特攻兵器人間魚雷回天の物語『特攻の島』感想とあらすじ紹介

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なぜ回天は作られたか、なぜ何のために志願したのか…色々考えさせられる物語。

主人公は回天が兵器として全く役に立たないことを知っている、守るべきものも勝利への期待もない。そんな中「人間魚雷(自殺)」に意味を見出そうとする。

当時の日本人の男性が背負っている業や、覚悟や、恐怖や、仕事への悲壮感などを、時代をさかのぼって感じとれる作品。

 

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 (出典:『特攻の島』)

 

史実を元にしたフィクション

水中特攻兵器「回天」に乗る予科練の若き兵隊たちの物語。

「国家」と「個人」のいずれが大切なのか、自分が守るべきものすら見つけられない若い主人公の目を通して、死を覚悟して戦うことの意味を問題提起する激重・激アツな作品

 

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 (出典:『特攻の島』)

 

「死んでこいという命令」に従わねばならぬ過酷な運命を描いていて、登場人物が現代的だったり、ロンゲの軍人がいたり、ちょっと違和感を覚える部分もあるが、あくまでも”史実をもとにしたフィクション”である。

 

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 (出典:『特攻の島』)

 

主人公の渡辺雄三

農村の極貧家庭に生まれて、父親は、病弱で戦争にいけず、周囲に「非国民」と虐められてる。家族の多く常に飢えており、あまりに苦しい人生に意味を見出せたこともない。

金と食物と生きる意味を見つけるために予科練に入隊する。

 

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 (出典:『特攻の島』)

 

「死」の意味を主人公が見つけ出していく

貧困から軍隊に志願した絵を描くことが好きな主人公、特攻魚雷に象徴される閉塞した状況下で戦争の狂気や死への熱望に次第に囚われてゆく陰鬱な内容

死ぬ方向に思考を持って行かざるを得なくなり、「操縦中は外見えないだから。棺桶乗ってる様なもんだ」様な描写などは衝撃的だったったが、当時、関わった人、殆どが思ってたんだろうなあ…

 

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 (出典:『特攻の島』)

 

確かな画力と、緻密な描写で主人公のリアルさが強調されている。帯にある戦争ってなんだ?命ってなんだ?その答えの一つが描かれた作品。

 

まとめ

『特攻の島』を紹介しました。

回天搭乗員達を主人公とした切ないストーリーですが…忘れてはいけないことを「知る」為に是非読んでもらいたい作品

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