~名作選~おすすめSF漫画ランキングベスト40!【マイナー作品から人気の完結作まで】

※11月19日更新

 

今回は様々な『SF』漫画を選んでみました。

おすすめの作品ばかりです。 まだ未読の作品があればチェックしてみて下さい。僕の感想と一緒に楽しんでもらえれば幸いです。

 

40位『正義警官モンジュ』

 

シリアスからコメディまで、正義から変態まで、ロボット警官とその仲間が繰り広げるドタバタ日常劇+ロボットと人間のバディもの

シリアスとお笑いの配合が心地良い。非日常から日常に帰っていく安心感、シリアスとギャグの塩梅がめちゃくちゃ良い作品。

高性能がゆえに人間関係に思い悩んだり、地元の警官や住民達と関わっていく中で心を手にしていったり、『正義って何ぞ?』ってことをかなりグサッと突きつけてくる。

 

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(出典:『正義警官モンジュ』)

POINT
  • 12巻
  • 日常系ギャグロボアクション人情もの
  • 田舎のナンパ警官と左遷されたエリートロボ警官

 

39位『redEyes』

 

SAAと呼ばれるパワードスーツが発展した世界観

戦友と部下に裏切られ、戦犯として故国から見棄てられた特殊精鋭部隊(8名)の隊長が、裏切った部隊員に復讐するという架空戦争物語 

元特殊部隊の最強主人公が化け物みたいに強く、並み居るエース達をバッタバッタと倒して回るお礼参りから始まる作品。

雑誌連載もしてない超マイナーな漫画だけど、戦争漫画やパワードスーツが好きな人にオススメ。

 

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(出典:『redEyes』)

POINT
  • 復讐者系主人公。頭おかしいレベルで強い。
  • 既刊22巻(2017年11月時点) 
  • パワードスーツを装備した男共がドンパチ殺り合う男臭い漫画

 

28位『青春兵器ナンバーワン』

 

青春を楽しむために悪の組織から抜け出してきた人型兵器(達)と、世界平和を守る対抗組織の天才エージェント(達)が、頑張って平和な学園生活を送ろうとする物語

真面目にやればシリアスSFにできそうなものを、キレッキレギャグに昇華させてる高度な作品

『斉木楠雄のψ難』と同じように「理不尽な暴力、激しいツッコミ、本当のダメ人間」という、誰か一人が理不尽に酷い目にあったりしないから、読後感がとても良い

 

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(出典:『青春兵器ナンバーワン』)

POINT
  • 全7巻
  • 理不尽がまるで無い世界であり、爽やかな読後感
  • 青春と見せかけてろくなことが起きない学園ギャグ

 

37位『サイケまたしても』

 

「うえきの法則」の作者が描くヒロイックな能力バトル漫画

池に沈むとタイムリープする力を手にした少年が、ヒーローになる物語。端的に言うと正気が狂気な溺死ヒーロー

バトル漫画に重要な能力のセンスは未だ健在。

池に飛び込み〝じさつ〟をすれば、その日の朝に戻れる主人公がヒーローという名のエゴに囚われて、自己犠牲しながら、“洗脳する”能力者・ウィルの目的を阻止する為に、どんなにボロボロになっても助けにいく、熱く面白い王道漫画

 

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(出典:『サイケまたしても』)

POINT
  • 既刊13巻(2018年9月現在)
  • うえきの法則を彷彿させる、一風変わった能力者バトル
  • 『うえきの法則』好きなら是非読んで欲しい

 

36位『死にたいボクと生きるキミ』

 

医療技術が発達し、生後すぐに「死亡予定日」が告知され、人々はその予定日の前後一週間の差異無く寿命を迎えている…

誰もが自分の寿命を知る時代。そんな人々の”最後の10日”を切り取った、少し笑えて、結構泣けるシリアスコメディ。

死に際にそれぞれのドラマを展開、それぞれのキャラがどう感じ、どう生きるのか描かれていく、基本的には、ギャグタッチで笑えるが、テーマがテーマだからめちゃくちゃ考えさせられる

 

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(出典:『死にたいボクと生きるキミ』)

POINT
  • 全1巻完結 
  • 基本はゆるいギャグ短編なのにじわり涙腺が緩む

 

35位『アイリウム』

 

24時間分の記憶が全くなくなってしまう薬「アイリウム」をめぐる物語、多量にアイリウムを飲んだ女性と結婚する話など、薬にまつわる短編が7編

記憶を巡る様々な立場の人間ドラマにはテーマ性も宿っており、辛いことも、悲しいことも、なかった事にできる。

それと同時に幸せな日々も無くなる。中々考えさせる作品である。

 

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(出典:『アイリウム』) 

POINT
  • 1巻完結
  • 1錠で24時間の記憶が無くなる薬。テーマが面白い

 

34位『百万畳ラビリンス』

 

無限に一般家屋が連なったような迷宮に迷い混んだゲーマーの女子大生二人が、ゲーム脳を活かしながら脱出を目指す物語。

ゲームのデバッグをしている凸凹コンビ2人が、無限に続く迷宮をどう脱出するかも、襲い来る謎の生物の倒し方もわからぬまま、天才的デバッグ能力で脱出する痛快作品

とにかく次に何が起こるか分からないような、アイデアに満ちてる作品で、バディものとしても秀逸、それ故にクライマックスは議論の余地あり。

 

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(出典:『百万畳ラビリンス』) 

POINT
  • 上下2巻完結
  • 畳敷きの巨大迷路という設定のアイデアも面白い

 

33位『交響詩篇エウレカセブン』

 

14歳の少年レントンが、様々な出会いや経験を得て成長していく姿を中心に、ガンダムみたいなロボットが宙に浮くスケートボードに乗って軍と戦う物語

違う種族のコーラリアンと人間の共生の模索、正義の見えない戦い、宗教による迫害、戦争孤児…

単なる成長物語かと思いきや実は宗教問題や差別や戦争、飢餓などの社会問題を取り扱ってる作品

様々な国際問題や人種差別が起きている、今を生きている私達だからこそ、考えさせられる作品でもある。

 

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(出典:『交響詩篇エウレカセブン』)

POINT
  • 全6巻
  • 空気中の微粒子の波でサーフィンするロボット

 

32位『ギガントマキア』

 

ベルセルクの作者「三浦建太郎」先生の1巻完結作品

1億年後の超未来で展開するのは、ストロングスタイルなプロレス&大巨人ファイト、男塾や北斗の拳、ザ・松田みたいな豪快に偏差値低めな熱血物語。

人族と亜人族が憎しみあい、神話の巨人が存在する1億年後の変わり果てた世界設定に、超画力にモノを言わせて描いた『巨人VS巨人』のバトルシーンはめちゃくちゃ熱い

憎悪を振り回すガッツとは対照的に、相手の憎しみを全身で受け止め、許すキャラクターで、ベルセルクとは対比的な作品。

 

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(出典:『ギガントマキア』)

POINT
  • 1巻完結
  • ベルセルクの連載を止めて描いた重厚なSFファンタジー
  • 荒れ果てた地と進化した異形の動植物、亜人種

 

31位『サマータイムレンダ』

 

夏の離島、幼馴染の女の子の死から始まる、和歌山市の小さな離島日都ヶ島が舞台の『タイムリープ』モノのサスペンス作品

ぐいぐいと物語の謎に引き込んでいく演出力、物語,、伏線作中に散りばめられている細かい謎に至るまで、ロマンてんこ盛りの作品

タイムリープやドッペルゲンガー要素が混じってるのに、ミスリードで読者を全力でだましに来たり、真相や焦点を巧妙に隠したりズラしたりしつつ、謎を段階的に作っていく

息をつかせずどんどん場面が進み戻り入れ替わっていく構成は見事

 

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(出典:『サマータイムレンダ』)

POINT
  • 既刊2巻(2017年8月現在)
  • 程よい恐怖と近づく真実へのワクワク感がとても良い作品

 

30位『Dimension W』 

 

『コイル』と呼ばれる『コア』を使用することで、エネルギーを無尽蔵に使える近未来が舞台

貧民層を中心に広まった『不正コア』を不正利用した犯罪が多発し、ハイテクな世界の中、ローテクな物ばかり使う主人公と、感情を持つアンドロイドのヒロイン『不正コア』を『回収』する物語

主人公がローテクに拘る理由は何なのか、ヒロインがなぜここまで精巧に作られたのか?

世界観、綺麗な絵、人間味豊かな怪力少女ロボと闘える三十代無愛想おっさん、散りばめられた謎が交差する作品。

 

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(出典:『Dimension W』)

POINT
  • 既刊13巻(2017年10月現在)
  • 無限のエネルギーを取り出せる「コイル」により繁栄した近未来
  • 回収屋とアンドロイドの少女

 

29位『地球の放課後』

 

謎の生命体ファントムにより人類が消された世界設定

「世界の終末」を平和だった過去の世界を思い出しながら残った四人が暮らしていく『驚くほど緩やかな日常作品』

冒頭で登場する人類消滅の原因である『ファントム』の存在。最終巻では、それまでの謎や伏線を、急展開もなく綺麗に回収して完結する。

 

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(出典:『地球の放課後』)

POINT
  • 全6巻
  • 謎や伏線が気持ち良いくらいに回収された見事なラスト
  • 夏と終末と放課後と日常

 

28位『タイムスリップオタガール』

 

冴えないオタ女が中学時代にタイムスリップ

30歳のオタク女子(腐女子)はとこが、コミケ帰りに電車に轢かれ、1996年にタイムスリップしてしまい、中2から人生やり直す物語。

主人公が特に可愛いわけでもない普通の女子。30歳が中学生として無双するわけでもなく、96年に行く。死んだおばあちゃんに会って泣いたり…

中学生や子どもにあるような表現や、自分の子ども時代を思い出すような、意外とリアルな内容だったりもしますが、暗くならず、笑って心置きなく読める作品

 

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(出典:『タイムスリップオタガール』) 

POINT
  • 既刊3巻(2018年4月現在)
  • タイトルの通り。無心で読める
  • 中二病的黒歴史。総てが懐かしく輝いている

 

27位『ベントラーベントラー』

 

宇宙人が普通に地球にいる世界観、宇宙人が起こしたトラブルを役所の職員である主人公と、外星人で解決していく緩いけど本格派のSF

「プラネテス」と同じ匂いを感じる作品。多種多様なケースに大しててんやわんやな人たちが繰り出す日常、知名度が低く、マイナーだけど最高に面白い。

庶民的なゆるさ雰囲気でライトに読めるSF漫画

 

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(出典:『ベントラーベントラー』)

POINT
  • 全3巻
  • ガチなSF的世界観
  • 日常系のSFを装いながら,急転直下で意表を突かれるの最終巻

 

26位『リュウマのガゴウ』

 

生態系が崩壊し「白皮」と呼ばれる化け物に怯えながら暮らす中、人類が圧倒的弱者となった世界が舞台

わずかに生き残った人類は、大昔に世界を救った不老不死と言われる「英雄リュウマ」を最後の希望にしてる。

元一般人でありながら「リュウマ」を名乗り、希望の灯を絶やさぬよう、世界を救おうとする何人かの主人公が交錯しまくる、世代交代クロニクル漫画

時系列や登場人物の関係性が分かった時の面白さ、人類の天敵である白皮との戦争、とても面白い作品

 

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(出典:『リュウマのガゴウ』)

POINT
  • 全10巻
  • 怒涛の展開、時系列をシャッフルした構成が魅力
  • 異形の生物と生存かけて戦う戦闘がめちゃくちゃかっこいい

 

25位『斉木楠雄のΨ難』

 

主人公が『本気を出せば人類を3日で滅ぼせる』程の超能力者でありながら、そのことが露見するのが嫌で隠そうとする。

世界の命運をかけたバトルとか一切ない日常作品。

登場人物が結局は全員いい子たちだし下ネタもほぼないし、優しい世界観。誰も傷つけない健全な、テンポが良くて読みやすいギャグ作品。

 

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(出典:『斉木楠雄のΨ難』)

POINT
  • 既刊25巻(2018年7月2日現在)
  • 正統派ギャグ、癖も少なく安心して見れる。優しい世界

 

24位『宇宙戦艦ティラミス』

 

SFロボアニメの皮を被ったギャグ漫画

宇宙世紀を舞台にそんな所をネタにする⁈的な、コックピットに引きこもる天才パイロットを、無駄に高い画力で描くおバカギャグ漫画。

シリアスなロボットものの雰囲気、ロボット作品でありそうな展開に、上手いこと日常の悩みをかぶせて、めっちゃくだらないギャグを差し込んでくる作品

 

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(出典:『宇宙戦艦ティラミス』)

POINT
  • 既刊7巻(2018年10月9日現在
  • 素晴らしい画力&シュールなギャグ

 

23位『ワッハマン』

 

絶対に壊れない体を持つが、『頭がカラ』な古代サイボーグが主人公のコメディ。

序盤ギャグを基調としながらも、徐々に展開は熱く、悲劇の色を帯びていく『ギャグ漫画から、急に救いのないシリアス漫画へ変貌していく』という凄まじい展開を見せる作品。

下ネタ的なギャグや、セクハラネタが多いのでオススメし辛いが、ラストシーンは、今まで読んだ漫画の中でも屈指、色んな意味で永遠のオンリーワン。

 

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(出典:『ワッハマン』)

POINT
  • 全11巻
  • 一話完結型のギャグから、徐々に辛辣な物語となっていく。

 

22位『EAT-MAN』

 

ネジや金属片などを食べ体内で再構成し武器、機械などの物質を排出する殊能力を持った「世界一の冒険屋」が主人公のSF漫画。

冒険屋と呼ばれる「なんでも仕事を請け負う者」たちが繰り広げる、敵を倒したり、依頼を解決するSF漫画

SF的な世界観の構築は勿論、ストーリーの造り方がすごく上手い

粋なオチとセリフ回しは何度読み返しても飽きず、ミスリードと伏線の張り方も絶妙で、読み返すと違った視点で見れたりする

 

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(出典:『EAT-MAN』)

POINT
  • 基本的に1話完結
  • 既刊4巻(2018年7月現在)
  • ネジやら機械やらを食べる主人公、オイルが酒代わり。 

 

21位『七夕の国』

 

寄生獣の岩明均先生の作品。紙に穴を開ける程度の超能力しか持たない主人公が、自分の祖先のルーツである奇妙な村と、その一族の歴史と謎に迫る小さく壮大なSF漫画。

大きな話が小さな村で起きるという対比がポイント。最初から最後までかなり計算しつくされてる感があり、序盤に散りばめられてた伏線とタイトルの意味が終盤分かる

丁寧に作り込められていた謎や伏線も派手さはないが、綺麗に解かれて。全4巻と短くまとまっていている名作。

 

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(出典:『七夕の国』)

POINT
  • 全4巻完結
  • 話のインパクトは寄生獣に負けるけど纏まっていて無駄がない。
  • 主人公がモブサイコの『モブ』みたいな考え方

 

20位『狂四郎2030』

 

遺伝子的に犯罪因子を含む人間を隔離して矯正したり、強制労働させたり、ディストピアな世界の荒廃設定のお話

巨乳でくびれた女性キャラ、悲しい過去を背負ったキャラがドバドバ涙を流す描写、立体的に描かれるモブキャラたち、エロもグロも残酷も下品もてんこ盛りの物語

絵柄とギャグとキャラと下ネタと世界観とだいたいが『癖』で構成されているのにも関わらず、魅力に溢れた漫画

 

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(出典:『狂四郎2030』)

POINT
  • 全20巻 
  • 名作だけど絵柄の癖とエログロで全然人に勧められない

 

19位『ヒナまつり』

 

インテリ893の元に、超能力少女がやって来て色々メチャクチャな事が起こるギャグ漫画。

「よつばと」を黒くしたような内容で、的確にツボを突いてきて、呼吸できなくなるぐらい笑える。

とにかく会話のテンポとテンションで笑わせてくる。

笑いっぱなしかと思いきや、感動的な回もあり、ヤクザや超能力といった破天荒な世界観ながら、日常モノをやるというギャップもまたいい味を出している

 

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(出典:『ヒナまつり』)

POINT
  • 既刊14巻(2018年3月現在)
  • 登場人物全員頭のネジがゆるんでるギャグ漫画
  • たまに凄い瞬間火力で面白い時がある

 

18位『ふたつのスピカ』

 

宇宙飛行士を目指す主人公のお話で、宇宙開発が身近になった近未来的なお話の中で、友情や各登場人物の宇宙への思い、過去との葛藤を描いた心温まるSFファンタジー

SFチックなテーマでありながらも、素朴な絵柄でファンタジー要素をうまく取り込んだ優しい作品。

何も悲しくないのに何故かずっと雰囲気が悲しくノスタルジー。そこがまた良く、泣かされる。後書きでまで泣かされる作品

 

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(出典:『ふたつのスピカ』)

POINT
  • 全16巻
  • タイトル回収(2巻)はかなり素敵
  • 鬱なのか感動なのかそれはあなた次第!

 

17位『モブサイコ100』

 

主人公最強設定に新たな地平を開いた『ワンパンマン』の作者の作品

望まぬ力を持ってしまった少年の苦悩、そこからの成長してゆく過程が『核』 、思春期特有の危うさと、未熟さが詰まった爆弾みたいな魅力がある漫画

主人公は「モテたい」とか「筋肉つけたい」とか、超能力ではどうにもならない所で真剣に悩んでいる

作画が振り切れたバトルがとても良く、話が進むにつれて微妙に中二病魂をくすぐるキャラと展開で、気づいたらハマる

 

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(出典:『モブサイコ100』)

POINT
  • 既刊15巻(2017年12月現在)
  • ギャグ・日常パートと戦闘パートのメリハリ
  • 主人公は最初から最強格。

 

16位『どこか遠くの話をしよう』

 

遠き南米の小さな村、物の「声」を聞くことができる少女と、記憶を失くした旅人の物語。

柔らかい絵で描かれる、少女チロと謎の男性プラティーノとを軸に展開される、骨太なSFドラマと、もふもふのアルパカ達

上巻ののんびりした展開から、下巻の急展開に違和感なく入ってのストーリーの動きと、表紙の絵柄からは想像もつかない結末、メッセージ性にグッとくる

須藤真澄▼

短編を得意とする漫画家さんなので、知名度が中々無いのかと思うが、かなりのベテランで、とても魅力に溢れた作品を描かれます。

 

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(出典:『どこか遠くの話をしよう』)

POINT
  • 上巻のラストでぶん殴られて下巻で涙腺崩壊
  • 「ここではないどこかへと誘うファンタジー」

 

15位『おもいでエマノン』

 

地球に生命が誕生してから全ての記憶を持った少女が、様々な時代、場所で様々な人と出会う物語

エマノンが娘(=次のエマノン)を産むと、次代に全ての記憶が受け継がれ、同時に母体は全ての記憶を失う

30億年の生命の記憶を持つ、博学でウィットに富んでいて未成年なのに酒もタバコもやる美少女と、彼女に触れる人々との出会いと別れの多彩なバリエーションの物語

 

https://pbs.twimg.com/media/DHgXw1zVoAEGxwD.jpg

(出典:『おもいでエマノン』)

POINT
  • No Name(逆から読んでエマノン) 
  • SF漫画史上最も煙草が似合う女性

 

14位『懲役339年』

 

懲役339年を課せられた大犯罪者"ハロー"の生まれ変わりとして、産まれてすぐに刑務所に入れられた『歴代ハロー』の物語

「転生、生まれ変わりが信じられている」世界設定で、生まれ変わりが残りの懲役刑を引き継ぐという斬新な世界観

4巻とは思えない壮大な物語はどれをとっても一級品

ライトな画とそれに対照的な、張り巡らされた伏線・重厚なストーリー、 重苦しいタイトルと序盤の展開からは予想できない最終回、読み手の様々な感情を揺さぶる作品

 

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(出典:『懲役339年』)

POINT
  • 全4巻 
  • 漫画というより映画、ストーリー構成力が尋常じゃない

 

13位『惑星のさみだれ』

 

地球を砕こうとしている悪の魔法使いから地球を守る、主人公ら12人の超能力者たちの物語

この作品が凄いのは、本来地球を守るべき立場であるヒロインは「地球は自分が壊すから敵になど壊させない」という思想の魔王、主人公は、そんな地球を破壊を目論む女に心酔し、共に地球破壊を目論むとこから物語が出発する

その過程で子供達が尊敬できる大人と出会い、そんな風な大人になろうと、ゆっくりと変わっていく過程が丁寧に描かれている。

丁寧な伏線回収、主人公の成長、登場人物それぞれの見せ場、全部詰まって全10巻、これ以上に綺麗に終わった作品は他にない。

 

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(出典:『惑星のさみだれ』)

POINT
  • 全10巻という簡潔ながら濃い内容、ラストまでダレずに進む
  • 厨二病チック、作者のメッセージ性が強い良作  
  • 1、2巻が痛い。3巻まで忍耐を試される作品(一気買い推奨)

 

12位『レベルE』

 

「幽☆遊☆白☆書」や「HUNTER×HUNTER」「レベルE」などの作品で有名な富樫義博の作品。

すっごい独特な世界観、地球にやって来た宇宙人のバカ王子が暇つぶしに起こす、悪ふざけを軸とした物語がオムニバス形式で展開される

オチの秀逸さはもちろん、ダークな雰囲気で、短編集のようであり繋がりがあり、物語が転がっていく過程がとてもスリリングで面白い。

全2巻とは思えないほど密度が高く、先の読めない展開にあっという間に引き込まれる。

 

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(出典:『レベルE』)

POINT
  • 全2巻
  • 冨樫が仕事すると傑作しか生まれない

 

11位『天元突破グレンラガン』

 

ロボット作品の中でも絶大な人気を誇るグレンラガン!

人類は地下に穴を掘り、長い間細々と暮らしいてた。その中の2人、シモンとカミナは地上の世界を夢見ていた。これは、運命と闘い続け、世界に風穴を開ける男の一生を描いた物語

コンセプトは 『ドリル』を核に据えた物語

ロボアニメ苦手な人にも薦めたい。熱い熱い魂の男の義務教育作品。男のロマンの塊、合体あり、変形あり、必殺技あり、涙あり、笑いあり、熱い戦いあり、物語に重要な『ドリル』の設定・魅力的なキャラクターに心が熱くなる!

 

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(出典:『天元突破グレンラガン』)

POINT
  • 全10巻
  • 言わずと知れた最高にアツい漢の教科書

 

10位『ぼくらの』

 

異世界から現れる敵ロボットから地球を守る15人の子供。乗り込んだロボットで戦い、負ければ地球は滅亡。でも操縦者は必ず死ぬ。

ロボット・ジアースの操縦者に選ばれ、極限状態に追いやられた少年少女15人が『死を通して生を見直す』ハートフルボッコストーリー

死を目前として少年達は何を思いどんな行動するのか、そんな人間ドラマがこの作品の最大の魅力

序盤、主人公と思っていた男がいきなり死んで絶句する。

 

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(出典:『ぼくらの』) 

POINT
  • 全11巻
  • 生命の意味などを問い直してゆくSF
  • 設定や、話が重い割に気張らず見れる作品

 

9位『ワールドトリガー』

 

ざっくり説明すると、異世界から侵略してきた敵を若者たちがチーム戦で撃退していくSFバトル漫画

1対1に拘ることの多い少年漫画で、頭脳戦と連携プレーチーム戦を中心に、攻撃手、銃手、狙撃手などのタイプ分けや、近距離、中距離、遠距離、複合のバトルがかなり比重占めており、王道ながらすごく面白い設定。

圧倒的作り込み、味わい深い伏線の数々、バトル漫画好きにとって理想的な作品。遅効性なので、数巻まとめて読むのがおすすめです。

 

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(出典:『ワールドトリガー』)

POINT
  • 既刊18巻(2017年3月現在)
  • 「チーム戦」と「戦術」を最高に面白く描く漫画
  • 人の考察も読んで、読み返すと、伏線と見方が見つかる構成力

 

8位『不滅のあなたへ』

 

何者かによって“球”が地上に投げ入れられた “球”は情報収集し姿を変化させる『不死身』

万物を記録できる『不死身』の主人公が、旅する中で出会った人や、生物の肉体や思考を自身に記録し、自我を獲得していく物語。

死を知ることでヒトを知り、母を知ることで愛を知り、友情を知ることで意思を得て、多くの出会いと別れを経験して0か1になる物語

読めば読むほど作り込まれた伏線に驚かされる仕様、週刊連載とは思えない美麗な絵、人間の生きてる意味や人間の生と死がテーマの壮大な作品

 

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(出典:『不滅のあなたへ』)

POINT
  • 既刊7巻(2018年6月現在)
  • 作者は『聲の形』の大今良時
  • 2018年発掘した名作トップ3に入る

 

7位『彼方のアストラ』

 

惑星旅行にきた少年少女9人が遭難事故するお話。

疑問ばかりの序盤が中盤になると疑惑に変化し、最終巻に近付くにつれ、散らばった伏線が深まって、読了後の満足感がえげつない。

緻密に構築された物語に唸らされ、ミステリー作品としても秀逸

五巻で綺麗に纏まっており、全巻通しての表紙の意味が、クライマックスでわかるという完璧な作品。

広がる宇宙を背に、宇宙船とスペーススーツの少年少女、モチーフの全てがレトロSF・冒険・サバイバル・青春群像の魅力が満載

 

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(出典:『彼方のアストラ』) 

POINT
  • 全5巻
  • 細部まで美しい画、SFの想像力、舞台設定、全てが凄い
  • 随所に散りばめられた伏線が回収と、どんでん返しが目白押し

 

6位『プラネテス』

 

2070年代、人間が宇宙でも生活する近未来が舞台

宇宙でのゴミ拾い業をメインに一話完結のエピソードが続く。

『月で生まれ育った少女の話』『宇宙からは国境は見えないのに宇宙でも国からは逃れられない話』など、様々な人種、世代、立場の人間、様々な角度からエンターテイメントに迫る展開。

熱い人間達のドラマを軸に、深いテーマ性も感じさせるレベルの高い話数が積み重ねられ、伏線を回収して、感動的なラストで幕を閉じる。

 

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(出典:『プラネテス』)

POINT
  • 全4巻
  • 様々な人種、世代、立場の人間が集まる宇宙

 

5位『スピリットサークル』

 

手塚治虫「火の鳥」も彷彿とさせる壮大な輪廻転生の物語

主人公とヒロインの「過去生」(いわゆる前世)の因縁が物語の軸で、二人を中心に現在のキャラが、前世で様々な関わりを持っていた事が明らかになっていく物語

1巻の壮大なスケールの物語の幕開けと、謎めいた伏線の種まき

その上で『輪廻』というテーマの魅力予想外の展開、自問自答を繰り返すキャラクター、全てが噛み合って進んでいく様をしっかりと描いておりエンタメ性も高い

輪廻転生してるので、過去生が回数を重ねるごとに重層して物語が積み上がる仕組み。全6巻でホントに物語構成が素晴らしい

 

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(出典:『スピリットサークル』) 

POINT
  • 全6巻
  • 輪廻の中で起こる様々な物語が、一つの始まりに収束していく
  • 何度か読むたびに理解が深まるスルメ作品

 

4位『機械仕掛けの愛』

 

現代社会が注目する「人間とAI」の物語を描き続ける短編集

ロボット主役の連作人情談だが、こちらは人とヒューマノイド(忠実に脳の仕組みをコピーして人に近いが人ではない)とロボットが共存する世界の物語。

人間は変わる、ロボットは変わらない。その変わらない一途なロボットの姿に「深い人間性」を感じるヒトのココロの矛盾を描いている。

複雑系・曖昧系のラストも多く、それぞれにこめられた思いは、読後はしみじみと考えさせられ、定石を越えてなお王道の感動がある。

 

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(出典:『機械仕掛けの愛』)

POINT
  • 既刊5巻(2018年2月現在)
  • 手塚治虫文化賞&メディア芸術祭、W受賞作品

 

3位『寄生獣』

 

空から飛来した正体不明の生物「パラサイト」が、鼻や耳から人間の頭に侵入、脳に寄生し全身を支配してしまう。

主人公の脳を奪う事に失敗し、右手に寄生した“ミギー”との、奇妙な友情と戦い、別れを経験していく物語

メッセージ性が強烈。エンタメとしても一級品。それらもさることながら、今の漫画にはない簡潔さとまとまりのある内容。

結末を知った上で見ると、序盤から物語の核心に迫る伏線が完璧に計算されて仕込まれているのが分かって、何度も楽しめる。30年に一度クラスの傑作

 

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(出典:『寄生獣』)

POINT
  • 全10巻(新装版)
  • 人間や人間が作っている社会についての深い洞察、考察
  • 大風呂敷を見事に畳んだ漫画史に残る名作

 

2位『風の谷のナウシカ』

 

終末戦争後に生き残った人類が、わずかに残った清浄な地と水を求めて、さらに奪い合いの戦争を繰り広げて滅亡に向かう物語。

映画は漫画の2巻途中までで、その後は帝国同士の戦争、ナウシカによる大殺戮などで、バイオレンス描写あり、国家間の慢性的な戦争、民族差別、王家の醜い権力争い、人間たちの呪われた運命等、なかなかハードな内容となっている。

 

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(出典:『風の谷のナウシカ』)

POINT
  • 全7巻
  • 漫画版を読むとより一層宮崎駿の凄さがわかります。

 

1位『宇宙兄弟』

 

宇宙飛行士という夢を、職業として現実的に描いた傑作漫画

宇宙飛行士を題材にして、ここまで人を惹き付ける作品は他には無く、宇宙にいくことの厳しさと、宇宙飛行士達の宇宙にかける思いがしっかりと分かる作品。

時々「笑いあり、涙ありの心温まる物語」という売り文句があるけれど、それまさにこの作品。本当に泣ける。本当に笑える。

宇宙に行くまで、宇宙に行った後、宇宙にいる瞬間、この大変さと感動が伝わってくる漫画

 

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(出典:『宇宙兄弟』)

POINT
  • 既刊33巻(2018年4月現在)
  • キャラ全員に個性があって、世界観が半端じゃない。
  • 夢を大きく持てる。読んでて気持ちが良い作品

 

 

まとめ

 

もし、このエントリーを読んで少しでも紹介した作品に興味を持っていただけたら、これ以上嬉しい事はありません。

もし他におすすめの漫画があれば、是非コメント下さい!

本記事は随時更新中なので、また面白い作品があったら追加します。お楽しみに!