.『All You Need Is Kill』

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タイムリープ能力を得たへっぴり腰の主人公が「ギタイ」と呼ばれる化物と戦うお話。

簡単に言えば「セーブ、リセット」ができるようになってしまった主人公が『死』を繰り返しながら強くなっていく物語

死んだら強くてニューゲームを繰り返すけど、勿論回りは知らないって状況を、異世界転生で描いた『マリオ』みたいな作品 

 

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(出典:『All You Need Is Kill』) 

POINT
  • 全2巻
  • 出撃。戦死。出撃。戦死。死すら日常になる毎日
  • デスノートで有名な小畑健先生が絵を付けてるから質が高い。
 

45.『不滅のあなたへ』

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何者かによって“球”が地上に投げ入れられた “球”は情報収集し姿を変化させる『不死身』

万物を記録できる『不死身』の主人公が、旅する中で出会った人や、生物の肉体や思考を自身に記録し、自我を獲得していく物語。

死を知ることでヒトを知り、母を知ることで愛を知り、友情を知ることで意思を得て、多くの出会いと別れを経験して0か1になる物語

読めば読むほど作り込まれた伏線に驚かされる仕様、週刊連載とは思えない美麗な絵、人間の生きてる意味や人間の生と死がテーマの壮大な作品

 

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(出典:『不滅のあなたへ』)

POINT
  • 既刊7巻(2018年6月現在)
  • 作者は『聲の形』の大今良時
  • 2018年発掘した名作トップ3に入る
 

46.『orange』

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学園青春かと思いきや鬱漫画

高校二年生の菜穂の元に届いた『10年後の自分からの手紙』。10年後の自分の後悔を失くすために未来を変える物語。

高校生のヒロインと、10年後ヒロインの視点が交互に映しながら物語が進行していくので、続きが気になる構成

未来の自分から手紙が届くというファンタジックな世界観と,大切な人を亡くさないために“今”を変えようともがきながら奮闘する高校生の姿を描く,異色の青春SF作品

 

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(出典:『orange』)

POINT
  • 既刊6巻(本編5巻、番外編1巻) 
  • 手紙をどうやって送ったかなど、SF要素は雑
 

47.『死にたいボクと生きるキミ』

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医療技術が発達し、生後すぐに「死亡予定日」が告知され、人々はその予定日の前後一週間の差異無く寿命を迎えている…という時代設定の漫画

誰もが自分の寿命を知る時代。そんな人々の”最後の10日”を切り取った、少し笑えて、結構泣けるシリアスコメディ。

死に際にはそれぞれのドラマを展開、それぞれのキャラがどう感じ、どう生きるのか描かれていく、基本的には、ギャグタッチで笑えるが、テーマがテーマだからめちゃくちゃ考えさせられる

 

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(出典:『死にたいボクと生きるキミ』)

POINT
  • 全1巻完結 
  • 基本はゆるいギャグ短編なのにじわりじわりと涙腺が緩む
 

『懲役339年』

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懲役339年を課せられた大犯罪者"ハロー"の生まれ変わりとして、産まれてすぐに刑務所に入れられた『歴代ハロー』の物語

「転生、生まれ変わりが信じられている」世界設定で、生まれ変わりが残りの懲役刑を引き継ぐという斬新な世界観

4巻とは思えない壮大な物語はどれをとっても一級品

ライトな画とそれに対照的な、張り巡らされた伏線・重厚なストーリー、 重苦しいタイトルと序盤の展開からは予想できない最終回!読み手の様々な感情を揺さぶる作品

 

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(出典:『懲役339年』)

POINT
  • 全4巻 
  • 漫画というより映画、ストーリー構成力が尋常じゃない 
 

まとめ

もし、このエントリーを読んで少しでも紹介した作品に興味を持っていただけたら、これ以上嬉しい事はありません。

本記事は随時更新中なので、また面白い作品があったら追加します。お楽しみに!