『2018年』面白い神漫画300選を全力でオススメ!15ジャンルからランキングで紹介【人気の完結作から隠れた名作まで】

※2018年11月5日大幅更新

 

おすすめ『漫画』ジャンル別にランキング形式にて紹介します。

ランクインしている作品はどれも面白く感動するものばかりなので、是非読んでみて下さい。

懐かしい作品、最新の作品全て網羅的に、今まで読んだおすすめ作品をランキング形式にしました。完全に僕の独断と偏見で選んでおりますので、ご容赦下さい。

もし、長くて読むのが面倒だという方は、下のリンクからそれぞれの順位に飛べますのでご活用下さい。

 

 

殿堂入り『私に衝撃を与えた漫画ベスト7』

1位『Hunter x Hunter』

 

ストーリー展開・伏線・台詞回しなど、カタルシスが得られるような展開、物語の一貫性と深みが素晴らしい。

最高傑作はキメラアント編▼

凶暴性しか持たなかった蟻たちが、戦いの中で人間のような感情を抱いていき、逆に人間達が悪魔のような残虐性を見せる、あのカオスさと冷静な語り部が、小説を読み上げあげたような高揚感を抱かせる

関連記事;「キメラ=アント編」とかいう人類史上最高傑作の物語!

読めない展開と相まって、単純な力の差では勝敗は決まらない、6種類の系統分類と各々の特徴的な『念能力という設定』『制約と誓約』弱者が強者に立ち向かうための意志や、覚悟を問われるストーリーとなっている点も魅力。

 

https://pbs.twimg.com/media/DZiVS6qV4AAIcyk.jpg

(出典:『Hunter x Hunter』)

POINT
  • 既刊35巻(2018年2月現在)
  • 末永く読んでいきたい誰にも真似できない傑作

 

2位『うしおととら』

 

獣の槍の継承者「うしお」が、獣の槍に封じられていた伝説の妖怪「とら」と共に、最強最悪の妖怪「白面の者」を倒す物語。

化け物と人間が互いの存在を疎ましく思いながらタッグを組む

バディものの王道かつ、ファンタジー設定、ダラダラ続かないし、目的も明確。熱い友情と宿縁が交錯して、最高かつ最良のプロットを展開。

全巻全てに最終決戦の伏線が張り巡らされてて、それらの伏線が一つになるクライマックスが爽快

絵が荒いと敬遠するひともいるけど、一度は読んでほしい少年漫画の傑作

 

https://pbs.twimg.com/media/DYQG8jTVwAAMt8P.jpg

 (出典:『うしおととら』)

POINT
  • 全33巻 + 外伝1巻
  • 絵や線の荒さが吹き飛ぶストーリーの重厚さ
  • 少年と妖怪が心を通わす感動巨編

 

3位『デビルマン』

 

デビルマンは、「強くてかっこいいヒーロー」でもあるのですが、その彼が守るべき人間を殺し、見捨てるに至るところが重要

「全く救いのないバッドエンド」「漫画の衝撃的なラスト」というと必ず名前があがる作品。そうなるまでの経緯も衝撃的、たった5巻、連載期間1年であることを忘れさせる濃厚さ。

実写デビルマンについて▼

見ると人生を棒に振ったような気分になる、「実写化はこれをやると失敗するよ」という要素が全て含まれており、その点を見れば良作といえる。

人生における貴重な二時間を完全にドブに捨てるハメになるため、視聴者が完全にバッドエンド

 

f:id:ryocuu:20180709001734j:plain

(出典:『デビルマン』)

POINT
  • 全5巻
  • 物語の中に人間の本質を完全に昇華した作品

 

4位『G戦場ヘヴンズドア』

 

漫画家に関わる人達を描いた作品。

編集者の父を持つ鉄男と、人気漫画家を父に持つ町蔵がタッグを組み、マンガを描く物語

似たような題材のバクマンとは違い、こちらは漫画は目的ではなく手段。3巻完結なのに内容が濃い スポ根ぽさもある、非常に心を熱くさせる青春漫画

終盤につき回収されていく伏線、一つ一つ血肉の通った名言連発のキメ台詞、主人公達負の連鎖の断ち切り方にとても感動させら、愚直で気持ちのいい作品

 

f:id:ryocuu:20180807013349j:plain

(出典:『G戦場ヘヴンズドア』)

POINT
  • 全3巻完結
  • 大仰すぎる台詞回しが全編に渡って展開
  • 掛け値なしに不朽の傑作

 

5位『金色のガッシュ』

 

シリアスギャグ共に良質な少年漫画。

主人公コンビが成長すると共に強くなる構成は正に王道。

魔物の子「ガッシュ」はある出来事をきっかけに、優しい王様になる事を決意し、主人公と一緒に戦い抜く物語。

人間と魔物がタッグを組んで、『燃やされてはいけない魔本を人間が持つ』『強くなっていく毎に呪文の数が増える』、設定が神がかっている

魔物の子100人に100通りの絆の物語がある丹念な人物描写、バトルロワイヤル形式だけど誰も死なないシステムだったり、キャラクターを大事にしている、20代ホイホイ漫画

 

f:id:ryocuu:20180621231257j:plain

(出典:『金色のガッシュ』)

POINT
  • 全16巻(文庫版)
  • 「チチをもげ」はとりあえず聞いた方がいい。
  • 突き抜けたギャグと熱いシリアス展開が対照的な作品 

 

6位『鋼の錬金術師』

 

言わずもがなの名作。王道バトルファンタジーでありながら、暗いテーマも扱う良作で、深く考えさせられる物語の構成

主人公らが身体欠損というスタートを持つ、酷なダークファンタジーだけども、それでも明朗な少年漫画であろうとする。

1冊でも手に取るとつい最後まで読んでしまい、そして所々で涙が。展開が最初から最後まで綺麗に繋がっているのが、この作品の最大の魅力だと感じる。

この作品ほど、伏線全て回収し、最初から最後まで筋が通って、内容がブレない作品はないと思う。

長編バトル漫画のバランスと総合力として、すべての要素に於いて90点を下回ることのない大傑作。

 

f:id:ryocuu:20171211215934p:plain

(出典:『鋼の錬金術師』)

POINT
  • 全27巻
  • 見事な起承転結、お説教ぽくない強いメッセージ性、魅力的なキャラ、世界中にファンがいるのも納得な作品

 

7位『バガボンド』

 

剣豪宮本武蔵の生涯を『SLAM DUNK』作者の井上氏が筆のみという圧倒的画力と自らの人生観でもって挑んだ作品。

剣の道を極めんと突き進む武蔵その人の生き様を追いながら、剣とは、そして人とは何かを極めようとする、圧倒的な才能を授けられた人間の喜びと苦しみの物語。

一生を賭して挑んだ戦いに向かっていく姿勢、その中でさらに自分を磨こうとする生き様というか、極みへと近づく魂の輝き。倫理とはかけ離れてるのになぜか説得力がある、人生を教えてくれる天下無双のマンガ

 

f:id:ryocuu:20180621202027j:plain

(出典:『バガボンド』)

POINT
  • 既刊37巻
  • 天下無双に囚われた宮本武蔵
  • 豪快な描写から精神性も描く漫画を超えた漫画 

 

おすすめ歴史漫画

 

1位『へうげもの』

 

信長から壮大な世界性を、千利休から深遠な精神性を学び、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、三人の天下人につかえた男・古田左介を主人公とした大傑作。

大阪夏の陣の巨大なカタストロフの中で、勝者と敗者が何を次代に残し伝えるのか、10年以上をかけて積み上げてきた文化の物語

武士としては連絡将校止まりで全く奮わなかった古田織部が、茶の世界で天賦の才を開花させていく過程が面白い。

最初は千利休を主人公とした物語を作ろうとしたが、古田織部という存在に注目し、現在の形になったと言う

利休はこの物語のもう一人の主人公と言える存在感を放ち、アニメ版は利休切腹までをくぎりとし、多くの賞もそこまでが描かれた9巻時に受賞した。

 

f:id:ryocuu:20181023020903j:plain

(出典:『へうげもの』)

POINT
  • 全25巻
  • この作品で歴史好きになった人が増大した作品
  • とにかく傑作。歴史漫画最高傑作

 

2位『昭和天皇物語』

 

マッカーサーに「戦争の全責任を負う」旨を発言し、衝撃と感動を与えた昭和天皇。太平洋戦争に深く関わり、戦後復興の道筋を照らした、激動の人生を描いた作品。

どこまでが史実で、どこがフィクションかはよく分かりませんが、大義を果たすために己の身を削る教育係や教師、その教えを受け成長していき、彼だけが抱える葛藤と苦悩する姿

「人に命を捧げられても恥じないものになろう。」多感な時期にこんな事を思う青年。話が進むにつれ強くなる緊迫感にどんどん飲み込まれていく一冊

 

f:id:ryocuu:20181023073730p:plain

(出典:『昭和天皇物語』)

POINT
  • 既刊2巻(2018年3月日現在)
  • 激動の昭和の象徴となる男の人生

 

3位『シグルイ』

 

封建社会の歪さに翻弄される侍と女、立ち向かう男と女を描いた作品

物語は、『隻腕の剣士』と『盲目跛足の剣士』による真剣試合の始まりが描かれ、以降はそこに至るまでの因縁が描かれていく…

その中で明かされていくのは、江戸時代という封建社会の理不尽や、階級、そしてその中で剣の上達や、立身出世へ望んで執念を滾らせていく人々の群像劇

原作の小説があるけど、物語構成の完成度は圧倒的。

「駿河御前試合」を原作とし、「作者の南條範夫が満洲国の官僚だった頃に実際に見た『残酷』を江戸時代に置き換えて描いたもの」と云う解釈で描かれている。

 

f:id:ryocuu:20181023012304j:plain

(出典:『シグルイ』)

POINT
  • 全15巻
  • 剣客とか居合とか好きな人には是非。
  • 狂気、グロさを許せるなら傑作

 

4位『キングダム』

 

戦災孤児で下僕だった信が秦王政のもとで、大将軍になることを目指し戦っていく、三国志的で、一般民の成り上がり的な物語。

強いものへの憧れ、無名からの成り上がり、そして仲間と力を合わせて強大な敵を討つ。少年漫画の王道作品。

主人公の成長と共に武術から戦術、戦略にバトルの描写の面白さがシフトしていってるのが熱いく、描き分けも見事で、剣戟や合戦シーンも安心して読む事が出来る。言わずと知れた有名作。

 

f:id:ryocuu:20181023074524j:plain

(出典:『キングダム』)

POINT
  • 既刊51巻(2018年7月現在)
  • 歴史に沿って進む最強に胸熱漫画
  • 成り上がり爽快感と人4にまくりな生臭さ。

 

5位『乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ』

 

様々な宗教が交差した時代。政治と戦争と宗教、混ぜたらダメな物をミックスした上で、社会不安で味付けしたヤバイ時代の物語

史実にフィクションを加え、歴史上初の銃が戦術に用いられたとされる宗教戦争。フス戦争をフス派側視点をメインに描いた作品。

傭兵隊長ヤン・ジシュカの携帯火器と、装甲車輌を組み合わせた戦術や、『聖歌隊』の存在が物語のキーになってたり、歴史も学べるマニアックな作品。

 

https://pbs.twimg.com/media/DVE_FONV4AAE6p6.jpg

(出典:『乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ』)

POINT
  • 既刊10巻(2018年7月日現在)
  • 「フス戦争」というドマイナーな題材。
  • 女子供の扱いなど、かなり容赦ない描写で描いている

 

6位『乙嫁語り』

 

「乙嫁(様々な立場のお嫁さん)」をキーワードに、厳しい自然の中に生きる人々の生活と文化、時に人の愚行を、穏やかながら、細かい心理描写を混ぜた人間ドラマを描いた物語。

異なる文化的背景による価値観、考え方の違いについても丁寧に描かれている点も魅力だが、とにかく画力が凄まじい。他の要素を全て差し引いても、絵の美しさだけで読む価値がある。

小さなコマにも手を抜くことなく、描き込まれた複雑な模様の民族衣装は、モノクロなのに色が見えそうなほど美しい。

 

f:id:ryocuu:20180702193546j:plain

(出典:『乙嫁語り』) 

POINT
  • 既刊10巻(2018年2月現在)
  • (19世紀中央アジア)で生きる人々の暮らしぶりが魅力的
  • 余りに描写が美しく緻密で楽しい

 

7位『センゴク』

 

数多ある歴史漫画の中で骨太な、戦国時代を生き抜いた若武者の物語

歴史を題材にしたあまたある漫画の中で、学者や研究者までも注目する、戦国時代の歴史を徹底的に検証し、漫画として具現化した作品

豊臣秀吉に仕えた一武将を主人公に、段々と武将として成長していく珍しい視点の作品、戦国時代の武将の戦略とかマネジメントを緻密に描いてる。

「試し合戦」の描写を通して、読者に戦国当時の戦闘の基本的流れを紹介しつつ、物語としてもしっかり成り立たせている

新たな歴史漫画のあり方を打ち立てた、パイオニア的作品

 

f:id:ryocuu:20181023065547j:plain

(出典:『センゴク』)

POINT
  • 全15巻
  • 史実武将がみんな本当に魅力的な群像劇
  • 「バガボンド」にも匹敵する程の迫力のある絵

 

8位『るろうに剣心』

 

多くの人の生命を奪った心の痛みから、綺麗事と罵られつつ、二度と誰も殺さぬ誓いを立て、剣の腕を振るいながらも誰一人殺すことなく市井の人を守り続ける主人公の物語

「冴えない主人公が実は強い設定」の先駆けに近いんじゃないか?

話はシリアスと日常のバランスが良く適度にメリハリがあり、シリアスパートにおいても時代背景を反映したような疾走感があり、老若男女楽しめる。

漫画原作の実写化では、近年最も成功した作品の一つじゃなかろうか、ずっと時代劇を作り続けて来た土台にあってこそな気がする。

 

f:id:ryocuu:20181017001308j:plain

(出典:『るろうに剣心』)

POINT
  • 全28巻(新書版)
  • この作品は京都編で終了させていれば間違いなく傑作

 

9位『碧いホルスの瞳』

 

3500年前に実在した、歴史上初の女王。

古代エジプトが舞台に、「女が王にはなれない」と言われた時代に、エジプトで女ファラオとして国を治めた実在の人物、ファラオ・ハトシェプストの半生を描いた作品。

実の兄や神官達と争いながら、『男装の女王』としてのし上がって行く、最高にエモいガチエジプト王家漫画、古代エジプトの描写が細かくてとても読み応えがあります。

 

f:id:ryocuu:20181023003435j:plain

(出典:『碧いホルスの瞳』)

POINT
  • 既刊5巻(2018年7月現在)
  • 強くてかっこいい女が好きな人にオススメ

 

10位『NeuN』

 

ナチスの独裁下にある1940年のドイツが舞台の漫画。

ナチスにより秘密裡につくられたのは、ヒトラーのDNAを持つ13人の子供たち。その9番目の子供を巡る血みどろの物語。

内容と絵のタッチの相性、壮大なスケールで描かれる物語に注目

作品としても、ここまでナチスドイツとハーケンクロイツが出まくりな漫画は無いのではないか、手塚治虫「アドルフに告ぐ」を彷彿とさせる重厚さのある作品。

 

f:id:ryocuu:20181023083420j:plain

(出典:『NeuN』)

POINT
  • 既刊3巻(2018年9月現在)
  • 高橋ツトムの絵で描かれる、ナチもの
  • ヨーロッパでは間違いなく発禁だろう

 

11位『阿・吽』

 

天台宗の開祖、最澄と空海、平安の世を揺るがす二人の天才の物語

敷かれたレールからはみ出して仏教を開いた天才、仏教に携わる人が、これほど歴史を大きく動かしていたとは…!!

あんまり興味がなかった歴史とか、仏教に興味が湧く

監修もつき、歴史的な背景をきちんと押さえながらも、漫画だからできる自由奔放な世界観を同時に満たす作品。

 

f:id:ryocuu:20181023030944j:plain

(出典:『阿・吽』) 

POINT
  • 既刊8巻(2018年8月現在)
  • 最澄×空海 ふたりの天才を描いた仏教漫画
  • 圧倒的な絵力。説法を読ませてもらってる感じ。

 

おすすめミステリー/サスペンス漫画

 

1位『白暮のクロニクル』 

 

オキナガ(吸血鬼?)という長寿の人間が生息する世界をリアルに描き、長い長い殺人事件を紐解いていく物語。

不老不死の長命者(蔑称は吸血鬼)なる異人を通じ、排斥運動や日本的な管理システムなど、社会派なテーマを描きつつ、連続殺人鬼というロマンを織り交ぜた作品。

色んな事件を解決しながら根幹の物語が進んでいく構成、ぐるっと遠回りしているようで、徐々に核心に近づいく。

最終巻最終話で印象的なラストシーン。「読み終わったら1話を読め」の極上ミステリー

 

f:id:ryocuu:20181018034936p:plain

(出典:『白暮のクロニクル』) 

POINT
  • 全11巻
  • 「サスペンス」漫画としてクオリティは高い
  • 巻を追う毎に面白さマシマシ、推理小説のワクワク感が炸裂

 

2位『幽麗塔』

 

医龍で一斉を風靡した乃木坂太郎が有名小説を漫画化したもの

古い時計塔で起こった、ある殺人事件。その古い塔に眠る財宝を狙う主人公と、謎の殺人鬼「死番虫」、警察や塔の持ち主の思惑も入り乱れ、無関係な主人公が徐々に巻き込まれていく物語

本格ミステリーの中に「人らしさ」「友情」とは何かというテーマがあり、誰の話が本当で、ウソなのか。

伏線をヒントに推理も楽しめる。良質なエンターテイメント作品

 

f:id:ryocuu:20181018054839j:plain

(出典:『幽麗塔』)

POINT
  • 全9巻
  • 乱歩と横溝正史混ぜたようなサスペンス
  • 絵が綺麗なので余計に不気味さが増し引き込まれる

 

3位『トレース科捜研法医研究員の追想』

 

元科捜研にいた漫画家さんが描く本格ヒューマンミステリー

経験を活かした科捜研という立場からの謎解きが面白く、一家惨殺事件の生き残りである主人公の過去など、ドラマ映えする内容。

過去を持つ天才肌のそばにいる新人ヒロインの視点から語られる展開、ストーリーはかなりシリアスなため、あとがきにほっこり

ストーリー、事件現場をリアルに再現と解決。是非ミステリー好きは読んでほしい作品。

 

f:id:ryocuu:20181018014005j:plain

(出典:『トレース科捜研法医研究員の追想』)

POINT
  • 既刊5巻(2018年9月現在)
  • 元科捜研だから描けるリアルさ、謎が深まる展開

 

4位『ギフト±』

 

かなりグロい絵柄、臓器移植をめぐるサスペンス。

女子高生は「生きる価値無し」と判断した人間のクズを《鯨》に例えて捕らえ解体し、新鮮な臓器を取り出すような漫画

自らの価値観を基準に殺人と解体を実行する主人公は、ある意味更正を期待できない犯罪者(サイコパス)

物語が進むにつれて、登場人物の過去が徐々に明らかになっていき、物語自体も疾走感が増していくのでどんどん読める。

バイオレンスとサスペンスが上手く混ざりあったダークな雰囲気、それとは違う独特な雰囲気を持つ、主人公とのアンバランスさも魅力

造られた命にも尊厳はあり、すべての命に尊厳がある事。

その尊さを自らの傲慢で犯すものには、命で償う。正義なのか必要悪なのか、かなり入り組んだストーリー展開で先が気になる作品。

 

f:id:ryocuu:20181019041901j:plain

(出典:『ギフト±』)

POINT
  • 既刊13巻(2018年9月現在)
  • 生命の維持、命の平等さ、大切さを教えてくれる作品
  • 絵が綺麗でリアルなので余計にグロく感じる

 

5位『予告犯』

 

実在するネット犯罪をモチーフにし、曖昧な結末で終わったそれらの加害者に対して報復を行う男の物語。

ネット社会(SNS、まとめブログなど)をリアルに切り取ったクライムサスペンス。丁寧な伏線と構成により、3巻で綺麗に完結する

ネットテロリストの目的と終焉は社会への復讐でもなく、歪んだ正義感でもない、素朴で極めて人間的なものだった。(ラストはネタバレになるのでご自身で確認を!)

 

f:id:ryocuu:20180920161754j:plain

(出典:『予告犯』)

POINT
  • 全3巻
  • 現代社会の問題に焦点を当てた、哀しくも切ないお話

 

6位『五佰年BOX』

 

表紙通り、500年前に繋がっており「未来」である現在にも影響を与える「箱」をキーアイテムにした物語

箱庭への干渉が現実世界にも影響を及ぼすというユニークな設定。

主人公の視点だけで話が進まないのがこの漫画のキモ。多面的な語り手を用いたことで、今まで読んだ事のない設定と、先の読めない展開を出し、読み応えのある物語になっています。

登場人物の服装や単行本の帯など、作者の作品へのこだわりの強さが感じられる良い漫画

 

f:id:ryocuu:20181018015617j:plain

(出典:『五佰年BOX』)

POINT
  • 全4巻
  • 世界観設定が新鮮。箱庭をキーとしたミステリー

 

7位『ミギとダリ』

 

『坂本ですが?』の佐野菜見さんの最新作。

老夫婦の家にやってくるミステリアスな双子の悪童が繰り広げる「笑い」と「サスペンス」の物語。

ある目的を達成すべく“秘鳥(ひとり)”という一人の人間を、二人で装うことに奮闘する姿に笑え、その絵と雰囲気の不気味さとミステリアスさが面白さを引き立てる

今作も『坂本ですが?』の独特のギャグセンスは健在。ただ、若干シリアスでシュールなギャグが多く、淡々とした世界の中に、出てくる笑いが不思議な感覚でハマってしまう

 

f:id:ryocuu:20181018032056j:plain

(出典:『ミギとダリ』) 

POINT
  • 既刊2巻(2018年9月現在)
  • 作者は「坂本ですが?」の佐野菜見
  • 兄弟の話がとってもゾッとするけど夢中になる

 

8位『ことなかれ』

 

役所に設立された心霊現象を専門に取り扱う「ことなかれ課」を舞台にしたホラー作品。

「ことなかれ課」処理するのは、霊や超常現象などの不可解な事件…表紙とはだいぶ印象が違う、事件は後味の悪い結果を残すし、人は死ぬ。予想だにせぬ結末に読者も死ぬ。

愛らしい絵柄と個性的な設定の登場人物。物語もすんなり解決せず余韻を残す構成、散りばめられた伏線と回収、正統派ホラーでオチもしっかりホラー漫画。

 

f:id:ryocuu:20181018042401p:plain

(出典:『ことなかれ』)

POINT
  • 既刊9巻(2017年8月現在)
  • 途切れず伏線からまた別の怪異が発生する構成

 

『おすすめ思春期/青春/学園漫画』

関連記事;思春期!おすすめ青春漫画ランキング35【学園で繰り広げられる友情、部活、そして恋愛】

 

1位『青のフラッグ』

 

一筋縄ではいかない高校生男女4人組の関係を描いた青春物語。

立場も考えも恋愛観も違う高校生男子2人と、女子2人のグループを中心に、男と女の仲を恋愛友情、思春期要素を全部ひっくるめて、ナイフのような切れ味でズバズバと描いていく

単純なLGBT物という枠を飛び出し、男女関係の価値観の多様性まで作品の懐が広がっていく。素晴らしいコンセプトの作品。

 

f:id:ryocuu:20181021032537j:plain

(出典:『青のフラッグ』)

POINT
  • 既刊5巻(2018年9月4日現在)
  • 甘酸っぱい青春。登場人物の心理描写が切ない

 

2位『坂道のアポロン』

 

60年代の長崎を舞台に、ジャズを通じて心を通わせる不良と優等生、二人の少年の物語

ナイーブな少年とバンカラな少年が、ジャズを通して友情を深め合い、恋に破れたり成長したりする『のだめ』に負けず劣らず、ジャズの音が聞こえてきそうな「音の鳴る」漫画

昭和の空気や九州の方言の雰囲気と合わせて、お話全体に哀愁があり、ジャズに相応しいパワーと憂いを秘めた、グッとくる青春群像劇

 

f:id:ryocuu:20181021020451p:plain

(出典:『坂道のアポロン』)

POINT
  • 全9巻 + 番外編1巻
  • 連発される青春モノとは一線を画す作品
  • 友情&恋&涙あり、実写化された傑作!

 

3位『BLUE GIANT』

 

世界一のジャズブレイヤーを目指して、ひたむきに進む若者の物語。

音のない漫画というツールで、紙を突き破って大のサックスの音が聞こえてくるような臨場感に、心が動かされること間違いなし

主人公がジャズに惹かれて、何の知識もないままサックスを吹き始め、毎日河原で独学で練習をする。そんな大のサックスの音は、技巧こそないものの思いが乗った力強いものとなる。

ジャズの魅力をジャズ好きならず、ジャズを知らない人にも惜しみなく伝えてる熱い作品

 

f:id:ryocuu:20180920154613j:plain

(出典:『BLUE GIANT』)

POINT
  • 全10巻
  • 音楽メインの話なのに展開はスポ根並みに熱い
  • 音楽の魅力と迫力に圧倒される 

 

4位『群青にサイレン』

 

主人公には向かないような男にあえてスポットライトを向けて、必死にもがき苦しみながらなりたい自分になろうとする物語

題材は野球漫画だけど、主人公の幼馴染への嫉妬と自己嫌悪、嫉妬心や劣等感、確執をえげつない心理描写で描く、全然爽やかじゃない青春の痛みが詰まっている作品

丁寧な心理描写が多くてとても面白いので、美化されてない青春物語が好きな方に読んでほしい作品。

主題は野球の話より、人物のメンタル面の方が中心となるから野球知らなくても全然大丈夫

 

f:id:ryocuu:20180803222743j:plain

(出典:『群青にサイレン』)

POINT
  • 既刊7巻(2018年3月現在) 
  • 既存の野球漫画とは毛色が違う
  • 才能に嫉妬した挙句トラウマほじくり返される

 

5位『この音とまれ』

 

高校箏曲部の成長物語。

3年生が卒業してしまい、1人だけになってしまった部を再建し全国大会を目指していく。ヘタな子が一生懸命頑張って上達していく姿や、部員達それぞれのストーリーが何より魅力的

絵が綺麗で話も面白く、感動できてラブコメ要素もあってイケメンと可愛い子が出てくる、特に、鳳月さとわは容姿、性格ともに俺好みで歴代漫画ヒロインでもトップクラス

『ちはやふる』のような部活描写に『四月は君の嘘』のような演奏描写、『君に届け』クラスの恋愛描写が合わさった作品。

 

f:id:ryocuu:20181015232615j:plain

(出典:『この音とまれ』)

POINT
  • 既刊18巻(2018年8月現在)
  • ラブコメ成分が豊富な部活もの

 

6位『ぐらんぶる』

 

昼から飲んでばかりの、グダグダの大学のサークル活動をリアルに描いた、ダイビングサークルの物語

大学デビューを目論む主人公が、親戚のダイビングショップに下宿するギャグコメディ。 

ダイビングシーンは1割。9割は飲み会&ギャグのみ、酒とスキューバダイビングを愛する屈強な男たちと、馬鹿みたいなノリで馬鹿みたいなことし続ける馬鹿みたいなギャグ漫画。

監獄学園みたいなアホなノリが好きな人にオススメ

 

f:id:ryocuu:20180428233833j:plain

(出典:『ぐらんぶる』)

POINT
  • 既刊11巻(2018年7月現在)
  • 海入ってるシーンより全裸で酒飲んでるシーンの方が多い

 

『おすすめ感動する泣ける漫画』

 

1位『SLAM DUNK』

 

日本のバスケットボールブームの火付け役的存在、現在の作品と比較してもストーリーの質は全く見劣りしない、90年代を代表する名作

主人公桜木花道を含め各キャラに魅力があり、最初は、素人同然の桜木がライバルの流川に対抗意識を燃やしたり、キャプテンの赤城にしごかれたり、敵チームと戦うごとに急成長する姿は見応えがある。

リアルは人物の心情表現や物語、面白いというより心を動かされる作品。

 

https://pbs.twimg.com/media/DduvkHXV4AIgFU5.jpg

(出典:『SLAM DUNK』)

POINT
  • 完全版全24巻
  • 何度読んでも感動する名作

 

2位『四月は君の嘘』

 

母の死の影響からピアノが弾けなくなった少年と、奔放なバイオリニストの少女のラブストーリー。

音なんか出ていないはずなのに、不思議と音楽が聞こえてきそうな絵の表現力が凄い、ゆっくりじっくりと物語りは進んでいく。 

「その時です。私は、走り出したのです」ヒロインのこの言葉から物語がスタートして、完結まで至る。一生忘れることができない感動が詰まった作品。

 

https://pbs.twimg.com/media/DWyX32WVAAE8vNh.jpg

(出典:『四月は君の嘘』)

POINT
  • 全11巻
  • 言葉の描写や演奏が多くゆっくり丁寧に経過していく
  • 感動のラスト

 

3位『クロノクルセイド』

 

ニューヨークを舞台に、自分の寿命と引き換えに悪魔に力を貸して悪魔と戦うシスターの物語

前半こそ、コメディも交えてはいるものの、「人間と悪魔(の信頼関係)」や「死生観」がテーマとなっていて、後半に入るにつれて、ダークでシリアスな悲劇物へと変貌する。ラストは衝撃的

8巻という短い巻数ながらも、伏線を回収してスッキリ完結へ向かう。エンディングも、作中で何度も示唆されていた彼女の寿命について誤魔化さずに描かれており、最後の見開きは感動する。

 

f:id:ryocuu:20180729224315j:plain

(出典:『クロノクルセイド』)

POINT
  • 全8巻
  • ラストの感動と絶望は素晴らしい 
  • 王道の良さをこれ以上無いほど表現してくれた隠れた名作

 

4位『GUNSLINGER GIRL』

 

身体障害を持つ少女達を集めて頑丈な義体を与え、対マフィア用の戦闘員として運用している国家組織、そこで暮らす少女達と、彼女らの監督役でバディを組む大人達の骨太な物語

あらすじで、初めから哀しい終わりしかこないことは分るが、 ラストで描かれた「希望」には感動を覚える。

最後まで付き合いたくなる魅力のある作品。

 

f:id:ryocuu:20180621232805j:plain

(出典:『GUNSLINGER GIRL』)

POINT
  • 全15巻
  • やるせない話だが、最後に思いがけない救いがある

 

5位『妖怪アパートの幽雅な日常』

 

両親を失い切羽詰まって大人になろうとする主人公と、焦らなくていいと頭を撫でる大人と妖怪たちの物語

家庭の事情から自分で将来を狭めていた主人公が、妖怪アパートに出会い、『様々な経験を積み知見のある妖怪達』に揉まれながら、生きていく中で、様々な経験をし、視野を広げて人として成長していく物語。

児童文学だから文体軽いけど、内容は大人でも楽しめる。

非日常的な物語の中で、本当の意味でカッコイイ大人や、世界は広くて人生は長いこと、それと同時にダメな事もきちんと教えてくれる。

要所要所でグッとくる言葉が散りばめられていて、めちゃくちゃ奥が深い作品

 

f:id:ryocuu:20180710215423p:plain

(出典:『妖怪アパートの幽雅な日常』) 

POINT
  • 既刊15巻(2017年11月現在)
  • 日常でハッとするような深い話満載
  • 児童文学だけど侮れない面白い作品

 

6位『おおきく振りかぶって』

 

弱点だらけなの主人公が、球は遅いけど抜群のコントロールと、クセ球を武器に活躍する弱小野球部のお話

過去のトラウマから生じた抱える必要のない罪悪感から、コミュニケーション不全に陥っている主人公が、友だちとの日常を通して、絆を深めながら青春をやり直す、人間的に成長していく。そんな物語

すげぇ能力持った奴とか出てこないからのびのび見れ、試合の中での駆け引きとか、1球毎に大事に描かれてる所が、野球漫画として一番の魅力

 

f:id:ryocuu:20180805045137p:plain

(出典:『おおきく振りかぶって』)

POINT
  • 既刊29巻(2018年3月現在)
  • 主人公がスポーツ漫画にあまりいないようなタイプ
  • 弱さと過去を乗り越える瞬間は感動する

 

7位『最終兵器彼女』

 

札幌が舞台の漫画、主人公は高校生のカップル

日常の中に突然ミサイル飛んできて、普通の高校生が急速に戦争に巻き込まれていく…

戦争勃発中の世界で、兵器化され、戦場に駆り出される女の子と、その彼氏の宇宙一切ないラブストーリー

タイトルのインパクト、ギャグ漫画かなと思って手にとって見たときのシリアスな表紙絵とのギャップが凄い

第一話のほのぼのラブコメ展開からの札幌空襲彼女兵器化の絶望感1巻終盤でのすれ違いによる大絶望感、是非読んでみてください。

 

f:id:ryocuu:20180903033919j:plain

(出典:『最終兵器彼女』)

POINT
  • 全7巻+外伝1巻
  • 少しだけ見えた希望や理想が粉々になる
  • 激激激激激激鬱漫画

 

8位『うさぎドロップ』

 

30歳の独身男ダイキチと、祖父の隠し子である6歳の『りん』が織りなす二人三脚の生活を描いた物語。

子育てを描いていく中で、子育てって何?親って何?と疑問を持ちながら成長していくさまが、非常に丁寧に描かれており、子供の視点と大人の視点両方から見れる。

全体を通して温かみに満ちた作品であり、老若男女万人向けの素晴らしい作品

 

f:id:ryocuu:20180613224816p:plain

(出典:『うさぎドロップ』)

POINT
  • 全9巻 番外編1巻
  • 衝撃のラストで賛否分かれる、ほのぼの系だから余計に…

 

近未来が舞台『おすすめSF漫画』

 

1位『プラネテス』

 

2070年代、人間が宇宙でも生活する近未来が舞台

宇宙でのゴミ拾い業をメインに一話完結のエピソードが続く。

『月で生まれ育った少女の話』『宇宙からは国境は見えないのに宇宙でも国からは逃れられない話』など、様々な人種、世代、立場の人間、様々な角度からエンターテイメントに迫る展開。

熱い人間達のドラマを軸に、深いテーマ性も感じさせるレベルの高い話数が積み重ねられ、伏線を回収して、感動的なラストで幕を閉じる。

 

f:id:ryocuu:20180629160515j:plain

(出典:『プラネテス』)

POINT
  • 全4巻
  • 様々な人種、世代、立場の人間が集まる宇宙

 

2位『不滅のあなたへ』

 

何者かによって“球”が地上に投げ入れられた “球”は情報収集し姿を変化させる『不死身』

万物を記録できる『不死身』の主人公が、旅する中で出会った人や、生物の肉体や思考を自身に記録し、自我を獲得していく物語。

死を知ることでヒトを知り、母を知ることで愛を知り、友情を知ることで意思を得て、多くの出会いと別れを経験して0か1になる物語

読めば読むほど作り込まれた伏線に驚かされる仕様、週刊連載とは思えない美麗な絵、人間の生きてる意味や人間の生と死がテーマの壮大な作品

 

f:id:ryocuu:20180727175635p:plain

(出典:『不滅のあなたへ』)

POINT
  • 既刊7巻(2018年6月現在)
  • 作者は『聲の形』の大今良時
  • 2018年発掘した名作トップ3に入る

 

3位『七夕の国』

 

寄生獣の岩明均先生の作品。紙に穴を開ける程度の超能力しか持たない主人公が、自分の祖先のルーツである奇妙な村と、その一族の歴史と謎に迫る小さく壮大なSF漫画。

大きな話が小さな村で起きるという対比がポイント。最初から最後までかなり計算しつくされてる感があり、序盤に散りばめられてた伏線とタイトルの意味が終盤分かる

丁寧に作り込められていた謎や伏線も派手さはないが、綺麗に解かれて。全4巻と短くまとまっていている名作。

 

f:id:ryocuu:20180625222848p:plain

(出典:『七夕の国』)

POINT
  • 全4巻完結
  • 話のインパクトは寄生獣に負けるけど纏まっていて無駄がない。
  • 主人公がモブサイコの『モブ』みたいな考え方

 

4位『懲役339年』

 

懲役339年を課せられた大犯罪者"ハロー"の生まれ変わりとして、産まれてすぐに刑務所に入れられた『歴代ハロー』の物語

「転生、生まれ変わりが信じられている」世界設定で、生まれ変わりが残りの懲役刑を引き継ぐという斬新な世界観

4巻とは思えない壮大な物語はどれをとっても一級品

ライトな画とそれに対照的な、張り巡らされた伏線・重厚なストーリー、 重苦しいタイトルと序盤の展開からは予想できない最終回、読み手の様々な感情を揺さぶる作品

 

f:id:ryocuu:20180807020955p:plain

(出典:『懲役339年』)

POINT
  • 全4巻 
  • 漫画というより映画、ストーリー構成力が尋常じゃない

 

5位『モブサイコ100』

 

主人公最強設定に新たな地平を開いた『ワンパンマン』の作者の作品

望まぬ力を持ってしまった少年の苦悩、そこからの成長してゆく過程が『核』 、思春期特有の危うさと、未熟さが詰まった爆弾みたいな魅力がある漫画

主人公は「モテたい」とか「筋肉つけたい」とか、超能力ではどうにもならない所で真剣に悩んでいる

作画が振り切れたバトルがとても良く、話が進むにつれて微妙に中二病魂をくすぐるキャラと展開で、気づいたらハマる

 

f:id:ryocuu:20180621234610j:plain

(出典:『モブサイコ100』)

POINT
  • 既刊15巻(2017年12月現在)
  • ギャグ・日常パートと戦闘パートのメリハリ
  • 主人公は最初から最強格。

 

6位『東京卍リベンジャーズ』

 

新宿スワンの作者の方が連載している作品。

ヤンキー漫画がベースなんだけど、恋人が死ぬ未来を変えるために過去へタイムリープする物語

表紙だけ見ると完全にヤンキー漫画だが、どたらかというとタイムリープを主軸に置いた作品で、現在を変えるのは難しい所がタイムリープものたる所以、主人公が現在を変えようと四苦八苦する熱い作品

 

f:id:ryocuu:20181022044331j:plain

(出典:『東京卍リベンジャーズ』)

POINT
  • 既刊8巻(2018年9月現在)
  • ヤンキー×タイムリープっていう珍しい組み合わせ

 

7位『ふたつのスピカ』

 

宇宙飛行士を目指す主人公のお話で、宇宙開発が身近になった近未来的なお話の中で、友情や各登場人物の宇宙への思い、過去との葛藤を描いた心温まるSFファンタジー

SFチックなテーマでありながらも、素朴な絵柄でファンタジー要素をうまく取り込んだ優しい作品。

何も悲しくないのに何故かずっと雰囲気が悲しくノスタルジー。そこがまた良く、泣かされる。後書きでまで泣かされる作品

 

f:id:ryocuu:20180822041252j:plain

(出典:『ふたつのスピカ』)

POINT
  • 全16巻
  • タイトル回収(2巻)はかなり素敵
  • 鬱なのか感動なのかそれはあなた次第!

 

8位『刻刻』

 

サイバーも宇宙人も近未来兵器も出てこないリアルな現代感、時が止まった世界で、一般家族が宗教法人と戦うSF作品

独創的な世界観だけあって設定や描写が細かい  誰もが考える設定で誰も思いつかない物語。

止まった世界の中だけで物語を動かしていく「止界」のアイデアが秀逸で、騒動に巻き込まれた全員が、止められた時間の中だけで、常に緊迫感のある展開を創造。

時が止まっている中で刻々と変わる状況を、時間をかけてじっくりと描いていて、とても引き込まれる。

 

f:id:ryocuu:20180720012007j:plain

(出典:『刻刻』)

POINTル
  • 全8巻
  • 緊迫感と常に驚きを与えてくれる世界観が本作の魅力
  • 「寄生獣」を好きな人は相性が良いと思う

 

9位『ぼくらの』

 

異世界から現れる敵ロボットから地球を守る15人の子供。乗り込んだロボットで戦い、負ければ地球は滅亡。でも操縦者は必ず死ぬ

ロボット・ジアースの操縦者に選ばれ、極限状態に追いやられた少年少女15人が『死を通して生を見直す』ハートフルボッコストーリー

死を目前として少年達は何を思いどんな行動するのか、そんな人間ドラマがこの作品の最大の魅力

序盤、主人公と思っていた男がいきなり死んで絶句する。

 

f:id:ryocuu:20180621234520p:plain

(出典:『ぼくらの』) 

POINT
  • 全11巻
  • 生命の意味などを問い直してゆくSF
  • 設定や、話が重い割に気張らず見れる作品

 

10位『群青戦記』

 

スポーツ強豪校が校舎丸ごと戦国時代にタイムスリップ。高校生アスリートvs戦国武将の血なまぐさい物語。

数多ある歴史漫画でもかなり衝撃的な設定。得意の部活動を武器に生と死をかけた戦に巻き込まれ、そこで奮闘する作品

各部活の個性的なキャラクター、卓球部が以外に強かったり、科学部が役に立たったりと、様々な部活が戦国時代でその特性を発揮していく。

同時期にアメトーークで紹介されたキングダムに食われましたが、面白いのでオススメです。

 

f:id:ryocuu:20181022015532p:plain

(出典:『群青戦記』)

POINT
  • 全17巻
  • 各部活のエースと武将たちが闘う
  • グロテイストの要素もあり。

 

11位『いぬやしき』

 

突如強大な力を手にしてしまった『爺』と『クソガキ』の物語。

ひょんなことから、ある事故に巻き込まれ、全身サイボーグ化し、危険を察知すると身体がトランスフォームする。

全く性質の異なる二人が、同じ人智を超えた能力を手に入れ真逆の行いをする。『善と悪』、立場は違えど互いに鬱積した感情を吐き出していく対比が面白い 

 

f:id:ryocuu:20180706182514j:plain

(出典:『いぬやしき』)

POINT
  • 全10巻
  • 爺と少年の対比
  • 作者はガンツの奥浩哉

 

12位『EAT-MAN』

 

ネジや金属片などを食べ体内で再構成し武器、機械などの物質を排出する殊能力を持った「世界一の冒険屋」が主人公のSF漫画。

冒険屋と呼ばれる「なんでも仕事を請け負う者」たちが繰り広げる、敵を倒したり、依頼を解決するSF漫画

SF的な世界観の構築は勿論、ストーリーの造り方がすごく上手い

粋なオチとセリフ回しは何度読み返しても飽きず、ミスリードと伏線の張り方も絶妙で、読み返すと違った視点で見れたりする

 

f:id:ryocuu:20180715172831p:plain

(出典:『EAT-MAN』)

POINT
  • 基本的に1話完結
  • 既刊4巻(2018年7月現在)
  • ネジやら機械やらを食べる主人公、オイルが酒代わり。 

 

13位『All You Need Is Kill』

 

タイムリープ能力を得たへっぴり腰の主人公が「ギタイ」と呼ばれる化物と戦うお話。

簡単に言えば「セーブ、リセット」ができるようになってしまった主人公が『死』を繰り返しながら強くなっていく物語

死んだら強くてニューゲームを繰り返すけど、勿論回りは知らないって状況を、異世界転生で描いた『マリオ』みたいな作品 

漫画版は全2巻と読みやすい分量で、もの凄く面白い作品なのでおススメ

 

f:id:ryocuu:20180720021156j:plain

(出典:『All You Need Is Kill』) 

POINT
  • 全2巻
  • 出撃。戦死。出撃。戦死。死すら日常になる毎日
  • デスノートで有名な小畑健先生が絵を付けてる

 

14位『サイケまたしても』

 

「うえきの法則」の作者が描くヒロイックな能力バトル漫画

池に沈むとタイムリープする力を手にした少年が、ヒーローになる物語。端的に言うと正気が狂気な溺死ヒーロー

バトル漫画に重要な能力のセンスは未だ健在。

池に飛び込み〝じさつ〟をすれば、その日の朝に戻れる主人公がヒーローという名のエゴに囚われて、自己犠牲しながら、“洗脳する”能力者・ウィルの目的を阻止する為に、どんなにボロボロになっても助けにいく、熱く面白い王道漫画

 

f:id:ryocuu:20181022021300j:plain

(出典:『サイケまたしても』)

POINT
  • 既刊13巻(2018年9月現在)
  • うえきの法則を彷彿させる、一風変わった能力者バトル
  • 『うえきの法則』好きなら是非読んで欲しい

 

15位『青春兵器ナンバーワン』

 

青春を楽しむために悪の組織から抜け出してきた人型兵器(達)と、世界平和を守る対抗組織の天才エージェント(達)が、頑張って平和な学園生活を送ろうとする物語

真面目にやればシリアスSFにできそうなものを、キレッキレギャグに昇華させてる高度な作品

『斉木楠雄のψ難』と同じように「理不尽な暴力、激しいツッコミ、本当のダメ人間」という、誰か一人が理不尽に酷い目にあったりしないから、読後感がとても良い

 

f:id:ryocuu:20180719233526j:plain

(出典:『青春兵器ナンバーワン』)

POINT
  • 全7巻
  • 理不尽がまるで無い世界であり、爽やかな読後感
  • 青春と見せかけてろくなことが起きない学園ギャグ

 

16位『蒼穹のアリアドネ』

 

地上の世界の全てが見たいと天空都市を抜け出して、『空から落ちてきた姫様と出会ってしまった少年が旅をする』という王道少年漫画

八木教広さんの作品は、ダークファンタジー『CLAYMORE』ギャグ漫画『エンジェル伝説』全ての作風が違いすぎて驚く

 

 

前作の『CLAYMORE』から対象年齢が一気に引き下げられて、今回も王道少年漫画といった形で、今までと違う作品を見せてくれそう。

1話で風呂敷を広げたので、どういう風に話を展開させるか楽しみ。

 

f:id:ryocuu:20180608005329p:plain

(出典:『蒼穹のアリアドネ』)

POINT
  • 既刊2巻(2018年7月現在)
  • 広大な世界観、故郷からの旅立ちなど、王道冒険モノ

 

『伏線回収が秀逸な漫画』

衝撃的な展開が予想できない、観返したくなる!「伏線」「構成力」が凄い漫画を集めました。

 

 

1位『からくりサーカス』

 

人間と殺戮を繰り返す「からくり人形」が絡むアツすぎるバトル漫画

いくつもの人間関係が交差し合い織り成される人間ドラマと、迫力ある力強いバトルに加え、『伏線回収の最多記録保持作品』ではないかと思われる程、緻密に伏線が張り巡らされたまさに『からくり』

人間の頭の中でこれほどまでに壮大な物語が作られ、それを漫画という手法で表現できる事に感動する。

テーマの一つが『見返りを求めない愛』なので、大切な人の為に戦う尊いドラマが盛りだくさんなんだけど、それは大体『最高の死に様選手権』に直結するので覚悟が必要

 

https://pbs.twimg.com/media/DZChyK8U0AAyNLs.jpg

(出典:『からくりサーカス』)

POINT
  • 全43巻 
  • ラストの演出はまさにタイトル通り
  • トラウマ級の絶望と感動を新鮮な気持ちで味わえる

 

2位『寄生獣』

 

空から飛来した正体不明の生物「パラサイト」が、鼻や耳から人間の頭に侵入、脳に寄生し全身を支配してしまう。

主人公の脳を奪う事に失敗し、右手に寄生した“ミギー”との、奇妙な友情と戦い、別れを経験していく物語

メッセージ性が強烈。エンタメとしても一級品。それらもさることながら、今の漫画にはない簡潔さとまとまりのある内容。

結末を知った上で見ると、序盤から物語の核心に迫る伏線が完璧に計算されて仕込まれているのが分かって、何度も楽しめる。30年に一度クラスの傑作

 

f:id:ryocuu:20180719224545j:plain

(出典:『寄生獣』)

POINT
  • 全10巻(新装版)
  • 人間や人間が作っている社会についての深い洞察、考察
  • 大風呂敷を見事に畳んだ漫画史に残る名作

 

3位『彼方のアストラ』

 

惑星旅行にきた少年少女9人が遭難事故するお話。

疑問ばかりの序盤が中盤になると疑惑に変化し、最終巻に近付くにつれ、散らばった伏線が深まって、読了後の満足感がえげつない。

緻密に構築された物語に唸らされ、ミステリー作品としても秀逸

五巻で綺麗に纏まっており、全巻通しての表紙の意味が、クライマックスでわかるという完璧な作品。

広がる宇宙を背に、宇宙船とスペーススーツの少年少女、モチーフの全てがレトロSF・冒険・サバイバル・青春群像の魅力が満載

 

f:id:ryocuu:20180526130519p:plain

(出典:『彼方のアストラ』) 

POINT
  • 全5巻
  • 細部まで美しい画、SFの想像力、舞台設定、全てが凄い
  • 随所に散りばめられた伏線が回収と、どんでん返しが目白押し

 

4位『スピリットサークル』

 

手塚治虫「火の鳥」も彷彿とさせる壮大な輪廻転生の物語

主人公とヒロインの「過去生」(いわゆる前世)の因縁が物語の軸で、二人を中心に現在のキャラが、前世で様々な関わりを持っていた事が明らかになっていく物語

1巻の壮大なスケールの物語の幕開けと、謎めいた伏線の種まき

その上で『輪廻』というテーマの魅力予想外の展開、自問自答を繰り返すキャラクター、全てが噛み合って進んでいく様をしっかりと描いておりエンタメ性も高い

輪廻転生してるので、過去生が回数を重ねるごとに重層して物語が積み上がる仕組み。全6巻でホントに物語構成が素晴らしい

 

f:id:ryocuu:20180625220423j:plain

(出典:『スピリットサークル』) 

POINT
  • 全6巻
  • 輪廻の中で起こる様々な物語が、一つの始まりに収束していく
  • 何度か読むたびに理解が深まるスルメ作品

 

5位『DEATH NOTE』

 

名前を書かれたらその者が死ぬノート…頭脳戦、大量の台詞、殺人に手を染める主人公…ジャンプでも異色の漫画。

主人公のライトとLが、頭脳合戦を繰り広げ、そこに様々な不確定要素が入り込んで、話を盛り上げて行く構成

過去回想が殆ど使用されていないにも関わらず、キャラが掘り下げられ、魅力的な人物が多く出てくる点も魅力。

頭脳/心理戦は勿論興奮するけど、デスノートを書くのは(死神の目の有無関係なく)知識でもって文字を認識、書ける人間だけってところ。使い手次第な点が面白い。

 

f:id:ryocuu:20180715171559j:plain

(出典:『DEATH NOTE』)

POINT
  • 全13巻
  • 頭脳戦を繰り広げて、難局を打破していくタイプの作品。 
  • 絵もシナリオも最高レベルのクオリティ

 

6位『セトウツミ』

 

ひたすら二人がキレッキレの会話を川辺の階段でするだけなんだけど、自然と口角が上がってしまう静かな面白さ、言葉の中に高いレベルの会話テクニックが詰まっている、質の高い作品。

ほかのキャラクターも二人の会話を邪魔しない程度に登場し、物語の奥行きを広げていく構成。

高校生が河原で喋っているだけの漫画かと思いきや、最終巻、一気に物語が動き出す。すべての伏線が一気に収束、怒涛の伏線回収されて近年稀に見る文句なしの名作になる

 

f:id:ryocuu:20180710025722j:plain

(出典:『セトウツミ』) 

POINT
  • 全8巻 
  • ただただ川べりで高校生2人がだべってるだけの漫画
  • 完結の8巻はラストに向けて全てを集約した見事な構成

 

7位『進撃の巨人』

 

巨人がデカいとか、奇行種が気持ち悪いとかそういう漫画だったのに、『進撃の巨人っていうタイトルの意味』、『エレンのお母さん食べた巨人の正体』、『2000年後の君へっていうサブタイトル』、伏線の回収が上手く、物語が進むたび面白くなる。

人気があれば無意味に話が引き伸ばさせられるで、話がまとまりなく続いていく感じになりがちな連載もので、物語中の時間軸もちゃんと過ぎつつ、見事に話が進んでいく

24巻から、もう一方の側面から物語をなぞり、『理不尽な恐怖の対象でしかなかった巨人達の悲しい物語』が明らかになり、過去から現在へと一本の道筋が明らかになる。

歴代の漫画の中でも、しっかりと伏線を回収するプロットのクオリティの高さは異常

 

f:id:ryocuu:20180621232415j:plain

(出典:『進撃の巨人』)

POINT
  • 既刊25巻(2018年5月現在)
  • 綿密に練られた物語の結末が気になる。
  • 物語における視点の多重構造の手本となる作品

 

8位『惑星のさみだれ』

 

地球を砕こうとしている悪の魔法使いから地球を守る、主人公ら12人の超能力者たちの物語

この作品が凄いのは、本来地球を守るべき立場であるヒロインは「地球は自分が壊すから敵になど壊させない」という思想の魔王、主人公は、そんな地球を破壊を目論む女に心酔し、共に地球破壊を目論むとこから物語が出発する

その過程で子供達が尊敬できる大人と出会い、そんな風な大人になろうと、ゆっくりと変わっていく過程が丁寧に描かれている。

丁寧な伏線回収、主人公の成長、登場人物それぞれの見せ場、全部詰まって全10巻、これ以上に綺麗に終わった作品は他にない。

 

f:id:ryocuu:20180621225808j:plain

(出典:『惑星のさみだれ』)

POINT
  • 全10巻という簡潔ながら濃い内容、ラストまでダレずに進む
  • 厨二病チック、作者のメッセージ性が強い良作  
  • 1、2巻が痛い。3巻まで忍耐を試される作品(一気買い推奨)

 

9位『封神演義』

 

中国の小説「封神演義」を下敷きに大胆なSF的解釈と、ファンタジー、ギャグ、独自のキャラクターデザイン再構成させた作品

主人公がどんどん成長する王道少年漫画でありながら、打撃<頭脳戦の胸熱な闘いで、少年漫画に上手くコミカライズされている

適度な風呂敷の広げ具合と伏線回収、たくさんいるのにそれぞれが魅力的な登場人物、単行本の表紙が本編の重大な伏線となっており、読み終わった後に気づいて衝撃受ける

世界観が二転三転し、作中で世界観が変わる所は『からくりサーカス』を彷彿とさせる。

 

https://pbs.twimg.com/media/DZA1g5xVwAARmwD.jpg

(出典:『封神演義』)

POINT
  • 全12巻
  • 伏線回収が見事
  • ジャンプでは珍しく打ち切り引き延ばしもなく完結した漫画

 

10位『魔人探偵脳噛ネウロ』

 

主人公無双チートからスタートして弱っていく王道の逆パターン 

謎を食す魔人ネウロが推理しつつも、事件は強引に解決する、能力バトルあり、友情物語あり、そして主人公の成長ありの、探偵物の皮を被った娯楽漫画

ギャグは独特で面白いし、全く読めない展開で驚きの連続。

表現の独特さや人間の感情や欲望、悪意の掘り下げた方に加えて、至るところに散りばめられた伏線を全て回収して、物語として無駄がなく全てが繋がって綺麗に終わる。

 

f:id:ryocuu:20180621225930j:plain

(出典:『魔人探偵脳噛ネウロ』) 

POINT
  • 全23巻
  • 「暗殺教室」の作者である松井優征の連載デビュー作
  • 演出や構成は、漫画の中でも最強と呼べる

 

11位『アドルフに告ぐ』

 

ヒトラーはじめ3人のアドルフを軸に描く戦争の物語。

登場する三人のアドルフの一人は、神戸でパン屋を営む亡命ユダヤ人の息子。もう一人のアドルフはもちろんアドルフ・ヒトラー。

ナチスだろうと、日本の陸軍将校だらうと、そしてヒトラーだろうと徹底的に「人間」として描く、手塚治虫一流のヒューマニズムと戦争観が凝縮された作品。

POINT
  • 伏線だらけ、タイトルまでも伏線、最終巻で一気にくる。
  • 人種差別、愛、友情が複雑に絡む手塚治虫の作品
  • 5巻完結

 

12位『ワールドトリガー』

 

ざっくり説明すると、異世界から侵略してきた敵を若者たちがチーム戦で撃退していくSFバトル漫画

1対1に拘ることの多い少年漫画で、頭脳戦と連携プレーチーム戦を中心に、攻撃手、銃手、狙撃手などのタイプ分けや、近距離、中距離、遠距離、複合のバトルがかなり比重占めており、王道ながらすごく面白い設定。

圧倒的作り込み、味わい深い伏線の数々、バトル漫画好きにとって理想的な作品。遅効性なので、数巻まとめて読むのがおすすめです。

 

f:id:ryocuu:20180622151956j:plain

(出典:『ワールドトリガー』)

POINT
  • 既刊18巻(2017年3月現在)
  • 「チーム戦」と「戦術」を最高に面白く描く漫画
  • 人の考察も読んで、読み返すと、伏線と見方が見つかる構成力

 

13位『それでも町は廻っている』

 

推理小説が好きな女子高生を中心に、同級生やご近所の人々との交流を描いたコメディ。

どの話も周到に張り巡らされた伏線。巧みな演出、トリッキーな話作り、綿密に作りこまれた物語の構成、どれを取っても他にはない魅力を持った素敵な漫画

登場人物の台詞、髪型、さりげなく置かれた小道具などから各エピソードの時系列を推理するのも楽しく、色々な角度から楽しめる 

 

f:id:ryocuu:20180603214412j:plain

(出典:『それでも町は廻っている』)

POINT
  • 全16巻
  • バラバラの時系列の中に張られた伏線

 

14位『暗殺教室』

 

担任をしながらE組の生徒に卒業までに自分を暗殺させるお話。

生徒28人もいる生徒全員が役割持ってて、キャラの掘り下げが出来てる、物語中の伏線張り、日常と非日常が混ざり合うなんともいえない感覚が心地良い。

コメディとシリアスの狭間を駆け抜けていくスピード、あらゆる点で、万人が楽しく読めるのに必要なことが詰まってる作品

ラストは感動必至!きっとあなたも最終巻を読み終えた後は、虚無感に襲われ、親指を立てて溶鉱炉に沈んでいくはず!

 

f:id:ryocuu:20180621231032j:plain

(出典:『暗殺教室』) 

POINT
  • 全21巻
  • 「暗殺」のテーマの裏に「教育」と、なにより「成長」がある

 

15位『エリア51』

 

私立探偵が、様々な依頼を解決するハードボイルドな探偵モノ

神に妖怪にと、ありとあらゆる人以外の化け物が集められ、アメリカ主導で管理されている『エリア51』と呼ばれる場所が舞台。

基本的に1話完結作品だが、伏線の張り方とその回収やセリフ回しがとにかく絶品

素晴らしく練りこまれたストーリーと、誰にも真似できない超絶魅力的な絵で、巻を追うごとに、どんどん高純度のエンターテイメント漫画になっていく

 

f:id:ryocuu:20180622024413p:plain

(出典:『エリア51』)

POINT
  • 全15巻
  • 壮絶な展開に感動のフィナーレ。最後まで不意打ちまみれの傑作
  • ハードボイルドな世界観やアメコミを取り入れた画風

 

16位『ワールドエンブリオ』

 

緻密な伏線とアクションが楽しい「嘘」がテーマの異能ファンタジー

感染すると 「棺守」と呼ばれる怪物になり、それに関わると、どんなに親しい間柄でも忘れ去られてしまうという世界設定。

「嘘」が全体のテーマになっており、主人公、ヒロインその他のキャラがそれぞれ「自分がついた嘘」にトラウマを抱えている

異能バトル物を下地に、家族愛や人間関係の欺瞞など深いテーマ性、物語の構成が素晴らしく、終盤以降の怒涛の伏線回収で、最後にすべてが繋がるストーリー

 

f:id:ryocuu:20180622151103p:plain

(出典:『ワールドエンブリオ』)

POINT
  • 全13巻
  • 『嘘』を物語の軸に据えた構成が先の読めない展開を生み出す
  • 気持ち悪いレベルで練りこまれた伏線の量

 

17位『かんかん橋をわたって』

 

激アツすぎる。嫁姑がテーマの漫画

主人公が姑からの嫌がらせに気づくところから物語が始まる

嫁姑の家庭内ドロドロ物語だと思わせて、途中からスケールがどんどんデカくなり、悪に立ち向かうジャンプ系ヒーロー物語に急展開…

徐々に少年漫画になり、中盤で仲間をあつめて能力に目覚め、最終的に知謀と策略と暴力うずまくバトル漫画になり、人生に大事な教訓を教えてくれる壮大なエンドを迎える

 

f:id:ryocuu:20180810015504j:plain

(出典:『かんかん橋をわたって』)

POINT
  • 全10巻
  • 過去の因縁と伏線回収が激熱 
  • 嫁姑問題から、いつの間にかジャンプみたいな展開に…

 

18位『ACCA13区監察課』

 

13の自治区を持つ王国で、自治区を視察する職務に就いている主人公が、水面下で進行するクーデター計画に、静かに巻き込まれる物語

お洒落な雰囲気の世界観に加え、黒幕に黒幕を重ね、それを徐々に展開していく。クライマックスまでの運び方がとても上手い構成

制服、主従、年の差、心理戦、スパイ、厨二要素満載な上に、淡々と進む物語の中に散りばめられた伏線の鮮やかな回収が見事な『スルメ漫画』

全体を通してタバコがキーアイテムになっており、この世界ではタバコは高額品で金持ちの道楽という設定も粋。

 

f:id:ryocuu:20180810032414p:plain

(出典:『ACCA13区監察課』)

POINT
  • 全6巻
  • 終盤は驚きの連続。人間模様にぞくぞく
  • 素晴らしい構成力。正しく美しいラスト

 

19位『KEYMAN』 

 

世界観や背景が1940~50年代のアメリカでアメコミ風の絵が特徴的

人間と獣人が共に暮らす世界観。街を無償で守っていた『超人キーマン』が、何者かに殺害されるところから物語は始まり

人間と獣人が共に暮らす世界、ヒーローものには珍しい、警察の側からヒーローという不可思議の謎を追っていく物語。

刑事もので獣人あり、超人あり、オカルトあり、魔女あり、ロリババアあり、人種差別も絡んでいたりと、結構ハードなダークファンタジー

 

f:id:ryocuu:20180715220710p:plain

(出典:『KEYMAN』)

POINT
  • 全13巻
  • アメコミ調の絵が好きな人はドハマリしそう
  • 風呂敷のデカさが一目瞭然。作りもゴツイ

 

20位『地球の放課後』

 

謎の生命体ファントムにより人類が消された世界設定

「世界の終末」を平和だった過去の世界を思い出しながら残った四人が暮らしていく『驚くほど緩やかな日常作品』

冒頭で登場する人類消滅の原因である『ファントム』の存在。最終巻では、それまでの謎や伏線を、急展開もなく綺麗に回収して完結する。

 

f:id:ryocuu:20180720020013j:plain

(出典:『地球の放課後』)

POINT
  • 全6巻
  • 謎や伏線が気持ち良いくらいに回収された見事なラスト
  • 夏と終末と放課後と日常

 

『おすすめギャグ/コメディ漫画』

様々な『ギャグ/コメディ』漫画を選んでみました。

おすすめの作品ばかりです。 まだ未読の作品があればチェックしてみて下さい。僕の感想と一緒に楽しんでもらえれば幸いです。

 

 

1位『道士郎でござる』

 

アメリカからやってきたべらぼうに強い「武士」の少年と、人並みに臆病だけど行動力と良心がある主人公が出会い、色々と大変なことになる物語。

真の主役がサムライの道士郎じゃなく、振り回される側の、小ちゃいのにゴリゴリの不良や、マジモンの極道に挑んでいく、少年の成長物語であり、その仮定は笑えて、とても熱い

今日から俺はの作者西森博之の作品。

知名度は低いが、実は誰が読んでも爆笑してしまう漫画なんじゃないだろうかと思っている。

打ち切り感もあるけれど、全体として纏まっているし、何より面白い

 

f:id:ryocuu:20180425004841j:plain

(出典:『道士郎でござる』)

POINT
  • 全8巻
  • とりあえず笑いたい時によく読める漫画

 

2位『よつばと! 』

 

日常系漫画の一つの"到達点

物語に特別スリルやアクションがあるわではなく、普通の日常を描いた作品、物語の中で成長していく「よつば」に感情移入できる。

自分の子供の頃を思い出す。懐かしくて切ない日常コメディ。

本当にただの子どもの日常しか描いていないのに惹き込まれる、尚且つ「嫌な登場キャラ」がいないから読んでて嫌悪感を覚えない。

 

https://pbs.twimg.com/media/CbqfvU-UMAA3eS4.jpg

(出典:『よつばと! 』)

POINT
  • 既刊14巻(2018年4月現在)
  • 老若男女楽しめる 
  • ファミリー/日常系漫画の中で頂点に君臨する漫画

 

3位『今日から俺は!!』

 

卑怯で冷徹で強い三橋と、硬派で熱血で強い伊藤のダブル主役が見事にハマった名作中の名作、小学生の時も社会人になった今も、同じタイミングと同じポイントで笑える至高のヤンキーギャグ漫画

常にテンポよく展開し、難しい事を考えずにサクっと読み進められ、印象に残るシーンは多々ある。

喧嘩シーンというのが定番なヤンキー漫画において、この作品は比較的ギャグパートや日常パートが多く、そこでも面白さを感じられるところがまた素晴らしい。

 

f:id:ryocuu:20180620191409j:plain

(出典:『今日から俺は!!』)

POINT
  • 全38巻
  • ヤンキー漫画の金字塔
  • 今まで読んだギャグ漫画の中で1番面白い

 

4位『日常』

 

唯一無二な世界観を持ったシュール日常作品。

現実の日常とも、漫画設定にありがちな、いわゆる「日常系」とも違う、女子学生ゆっこの周りで起きる不思議でシュールな日常を描いた物語。

説明は不要、訳の分からない出来事に訳も分からず、一生懸命に取り組むキャラクタ達の滑稽さ想像の斜め上をマッハで殴打するようなシュールギャグの応酬を満喫できる。

 

f:id:ryocuu:20180620151545p:plain

(出典:『日常』)

POINT
  • 全10巻 
  • 不条理な「日常」を題材にしたシュールな作風
  • 登場人物の多くが非常に個性的、奇想天外な出来事に翻弄される

 

5位『銀魂』

 

幕末っぽさとSFっぽさをあわせた斬新な世界観。

「こんなに笑える漫画は他にないっ!」下ネタやパロディなど、とにかくやりたい放題。何度読んでも面白い。

ギャグとシリアスのバランスが絶妙で、時より入る人情話で、泣かせにきたりするギャップも一つの魅力。

シリアスも、アクションも、所々に散りばめられたギャグもやはり面白い。伝説のギャグストーリー漫画といっても過言ではない作品

 

f:id:ryocuu:20180621225301j:plain

(出典:『銀魂』)

POINT
  • 既刊73巻(2018年6月現在)
  • ギャグからシリアス、そこからまた笑いへ繋げる作風
  • 長編、短編両方面白い。テンポのいい台詞回が特徴。

 

6位『さよなら絶望先生』

 

一話完結の風刺ギャグ漫画。

世の中の流れだとか風潮だとかを、笑いを交えて批判的に取り上げて、自虐ネタで突っ走しる。キャラクター性も高く、大正浪漫を思わせる作画も粋。

1話完結のただのギャグ漫画……かと思えば、終盤『驚愕の展開』

終盤29巻の後半から凄い勢いで伏線を回収し、シリアスとギャグを間に挟みながら、『絶望先生』と少女たちの物語を回収して綺麗に終わる。

 

f:id:ryocuu:20180622154833p:plain

(出典:『さよなら絶望先生』)

POINT
  • 全30巻
  • 和風の美しさにストーリーはギャグ&風刺でというギャップ

 

7位『ヒナまつり』

 

インテリ893の元に、超能力少女がやって来て色々メチャクチャな事が起こるギャグ漫画。

「よつばと」を黒くしたような内容で、的確にツボを突いてきて、呼吸できなくなるぐらい笑える。

とにかく会話のテンポとテンションで笑わせてくる。

笑いっぱなしかと思いきや、感動的な回もあり、ヤクザや超能力といった破天荒な世界観ながら、日常モノをやるというギャップもまたいい味を出している

 

f:id:ryocuu:20180718030316j:plain

(出典:『ヒナまつり』)

POINT
  • 既刊14巻(2018年3月現在)
  • 登場人物全員頭のネジがゆるんでるギャグ漫画
  • たまに凄い瞬間火力で面白い時がある

 

8位『保安官エヴァンスの嘘』

 

モテるための保安官になった見栄っ張りの男を、主人公にした西部劇コメディ。彼女いない歴=年齢の主人公が、スケベ心と勘違いでわちゃわちゃする作品。

地の文や心の声、括弧付きセリフなどを利用して展開されるすれ違いネタはテンポが良く笑える。

父親の言いつけを守り、モテる(と思ってる)行動を繰り返すが全て空回り、ギャグ漫画であり、ニヤニヤが止まらない哀愁漂うラブコメでもある。

 

f:id:ryocuu:20180709171945j:plain

(出典:『保安官エヴァンスの嘘』)

POINT
  • 既刊4巻(2017年3月現在)
  • モノローグと括弧を使ったジェットコースター勘違いネタ

 

9位『正義警官モンジュ』

 

シリアスからコメディまで、正義から変態まで、ロボット警官とその仲間が繰り広げるドタバタ日常劇+ロボットと人間のバディもの

シリアスとお笑いの配合が心地良い。非日常から日常に帰っていく安心感、シリアスとギャグの塩梅がめちゃくちゃ良い作品。

高性能がゆえに人間関係に思い悩んだり、地元の警官や住民達と関わっていく中で心を手にしていったり、『正義って何ぞ?』ってことをかなりグサッと突きつけてくる。

 

f:id:ryocuu:20180905060534j:plain

(出典:『正義警官モンジュ』)

POINT
  • 12巻
  • 日常系ギャグロボアクション人情もの
  • 田舎のナンパ警官と左遷されたエリートロボ警官

 

10位『動物のお医者さん』

 

獣医を目指す学生と、生徒や個性的な教授陣、動物達の日常を描いたまったりコメディ漫画。少女漫画なのに恋愛描写がほぼ無い。

試験対策に奔走し長期の休みにはバイトしていたりと、悲壮感もシリアスさも全くない。ひたすらに日常で人も動物も死なない。

男も読める少女漫画代表格、淡々と平和な物語が続く、あらゆる点で安心して読める作品。

 

f:id:ryocuu:20180710213243p:plain

(出典:『動物のお医者さん』) 

POINT
  • 全12巻
  • ゆるやかな日常生活を描くことの魅力
  • 獣医学部の魅力も満載

 

11位『アフロ田中』

 

男なら頷きながら読むことうけあいのくだらない下ネタ漫画

何シリーズも続く言わずと知れたギャグ漫画、主人公は、強烈な天パを持つ男『アフロ田中』高校生から始まり、シリーズはだいたい10巻でテーマが変わる。

シリーズ名は高校→高校中退→上京→さすらい→幸せ、と来て今度は結婚で完結。内容は「仕事ダルい」「彼女欲しい」と在り来たりだが、アフロがやるとこれが面白い。こんな漫画は、他にない

 

f:id:ryocuu:20180425232743j:plain

(出典:『アフロ田中』)

アフロ田中シリーズ

全10巻(第1作)
全10巻(第2作)
全10巻(第3作)
全10巻(第4作)
既刊9巻(第5作)

 

12位『かってに改蔵』

 

作者は久米田康治「さよなら絶望先生」の原点ともいえる良作。

個性的なキャラクター達が騒動を起こしながら、あるあるネタを羅列していくブラックジョーク/ギャグ漫画。

この作品の最大の持ち味は、(後の絶望先生にも言えますが)社会風刺ネタ。

毒が少々強いので、好き嫌いは分かれるが、時代風刺、季節限定ネタ、あるあるネタ、関係した事なら、みんな知ってる有名人でも、めちゃくちゃマニアックなネタでも、持ち出してきて遠慮なくぶった切る!

 

f:id:ryocuu:20180620190702p:plain

(出典:『かってに改蔵』)

POINT
  • 通常版:全26巻/新装版:全14巻 
  • 『絶望先生』同様、風刺ギャグに見せてラストにくる

 

13位『Back Street Girls』

 

極道3人組が組長の命令で、ヤ○ザのおっさんが性転換手術を受けてアイドルをやらされるというギャグ漫画。

地下ドルとしてそこそこ売れてしまう悲しさ、組長の書くロマンチックな極道ポエム、中身オッサンで女の子演じる辛さ、組長の持ってくる理不尽な仕事など、笑いどころが絶えない。

たまに素の男の部分が出る所とか見た目だけで面白い

 

f:id:ryocuu:20180620184154j:plain

(出典:『Back Street Girls』)

POINT
  • 既刊11巻(2018年6月現在)
  • 正常なヤクザ思考を持つ3人のアイドル生活

 

14位『ワッハマン』

 

絶対に壊れない体を持つが、『頭がカラ』な古代サイボーグが主人公のコメディ。

序盤ギャグを基調としながらも、徐々に展開は熱く、悲劇の色を帯びていく『ギャグ漫画から、急に救いのないシリアス漫画へ変貌していく』という凄まじい展開を見せる作品。

下ネタ的なギャグや、セクハラネタが多いのでオススメし辛いが、ラストシーンは、今まで読んだ漫画の中でも屈指、色んな意味で永遠のオンリーワン。

 

f:id:ryocuu:20180625184325j:plain

(出典:『ワッハマン』)

POINT
  • 全11巻
  • 一話完結型のギャグから、徐々に辛辣な物語となっていく。

 

15位『斉木楠雄のΨ難』

 

主人公が『本気を出せば人類を3日で滅ぼせる』程の超能力者でありながら、そのことが露見するのが嫌で隠そうとする。

世界の命運をかけたバトルとか一切ない日常作品。

登場人物が結局は全員いい子たちだし下ネタもほぼないし、優しい世界観。誰も傷つけない健全な、テンポが良くて読みやすいギャグ作品。

 

f:id:ryocuu:20180425055222p:plain

(出典:『斉木楠雄のΨ難』)

POINT
  • 既刊25巻(2018年7月2日現在)
  • 正統派ギャグ、癖も少なく安心して見れる。優しい世界

 

16位『テルマエ・ロマエ』

 

古代ローマの浴場と現代日本の風呂をテーマにしたギャグ漫画

ギャグありロマンスあり歴史蘊蓄あり珠玉の出来で6巻で綺麗に完結

あの原作漫画を実写といったら、どうなるのか。誰もが思った。しかし、その期待を裏切るほどの出来栄え、原作を知らないファンが、映画から原作を知るような方が多かったのが印象的。

イタリア人達に混ざってても違和感なさ過ぎる阿部寛はじめとするローマ人サイド(日本人)完璧すぎるキャスティング。

 

f:id:ryocuu:20181022055725p:plain

(出典:『テルマエ・ロマエ』)

POINT
  • 全6巻
  • 壮大かつ絶妙な天丼と良質なネタ

 

17位『ママはテンパリスト』

 

作者は『東京タラレバ娘』の東村アキコさん。

育児ギャグ漫画というニッチなジャンルで、大ヒットを記録した作品

子供の一挙手一投足に東村アキコさんが、ツッコミを入れる形式は、まるで漫才のよう、とにかく笑える。育児エッセイは数あれど、ここまで笑えるのは中々ない。ギャグ漫画として超一級品。4巻完結とコンパクトな点も魅力。

 

f:id:ryocuu:20180613223059j:plain

(出典:『ママはテンパリスト』)

POINT
  • 全4巻
  • 不快にならない線引きが天才的。気軽に読めてとにかく笑える

 

18位『となりの関くん』

 

授業中に異様な情熱で色んなひとり遊びをし続ける関君を、隣の横井さんが脳内ツッコミ入れながら観察し続ける作品

遊びの描写力、バリエーションの豊富さ、主人公の女の子のリアクションが良い具合に相まって異様な中毒性を持つ

「キャラは立てない」「面白いツッコミはしない」「核になるルールから絶対に出ない」一般に言われるセオリーの、逆を突き進んで成功したシュールな作品。

 

f:id:ryocuu:20180309203130p:plain

(出典:『となりの関くん』)

POINT
  • 既刊10巻(2017年3月23日現在)
  • 異様にハイスペックな「授業中の暇つぶし」を延々続ける

 

『王道少年漫画/バトルモノ』

20代が反応しそうな『少年漫画』を中心に、完結済み、連載中、大ヒットした名作や、面白いのにまだまだマイナーの作品などを厳選

関連記事;『決定版』20代へ!人気のおすすめ王道少年漫画50選!【スカッとして面白い!】

 

関連記事;長編に超名作!面白いおすすめバトル漫画!魔法王道アクショから異能力モノまで厳選紹介! 

 

1位『ダイの大冒険』

 

仲間を集めラスボス(大魔王)を倒す王道的ドラクエ物語

ジャンプ黄金期を代表する少年漫画。努力、友情、勝利が詰まっており、一線級じゃないキャラクター、一人一人が努力し、決して諦めず、最後には巨悪を退ける壮大な物語

同じ時期に突出して人気のあったドラゴンボール、スラムダンク、幽遊白書などの影に隠れていたが、王道のお手本ともいうべき魅力の詰まった名作

 

f:id:ryocuu:20180621231517j:plain

(出典:『ダイの大冒険』)

POINT
  • 全37巻
  • ドラクエを知ってるとさらに面白くなる
  • ジャンプ黄金時代を支えた少年漫画のお手本みたいな作品

 

2位『ヒカルの碁』

 

言わずと知れた王道少年成長漫画。藤原佐為という最強の天才棋士が主人公のヒカルに憑りつき、「神の一手」を求める物語

囲碁という馴染みのない題材にも関わらず、キャラの魅力、佐為という空想上のファンタジー要素を盛り込みその両者のバランスが絶妙

命題は「少年の成長」にあり、ヒカルはサイに出会うことで導かれるように囲碁の魅力へと憑かれていく、前半に与えるこの漫画の魅力は計り知れない。少し読むだけで、塔矢アキラに、サイに、囲碁の魅力に惹かれること間違いなしの作品。

大人の事情で、様々な伏線を生殺しの状態で急に終わってしまったのが残念すぎる

 

f:id:ryocuu:20180621225557j:plain

(出典:『ヒカルの碁』)

POINT
  • 全23巻
  • 囲碁は最後まで理解できないのに十分面白いところが凄い
  • ずば抜けたストーリーの構成力と絵のクオリティ

 

3位『マテリアル・パズル』

 

一つの体に3つの魂を持ち、死ぬたびに存在変換するティトォ、アクア、プリセラが「女神」を倒すお話

魔法使い冒険物、という少年漫画ど真ん中の作品だけど、世界観、能力の描写、ネーミングセンス、大量の伏線の張り方と消化のカタルシス、予測不可能な展開のジョジョを彷彿とさせる能力バトル物

作者独特ののんびりした作風に慣れれば、シンプルな展開から急転直下先の読め無さが楽しめる。

秀逸なのが「魔法使い」の設定。

「魔法が存在する世界」だけど「魔法は天才が死ぬまで修行してやっと完成する」レベルの代物。じゃあ老人ばかり出てくるかと言うと…そこは是非読んで欲しい。

 

f:id:ryocuu:20180621232215j:plain

(出典:『マテリアル・パズル』)

POINT
  • 全20巻
  • 少年漫画らしい熱い王道バトルと、意表をつく意外性
  • 伏線が散りばめられ緻密に構成されたストーリー

 

4位『家庭教師ヒットマンREBORN』

 

マフィアのボスになるために、ダメ男子中学生が赤ん坊"の"殺し屋に家庭教師させられるという異色の設定

主人公たちのどんどん成長してく物語は熱く、ライバルや敵だった者らとの共闘、言葉の取捨選択、間、掛け合いなどが少年たちの心にグサリと刺さる。

序盤ギャグテイストの作品だが、この漫画が本当に面白くなるのはツナが覚醒してから8巻辺りから急激に面白い。

 

f:id:ryocuu:20180621233452j:plain

(出典:『家庭教師ヒットマンREBORN』)

POINT
  • 全42巻
  • ヘタレな主人公が成長していくという王道展開
  • 9巻から途端に戦い出してむちゃくちゃ面白い

 

5位『約束のネバーランド』

 

自分達は引き取り手が見つかるのを待っているのではなく、鬼の食料として出荷されるのを待つ『家畜』だと気がついた『孤児院』の子供達の脱走劇。

閉鎖された絶望的な空間から、脱出を計る天才少年少女達と、それをどんどん追い詰めていく大人達のお互いの心理戦

綿密な計画が、海外ドラマを見ているようで、本当に引き込まれるし、細かく伏線もたくさん張られているので考察が楽しい。

大きな謎が明かされて一気に視界が広がる演出、希望を見つけた瞬間、その希望がまた絶望に変わるところが見所

 

f:id:ryocuu:20180719002655j:plain

(出典:『約束のネバーランド』)

POINT
  • 既刊9巻(2018年6月現在)
  • 可愛らしい絵からは想像出来ない、壮大で頭脳戦もあるスリル脱獄サスペンス

 

6位『RAVE』

 

王道をさらに王道でサンドした世界を救うための冒険物語

ハチャメチャファンタジーと思いきや、割と理に適った能力モノの魔法バトルに昇華していく、初期の方から大量にフラグが建てられてるんだけど、その回収されるときの読者の驚きと言ったらない。

それ以外にも王道突っ走りつつ、ちゃんと主要キャラも掘り下げる。能力バトル物では最高の作品。

作者が同じなのでフェアリーテイルにハマった人は100%面白いと感じると思う。

 

f:id:ryocuu:20180621230100j:plain

(出典:『RAVE』)

POINT
  • 全35巻
  • ファンタジー冒険活劇なんて正に少年漫画の王道

 

7位『ジョジョの奇妙な冒険』

 

ジョースター一族と、邪悪な吸血鬼と化したディオやその後継者達が、2世紀以上に亘って繰り広げる戦いを描く大河群像劇。

単独の人物を主人公としておらず、主人公が変わるごとに「第○部(○部分に数字)」と部数が進み、作品のサブタイトルも変わる形式を採用している。

ちなみに、3部からスタンドが登場し、能力バトルを主体とした世界観が確立していく。

単調なバトルシーンだけでなく、随所に頭脳戦を描いてるのもジョジョの魅力の一つ、頭脳バトルも相まって手に汗握る展開が魅力

 

f:id:ryocuu:20180621225711j:plain

(出典:『ジョジョの奇妙な冒険』)

POINT
  • 独特の台詞回しと人間賛歌と頭脳戦
  • ポップで、昔のアメコミっぽく世界観にマッチしてる『絵』

 

8位『アイシールド21』

 

いじめられっ子の高校生セナが、パシリで鍛えた瞬足でアメリカンフットボーラーに成長していく物語。

大勢キャラクターが出て来るにも関わらず、人類の域を超えた知能を持つヒル魔を筆頭に魅力的な描き方で、終始飽きずに読める。

王道らしからぬ「勝利こそすべて」をあえて掲げておきながら、勝ち逃げしたり、努力と才能をシビアに描き、生まれ持った才能・体格・人種などの努力では埋められないものについても言及している。

老若男女誰でも楽しめる作品

 

https://pbs.twimg.com/media/DeAGYXiVMAE7Y5i.jpg

(出典:『アイシールド21』)

POINT
  • 全37巻
  • ストーリーが最初から最後まで天才に挑戦するというテーマ
  • 熱血王道スポーツ漫画

 

9位『うえきの法則』

 

100人の神候補から能力をもらった100人の中学生が、どんな才能にもなれる『空白の才』を手に入れるため戦う能力者バトルモノ

「ゴミを木に変える力」という一見役に立たなそうな能力を工夫していく面白さ、『ゴミ→木→ゴミ→木』と能力がリサイクルできる仕組みという異質能力で、人を攻撃すると、自分の才能を一つずつ何か失っていくというデメリット。

ラストバトルで最初期の設定を活かす構成、 一般人を"力"で傷つけてはいけないという絶対的ルールを、最後に使う展開に鳥肌

不毛な中学時代を送ってしまった人にはかなりオススメ

 

f:id:ryocuu:20180622023518j:plain

(出典:『うえきの法則』)

POINT
  • 全16巻 
  • どんなにしょぼい能力でも応用次第で戦える

 

10位『ボールルームへようこそ』

 

主人公が偶然から始めた社交ダンスのプロを目指す少年の物語

主人公には、実は才能があるっていう王道の設定がとても良い、王道ではあるが社交ダンス(競技ダンス)というチョイスの新鮮さ、底知れない主人公の可能性に熱くなる

個性的なキャラクターと主人公達の成長過程をみることができ、先の物語がどんなふうに展開されていくのかとワクワクする。

 

f:id:ryocuu:20180621235212j:plain

(出典:『ボールルームへようこそ』)

POINT
  • 既刊9巻(2017年6月現在)
  • 競技ダンスを題材にした王道スポ根もの
  • 落ちこぼれ風主人公が覚醒、順当に面白い

 

11位『capeta』

 

F1レーサーを目指す少年を描いた物語

周りキャラ達が抜群に魅力的で、家族や友達、チームのエンジニアやメカニック、スポンサー、メディア記者、色んな立場の、シブく熱い大人が揃って、若きレーサーの夢を支えている。そこが最大の魅力。

多くの少年漫画の主人公像とは対極に位置する「天才」「異端」「孤高」というワードは、作者の作品に共通する主人公達の特徴だが、この作品も「天才」が主人公

最初から最高でありながら後半になるにつれて盛り上がり続けてついにラストまでたどり着いた、稀有な傑作。

 

https://pbs.twimg.com/media/CuADPfBUMAAAwbp.jpg

(出典:『capeta』)

POINT
  • 全32巻
  • 天才による天才の物語
  • 天才はそれだけで人を惹きつけることを再確認する

 

12位『ONE PIECE

 

「おれは海賊王になる!」と言いながらも、作者存命中に作品が完結するだろうか?

世界を滅ぼす古代兵器、空白の100年とポーネグリフ、Dの名を持つもの、偉大なる航路の終着点ラフテル、ひとつなぎの大秘法とは何か……挙げればきりがありません。それらを少しずつ明かしていくのは面白いと思いますが…

話が進まないのと、作中で書いた設定をいとも容易く主人公補正で無かったことにするやり方とか正直萎える。全身避妊具人間とかにタイトルを変更し、深夜帯にやってほしい。

 

f:id:ryocuu:20181017004518j:plain

(出典:『ONE PIECE』)

POINT
  • 既刊90巻(2018年9月現在)
  • 日本で最も売れており老若男女から支持されてる作品。

 

13位『僕のヒーローアカデミア』

 

ジャンプが誇る王道バトルアクションの新鋭。

多くの人が-個性-という超常能力を持つ世界で、個性を使って平和を守るヒーローに憧れている-無個性-な主人公。

友情、努力、勝利全部揃ってて、当然のような面白さ

アメコミを基礎にしたデザイン、滅茶苦茶熱い素晴らしい作画、一度はまれば抜け出せない最高の漫画、老若男女問わずお勧めできる作品。

 

f:id:ryocuu:20180622053850j:plain

 (出典:『僕のヒーローアカデミア』)

POINT
  • 既刊19巻(2018年7月現在)
  • 人口の約8割が「個性」を持つ世界で「個性」を持たない主人公
  • 「友情、努力、勝利」の系譜を継ぐ、ジャンプ王道漫画。

 

14位『ノラガミ』

 

お社がないホームレスの自称・神「夜ト」と、魂が抜けやすい体質のヒロインのひより、若くして亡くなった雪音の3人が織りなす、神様と人間の物語。

繊細で緻密な絵であるにもかかわらず、迫力があり、見やすく、人物の特徴をだすのもうまいので流れを理解しやすい。

完璧じゃない、どこか人間臭い神様達が何より魅力的。因縁が絡み合うたび引き起こされるバトルシーンは必見!

 

f:id:ryocuu:20180702185600p:plain

(出典:『ノラガミ』) 

POINT
  • 既刊18巻(2017年2月現在) 
  • ストーリー・作画、どこを取ってもすごく丁寧に作られた漫画 
  • 日本の神様を題材にしつつ、現代が舞台の世界観

 

15位『PSYREN』

 

 一般人が突如荒廃した世界で、拾ったテレフォンカードを使い切るまで、未来へ飛ばされ、人ならざる者と異能力を使って闘う話。

超能力で戦う王道作品、しかも最高なタイムパラドックス要素もたっぷりある。

完結はしているが、打ち切り気味に終わったので、最後スピード感がえらいことになっているが、未だにカルト的なファンの多い漫画。

少年漫画とは思えないほど、主人公もヒロインもイカレており

着実に全方位の殺意で敵を殲滅する主人公と、わずかな出番で読者に『コイツはやばい!』と思わせたヒロインが魅力的な作品

 

f:id:ryocuu:20180622022314j:plain

(出典:『PSYREN』)

POINT
  • 全16巻
  • 厨二感、予測できない展開、過去にないタイプの能力物
  • 敵対者を躊躇なくぶっ殺○主人公らしからぬ無慈悲さ

 

16位『ワンパンマン』

 

全く新しい形のヒーロー物、余りに強すぎて、どんな敵もワンパンで倒してしまう主人公が、孤独や虚無感に悩みながらもマイペースに戦うお話。「最強≠幸せ」ってのが面白い。

ちゃんと強さを自覚していて、威張りもしない。ただのヒーローであり、好敵手が欲しいだけ。その理由は矛盾もなく、ただただ純粋…

「ワンパンだけで倒す」っていう発想は他の人でも考えた人はいるだろうけど、ここまで面白いキャラとストーリーを作った人はいないだろう。そして作画も素晴らしい。上手すぎる。

キャラも作画もストーリーもギャグも魅力的なハゲヒロー漫画

 

f:id:ryocuu:20180702170409j:plain

(出典:『ワンパンマン』)

POINT
  • 既刊17巻(2018年8月現在)
  • 面白い上に画力も凄まじい
  • 圧倒的強さなのかな、報われなさ。不思議な魅力。

 

17位『リュウマのガゴウ』

 

生態系が崩壊し「白皮」と呼ばれる化け物に怯えながら暮らす中、人類が圧倒的弱者となった世界が舞台

わずかに生き残った人類は、大昔に世界を救った不老不死と言われる「英雄リュウマ」を最後の希望にしてる。

元一般人でありながら「リュウマ」を名乗り、希望の灯を絶やさぬよう、世界を救おうとする何人かの主人公が交錯しまくる、世代交代クロニクル漫画

時系列や登場人物の関係性が分かった時の面白さ、人類の天敵である白皮との戦争、とても面白い作品

 

f:id:ryocuu:20180622175947p:plain

(出典:『リュウマのガゴウ』)

POINT
  • 全10巻
  • 怒涛の展開、時系列をシャッフルした構成が魅力
  • 異形の生物と生存かけて戦う戦闘がめちゃくちゃかっこいい

 

18位『FAIRY TAIL』

 
魔導士のドラゴンスレイヤーのナツが仲間と共に依頼をこなし、成長していく物語。これぞ魔法漫画、魔法を使うのに肉弾戦。

しかも火を食べる主人公。ありそうであまり見かけない設定が魅力

外から見ると普通に「魔法ファンタジー」で「バトル漫画」なんだけど、彼らが戦う根っこの部分が基本的に「ギルド(家族・仲間)のため)」それぞれのメンバーにあった辛い過去、その過去を乗り越えていこうとする気持ちなど、魔法や戦闘ものファンタジー好きなら読んで損はない。

 

f:id:ryocuu:20180621234334p:plain

(出典:『FAIRY TAIL』)

POINT
  • 全63巻
  • 少年漫画の王道オブザ王道
  • 熱血な主人公。王道。魔法を使った戦闘

 

関連記事;「FAIRY TAIL・ファイナル」全話感想まとめ!見逃し動画の視聴方法。

 

19位『武装錬金』

 

るろうに剣心で有名な和月伸宏先生の作品

主人公が怪物に襲われて落命した後、錬金術の力で蘇り戦士として戦いに身を投じる姿を描いている少年漫画

ジャンプの王道バトル漫画にしては珍しく、ラブコメ要素強め、最初はヒロインの背中を追っかけて、がむしゃらに戦う主人公が、物語進むにつれて、逆に見送られ最初と立場が逆転する死ぬほど燃える展開

自分の身を省みず、周りの人を守るために戦い続ける、偽善者扱いされて悩んだり、戦いに苦しむ独白のシーンやラストバトルでの選択が面白い。

 

f:id:ryocuu:20180607205924j:plain

(出典:『武装錬金』)

POINT
  • 全10巻 
  • 10巻の尺でかなり大規模などんでん返しの構造

 

20位『D.Gray-man』 

 

死んだ人間の殻をかぶり、人を殺して強くなる殺戮兵器「アクマ」を用いて人類滅亡を暗躍するノアの一族と、「エクソシスト」との戦いを描いた物語

暗い雰囲気に個性的なキャラクター、宗教性をミックスした世界観

程絶望的な世界観で、どうやって主人公たちは立ち向かうのかと、先が見えない展開と伏線が気になり、物語に入り込める。

物語には多くの謎が隠されており、それが徐々に解き明かされていく。クライマックスをかなり以前から、綿密に作りこんでいる壮大なお話

 

f:id:ryocuu:20180727030148p:plain

(出典:『D.Gray-man』)

POINT
  • 既刊25巻(2016年6月現在) 
  • ジャンプにはめずらしいダークな世界観と繊細な絵
  • 謎が一つ明らかになると、謎がさらに増えている

 

おすすめハードボイルド漫画

 

この記事では「ハードボイルド」な漫画を幅広いジャンルに渡って紹介しています。紹介する作品は、おすすめの作品ばかりです。

 まだ未読の作品があればチェックしてみて下さい。僕の感想と一緒に楽しんでもらえれば幸いです。

 

関連記事;トラウマ必至!おすすめの鬱漫画!衝撃のバッドエンド作まで紹介!

 

1位『BANANA FISH』 

 

ニューヨークを舞台とした、少女漫画とは思えないハードボイルドコミック。

ストリートギャングの少年が、日本人の素朴な青年と出会い、麻薬や抗争といった世界から抜け出したいという希望が見え隠れする物語

単純に力誇示するギャングや、マフィアの抗争図を描きたがる男性作家に比べ、女性的に内面やトラウマ、人格などをしっかりと設定し、物語を進める手法は非常に映画的で、徐々に読者の心を捉える

芥川賞を取らせたい漫画No.1にも選ばれたこともあり、贔屓でなく漫画史上に残る傑作

 

f:id:ryocuu:20181102040206j:plain

(出典:『BANANA FISH』)

POINT
  • 全19巻
  • 少女漫画という枠をブチ壊した世界観。
  • 日本の漫画史上に燦然と輝く名作

 

2位『トライガン』

 

不殺を志す平和主義者であり世界的犯罪者でもある『ヴァッシュ・ザ・スタンピード』の戦いを描くSFガンアクション漫画

不殺を志すが故に、その身に数えきれない程の傷を負っている、その姿に、不殺の道の険しさと厳しさが現れている『主人公』

派手なガンアクションだけじゃなく、「笑顔の平和主義ガンマン」という初期設定から目を逸らさず、ひたすら掘り下げ抜いた、筋の通った骨太の作品

 

f:id:ryocuu:20180622022451p:plain

(出典:『トライガン』)

POINT
  • 賞金額600億、人類初の局地災害指定された主人公
  • テーマから目を逸らさず、完結を見せた稀な作品

 

3位『BLACK LAGOON』

 

銃と血と尻と胸と金と死に溢れたガンアクション系の漫画。

タイの架空の犯罪都市ロアナプラを舞台に、違法な運び屋「ラグーン商会」のメンバーと、いわゆる裏社会に属する組織や人物達が繰り広げる痛快ガンアクション漫画

物理的に下品で、強い女が大勢出て来る、どの人物も圧倒的な存在感だが特に怖い女の存在がこの作品の華。

含蓄あるセリフも、皮肉交じりのジョーク、どこぞの邦画のキャッチコピーの「全員悪人」が思い浮かぶほどの、登場人物たちの悪人っぷりとアクション映画のような、アウトローな世界観が魅力

 

f:id:ryocuu:20180621235359j:plain

(出典:『BLACK LAGOON』)

POINT
  • 既刊10巻
  • 洋画っぽい台詞回しと闇の濃い世界観が魅力  
  • 非常識極まる世界に段々馴染んでいき、一番悪人っぽくなる日本人の聖人君子

 

4位『ニンジャスレイヤー』

 

「外国人の間違った日本観」を派手に強化してそのままぶちまけたような「サイバーパンクニンジャ活劇」

文章の突飛さ、高い画力で表現した奇天烈さに幻惑させられるが、いつの間にやら癖になり脳内で文体が響く。独特の中毒性。日本の漫画とアメコミをミックスといった趣きの作品

間違いに間違った日本観とブッ飛んだニンジャがカッポする。

謎の中毒性…

「ネオ・サイタマ!!」「時はウシミツアワー、ネオ埼玉の夜景は貪婪なブッダデーモンの宝石箱めいて幻想的だ」 何の事か分からないけど、来るものがあれば買いw

 

f:id:ryocuu:20181102060938j:plain

(出典:『ニンジャスレイヤー』)

POINT
  • 既刊14巻(2018年2月現在)
  • 忍殺語と呼ばれる謎の日本語、外人の忍者感が満載、
  • アイエエエー!、ザッケンナコラー!

 

5位『ノー・ガンズ・ライフ』

 

大戦を経て身体機能拡張技術(サイボーグ技術)が発達した世界が舞台

身体の一部を機械化した拡張者(エクステンド)と、生身の人間が共存する街で、便利屋を生業としている銃の頭をしたハードボイルドな機械人間と、彼に助けを求めた少年、鉄郎の物語。

頑なで鯔背で無器用で、女子供にゃめっぽう弱い主人公が魅せます男粋、スラム街、体の機械化、異形頭、ターミネーターとかが好きな人にオススメ。

 

f:id:ryocuu:20181102052753j:plain

(出典:『ノー・ガンズ・ライフ』)

POINT
  • 既刊7巻(2018年8月現在)
  • 依頼をこなす処理屋で銃頭の主人公
  • キスされて照れたりする人間らしさが最高

 

6位『RAINBOW-二舎六房の七人-』

 

戦後間もない1950年代が舞台の作品。

服役経験のある安部譲二が描く、不条理な世間に揉まれながらも成長していく、少年院で出会った仲間たちとの青春群像劇。

脱獄、闇市、そしてボクシング。助け合いがあり裏切りがあり、離れていく奴もいるけどまた戻って七人になる。

戦後の日本を忠実に描き、絶望と欝展開が終盤まで怒濤のごとく続くが、掃き溜めの様な世界でも絆を失わない七人の男達の物語。

作者も言っているが、これこそ愛と勇気の物語であると言えると思う。

 

f:id:ryocuu:20180622152148j:plain

(出典:『RAINBOW-二舎六房の七人』)

POINT
  • 全22巻
  • 作者の圧倒的な画力
  • 過酷な運命に負けない七人の生き様と絆

 

7位『紺田照の合法レシピ』 

 

ヤ◯ザ事務所の高校生構成員紺田照が、学校や修羅場で体験したネタを元に様々な料理を作る極道グルメ漫画

自炊グルメ漫画にヤクザ要素を混ぜたギャグ漫画という、一見カオスなようだが、絶妙なハーモニーを生み出している。

料理の中身はトンチキな作風と違い極めて正統派、作った後はブログにアップしてるオチ

 

f:id:ryocuu:20181014024325j:plain

(出典:『紺田照の合法レシピ』)

POINT
  • 既刊6巻(2018年3月現在)
  • ありそうでなかったヤクザ×料理の組み合わせ。
  • 荒っぽいナレーションと絵が笑いを誘う

 

8位『魔女と野獣』

 

野獣のような目と性格を持つ暴力気質な少女と、棺桶を背負ったやれやれ系魔術師2人組が、魔女を獲物として追う復讐劇

世界観も良いけど、復讐に対する考え方がイカす。お為ごかし無く自分の為に復讐する展開が胸アツ過ぎる作品。

バトル物かと思えば、その過程で描かれる事件がサスペンスとグロテスクが入り交じって中々良い感じ。絵も綺麗で迫力がある。

 

f:id:ryocuu:20180727162933j:plain

(出典:『魔女と野獣』)

POINT
  • 既刊2巻(2017年12月現在) 
  • 語彙力が削がれるタイプの良さがまじで卍

 

9位『GANGSTA』

 

ギャングがはびこる街で、便利屋の二人がギャングのゴタゴタに巻き込まれていく物語。

戦争時の薬物により化け物じみた戦闘能力を持った人間が出てくるのがポイント、後遺症として身体能力上げる代わりに、何かしら身体欠損、障害を抱えている

短命な薬中みたいな人たちと、健常者が争って死体ゴロゴロするアウトロー要素満載の漫画

 

f:id:ryocuu:20180622054459j:plain

(出典:『GANGSTA』)

POINT
  • 既刊8巻
  • ハードな世界観やハードボイルドな言動
  • 死と隣り合わせを生きてる奴らの生き様がカッコいい

 

10位『銀狼ブラッドボーン』

 

かつて吸血鬼を殲滅する部隊で功績を挙げ、英雄と称された『70才の隠居老兵が』今度は人骨を食べるモンスターを相手にする物語

バトルシーンの画力の高さ、そして漫画では珍しい70代の主人公。肉体の衰えを今までの経験でカバーするという斬新な設定も魅力

復讐のため吸血鬼を殺し回っていた英雄が、今度は己が復讐される側に回っていた……というい深みのある展開、敵側の心情や事情を丁寧に描いており、どちらにも感情移入してしまう。

過去の復讐に囚われまくって、果てのない殺し合いを繰り返す。人間と吸血鬼と人工食人鬼の三つ巴の復讐劇

 

f:id:ryocuu:20180727180237j:plain

(出典:『銀狼ブラッドボーン』)

POINT
  • 既刊7巻(2018年6月現在)
  • 70歳の戦うイケジジイ
  • 厨二を網羅した世界観

 

11位『ハードボイルド園児 宇宙くん』

 

LINEマンガ発のギャグマンガ。

毎回大上段に構えた社会風刺から始まる、冷めた瞳でこの世を見つめる、ハードボイルドな幼稚園児によるほのぼのギャグ物語

ネタの切れ味はなかなかに鋭く、4歳児とは思えない一頭地を抜く発言、しかし、最後は4歳児らしいかわいいオチ、1話完結でどこから読んでも面白い。

 

f:id:ryocuu:20181102032026j:plain

(出典:『ハードボイルド園児 宇宙くん』)

POINT
  • 既刊9巻(2018年10月現在)
  • LINEマンガ連載 ギャグジャンル人気ランキングNo.1
  • 幼稚園児がハードボイルドに社会を風刺

 

大人向け/青年おすすめ漫画【過激?難解?】

 

様々な『青年漫画』を選んでみました。

おすすめの作品ばかりです。 まだ未読の作品があればチェックしてみて下さい。僕の感想と一緒に楽しんでもらえれば幸いです。

 

1位『宇宙兄弟』

 

宇宙飛行士という夢を、職業として現実的に描いた傑作漫画

宇宙飛行士を題材にして、ここまで人を惹き付ける作品は他には無く、宇宙にいくことの厳しさと、宇宙飛行士達の宇宙にかける思いがしっかりと分かる作品。

時々「笑いあり、涙ありの心温まる物語」という売り文句があるけれど、それまさにこの作品。本当に泣ける。本当に笑える。

宇宙に行くまで、宇宙に行った後、宇宙にいる瞬間、この大変さと感動が伝わってくる漫画

 

f:id:ryocuu:20181014030931j:plain

(出典:『宇宙兄弟』)

POINT
  • 既刊33巻(2018年4月現在)
  • キャラ全員に個性があって、世界観が半端じゃない。
  • 夢を大きく持てる。読んでて気持ちが良い作品

 

2位『聲の形』

 

聴覚障害の西宮さん、それを小学生の頃いじめてた石田くんがお互いに高校生になって再会するところから物語が始まる。

障害者、いじめ、母子家庭、教育現場の問題、その他を雑多に、突っ込んで描かれている作品。少年誌では、障害者を題材にすることはタブー視されている感があって、触れられることが少ない題材にあえて挑戦した漫画

『障がい者』と『そのいじめっこ』という敏感な題材が扱われているせいで、ついそっちに目がいってしまうのだけど、

物語の本質は、自分を肯定できない二人の救済の物語。

傷を負った二人だからこそ、その救済には感動がある。自らを肯定できた時世界が開かれる。人生のリスタートにパワーをくれる作品

 

https://pbs.twimg.com/media/Dc-67rWX0AA6CV5.jpg

(出典:『聲の形』)

POINT
  • 全7巻
  • 個人的に自己啓発に分類される漫画
  • ノリで見ると精神的にズタボロにされる

 

3位『HELLSING』

 

狂気の沙汰ほど面白い・・・その言葉を何より体現した漫画。

英国を舞台に、カトリックやらプ ロテスタントやらナチの残党やらが戦争をするお話。主要キャラは不死身のヴァンパイア

登場人物の潔く、爽快なまでの狂いっぷりは非常に濃く、まともな人を探すほうが難しいぐらい敵も味方も狂人だらけ。そんな彼らが発する「独特の台詞回しはセンスと個性に溢れ、シビれさせてくれる。

 

f:id:ryocuu:20180716220718j:plain

(出典:『HELLSING』)

POINT
  • 全10巻
  • 主要キャラクターがほぼ全員狂ってる上に厨二
  • 画風、セリフ回し、内容がトコトン濃い。

 

4位『ベルセルク』

 

復讐のために人外を討伐する主人公・ガッツの物語。

『絶望』コンボのえげつなさ、とにかく容赦のない世界観。

安全地帯は一切ない弱肉強食、中世ヨーロッパのような世界を舞台にした、お手本のようなダークファンタジー作品

最初に「これでもか」という程の絶望を読者に見せて、グッと物語に引き込む。大切なものを奪われ復讐に取り憑かれ、絶望的な状況でも身1つであがき続ける主人公『ガッツ』

描きこまれた絵の迫力のある戦闘シーンなど見所満載。

 

f:id:ryocuu:20180621231105j:plain

(出典:『ベルセルク』

POINT
  • 既刊39巻(2017年6月23日現在)
  • 「作者が生きている間に完結しないかも」
  • 中盤で物語の1つの山場。その絶望感は漫画史上No.1

 

5位『ONE OUTS』

 

賭博野球「ワンナウト」で無敗を誇るピッチャー、主人公が弱小球団にスカウトされペナント優勝を目指す物語。

この作品は、あらゆる野球漫画へのアンチテーゼとして作られている。『主人公のピッチャーが豪速球を投げないこと』『努力と根性が必ずしも勝利に結びつくとは限らないこと』最大の特徴は『主人公が悪党であるという点』

心理戦というか敵の裏を付いたり、相手の策を打ち崩したりがメインで、主人公に影響を受けた選手の成長も面白い。

作者は(ライアーゲーム)の甲斐谷さん。野球興味ない人でも楽しめる。

 

f:id:ryocuu:20180619192307j:plain

(出典:『ONE OUTS』)

POINT
  • 全20巻
  • 独創性という点で過去最強の作品
  • 心理戦を用いて主人公最強を描いている

 

6位『戦闘破壊学園ダンゲロス』

 

怪々な能力を身につけた魔人と呼ばれる高校生の男女60名が、生徒会サイドと、番長サイドに分かれて全力で殺しあう超級エンタメ作品

能力バトル物なんだが、バトルシーンに情け容赦が全く無い。

爆弾を置いて敵を全滅させる様な、物語の見せ場の上、普通は使わない必殺、必勝の手段を両陣営が平気で使う

基本的に能力が馬鹿馬鹿しいものが多いけど、内容はガチ、結構緻密に伏線が張り巡らされてて、最後まで緊張感のある展開で、全8巻という程よい長さでまとまっている。

 

f:id:ryocuu:20180624203925j:plain

(出典:『戦闘破壊学園ダンゲロス』)

POINT
  • 全8巻
  • 頭のイカれた面白い能力と、スーパーチートの転校生
  • 無茶苦茶な設定、予測不能な流れとミスリード含む伏線

 

7位『嘘喰い』

 

 一言で表すならカイジに暴力が加わった感じのギャンブルもの

女々しい登場人物は居らず、個性溢れる男達が凌ぎを削り合う展開は刺激的で、登場人物全員頭が良く(意図的なバカキャラを除く)きちんと読者を裏切った決着を見せてくれる

個性的すぎるキャラクター、緻密な作画と高度な心理戦、駆け引きにスーツがはち切れんばかりの筋肉バトルがてんこ盛りの作品!

 

嘘喰いの魅力を語るうえで外せないのが「立会人」▼

立会人とは大組織「賭郎倶楽部」に身を置くエリート集団であり、主に闇ギャンブルの中立としての運行・仕切りをこなす。

彼らは全員もれなく選りすぐりの強者であり、また頭脳も逸脱している。故に完全なる中立者として取立てを行う。 

賭けに勝てても力が無ければ勝者にはなれない。ならば最終的には全部『暴力』で決まるじゃん!というジレンマを解決する

 

f:id:ryocuu:20180622024226j:plain

(出典:『嘘喰い』)

POINT
  • 全49巻
  • 知略と暴力が入り乱れる破天荒ギャンブル漫画

 

8位『蟲師』

 

人でも動物でもない不思議な存在「蟲師」を生業とする主人公「ギンコ」が様々な「蟲」が引き起こす事象に対峙していく物語。

ひたひたと染み入るような静けさと、懐かしいような幻想描写が独特の画風

人間に寄生して生きる「蟲」や、自然現象そのものな「蟲」もいたりで、人間の生活に関わるものが作中では多く登場する。

陰鬱な湿度のある世界観、生い茂った深い緑や一面に広がる田畑など、日本の原風景を思わせる背景美術が非常に魅力的。

 

f:id:ryocuu:20180702213555p:plain

(出典:『蟲師』)  

POINT
  • 全10+1巻 
  • 独特の暗い語りと静かな仄暗い物語

 

9位『ザ・ファブル』

 

伝説の殺し屋「ファブル」が殺し屋家業を一時休業「誰も殺すな」と命令され、普通の生活に馴染もうとしながらも、次々トラブルに巻き込まれる物語

浮世離れした主人公の可笑しな日常生活と、殺し屋としての顔のギャップが最高に魅力的で癖になる。

主人公の能力が高すぎて敵を圧倒するも、日常生活に馴染みきれない様子など、シリアスな世界なのにどこかギャグっぽく感じる世界観がたまらない作品。

 

f:id:ryocuu:20180707222310j:plain

(出典:『ザ・ファブル』) 

POINT
  • 既刊14巻(2018年7月現在)
  • シリアスさとゆるさのギャップが最高
  • 登場人物の掛け合いが漫才のよう癖になる。

 

10位『ドロヘドロ』

 

魔法使いと、そうではない人の2通りの人間がいる世界が舞台。

記憶を失い魔法使いによって顔をトカゲに変えられた主人公が、自分の過去を探る物語。

魔法使いや悪魔などの設定が細かく、独特な世界観がクセになる。

ダーティでグロテスクだけど、生首がそこらに転がっていてもおかしくない世界の描写がポップに描かれており、時より織り交ぜられるブラックギャグもシュールで魅力的。

SFだろうと、ファンタジーだろうと、ギャグだろうと、それを日常レベルの世界観で読者に見せてしまう。知る人ぞ知る名作。

 

f:id:ryocuu:20180622151351p:plain

(出典:『ドロヘドロ』)

POINT
  • 既刊22巻(2017年6月現在)
  • ポップなノリでキャラが死んでいく
  • 伏線も見事で読むごとに続きが気になってく構成

 

11位『おやすみプンプン』

 

欝展開で救いのないドン底の人生、思春期から大人になる過程で、必ず決別すべき”幼い自意識”と最後まで付き合う不器用な弱い一般人の物語。

唯一無二の個性的な作品で、 周りの人物や背景はリアルタッチの細かい描写なのに、主人公やその身内だけ落書きのような「ひよこ」の姿で描写されているのが特徴的

この作者は、ずっと引きずってしまう昔の些細なモヤモヤした気持ちとか、大人になっても案外みんな悩んでる所とか、とにかく他人には見せたくないような汚い部分を描くのが上手い。

 

f:id:ryocuu:20180709001514j:plain

(出典:『おやすみプンプン』)

POINT
  • 全13巻
  • 主人公プンプンの人生をたどる物語。
  • 鬱いけどなんか不思議な魅力ある漫画

 

12位『狂四郎2030』

 

遺伝子的に犯罪因子を含む人間を隔離して矯正したり、強制労働させたり、ディストピアな世界の荒廃設定のお話

巨乳でくびれた女性キャラ、悲しい過去を背負ったキャラがドバドバ涙を流す描写、立体的に描かれるモブキャラたち、エロもグロも残酷も下品もてんこ盛りの物語

絵柄とギャグとキャラと下ネタと世界観とだいたいが『癖』で構成されているのにも関わらず、魅力に溢れた漫画

 

f:id:ryocuu:20180709011501j:plain

(出典:『狂四郎2030』)

POINT
  • 全20巻 
  • 名作だけど絵柄の癖とエログロで全然人に勧められない

 

13位『闇金ウシジマくん』

 

決して良い人ではないが、芯のあるウシジマくんの魅力や、ダメ人間達の末路に続きが気になってしまう作品

闇金は本来犯罪であり、債務者に同情が生まれそうだが、背景にある矛盾に向き合い、切っていくウシジマの姿に共感が生まれ、現実とファンタジーの絶妙なさじ加減も魅力

山田孝之の主演の実写版は最高ですが、活字で読むリアルな闇金ワールドも、なかなかどうして刺激的。

 

f:id:ryocuu:20180622143451j:plain

(出典:『闇金ウシジマくん』)

POINT
  • 既刊42巻(2018年03月現在)
  • 決していい人ではないが芯のあるウシジマくん

 

14位『MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-』

 

凶悪犯罪者に対応するため選ばれた大量殺人者の「国選処刑人」が主人公。

主人公が、レズで最強なシリアルキラーというイカしたアンチヒロイン、『俺TUEEE』ではなく『私TUEEE』な最強系主人公が活躍する作品

殺害人数700人超、死刑待ったなしの女性死刑囚と、どう見てもロリなサイコパスペアが織りなす血と暴力活劇。踊るように人が死ぬ。

どういった過去で大量殺人者になったのかとか、それぞれの登場人物のまだまだ謎な部分の詳細が気になる、今後の展開に期待。

 

f:id:ryocuu:20180709201716j:plain

(出典:『MURCIÉLAGO -ムルシエラゴ-』)

POINT
  • 既刊12巻(2018年6月25日現在)
  • サイコパス気質の女性が主人公のバイオレンス百合漫画
  • 伏線やキーワードの散りばめ具合が絶妙

 

15位『サンクチュアリ』

 

ポル・ポト政権下、カンボジアでの紛争から日本に帰って来た青年2人が、日本の腐敗した政治体制を「893側」と「政治家側」表と裏の世界から、日本を変えようとする痛快ストーリー漫画
最近では漫画でも中々見られない戦慄を覚えるほど悪党な二人が主人公、【希望】【信頼】【心酔】そして誰もが踏み込む事の出来ない二人の絆、詳細な描写、リアリティある話骨太な作品

いわゆるで大雑把に言えば「ウロボロス」のハード版

 

f:id:ryocuu:20180708012131j:plain

(出典:『サンクチュアリ』)

POINT
  • 全12巻 
  • 青年誌で劇画調なので、読む人を選ぶかも
  • 二人が表と裏の役割を決めたのはジャンケン

 

16位『ザ・ワールド・イズ・マイン』

 

カルト的な人気を集める問題作、作者曰く道徳の教科書らしい。

ショッキングな描写も多過ぎるので、耐性ないと死ぬ。

どこか魅力的な息をするように殺人、強盗を繰り返す殺人鬼モンと、それに憧れて行動を共にする1人の青年の犯罪黙示録。

サイコパスに煽られる民衆、対立する社会、テロリストの母を責め立てるマスコミ等々を絡め、物語が展開していく。

 

f:id:ryocuu:20180707221713j:plain

(出典:『ザ・ワールド・イズ・マイン』)

POINT
  • 全5巻
  • 20世紀最凶の大量無差別殺人の漫画
  • 世間を賑わせた大量殺人犯の身内視点というシンドさ。

 

17位『狼の口 ヴォルフスムント』

 

1315年のモルガルテンの戦いの前後を描いた残酷な物語、誇張はあるがリアルな中世の攻城戦を描いた素晴らしい作品

平たく言ってしまえば、中世ヨーロッパを舞台にした関所破りのお話で、密行者だとバレたら死ぬ。死にまくる。非常にキツいお話

騎士vs農民、圧倒的支配に弱者の反乱から攻・籠城・追撃戦まで揃えており、頭から最後まで、息継ぎない殺戮と虐殺、殺戮と虐殺で、「自由」のために戦う人が無残に死んでゆく場面が多いが、想いは受け継がれてゆく…

 

https://pbs.twimg.com/media/DC5QoHtUMAAE-_C.jpg

(出典:『狼の口 ヴォルフスムント』)

POINT
  • 全8巻
  • スイス独立の史実をもとにしたレジスタンスと権力者の争い 
  • 救いなさすぎて辛い 激しく欝になる

 

18位『リクドウ』

 

ボクシング漫画で今一番熱くなれるのがこのリクドウ

主人公の生い立ちがハードモードなので、一話から夢も希望もない最悪の立ち上がり方をする、基本的に内容が物凄く重い。

でも絵が滅茶苦茶綺麗で、壮絶な幼少期を過ごしたことでハングリーどころか狂気すら感じる主人公のボクシング漫画。

初連載にしてこの画力、話の強烈さとリンクする臨場感がマジ凄い。

 

f:id:ryocuu:20180702165806j:plain

(出典:『リクドウ』)

POINT
  • 既刊17巻(2018年7月現在)
  • 生い立ちがハードすぎてちょっと鬱 
  • リアルなボクシング描写と絵から伝わる迫力

 

男でも読める『ラブコメ/恋愛漫画』

関連記事;おすすめラブコメ漫画!ニヤニヤできる恋愛モノなど

今回は様々な『ラブコメ』『恋愛』漫画を選んでみました。

おすすめの作品ばかりです。 まだ未読の作品があればチェックしてみて下さい。僕の感想と一緒に楽しんでもらえれば幸いです。

 

1位『からかい上手の高木さん』

 

言わずと知れた超絶ニヤニヤおでこラブコメ漫画

ラブコメから「友達以上恋人未満の二人を見てニヤニヤ」部分を取り出し「からかう・からかわれる」という要素を楔にしている。

シリアスも混ぜたり、お色気要素多めだったり、複雑な環境の中での恋愛を描いた作品が多い中、日常のシーンのみで、ニヤニヤしちゃうラブコメはレア

 

f:id:ryocuu:20180907014042j:plain

(出典:『からかい上手の高木さん』)

POINT
  • 既刊9巻(2018年7月現在)
  • 終始ニヤニヤ止まらなくて悶えっぱなし

 

2位『五等分の花嫁』

 

貧乏高校生の主人公が、借金をなんとかする条件として、『5人のヒロイン』に勉強を教えることになり、そこから努力して認められていく王道パターンのラブコメ。

冒頭挙式のシーンから入り、最初からゴール見せられて、全員揃った中で「五人のうち誰と結ばれたかはわかりません」って導入は面白い

多くの伏線を張りつつ、誰か特定させずに話を進める構成は凄い。

 

f:id:ryocuu:20180622175246j:plain

(出典:『五等分の花嫁』)

POINT
  • 既刊5巻(2018年7月現在)
  • 笑いと堪らないかわいさの詰まった漫画

 

3位『徒然チルドレン』

 

何人もの男女、複数のカップルが入り乱れる4コマ。

初々しいカップルや▲関係、両片思いでもどかしい友達以上恋人未満まで、限りない恋愛の形、甘酸っぱい青春を満喫できる。

始まって、徐々に深まって、交差していく構成は面白い。コメディ、ラブ、コメディ、コメディからのラブ。笑いで楽しくなる恋もあれば、笑い事ですまない涙もある作品。

キャラ一人ひとり体型、身長や通学方法など、キャラ同士の関係性、休み時間の過ごし方とかも細かく設定されている。 

 

f:id:ryocuu:20180622143116j:plain

(出典:『徒然チルドレン』)

POINT
  • 既刊11巻(2018年3月現在)
  • オムニバス形式のラブコメ4コマ
  • 主人公が複数おり、並列した時間軸で進行していく

 

4位『凪のお暇!』

 

他人に空気合わせてばかりのアラサー女子が、会社の人間関係に疲れて、会社を辞めて28歳で何もかもをリセットしようとするお話。

周りに合わせて空気読まないといけない息苦しさ、「大騒ぎするほどではないが積もり積もってダメージになる日常の苦しみ」と、そこからの脱却が丁寧に描かれている。

節約生活の話や、人間関係の話も、リアルなえぐさをふわふわな画風が、緩和してくれている。

生きる息苦しさのリアル感と、ゼロから始める痛快さ。人生リセット奮闘ラブコメ作品

 

f:id:ryocuu:20180710220701j:plain

(出典:『凪のお暇!』)

POINT
  • 既刊4巻(2018年3月現在)
  • 生々しい心理描写が魅力的。人間の怖さにもいろんな形がある

 

5位『僕らはみんな河合荘

 

高校入学を期に、強烈な個性を持った住人が共同生活をする下宿で、下半身が新品な男子が、大好きな女子相手にラブコメを頑張るぞみたいな作品。

一途な主人公の恋を、他の住人達が茶化す構図は、伝統芸能であり安定。下ネタ強めの殴り合う掛け合いはテンポよいギャグ

ヒロインの「律先輩」は、今まで読んだラブコメの中で一番かわいく、その姿にニヤニヤが止まらない!

 

f:id:ryocuu:20180611215536j:plain

(出典:『僕らはみんな河合荘』)

POINT
  • 全11巻
  • 変わり者住人たちとのギャグと恋愛要素のバランスが絶妙
  • 先輩の圧倒的ヒロイン感に悶絶

 

6位『今日のユイコさん』

 

「きちんと告白とかしてないけど付き合ってるっぽい」的な微妙な距離感の男女のラブコメ

『融通の効かないユイコを、その彼氏のトモヤがうまく支えながら二人の距離を縮めていく』というイチャコラを楽しむ作品。

話が進むにつれてヒロインのデレ率が加速して微笑ましい

主人公との恋愛をちゃんと軸に据えてあり、登場人物の魅力を描きながら、各巻の最後に次のステップへ進む盛り上がりを作る構成、大変良いニヤニヤ作品

 

f:id:ryocuu:20180310003740p:plain

(出典:『今日のユイコさん』)

POINT
  • 全5巻
  • 超魅力的なツンデレを描く青春ラブコメ

 

7位『かぐや様は告らせたい

 

表紙がアレな感じなので抵抗がある人も読んでみるべき、お互い惹かれ合っている2人が自分から告白することを「負け」と捉え「いかにして相手に告白させるか」を競い合う一風変わったラブコメ

才気あふれる美男美女で相思相愛な生徒会のコンビが、ムダな頭脳戦を用いて「相手から告白させてやる」と、しのぎを削るのが面白い。

ギャグとシリアスのON・OFFが最高な作品、あっ……ここからシリアス来る……と予感させ、その終わりは非常に綺麗な形で終わる。

 

f:id:ryocuu:20180622150017j:plain

(出典:『かぐや様は告らせたい』)

POINT
  • 既刊10巻(2018年6月現在)
  • 恋愛頭脳戦、とゆう新しいジャンル

 

8位『富士山さんは思春期』

 

低身長男子×高身長女子の甘酸っぱ~い恋愛

バレー部のエースで、身長181センチの女の子、富士山さんと160センチの主人公、上場とのお付き合いする風景を淡々と描写した作品

中学生らしい初々しいドキドキ満載。誰もが一度は考えたことがあるであろうシチュエーションを大量投入してくる

大きく話は動きませんが、約一年間の輝かしい青春の日々を楽しめ、少年の、異性への憧れ、好意を自覚し、成長していくプロセスがいかに青く愛おしいか分かる。

 

https://pbs.twimg.com/media/DBtSow9WAAIbVin.jpg

(出典:『富士山さんは思春期』)

POINT
  • 全8巻
  • 新感覚巨女ヒロイン富士山さん
  • 作画もめっちゃ魅力的…画力の上がる様も凄い

 

9位『渡くんの××が崩壊寸前』 

 

ヤンデレ臭がする幼馴染みと、妹思いの主人公が再会して始まるストーリー。三角関係を中心とした日常崩壊ラブコメ

主人公が振り回される系のラブコメと思いきや、登場人物ほとんどメンヘラで”どのメンヘラを選んだら一番マシなルートで生き残れるか”っていう地獄でババ抜きしてるような漫画

ヒロイン全員が闇抱えてて、底が見えないので読んでて緊張感がイイ感じ、色々な意味で次巻が楽しみになる作品。

 

f:id:ryocuu:20180904083733j:plain

(出典:『渡くんの××が崩壊寸前』)

POINT
  • 既刊5巻(2018年1月現在)
  • ヒロインは皆どこかサイコ…ヤンに近い雰囲気

 

10位『川柳少女』

 

天然系ヒロインの七々子は、照れ屋で人との会話が苦手ですが、川柳でならコミュニケーション可能、メインヒロインが、喜怒哀楽の全てを五七五の川柳で表現すると言う所が面白い。

常にふわふわ笑っている七々子。驚いたり、照れたり、ドキドキしたり、またセリフが少ないからこそ、たまにしゃべる五七五調のセリフがぐっとくる

https://pbs.twimg.com/media/DT0ZRMIVoAEmwaT.jpg

(出典:『川柳少女』)

POINT
  • 既刊5巻(2018年6月現在)
  • 「愛されヒロイン」の魅力

 

11位『赤灯えれじい』

 

大阪舞台の「ヘタレ少年がヤンキー少女に恋をする」

ヘタレで何の取り柄もない男子の、惰性まみれのクソ面白くもない日常に、チーコという異端が現れてかきまわしまくり、そこに感化されて変わっていくという、大阪を舞台にした純情物語

物語中盤で、2人は付き合うものの、怖そうな元カレの存在がストーリーの核として迫ってくる、関西弁含め、大阪感が過剰でなく自然に出ている稀な作品。

 

https://pbs.twimg.com/media/CEaGr2NUsAEZ1if.jpg

(出典:『赤灯えれじい』)

POINT
  • 全15巻
  • ヤンキー姉ちゃんとヘタレ男子の同棲生活
  • コテコテなホントの大阪物

 

12位『さんかれあ』

 

女の子がゾンビになってしまう、まさかのゾンビ萌えラブコメ

ゾンビとなった身に起こる様々な問題、そして恋愛模様。それらがしっかりとストーリーに盛り込まれ、ゾンビ物としてもラブコメとしても優秀な作品

ゾンビっ娘にしか興味の無い主人公、ゾンビが好きになった理由が明かされる際の悲しい過去、無駄な登場人物がいない丁寧さも魅力。

ラブコメみたいな明るさもありつつ、ゾンビ化が進行するにつれて強まる捕食本能、ラブコメ好きなら表紙買いOK。

 

f:id:ryocuu:20180227051537p:plain

(出典:『さんかれあ』)

POINT
  • 全11巻
  • 案外重くて考えさせられるゾンビっ娘とのラブコメ。

 

『おすすめ3巻以内完結漫画』

1位『淋しいのはアンタだけじゃない』

 

障害のありようが、一人一人異なる聴覚障害について興味を持った作者が、聴覚障害の人や様々な現場を訪れるドキュメンタリー漫画

取材しながら連載し、取材相手も連載を読み、その反応をまた描き、向き合う。難聴の方から見た日常が如何なるものか、難聴にも様々な種類がある事をこれで知ることが出来きる傑作。

 

f:id:ryocuu:20180622022734j:plain

(出典:『淋しいのはアンタだけじゃない』)

POINT
  • 全3巻
  • ノンフィクションの魅力てんこ盛り

 

2位『聖―天才・羽生が恐れた男』

 

腎障害を抱えながら将棋を指し続けた『村山聖9段』の生涯の実話

生涯を将棋に捧げ、名人になることを目標に、将棋を指し続けた棋士、幼少期から病気と闘った彼の壮絶な将棋人生が描かれている。

苦しみをすべて引き受け、それでも決して絶望せず命を削りながら全力を注ぎ、希望を持ち純粋に生きようとする、人生をフルマラソンをダッシュで走り抜いた男の実話

 

f:id:ryocuu:20180728214345j:plain

(出典:『聖―天才・羽生が恐れた男』)

POINT
  • 全3巻
  • 3月のライオンが好きな人にオススメ

 

3位『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』

 

引きこもりの元ガキ大将が、昔亡くなったヒロインの幽霊と出会い、そこから始まる一夏の物語を描いた作品。

登場人物が少女が現れたことにより、幼馴染がまた集まり、止まった時間を動かし始める内容が淡く切なくも、リアリティがある。

幼き日々の仲間との楽しき思い出と、空虚な今を行き来しながら物語は進む。青春時代ならではの、歯がゆさや切なさが詰まった素敵な作品

 

f:id:ryocuu:20180725035746p:plain

(出典:『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』)

POINT
  • 全3巻
  • 今20代の若者達にはドストライクな内容
  • 少女の幽霊が主人公にしか見えないという設定
 

4位『ベントラーベントラー』

 

宇宙人が普通に地球にいる世界観、宇宙人が起こしたトラブルを役所の職員である主人公と、外星人で解決していく緩いけど本格派のSF

「プラネテス」と同じ匂いを感じる作品。多種多様なケースに大しててんやわんやな人たちが繰り出す日常、知名度が低く、マイナーだけど最高に面白い。

庶民的なゆるさ雰囲気でライトに読めるSF漫画

 

f:id:ryocuu:20180720005330j:plain

(出典:『ベントラーベントラー』)

POINT
  • 全3巻
  • ガチなSF的世界観
  • 日常系のSFを装いながら,急転直下で意表を突かれるの最終巻

 

5位『ベル☆スタア強盗団』

 

実在の人物の伝説ををコミカライズした作品だが、かなり史実とは違うみたいで、『活躍する美少女』風な漫画になっている

ベル・スター/wiki引用

アメリカ西部開拓時代の女性。伝説化されたその生涯により無法者とされ、俗に山賊女王、女ジェシー・ジェイムズなどと呼ばれている。

ベル・スターと噂されるが、実際はタブロイドが誇張した嘘で、銃声を聞くとパニックを起こしてしまう少女と、インデアンの血を引くが故に村八分を受け、唯一の財産の土地も鉄道開通の為に騙し取られかけている青年サムが、列車強盗をする物語

全3巻で列車強盗事件をクライマックスにもって来て、まるで映画を見てるような構成の爽快で面白い西部劇。

 

f:id:ryocuu:20180621233726j:plain

(出典:『ベル☆スタア強盗団』)

POINT
  • 全3巻
  • 古き良き西部劇ことウェスタン・ガンアクション
  • 実在の人物をベースとした西部劇ネタ満載

 

6位『あずまんが大王』

 

仲良し女子高生グループの3年間を描いた日常系4コマ

現実とリンクした3年という掲載期間で、入学から卒業まで描ききった内容の濃さが魅力的

一巻の最初あたりは、古典的な馬鹿話だが、二巻あたりから、女子高生のたわいないやり取りを描くようになっていく。

原作漫画は、改訂版と原版で絵柄や内容がやや異なるので、紙媒体で読むのがオススメ 

 

f:id:ryocuu:20180607142503j:plain

(出典:『あずまんが大王』)

POINT
  • 全3巻
  • 後の日常系作品に影響を与えた作品。
  • 今なお色褪せない魅力がある日常4コマのパイオニア

 

7位『うなぎ鬼』

 

あらすじ

借金を返すため大きいガタイを生かした裏稼業を始めた主人公だが、その仕事にはおぞましい暗部が見え隠れし始める…

基本的にダーティーすぎる世界で時折最高に胸糞展開が多い、ありそうでなさそうな社会の闇を描いたサイコホラー作品

裏社会に生きる男たちの骨太な姿が、作風にピッタリのタッチで描かれている点と、どんどん展開していく闇の世界がシリアスに表現されていく作品。

 

f:id:ryocuu:20180707221432p:plain

(出典:『うなぎ鬼』)

POINT
  • 全3巻
  • 見た目とは裏腹に気の小さい主人公
  • 人が鬼になるまでを丁寧に描き上げた良作

 

おすすめ全2巻上下巻完結漫画

1位『レベルE』

 

「幽☆遊☆白☆書」や「HUNTER×HUNTER」「レベルE」などの作品で有名な富樫義博の作品。

すっごい独特な世界観、地球にやって来た宇宙人のバカ王子が暇つぶしに起こす、悪ふざけを軸とした物語がオムニバス形式で展開される

オチの秀逸さはもちろん、ダークな雰囲気で、短編集のようであり繋がりがあり、物語が転がっていく過程がとてもスリリングで面白い。

全2巻とは思えないほど密度が高く、先の読めない展開にあっという間に引き込まれる。

 

f:id:ryocuu:20180719000621j:plain

(出典:『レベルE』)

POINT
  • 全2巻
  • 冨樫が仕事すると傑作しか生まれない

 

2位『月曜日の友達』

 

大人になっていく周囲に馴染めない少女と、大人になろうとしない少年、二人の月曜夜の奇妙な会合を軸に、子供から大人になる瞬間を、懸命に生きる中学生の物語

えぐられる。純粋にただ、楽しさを求めてた時期。

中学生になり、周りと溶け込めないが故の2人、無邪気さと中途半端に大人を意識する時期だからこそできる作品。

全2巻というコンパクトな物語の中に、幾多の伏線と人間の心情の移り変わりの構成の妙が、モノクロームの世界に凝縮されてる。

すべての読者が自分との過去を重ねて、この物語を読み耽ったのは間違いない。普通にも特別にもなれなかった、そんな中高時代を過ごした人間を救ってくれる物語。確実に刺さる(刺さる)

 

f:id:ryocuu:20181104005708j:plain

(出典:『月曜日の友達』)

POINT
  • 全2巻
  • 独自路線を突き詰めた漫画表現技法。傑作。
  • 心理描写があまりにもリアル

 

3位『子供はわかってあげない』

 

書道が好きな男の子と、水泳部の女の子、二人の、青春や友情や恋や家族の物語がいっぱい詰まった夏休みの物語。

爽快な読後感ながらも、新興宗教、生き別れの父、探偵、性同一性障害と、思えば中々へヴィーなテーマ。

恋も愛も子供心も成熟も冒険も日常も全部あって、ノスタルジックな夏の雰囲気が調度良く、不思議な世界観で、一見甘酸っぱいボーイミーツガールだけど「家族とは」というメッセージを強く感じ、2010年代の大傑作

 

f:id:ryocuu:20181104012034j:plain

(出典:『子供はわかってあげない』)

POINT
  • マンガ大賞2位も納得の作品。
  • 夏のワクワクがぎっしり、オフビートな世界観

 

4位『紅い実はじけた』

 

ありとあらゆるトキメキの瞬間がつまった短編恋愛漫画

小説家の叔父さんと姪、生意気な小学生男子と女子高生、演劇部の甘酸っぱい恋模様などなど…主人公の感情の変化失恋話でも胸が暖かくなる話が、丁寧に描かれている。

 

f:id:ryocuu:20180310033333p:plain

(出典:『紅い実はじけた』)

 

表紙の子と一話目の子がお気に入り。表紙から4ページで終わるんだけど、この4ページを読んで、買って正解だったなーと思える作品だと思う。

2巻では、踏み出せなかった一歩を踏み出す。主人公達のアフターストーリーが描かれているので、2巻同時購入がオススメ

POINT
  • オールド感漂う恋愛短編漫画
  • 恋の話メインですら失恋話でも胸が暖かくなる

 

4位『魔王遭難中!!!』

 

魔力を蓄えるため四天王を伴い、人間界に降りてきた魔王と四天王だが、転移した先は魔法がまったく使えない無人島だった……、的なシュールなサバイバルギャグ

魔王と四天王が揃って人間を滅ぼしにきたのに、戦う相手がいない無人島で遭難する。本末転倒のようで、そのグダグダ感が面白い。

ただ単に魔王が遭難する『出落ちギャップ』で押しきるんじゃなくて、キャラと話がよく練られてて、起承が一巻、転結が二巻ってなってる完成度の高い作品

 

f:id:ryocuu:20180627182037j:plain

(出典:『魔王遭難中!!!』)

POINT
  • 2巻完結(打ち切り)
  • ギャグ好きにはたまらないノリ

 

5位『どこか遠くの話をしよう』

 

遠き南米の小さな村、物の「声」を聞くことができる少女と、記憶を失くした旅人の物語。

柔らかい絵で描かれる、少女チロと謎の男性プラティーノとを軸に展開される、骨太なSFドラマと、もふもふのアルパカ達

上巻ののんびりした展開から、下巻の急展開に違和感なく入ってのストーリーの動きと、表紙の絵柄からは想像もつかない結末、メッセージ性にグッとくる

須藤真澄▼

短編を得意とする漫画家さんなので、知名度が中々無いのかと思うが、かなりのベテランで、とても魅力に溢れた作品を描かれます。

 

f:id:ryocuu:20181104054220j:plain

(出典:『どこか遠くの話をしよう』)

POINT
  • 上巻のラストでぶん殴られて下巻で涙腺崩壊
  • 「ここではないどこかへと誘うファンタジー」

 

6位『TISTA』

 

全2巻ですが、テンポ良く中身が詰まってる。

法では裁けない悪を暗殺する、過酷な宿命を背負う少女の物語。

人の心のドン底まで掘りに掘ったようなシリアスな描写や、若くしてスナイパーにならざるを得なかった主人公に、幼い頃の自分の幻影が話しかけてくる描写の暗黒面が凄まじい。

 

f:id:ryocuu:20180717011221j:plain

(出典:『TISTA』)

POINT
  • 2巻完結(打ち切り)
  • 暗殺者である主人公の細かい心の葛藤の描写

 

おすすめ1巻完結./短編

 

1位『外天楼』

 

一巻完結でこれだけ完成度高い漫画はない

エロ本を巡った少年たちの奮闘するギャグ、馬鹿馬鹿しさと気軽さの短編かと思ったら、後半はそれすらぜんぶ伏線になって予想もしないラストに向かってく、ネタバレを一切見ずに読んでほしい。

ミステリーとしてのツボを全て押さえた上で、予想を超えるオチを用意するという面白いミステリーに必要が全て詰まっている作品。

 

f:id:ryocuu:20180621230857j:plain

(出典:『外天楼』)

POINT
  • 前1巻
  • 中学生のエロ本の買い方の話から、想像できないラスト
  • 短編かと思って読んでいると最後に全てが繋がってくる

 

2位『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』

 

作者の実体験を元にした、吃音(どもり)に苦しむ女子高生のお話。

人が当たり前にできると思っている能力を持たない主人公が、それを受け入れ一歩を踏み出すまでの物語

作者の実体験を元にしてるだけあって、冒頭の自己紹介のところとか特に、心理描写、表情、周りの目・視線がリアルに描かれてる

読むのが辛くなるような描写を重ね、言葉は上手く言えないけれど、それでも思いの丈を叫ぶ描写は王道的な感動がある。

 

f:id:ryocuu:20180728231635j:plain

(出典:『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』)

POINT
  • 1巻で完結する物語は清々しい読後感。
  • 原作者の実体験をもとに描かれた。リアリティのある吃音描写

 

3位『黒博物館スプリンガルド』

 

1巻完結で起承転結全て詰め込んである作品

残酷な殺人鬼『バネ足ジャック事件』という、実在の人物や実際の事件といった史実を織り交ぜつつ、メカやアクションを描いたダーク・ファンタジー作品

ロンドン市警の警官を棍棒持ちと呼んだり、実在の人物をチョイ役で出すなど、細かいところでリアリティを感じさ、当時の歴史背景や風俗を挟みつつ、丁寧に描いている。

 

f:id:ryocuu:20180622144647p:plain

 (出典:『黒博物館スプリンガルド』)

POINT
  • 『うしおととら』の藤田和日郎が描く謎と恐怖の大活劇
  • パッション溢れるファンタジー

 

4位『SAND LAND』

 

『Dr.スランプ』『ドラゴンボール』の生みの親、鳥山明の作品。

砂漠を舞台に人間のじいさんと、悪魔の王子ベルゼブブが水を求めて冒険する物語。

この作品には鳥山先生の魅力も実力も全てが詰まっており、モンスター達が本当に魅力的で、ドラゴンボールと同等以上の面白さがる。

全てアシスタントなしで描いたそうで、鳥山明自身もお気に入りの一冊だそうだ。

 

f:id:ryocuu:20180412010143j:plain

(出典:『SAND LAND』)

POINT
  • コンセプトは「じいさんと戦車が書きたかった」
  • 冒険と笑いがあって一巻完結

 

5位『天人唐草』

 

「女とはお淑やかで一歩引いた存在であるべき」という父親に厳格に清く正しく控え目に育てられ、完全に主体性のない大人になった主人公。

父親の死後、ふしだらで下品な女を愛人にしていた事を知り、性格、人格・・・全てが少しずつねじれてゆき、最終的に発狂し狂気に至る話で、強烈な印象が残る。

 

f:id:ryocuu:20180622175438j:plain

(出典:『天人唐草』)

POINT
  • 1巻完結 
  • 山岸凉子作品地区優の窒息しそうなほど不気味な親
  • 環境の失敗による破滅の例、反面教師として読んでもらいたい

 

6位『ひきだしにテラリウム』

 

「ダンジョン飯」の九井先生のショートショート短編集

1ページ目の破壊力が甚大で、冒頭でグンと引き寄せられて唐突に不時着して終える連続コンボ。

絵は落ち着いた筆致で画力高く、話ごとに画風も表現も内容もガラリと変わるのはまるで魔法のよう。オチの付け方がなんとも、毒がなく肩透かし感があって爽快。

九井諒子さんが好きな方なら、必ず楽しめること間違いなし…というかこれを読めば作者の作品が読みたくなるはず

 

f:id:ryocuu:20181101023117p:plain

(出典:『ひきだしにテラリウム』)

POINT
  • 33篇も短編が一冊に入っている。
  • SFから昔話まで、発想の多彩さに溺れる

 

7位『死にたいボクと生きるキミ』

 

医療技術が発達し、生後すぐに「死亡予定日」が告知され、人々はその予定日の前後一週間の差異無く寿命を迎えている…

誰もが自分の寿命を知る時代。そんな人々の”最後の10日”を切り取った、少し笑えて、結構泣けるシリアスコメディ。

死に際にそれぞれのドラマを展開、それぞれのキャラがどう感じ、どう生きるのか描かれていく、基本的には、ギャグタッチで笑えるが、テーマがテーマだからめちゃくちゃ考えさせられる

 

f:id:ryocuu:20181101024203j:plain

(出典:『死にたいボクと生きるキミ』)

POINT
  • 全1巻完結 
  • 基本はゆるいギャグ短編なのにじわり涙腺が緩む

 

8位『神様がうそをつく』

 

シングルマザーの少年と、家庭に問題のある少女、二人が共有することになったある秘密を描く一夏の物語。

小学生らしさや、小さい頃は見えていた世界を綺麗に描き出しており、濃縮された理不尽の中で、真っ直ぐなキャラ達に感動する

色々な葛藤を抱えた11歳、途中重い話になるけど、微かに希望が見えるラストへ向かう。少年少女の恋、家族、無力感、様々なテーマが1冊で綺麗にまとまっている作品。

 

https://pbs.twimg.com/media/CoX5KYyVUAEHygG.jpg

 (出典:『神様がうそをつく』)

POINT
  • 全1巻
  • ラストの捉え方で人によって読後感が全く変わる
  • タイトルの伏線を回収する演出

 

9位『邪眼は月輪に飛ぶ』

 

最凶のフクロウと、主人公である老人が昔仕留め損ねたフクロウの化け物を殺すという単純で分かりやすい内容!

東京を死の街に変えた、見つめた生物を例外無く殺す『邪眼』を持つフクロウを仕留める為に、米軍特殊部隊とマタギと巫女さんが挑む

1巻完結本で最強… 1巻に収まる短編ながらスッゲーテンションで描かれてる、痛快すぎる娯楽漫画

 

f:id:ryocuu:20181017051556j:plain

(出典:『月光条例』)

POINT
  • 全1巻
  • 藤田和日郎は短編も強いという代表漫画

 

10位『伊藤潤二の猫日記よんむー』

 

ホラー漫画家伊藤潤二さんの実話エッセイ

『犬派だったホラー漫画家は如何にして猫信徒になったのか。』

恐怖と笑いは紙一重。持てるホラー漫画技術を徹底的に「悪用」した、恐怖と猫萌えとギャグの融合、ホラー絵なのにギャグというギャップに吹く

迫力のある絵でほんわかした日常が真剣に描かれていて、猫と馴染みのない作者が、どんどん猫にハマっていく姿が微笑ましい。

 

f:id:ryocuu:20180622181108j:plain

(出典:『伊藤潤二の猫日記よんむー』)

POINT
  • ホラー漫画界の巨匠のエッセイ
  • ホラータッチの絵でコメディが入り交じった作品
  • ネコあるあるなネタ満載でほのぼの

 

11位『転生したらヤムチャだった件』

 

転落事故の高校生がヤムチャに転生する物語

転生した主人公は、ドラゴンボールのあらすじを知っているので、本編と違うルートを目指そうとするが…という趣旨のコメディ漫画

小ネタが散りばめられてて原作愛と作品への敬意を感じる、ドラゴンボールで育った人なら絶対笑える。素敵なスピンオフ作品

やれサイヤ人だナメック星人だって、やたら凄いのに囲まれちゃってるだけで、地球人の中では強いよな…ヤムチャ…

 

f:id:ryocuu:20180626012707j:plain

(出典:『転生したらヤムチャだった件』)

POINT
  • ドラゴンボール愛がスゴく伝わる作品
  • どんどん強くなっていくヤムチャに圧巻

 

12位『東京発異世界行き』

 

「ヒナまつり」の作者が送る短編集。

橋の上から飛び降りる女子高生、眺める社員。

ダメ男の隣に住んでることでできた女子高生同士の縁。

人が持っている食料を食べると、その人物が何を食べたかがわかる能力を持つ男と、気になった些細なことを追求し続ける女のコンビが殺人事件の捜査に挑む話など

9編の短編。

短編の一つは、異世界トリップし、魔法使いになり、転生して神童として崇められ、若くして大魔法使いになり、再び異世界から帰還する、という盛込み具合。

共通しているのは、配慮が裏目に出たり、思惑が食い違ったりするのをギャグに落とし込む。作為的、あざといボケキャラがいなく、全員ただ少し倫理がズレているたけで大真面目なのが相乗で笑える。

 

f:id:ryocuu:20180626013358j:plain

(出典:『東京発異世界行き』)

POINT
  • ゆるーい不思議な雰囲気の作品集、ギャグ漫画好きにオススメ。
  • 一風変わったギャグセンと緻密な背景が見所

 

13位『ドントクライ、ガール』

 

大馬鹿な両親のせいで「高校生の生娘なのに、裸族の社会人男性の家に居候する羽目になった」ありえない設定が大前提にある。

笑うしかない。下ネタ大量なのに、キャラの根本がピュアのためか全くいやらしさがない。男の性的倒錯っぷりにツッコミを入れる主人公、妄想漫才のような二人の掛け合いが面白い

 

https://pbs.twimg.com/media/A90Ifs3CQAEmE52.jpg

(出典:『ドントクライ、ガール』)

POINT
  • 下品な下ネタがそこかしこに散りばめられている
  • スタイリッシュでテンポのいい展開

 

14位『人間仮免中』

 

統合失調症をかかえる卯月さんの体験エッセイ漫画。

統合失調症で歩道橋から飛び降り、顔面崩壊と片眼を失明する大怪我を負ってからの日々、統合失調症の大変さ、精神疾患を抱えているという事、それを支える人たちのと、不変の愛を注いでくる家族と25歳年上の恋人の姿。

「自分を支えてくれる周囲に感謝する」というテーマのはずだがそんなヌルさはどこにもない、漫画史に残る壮絶な作品&人生

顔面と脳内の苦痛に耐えつつ3年かけてこれを描いた。作者の壮絶な半生を描いたノンフィクションエッセイ漫画。

時に落書きみたいな、ヘロヘロ絵でさらりと怖い事が描いてあるので、精神が安定してる時に読むべき。

「万人向けではないが」とか「人には勧められないが」とか言いながらかなり広い層の人が読んでいる。スルーしていい作品ではない

 

f:id:ryocuu:20180709004407p:plain

(出典:『人間仮免中』)

POINT
  • 壮絶すぎて感動を通り越して驚愕。
  • そんじょそこらの壮絶人生と一線を画す壮絶さ

 

15位『うどんの女』

 

学食のうどんコーナーで働く35歳バツイチ女と、21歳草食男子のラブコメ。

淡々と二人の距離感、それぞれの頭の中の妄想が描かれてじわじわと恋愛が進む、という凄いナイスな設定。

ふとした事から始まる、繊細な人間関係が描かれていて、お互いに気になるけど踏み出せない、そんな微妙な関係、頭の中の妄想が妙にリアルでクスッとくる。

 

https://pbs.twimg.com/media/C3KhPufUoAIPNDs.jpg

(出典:『うどんの女』)

POINT
  • なんだかよくわからないシュールな作品。
  • 互の妄想合戦が笑い止まらん。

 

『ダーク/正統派ファンタジー』

関連記事;独特で惹き込まれる世界観!おすすめダークファンタジー漫画

 

1位『Landreaall』

 

舞台となるのは竜やモンスターが存在する世界。

王位継承候補の主人公が、出会いや経験から王とは何かを学んでいく物語、ファンタジー好きな人に強烈にオススメ

ファンタジーな世界観設定の中で、王位継承者・貴族・玉階・騎士・外周などの身分差や、戦争の惨禍を、複雑に絡み合いつつ随所の伏線が素晴らしく良い味出して、物語を展開していく

キャラクターに背景が細かく表現され、世界観・設定の作り込みや、絵巻物みたいに展開するストーリーに印象的な台詞の数々…、しっかいり『地に足の着いたファンタジー』

 

f:id:ryocuu:20180622024938p:plain

(出典:『Landreaall』) 

POINT
  • 既刊31巻(2018年1月現在)
  • 長期連載にも関わらず新刊が出るたびに世界が広がっていく

 

2位『PandoraHearts』

 

不思議の国のアリスなどの童話をモチーフにしたダークファンタジー

15歳の成人の儀に訪れた紅き厄災…その身に覚えのない罪により永遠の牢獄アヴィスに堕とされたオズ=ベザリウスは「アリス」と出会う——。

抗えない運命の歯車が、絶望へと誘うかのように…。

アヴィスという監獄をめぐる人の欲望や葛藤が描かれる。

物語が入り組み、最後まで読まないと結末がわからない展開、初期から張られた伏線と、毎巻の大どんでん返し、それらをきちんと回収する巧緻な構成力

各キャラの物語を踏まえての成長、綺麗な色彩の絵に惹かれ、作者の本気の悪ふざけが、最終巻までぎっちり詰まりに詰まってる作品

 

f:id:ryocuu:20180526130122p:plain

(出典:『PandoraHearts』) 

POINT
  • 全24巻
  • 鎖が複雑に絡み合うような、濃厚で深淵な物語
  • 胸熱展開&絶望展開で悶え苦しむ

 

3位『将国のアルタイル』

 

架空の世界地図で繰り広げられる大河漫画

戦争によって故郷と母親を失い、もう二度と戦争を起こしたくないという思いで、最年少で将軍になった少年が主人公の物語

大陸全土を巻き込む戦争の中枢にいる少年将軍が、あらゆる手段で戦争の締結のための奮闘をしていく戦記モノ、肉弾戦から知能戦経済戦争と、およそ戦いといえるあらゆる闘争が展開される

政治的駆引き、騎馬でのバトル描写、大勢居る登場人物達のキャラ起て、主人公マフムートの挫折を混ぜつつも、挫けず国の為に頑張り続ける主人公らしさが魅力

 

f:id:ryocuu:20180622143627j:plain

(出典:『将国のアルタイル』)

POINT
  • 既刊20巻(2017年12月現在
  • 主人公は鷹を操る将軍、軍国との衝突を戦略でかわしていく
  • 色んな国に行くから色んな町並み・民族衣装・食が見れる

 

4位『とんがり帽子のアトリエ』

 

魔法が好きな人にはぜひぜひ読んでいただきたい作品

小さい頃から魔法使いにあこがれていた少女が、魔法使い達の絶対の秘密を知ってしまい、その世界に足を踏み入れ成長してゆく物語。

超がつくほどの王道ファンタジーで、魔法とそれにまつわる団体と仕組み、ロマン残しつつ壮大なスケールの世界観、ハリーポッターと共に育った身としては、読んでるだけでワクワクしてくる。

主人公の魔法使いとしての成長と、友情と焦りと細かい描写と凄い構図と、物語の絡ませ方が上手くて、絵がとても魅力的な作品!

 

f:id:ryocuu:20181105021654j:plain

(出典:『とんがり帽子のアトリエ』)

POINT
  • 「全国書店員が選んだおすすめコミック2018」第1位!
  • 正統派のファンタジーであり、ココの成長物語

 

5位『黒執事』

 

イギリス名門の貴族・ファントムハイブ家の全てにおいて完璧な執事・セバスチャンと12歳の当主の物語

『黒執事』というブラックさをかもしだすだけの画力、ミステリー・コメディ・ダークファンタジーの混ぜ合わせた作品。

読み進めていくと分かる2人の過去は驚愕。まさかの展開から、物語の核心に迫ろうとするエピソード。最序盤から張られていたであろう最大の伏線回収が、連載10年目にして始まる

 

f:id:ryocuu:20180727045642j:plain

(出典:『黒執事』)

POINT
  • 既刊27巻(2018年7月現在)
  • イギリスのしかも豪華絢爛な貴族社会が舞台
  • 女向け漫画

 

6位『転生したらスライムだった件』

 

成り上がり+俺TUEEEE系。刺殺されたと思ったら、異世界でスライムに転生してしまう主人公の物語

スライムに転生したからこその個性、その個性を活かしての異世界での活躍や徐々に拡大していくスライム勢力が魅力。

国造りの丁寧な描写も大きな魅力で、最初は町、国、同盟国盟主、更に魔物の国を作って、村から町に、町から国に栄えていく

雰囲気は『オーバーロード』に似ている。配下全員が主人公に忠誠を誓ってる感じ。現に作者は『オーバーロード』に影響受けてモンスター転生ファンタジーにしたらしい。 

 

f:id:ryocuu:20180627160840p:plain

(出典:『転生したらスライムだった件』)

POINT
  • 既刊8巻
  • 中身はサラリーマン、仲間は男も女も全員主人公大好き

 

7位『棺担ぎのクロ』

 

呪いを背負いながら旅をつづけるクロが、魔女に掛けられた『身体に黒が広がる呪い』を解くために旅をする切ない旅の物語。

ダークなジブリみたいな世界観独特の絵柄で、明るい話から人間のドス黒い話まで、描かれる世界は暗くて暖かくて引き込まれる

「白」と「黒」で世界観を表現、絵本のような可愛いイラストに練られたストーリーと張り巡らされた伏線が、絶望的なラストを予感させる。

 

f:id:ryocuu:20180622142939j:plain

(出典:『棺担ぎのクロ』)

POINT
  • 既刊6巻
  • 革命的な4コマ漫画
  • 可愛い絵柄に重ためで独特な世界観

 

8位『ドリフターズ』

 

ストーリーをものすごく簡単に説明すると、歴史上の色んな有名人たちが異世界に飛ばされてドッタンバッタン大騒ぎする物語

エルフ、ドワーフ、ドラゴンのいるおなじみのファンタジー界に織田信長、那須与一、鬼島津、安倍晴明、ハンニバルなどなどが大集結!設定だけでそそる、異世界バトル漫画

奇想天外な物語が魅力的な登場人物によって活き活きと、広げられていく。この大きな風呂敷は何処まで広がるか。どうやって収拾していくのかワクワクする。

 

https://pbs.twimg.com/media/DYjeTIQXcAAchaF.jpg

(出典:『ドリフターズ』)

POINT
  • 既刊5巻
  • 価値観と経験をそのまま異世界に持ち込んで活写する
  • 黒を活かした独特の絵柄。ギャグとシリアスの緩急、台詞回し

 

9位『魔法使いの嫁』

 

頭が骨+角の生えた人外の魔法使いが、心に深い傷を負った15歳の少女を弟子兼嫁として買って、一緒に暮らしながらお互いに足りないモノを埋めたり知ったりしていきながら、絆を深めあう物語

舞台は現代のイギリスですが、妖精やドラゴンや吸血鬼など、ファンタジー要素が盛り沢山、男女問わずオススメ出来るタイプの世界観溢れる良き漫画です。

 

f:id:ryocuu:20180920135348p:plain

(出典:『魔法使いの嫁』)

POINT
  • 既刊10巻(2018年9月現在)
  • 王道ともダークファンタジーとも違う独特の世界観

 

10位『Red Raven』

 

「一人を殺し千人を恐怖させよ」そんな言葉を掲げる機関に属する政府に雇われてる処刑執行人のお話。

主人公は眼帯オカッパ前髪パッツンの少年、暗い過去があり、武器はギロチンの刃というギャップもまた魅力。

そんな、処刑器具をモチーフにしたキャラクターと、メリハリのある絵柄がドツボにハマル、血と銃と人体実験と仲間が絡むダークファンタジー

 

f:id:ryocuu:20180706181552p:plain

(出典:『Red Raven』)

POINT
  • 全9巻
  • マフィアと政府みたいな関係が好きな人におすすめ
  • 暴力には、暴力。対マフィア専門の処刑人集団

 

11位『かつて神だった獣たちへ』

 

戦争に勝利するため投入された禁忌の技術で獣の姿となり、英雄となった兵士たち『擬神兵』。

戦後人々を平和に導いた兵たちが、人々から蔑まれ、石を投げられ、心を病み、戦後も人に戻れず、差別される兵士たちの物語。

忌み嫌われた結果、人を憎み、擬神兵を殺しに回る「獣狩り」と、擬神兵だった父を殺され『父の仇』である彼に同行する少女の旅が描かれた作品

 

f:id:ryocuu:20180727170234j:plain

(出典:『かつて神だった獣たちへ』)

POINT
  • 既刊7巻(2018年3月現在)
  • 設定の割りに重いダークファンタジーではない。
  • 王道的な話でサクサクとストーリーが進んでいく

 

おすすめ戦争漫画

平和な時代だからこそしっかりと見ておきたい、戦争を題材にした漫画。世界的に有名な作品や、歴史に残る名作もたくさんあるこのジャンル。

関連記事;おすすめ戦争漫画30選!実話/太平洋戦争モノなど厳選紹介。

 

1位『風の谷のナウシカ』

 

終末戦争後に生き残った人類が、わずかに残った清浄な地と水を求めて、さらに奪い合いの戦争を繰り広げて滅亡に向かう物語。

映画は漫画の2巻途中までで、その後は帝国同士の戦争、ナウシカによる大殺戮などで、バイオレンス描写あり、国家間の慢性的な戦争、民族差別、王家の醜い権力争い、人間たちの呪われた運命等、なかなかハードな内容となっている。

 

f:id:ryocuu:20181002143551j:plain

(出典:『風の谷のナウシカ』)

POINT
  • 全7巻
  • 漫画版を読むとより一層宮崎駿の凄さがわかります。

 

2位『ヒストリエ』

 

舞台は紀元前、後にアレキサンダー大王の書記官となるエウメネスの波乱に満ちた生涯を描いた歴史大作

紀元前4世紀の古代ギリシアを舞台に、奴隷がいるのが当たり前、その人命なんて財産としての価値しかない世界で、実在した人物であるエウメネス波乱万丈という単語すら生温い人生を、描いたとても残酷な物語

2003年に連載開始して14年かけて10巻と進行は遅めだけど、内容は面白すぎて困る。汎用性が高い名言も多い。 

 

f:id:ryocuu:20180920142430j:plain

(出典:『ヒストリエ』)

POINT
  • 既刊10巻(2017年3月現在
  • 「寄生獣」の岩明均が描く歴史漫画。

 

3位『パンプキン・シザーズ』

 

戦争がある前提で政治、階級、経済の全てが機能していた帝国で、お祭り部隊と揶揄される『戦災復興』(戦車に対抗するための歩兵部隊の生き残り)を目的とした、小隊の血と汗の物語

それぞれの人々がそれぞれの思惑で動き、物語が進む。

テロリストと帝国の幾つもの思惑立場で語られるストーリーは秀逸、それまでの小さな活動が、大きな話の布石になっていく展開が見事すぎる構成

物凄い情報量と、開示されていく伏線、大展開する物語のドライブ感で鳥肌が立つ、ギリギリの命のやり取りの中でギャグをかます漫画。

 

f:id:ryocuu:20180715213928j:plain

(出典:『パンプキン・シザーズ』)

POINT
  • 既刊21巻(2017年8月現在)
  • 物語の構成とメッセージ性、全巻全ページ名言で構成

 

4位『この世界の片隅に』

 

昭和18年、広島県呉市に嫁いだすずさん(18歳)とその一家の終戦の翌年までの日常を描いた物語。

第二次世界大戦末期の日本が舞台なので勿論、重い内容も含まれているが、戦火の中でもたくましく生きる一般人の日常生活がメイン

日常のソフトな絵柄に無数の殺伐とした戦闘機、スズさんの穏やかな日常を間接的に奪っていく、それでも日常を守りたい。

このバランスが上手にマッチングし映画化もし大作

 

f:id:ryocuu:20180501035702j:plain

(出典:『この世界の片隅に』)

POINT
  • 全3巻
  • 史実に基づいた、戦前〜戦後までを生き抜いた「すずさん」のお話

 

5位『ペリリュー─楽園のゲルニカ』

 

戦争末期、日米両軍が多数の犠牲者を出した悲惨なペリリュー島での戦いをテーマをカワイイ絵柄でリアルに綴る。

戦闘能力のない功績係の兵士の視点から描いており、時間を稼ぐために死ぬことを求められた個人たちの物語。

あまりに凄惨な戦場で精神が錯乱したアメリカ兵や、日本兵が実際に行ったとされる残忍な処刑など…

可愛いキャラクターと、深く重い内容とのギャップが戦争の悲惨さを際立たせており、戦争を知らない世代が、戦争の現実を知ることができる貴重な作品。

 

f:id:ryocuu:20180622053304j:plain

(出典:『ペリリュー─楽園のゲルニカ』)

POINT
  • 全5巻
  • 可愛い絵柄と残酷な表現で語られる戦争のリアル

 

6位『マージナル・オペレーション』

 

「30歳のニートである主人公が民間軍事会社に就職し,戦術オペレーターとして戦場で軍事的才能を開花させていく……」物語

職を失ったゲーマーの男が、求人広告をきっかけに戦争に身を置くようになる物語、主人公が指揮官って言うのが新しくて面白い設定。

話しが進むにつれて指示を受けてたのは子供部隊と発覚…

戦争の過酷な現実から幼い傭兵を助けようとする。軍事の適性を発揮し、戦争の現実との葛藤に苦しみつつも、主人公が成長し、有能な指揮官になってく感じが面白い

 

f:id:ryocuu:20180501025434p:plain

(出典:『マージナル・オペレーション』)

POINT
  • 既刊11巻(2018年8月現在)
  • 元ニートの軍事指揮官、率いるのは少年兵3000人
  • 厨二なテーマに加え、今時らしいメッセージ性も兼備

 

7位『GROUNDLESS』

 

動乱の島国で、夫と娘失い、自身も片目を失った主人公ソフィアが、狙撃兵となり、復讐に向かい人を撃ち抜きまくる漫画

敵側の視点もよく書かれており、戦闘描写と心理描写どちらも濃密、作者がミリタリーに詳しく、戦術など特に夜戦の描写は見物である。 

登場人物のほぼ全員が能力的に高くなくて、小規模な地域紛争を、特に夜戦の描写など、ヒリヒリする小規模戦闘を解りやすく、リアルに描いてる。一個人一生活視点の群像劇で描くという挑戦的な作品

 

f:id:ryocuu:20180622025422p:plain

(出典:『GROUNDLESS』) 

POINT
  • 既刊7巻(2018年7月現在)
  • 異様なほど緻密な作戦地図や、軍事用語、戦況の描写が描かれている濃厚な作品

 

8位『あとかたの街』

 

名古屋出身の漫画家おざわゆきさんが、ご自身のお母様の体験をもとに、戦争に翻弄される日々を10代の少女の目を通して描いた作品

戦前の暮らしの様子なども垣間見れて興味深い。

一方で、空襲警報が鳴ってから避難を認められずに、一室に固まった少女たちの上を、焼夷弾が直撃して、身体が吹き飛ばされる描写など、精神的にだいぶくる作品なので注意が必要。

 

https://pbs.twimg.com/media/CLiFbYNUcAE8LVb.jpg

(出典:『あとかたの街』)

POINT
  • 全5巻
  • 12歳の少女の視点から名古屋の空襲を描いたこの漫画
  • 多感な少女の目で見つめた戦争のむごさが胸に迫る

 

9位『アルキメデスの大戦』

 

1933年当時、航空戦力重視の中、東京帝国大学の数学の超天才が海軍に乗り込み、腐敗した軍部を数学の力によって改革していくというマニアックな作品。

山本五十六が航空戦艦を造るために、若い天才数学家を引き込んで、異常に安い対案の戦艦建造費「大和」の嘘を暴くという展開

巨大組織内部の権力闘争や意思決定のあり方の描写もリアルで面白い

 

https://pbs.twimg.com/media/Cufm_bdUEAA62Y7.jpg

(出典:『アルキメデスの大戦』)

POINT
  • 既刊11巻(2018年8月現在
  • 2019年夏に実写映画化予定
  • 参謀のような人物が主人公、階級は少佐

 

10位『特攻の島』

 

人間魚雷の回天隊に志願する若者と、取り巻く人々の心の葛藤と、死が突き刺さる作品

主人公は回天が兵器として全く役に立たないことを知っている、守るべきものも勝利への期待もない。

そんな中「人間魚雷(自殺)」に意味を見出そうとする。なぜ回天は作られたか、なぜ何のために志願したのか…

当時の日本人の男性が背負っている業や、覚悟や、恐怖や、仕事への悲壮感などを、時代をさかのぼって感じとれる作品。

 

f:id:ryocuu:20181002134453j:plain

(出典:『特攻の島』)

POINT
  • 全9巻
  • 海の特攻隊を軸に展開される若者達の物語

 

11位『魔法少女プリティ☆ベル』

 

マッチョなビルダーが魔法少女になる

ゴリゴリの筋肉マッチョマンなおっさんが、フリフリの衣装に身を包んでボディビルポーズで敵を無力化しまくる狂った漫画…と見せかけて、少年漫画らしい熱いバトルも有り、表紙に裏切られる詐欺漫画

インパクトの大きさもさることながら、先の読めない展開、戦争、政治、種族等の展開、こんな設定なのに真剣なお話なので、コミカルなのかシリアスなのか読んでいて分からない、読み手を選びそう。

 

https://pbs.twimg.com/media/DMlIHPvUMAIloD9.jpg

(出典:『魔法少女プリティ☆ベル』)

POINT
  • 既刊24巻(2018年2月現在)
  • 35歳のボディービルダーが魔法少女として戦う。
  • 表紙詐欺とは正にこのこと

 

12位『凍りの掌シベリア抑留記』

 

第二次世界大戦末期に徴兵され、どんな地獄を生き抜いたか。終戦後にシベリアに抑留された人の実話、

食べたいものも食べられず、暖かい寝床もなく、マイナス30度を下回る環境で過酷な強制労働を強いられた記録を、シンプルな画風で淡々と描かれていながらも、語られていく事実がただただ重々しい。

故郷から遠く離れた極寒の地で、いつ帰れるかも分からないまま過酷な労働をさせられていた若者達がいたことを、忘れないためにも多くの人に読んでほしい作品。

 

f:id:ryocuu:20181002224809p:plain

(出典:『凍りの掌シベリア抑留記』)

POINT
  • 全6巻
  • 作者の父が遭遇したシベリア抑留の回想記。
  • 従来よりひと回り小さいB6サイズなので注意!

 

13位『Cat Shit One』

 

ウサギや熊といった動物の兵士が、ベトナム戦争や湾岸戦争といった戦場で戦いを繰り広げる物語

この作品の特徴は、登場人物が全員シルバニアファミリーめいた動物であること点、マスコット的な見た目の主人公達が、ベトナム戦争の凄惨な戦場を駆ける

  • ウサギ=アメリカ人
  • ネコ=ベトナム人
  • 豚=フランス人
  • 猿=日本人
  • 熊=ロシア人

とある由来を元に登場人物を全て動物に例えた漫画

 

https://pbs.twimg.com/media/DMJ0w3XUIAEuafu.jpg

(出典:『Cat Shit One』)

POINT
  • 全4巻
  • 泥沼化したベトナム戦争がよくわかる教材としても有能

 

おすすめスポーツ漫画

 

1位『灼熱カバディ』

 

マイナースポーツの代表、カバディを題材にしした王道スポ根漫画

マイナースポーツ漫画だけど、丁寧なルール解説でルールは漫画の中で覚えてくし、戦略の深さ、試合は熱くて応援しがいがあるキャラが揃ってるし、感情が凝集されていて、最高にカッコイイ

画力もさることながら展開の熱さと言葉選びが秀逸スラダンが大好きな作者が描いてるだけあって超真面目で熱い作品で、カバディやってみたくなる。

 

f:id:ryocuu:20181113034612j:plain

(出典:『灼熱カバディ』)

POINT
  • 既刊10巻(2018年11月現在)
  • 個人的に今一番熱いスポーツ漫画
  • 画力ヤバイ熱量ナンバーワン

 

2位『ラストイニング』

 

詐欺師が母校の監督に就任し1年で甲子園を目指す作品。

類稀な野球眼を見込まれ、廃部寸前の野球部の監督となり、甲子園出場を目指す物語。見所は勝利至上主義の采配と野球論。『信頼しているが、信用はしない』など、独自の戦略論と名言がとにかくかっこいい。

選手も性格ごとの成長が細かく描かれてる点も魅力

高校野球の監督の視点で描かれてて、キャッチャーの心理描写や変化球の打ち方、投げる時の注意点とかよく描かれてて、マニア向けの野球漫画となっている。

 

https://pbs.twimg.com/media/CG5kxdaUQAATtSn.jpg

(出典:『ラストイニング』)

POINT
  • 全44巻
  • 主人公とその高校の選手の名前がぜんぶ埼玉の市町村名
  • 監督が主人公という画期的な作品

 

3位『はねバド!』 

 

高校のバトミントン部を舞台にした物語

底知れない才能はあるが受け身で消極的な女子が主人公、王道スポ根、"努力"と"才能"の物語、そして重い人物描写。実力を伴った選手が壁にぶち当たる展開を、序盤から惜しげもなく見せる

可愛らしい絵柄で基本的にはコメディタッチで物語は進むが、主人公の底知れない不気味さの描写、普段はぽやーとしてて可愛いんですが試合ではめちゃくちゃ怖くなる。

対戦相手の独特な雰囲気や訳あり設定が魅力的な作品

 

f:id:ryocuu:20181113050937j:plain

(出典:『はねバド!』)

POINT
  • 既刊13巻(2018年7月現在)
  • 主人公がバトミントンしてるだけなのに闇堕ちしてく
  • 表情で語る説得力が凄まじい。

 

4位『ダンス・ダンス・ダンスール』

 

男が主人公のバレエの漫画、バレエの知識が無くても大丈夫、恋愛要素もあり、登場人物の人間模様(心理描写)がとても面白い。

バレエ故の男らしさへの呪縛と葛藤だとか、好きな子が自分ではなく違う男を見ていることだとか、幼なじみとの間にくすぶってる火種とか、ライバルとか王道なベタがよい。

『ボールルームにようこそ』 と、同じくダンサーの身体がどう作られるか、どう動くかが、すごく丁寧に書かれてる作品。

 

f:id:ryocuu:20180705003922p:plain

(出典:『ダンス・ダンス・ダンスール』)

POINT
  • 既刊11巻(2018年11月現在)
  • 主人公がバレエに溺れる描写がバチバチ
  • 爆発的な感情の起伏が魅力の作品。

 

5位『バトルスタディーズ』

 

PL学園がモデルとなって描かれている野球漫画。

野球漫画は人気ジャンルなのか、定期的に各誌にて新連載始まっていますが、美形そろいであったり、必殺技みたいなんあったり、天才のインフレが多く見られますがこの漫画は違う。

ここにあるのは野球への情熱と、エグイ上下関係。

黄金期のPL学園を参考に、『過酷さ』を煮詰めたような描写。日常パートは密度凄い。試合の迫力は勿論、寮生活の話が長くそれが非常にリアルに描かれていて面白い。

 

https://pbs.twimg.com/media/DQNN_yuUQAI_Xwr.jpg

(出典:『バトルスタディーズ』)

POINT
  • 既刊15巻(2018年7月23日現在)
  • モデルはPL学園であり、作者もPL学園野球部に所属

 

6位『神様のバレー』

 

中学バレーを選手ではなく主に指導者側から描いた作品

相手チームを分析し、ベンチの外から監督に作戦を伝える、プロリーグの凄腕アナリスト(主人公)が、全日本チームの監督就任を条件に、弱小チームを全国大会で優勝できるチームへと育て上げていくという物語

ハイキューみてバレーボールに興味沸いた人は見てほしい。色んな戦略、攻撃の動きが非常に面白い作品。。

 

f:id:ryocuu:20180705005323p:plain

(出典:『神様のバレー』)

POINT
  • 既刊17巻(2018年9月現在)
  • 監督に作戦を伝えチームを支えるアナリスト主人公
  • データ分析とか戦略好きな人にオススメ

 

7位『球詠』

 

全国に4,000高校を超える女子野球部があり、女子野球が普及している世界観で繰り広げられる野球百合漫画

野球に対しては本格的に描かれていますが専門的でもなく、説明もしっかり入っているので読みやすい。

野球が好きな著者らしく、この手の作品にありがちなご都合主義(あれよあれよと言う間に9人がポジション別に揃う)もありつつも、練習の様子などは結構本格的に描かれている。

 

f:id:ryocuu:20180803232141j:plain

(出典:『球詠』)

POINT
  • 既刊4巻(2018年7月現在)  
  • 野球百合漫画

 

 

まとめ

もし、このエントリーを読んで少しでも紹介した作品に興味を持っていただけたら、これ以上嬉しい事はありません。

もし他におすすめの漫画があれば、是非コメント下さい!読んでみて面白かったらランキングに反映します!

本記事は随時更新中なので、また面白い作品があったら追加します。お楽しみに!

 

関連記事

『バディ漫画は何がある?』って人はここをチェック!

関連記事;凸凹最強コンビが送るおすすめバディ漫画30選!『人外と人間』に『天才とバカ』男女の名コンビ作品など厳選紹介

 

『名言、中二セリフが多発する作品』はここをチェック!

関連記事;『完全版』かっこいい名言が魅力の漫画20選!中二病セリフに酔いしれよう。

 

「主人公最強」漫画は何がある?って人はここをチェック!

関連記事;チート!おすすめ「主人公最強」漫画を一挙紹介!完結済みの名作から連載中の人気作まで