【衝撃の伏線回収】漫画オタクがおすすめする伏線が秀逸な漫画50選【全てが凄い】

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この記事では、衝撃的な展開が予想できない、観返したくなる!

ワクワクの序盤、ハラハラの中盤、伏線回収と大団円のラストと構成も完璧な、「伏線」「構成力」が凄い漫画をまとめました。

 

この記事で見つかる漫画▼
  • 緻密に張り巡らされた伏線やラストにバッチリハマる構成力
  • 重厚に作りこまれ、何度読んでも新しい発見がある作品。

 

ぜひ漫画探しの参考にしてみて下さい。 

 

 

物語における「伏線」の重要性はこちらで解説しています。

 

 

1.PandoraHearts 

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あらすじ☑


15歳の成人の儀に訪れた紅き厄災・・・その身に覚えのない罪により、永遠の牢獄アヴィスに堕とされたオズ=ベザリウスは「アリス」と出会う――。

抗えない運命の歯車が、絶望へと誘うかのように・・・。 

 

身に覚えのない罪で闇の監獄アヴィスへと堕とされたオズが、覚えの無い罪と、失われた記憶を探るという、不思議の国のアリスなどをモチーフにした漫画

 

魅力は絵の綺麗さだけじゃなく、初期から張られた伏線とそれらをきちんと回収する巧緻な構成、笑いあり涙ありの緩急ある展開、各キャラの物語を踏まえての成長

伏線と、物語が入り組み、最後まで読まないと結末がわからない構成力が真骨頂。

シリアスな鬱展開が多く、安心させておいて最後の最後に😫という、あまりの鬱と救済のスパイラル、上げて落とす上げて落とすの連続に😦状態になる。

 

張り巡らされた大量の伏線とミスリード、+イラストが最高  

 

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(出典:『PandoraHearts 』)

 

 

2.ふたつのスピカ

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あらすじ☑


西暦2010年、日本初の有人宇宙探査ロケット「獅子号」は市街地に墜落して多くの死傷者をだす惨事となった。

 

事故で母親を失った少女「アスミ」は事故機のパイロットの幽霊「ライオンさん」と出会い、宇宙飛行士を目指すようになった。 

 

日本初の有人宇宙ロケット「獅子号」が墜落

事故により母を亡くしたアスミが、事故機のパイロットの幽霊「ライオンさん」と、宇宙飛行士養成学校へ進学そこで仲間たちと出会い、宇宙飛行士を目指す物語

 

宇宙飛行士育成学校に入学してからの3年間の学生生活を主軸に、登場人物が各々の抱える悩みに傷つきながらも、過去のスペースシャトル事故とかそれぞれの境遇や、しがらみに向かい合っていく、共に夢を追う仲間の素晴らしさを描いた作品。

 

作品全体の雰囲気が、何も悲しくないのに、悲しくノスタルジー。そこが良い。

 

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(出典:『ふたつのスピカ』)

 

3.走馬灯株式会社

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あらすじ☑


走馬灯株式会社は自分の視点で記録された人生を観る事ができる不思議な会社。

すべてを観てしまった彼らの運命は… 

 

突如現れる走馬灯株式会社に迷い込んだ人の人生が、DVDで見れるという世にも奇妙な物語を彷彿させる作品。

 

サスペンス、ハートフルなど様々なジャンルがあり、基本1~2話完結型の短編集みたいなものかと思いきや、展開は、毎回毎回予想の斜め上を行く

少しずつ伏線回収がされ、ラストには一人にまつわる長い話が、怒涛の展開で完結する

 

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(出典:『走馬灯株式会社』)

 

4.うえきの法則

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あらすじ☑


森あいは、同じクラスの植木耕介に疑問を抱いていた。

 

テストの時、彼が消しゴムカスを集めて握ると、手から小さな木が生えてきたのだ。

あいは植木の後を付け、彼の行動を見続ける。

そしてわかったのは、植木が“掌で覆える物を木に変える”という能力を持っているという事だった。

 

そしてその能力を与えたのは、なんと担任の小林先生らしい。

その理由は…!?

 

神候補が自分で選んだ中学生に固有能力を一つ与えて他の候補者と戦わせる

最後に勝残った中学生には空白の才 自分が欲しい才能が手に入るお話

 

「ゴミを木に変える力」「手ぬぐいを鉄に変える力!」「相手を眼鏡好きに変える力」という一見役に立たなそうな能力を工夫していく面白さが魅力で、唯一無二の面白さ

ダイナミックな構図と知恵と工夫の異能バトルは熱く、初期の設定をラストの伏線回収で使うなど、今思うと本当にこの作品はよくできていると思う。

 

異能バトルを描かされたら右に出るものはいない福地先生の魅力が詰まった作品

 

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(出典:『うえきの法則』)

 

5.予告犯

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あらすじ☑


インターネット動画投稿サイトで犯行予告動画を投稿する謎の男。

果たして予告された事件は起きるのか…!? 

 

曖昧なまま終わった事件の加害者に対して、懲らしめる予告をして本当にやってしまうタイトル通り「予告犯」のお話。

 

現代社会の有り様が見事なまでに風刺されていて、格差社会・ネットリテラシー、そして、そんな世の中で生きていく意味などについてとても考えさせられる。

丁寧な伏線と構成により3巻で綺麗に完結します。

 

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(出典:『予告犯』)

 

6.四月は君の嘘

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あらすじ☑


母の死をきっかけにピアノを弾かなくなった、元・天才少年ピアニスト有馬公生(ありま・こうせい)。

目標もなく過ごす彼の日常は、モノトーンのように色が無い……

 

だが、友人の付き添いで行ったデートが、少年の暗い運命を変える。

 

性格最低、暴力上等、そして才能豊かなヴァイオリニスト……少女・宮園(みやぞの)かをりと出逢った日から、有馬公生の日常は色付き始める!!

 

母の死後、ピアノが弾けなくなった天才ピアニストの少年と、どこまでも自由にバイオリンを弾くバイオリニストの少女が出会うお話

 

少年漫画のように熱いシーンあり、見ててこっ恥ずかしくなるような青春ラブコメあり、ピアノに向き合うか日常に寄り添うかを恋愛を通して葛藤する高校生の漫画

 

この作品を最期まで読んで感動しない人はいないでしょう

「一生忘れられない」感動が詰まった作品です。

 

ラストを見てから一巻から読み直し細かいところから、ラストの嘘の正体が見え隠れしていて精神と涙腺が殺されかける。

 

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(出典:『四月は君の嘘』)

 

7.ベントラーベントラー

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あらすじ☑

 

地球の危機も“うやむや”のうちにゆる~く解決!

『ベントラーベントラー』とは……「地球外より侵入した生物及び漂着物に対する処遇を在地球外生物に仰げ」という意味の、首都圏民営警察外星生物警備課における隠語(ジャーゴン)である――。

 

宇宙人が普通に地球にいる世界が舞台、宇宙人が起こしたトラブルを「首都圏民営警察外星生物警備化」の職員である主人公と、外星人で解決していくお話

 

多種多様なケースに大しててんやわんやな人たちが繰り出す日常

知名度が低くマイナーだけど庶民的なゆるさでライトに読めるSF

 

予想だにしない展開でラスト「うおおおお!そんな終わり方するの!?」ってなる 

 

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(出典:『ベントラーベントラー』)

 

8.プラネテス

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あらすじ☑


400万年を経て人は地上より飛び立った。この宙(そら)は人の強さを試す。

 

2070年代、人間が宇宙でも生活する近未来が舞台

人類が普通に宇宙と地球を行き来出来るようになった時代に、スペースデブリ(廃棄された人工衛星やロケット等の宇宙ゴミ)を回収するサラリーマンのお話

 

壮大なテーマで宇宙をバックボーンに、スラップスティックな派手でも地味でもない、味わい深い人間ドラマが展開され、感情揺さぶられる。

宇宙のゴミ問題や人種問題など、今から50年以上先も絶えない民族紛争やテロに貧困など難しい話など、現在の問題が凝縮しエンターテインメントに昇華している作品。

 

SFの大傑作なので読んでない人は読んで(^。^)y-.

 

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(出典:『プラネテス 』)

 

9.クロノクルセイド

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あらすじ☑


私の名は、シスター・ロゼット。「マグダラ修道会」から来た者です。そして、こちらは助手の、クロノ。どうぞ、よろしく。……

 

という事で、ズダダダーンと……す、すげぇ、あのヒトたち、いったい何者?

はい、迷える子羊に安寧を。狼の牙にひとときの休息を。

そして、悪魔に死の鉄槌を!

 

第一次世界大戦後の欧米を舞台に、弟を悪魔に連れ去られた悪魔祓いのシスターの少女と、そこに居合わせて少女と契約した悪魔の少年のお話

 

自分の寿命を引き換えに悪魔に力を貸して悪魔と戦っていくバディもの 

バトルの度にロゼッタの寿命が減っていく「時間」や「死生観」というテーマを軸に

作中で何度も示唆されていた彼女の寿命について誤魔化さずに描かれており

8巻という短い巻数ながらも、伏線を回収してスッキリ完結へ向い、ラストは衝撃的

 

ラストの感動と絶望感は本当に素晴らしいものがある。

 

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(出典:『クロノクルセイド』)

 

10.外天楼

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あらすじ☑


外天楼と呼ばれる建物にまつわるヘンな人々。

エロ本を探す少年がいて、宇宙刑事がいて、ロボットがいて、殺人事件が起こって……? 

 

謎を秘めた姉弟を追い、刑事・桜場冴子は自分勝手な捜査を開始する。

“迷”推理が解き明かすのは、外天楼に隠された驚愕の真実……!?

 

少年達がエロ本を手に入れるために作戦を企てるとこから始まり、1話完結のような形で話が展開されます。

一話完結の石黒正数らしいコメディの短編集かと思いきや、一見、関係なさそうに見える各話の内容が終盤でリンクしていき、ラストで全てを一つに繋げる。

 

1巻完結の漫画でこれほど完成度の高い作品は無い。ネタバレを一切見ずに読んで下さい。

 

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(出典:『外天楼』)

 

 >>>どんでん返し!衝撃のラストが魅力のおすすめ漫画17選! 

 

11.さよなら絶望先生

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あらすじ☑


桜咲く4月。

希望に胸を膨らませた登校途中の少女が、桜並木で出会ったのは、新クラスの担任の先生だった……。

 

そこまでは良い話。その先生の名は糸色望。

学校から飛び下りたり、すぐ不登校になったり、超迷惑なネガティブ教師だった!

 

通称「絶望先生」が引っかき回すクラスでは、予想不能な事件が毎回毎回起きるのです!

 

ネガティブな教師、糸色 望とその生徒たちによるブラックコメディ。

風刺ネタ(今読むと懐かしい話題になってしまう)、自虐ネタ、メタネタなどのギャグが展開され、一コマ一コマにも小ネタが散りばめられており非常に情報量が多い作品。

 

和風モダン的な演出や衣装が多く取り入れられており、とても綺麗な世界観

ネガティブな社会現象をギャグにするというコンセプトで一貫しつつ、随所にさりげなく張った伏線を、シリアスなどんでん返しで回収するというメタな結末を迎える。

 

1巻か伏線が張られ、29巻からの怒涛の伏線回収と結末にまじで衝撃を受ける。

 

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(出典:『さよなら絶望先生』)
 

12.RAVE

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あらすじ☑


この世の悪の部分をつかさどる魔石DB(ダークブリング)が、50年たった今、再び蘇った! 

 

それに対抗できる唯一の光・聖石レイヴの使い手として選ばれた少年、それが──ハル!! 

50年前の光の闇の戦争を知る、レイヴの使い?

 

プルーとともに、残る4つのレイヴを求めて、生まれ故郷ガラージュ島から大陸へと旅立った!! 

 

悪の力に唯一対抗出来る「レイブ」を授かった主人公が、聖なる力が篭った石と10の形態に変化する剣持って相棒の鼻ドリル犬と、様々な仲間と出会いながら旅をするお話

 

主人公の使う10種類の形態に変化する大剣など、ファンタジーならではのデザイン

冒険など、王道をさらに王道でサンドしたよようなファンタジーバトル漫画

作者が同じなのでフェアリーテイルにハマった人は100%面白いと感じると思う

 

漫画史最大の伏線があり、その回収されるときの読者の驚きと言ったらない。

 

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(出典:『RAVE』)

 

13.約束のネバーランド

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あらすじ☑


母と慕う彼女は親ではない。共に暮らす彼らは兄弟ではない。

エマ・ノーマン・レイの三人はこの小さな孤児院で幸せな毎日を送っていた。

 

しかし、彼らの日常はある日突然終わりを告げた。

真実を知った彼らを待つ運命とは…!?

 

孤児院で平和に暮らす子供たちが、あるとき自分たちが食用に飼育されていることを知り、生き延びるために3人の天才の子供を中心に院を脱走する海外ドラマのようなお話

 

脱獄を阻止してどんどん追い詰めてくる大人と、子供達の間で繰り広げられる心理戦の描き方が非常に上手い、良い意味で「ジャンプっぽくない」ミステリー作品

 

大きな謎が明かされて一気に視界が広がる演出

希望を見つけた瞬間、その希望がまた絶望に変わるホラーに近い演出が素晴らしい作品

 

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(出典:『約束のネバーランド』)
 

14.鋼の錬金術師

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あらすじ☑


兄・エドワード・エルリック、弟・アルフォンス。

2人の若き天才錬金術師は、幼いころ、病気で失った母を甦らせるため禁断の人体錬成を試みる。

しかしその代償はあまりにも高すぎた…。

 

錬成は失敗、エドワードはみずからの左足と、ただ一人の肉親・アルフォンスを失ってしまう。

かけがえのない弟をこの世に呼び戻すため、エドワードは自身の右腕を代価とすることで、弟の魂を錬成し、鎧に定着させることに成功。

 

そして兄弟は、すべてを取り戻すための長い旅に出る…。

 

錬金術師の禁忌に触れ、自分たちの身体を取り戻すため、「賢者の石」を探す旅に出た兄弟のお話。

 

主人公たちが悲しみ苦しみ挫折を乗り越え、仲間と共に成長していく

多種多様なキャラクターが登場し、「謎」を上手く散りばめながら、様々なサブストーリーが重層的に展開し、広げに広げきった大風呂敷を徐々に畳み全容が明らかになり、収束に向かっていく終盤は実に壮観。ラストは完全燃焼で幕を閉じる。

 

暗くシリアスな設定をベースに、ちょいとキャラを活かしたギャグをプラスしている演出は、少年漫画フォーマットを活かしていて、老若男女オタク一般人みんな大好き。

 

未だに多くの人々から愛される不朽の名作。これほど完成された作品は他に無く、なおかつ全巻27巻、非の打ち所が無い大傑作。

 

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(出典:『鋼の錬金術師』)

 

15.地球の放課後

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あらすじ☑


謎の現象“ファントム”により、人類が消えた世界に残された4人の少年少女。

再会を信じ、力を合わせて生きていくが…!?

 

謎の存在「ファントム」により、主人公たち数人を残して人類が全ていなくなってしまった世界で、少年少女たちが思いのままに青春を楽しむ物語

 

人間だけが消され建物などは一切破壊されていない。

「世界の終末」を平和だった過去の世界を思い出しながら、残った四人が暮らしていく、『驚くほど緩やかな日常』を描いている作品。

 

冒頭で登場する人類消滅の原因である謎の生命体『ファントム』とは?

最終巻では、それまでの謎や伏線を、急展開もなく綺麗に回収して完結する。

 

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(出典:『地球の放課後』)

 

 

16.ACCA13区監察課

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あらすじ☑


13区に分かれた世界にある、巨大統一組織ACCA(アッカ)。

ACCA本部の監察課副課長ジーン・オータスは「もらいタバコのジーン」の異名を持つ、組織きっての食えない男。

 

そんなジーンに起こる異変、謎の影…。

世界の陰謀が、ジーンを絡め取ろうと動き出す――!! 

 

13の自治区に分かれた架空の近代国家を舞台に、各自治区の業務監査を行うお役所仕事をする主人公が、王位継承に絡むクーデター疑惑に巻き込まれていくというお話。

 

作品全体のお洒落な雰囲気に、黒幕に黒幕を重ねながら徐々に展開していく。

制服、主従、年の差、心理戦、スパイ、厨二要素満載な上に、淡々と進む物語の中に散りばめられた伏線の鮮やかな回収が見事な『スルメ漫画』

 

「間」とか「大人の雰囲気」とか空気感がとても魅力的な作品。

 

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(出典:『ACCA13区監察課』)

 

17.アドルフに告ぐ

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あらすじ☑


神戸に住むドイツ領事の息子のアドルフは、パン屋の息子でユダヤ人のアドルフを通じて、アドルフ・ヒットラーの秘密を知る。

 

その秘密とは…!?

 

手塚治虫が描くヒトラー。

アドルフの名前を持つ人達を中心に、みんなの運命が交錯していくお話。

 

登場する三人のアドルフ、ドイツから神戸に亡命しパン屋を営む亡命ユダヤ人の息子。

ドイツ人外交官と日本人女性とのハーフであるアドルフ・カウフマン

もう一人のアドルフはもちろんアドルフ・ヒトラー。

 

綿密な設定や伏線からタイトル回収まで圧巻。

手塚治虫の圧倒的な構成力の高さを思い知らされ、緻密に設計されたストーリーから、戦争と人間の生き方について考えさせられる。手塚作品でも屈指の名作

 

手塚作品を読んだ事がない人はまずは、これを機に是非読んでみて下さい。  

 

 

18.白暮のクロニクル

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あらすじ☑

 

”そこは、「悲しき不老不死――オキナガ」が存在する世界。

厚生労働省の新米公務員・伏木あかりが配属されたのは不死の種族「オキナガ」を管理する部署。

 

厚労省での仕事1日目にオキナガ惨殺事件と遭遇し怪死事件を追う任務を与えられる、あかり。

しかも見た目は少年、中身は88歳老人の殺人事件マニア・雪村魁とタッグを組まされ…。

 

吸血鬼が現代日本の社会システムの中で生きているという世界観

長命種(不老不死)オキナガの探偵(80代)と眉と骨が太くて背の高いオキナガを管理する公務員であえうヒロインが戦中戦後から続く殺人事件の謎を追うお話

 

吸血鬼が現代の中で生きるための国家システムまで設定を作り込んでいる社会派サスペンスに、意外な真相に、気になってた伏線も回収して大団円の幕切れ。

 

裏の裏をかくような頭脳戦や、数々の伏線がやがてピタリと組み合わさる

読み終えたら1巻を読め!の極上のエンターテインメント作品。

 

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(出典:『白暮のクロニクル』)

 

19.惑星のさみだれ

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あらすじ☑


雨宮夕日はごく普通の平凡大学生だった…

ハズが、ある日現れた喋るトカゲに「地球の危機」を救う協力を依頼される…。 

 

地球を壊そうとしている敵を倒し、自らの手で地球を壊す事を目的とするヒロインと、ヒロインに心酔する主人公、そしてその仲間達の成長を描いた物語。

 

こ作品が凄いのは、本来守るべき立場である主人公とヒロインもまた、味方に黙って地球を破壊する計画を目論んでいるという点にある。

 

小学生から42歳無職まで個性豊かな仲間たち、成長する主人公

魅力的な大人とその背中を追いかけて成長していく子供たちの心の動きや、主人公を通して大人になる」という事がどういう事かを描いていく。

 

主人公の成長、登場人物それぞれの見せ場、全部詰まって全10巻。

これ以上に綺麗に終わった作品は他にない。ラストは泣いちゃう。 

 

伏線回収最高!と名高い作品だけあって2転3転あり、最後の最後まで熱く読める名作

 

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(出典:『惑星のさみだれ』)

 

20.うしおととら

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あらすじ☑


伝説の「獣の槍」を操る少年・うしおと、五百年ぶりに解放された妖怪・とら。

 

主人公のうしおと、封印されていた伝説の妖怪とらが、「獣の槍」と「白面の者」にまつわる運命に巻き込まれていくお話。

 

クセの強い少年と大妖怪のバディもので、お互いにいがみ合いながら協力していく仮定を挟み、打ち解けていく姿は見てて熱く、旅をしつつ様々な人物と出会い仲間を集め、ラスボスとの最終決戦へと向かうカタルシスがカンストする。

 

少年漫画の王道を全て詰め込んだような骨太な物語で、笑えて泣け、ラストバトルは少年漫画誌に残る最高のハイライト的な漫画の一つ。

 

一度は読んで欲しい少年漫画の大傑作 

 

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(出典:『うしおととら』)

 

21.ゴールデンゴールド

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あらすじ☑


福の神伝説が残る島・寧島で暮らす中2の少女、早坂琉花。

ある日、海辺で見つけた奇妙な置物を持ち帰った彼女は、ある「願い」を込めて、それを山の中の祠に置く。

 

すると、彼女の目の前には、“フクノカミ”によく似た異形が現れた――。

幼なじみを繋ぎ止めるため、少女が抱いた小さな願いが、この島を欲望まみれにすることになる。

 

息が詰まりそうな小さな田舎の『村』社会の中で、「フクノカミ」を拾いあることを願ってから、どんどん欲望が叶っていき、島社会を支配していく社会ホラーのような作品

 

徐々に人が《欲》に溺れて人でなくなり、現実にありそうな欲望の描き方のリアリティに、読んでて憂鬱になるし、福の神がめっちゃキモくて最高

緻密な絵とストーリー、シュールで絶えず不思議な魅力を放つ面漫画

 

不気味で不穏な影がぞわぞわと…正体が見えないものこそ、本当の恐怖…!

 

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(出典:『ゴールデンゴールド』)

 

22.へうげもの

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あらすじ☑


群雄割拠、下剋上の戦国時代。

立身出世を目指しながら、茶の湯と物欲に魂を奪われた男がいた。

織田信長(おだのぶなが)の家臣・古田左介(ふるたさすけ)。

 

天才・信長から壮大な世界性を、茶聖・千宗易(せんのそうえき=利休)から深遠な精神性を学び、「へうげもの」への道をひた走る。生か死か。武か数奇か…。 

 

信長、秀吉、家康の3人の天下人に仕えた古田織部を描いた歴史モノの大傑作。

 

主人公は信長に仕え、茶の湯に魅了され千利休の弟子となった古田織部。

戦よりは数寄者、茶道を主軸とした変わった観点からの描写がこの作品の魅力

師の千利休などとの交わりを経て、己の数寄を極めるていく物語、戦国時代といえば織田信長や豊臣秀吉を思い浮かべますが、天下一の茶人からみた歴史は新鮮で面白い

 

文化史だけなら「センゴク」以上に戦国時代の教科書として推せる

作者の緻密な時代考察により当時の政治や人間関係などを描いている作品です。

 

歴史に特に興味の無い僕が魅了された傑作 

 

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(出典:『へうげもの』)

 

23.ドロヘドロ

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あらすじ☑


自分を醜い姿に変えた、憎むべき「魔法使い」を頭からバックリ!! 

 

口の中にもう一人の人間を住まわせた謎の異形の男・カイマン。

魔法使いたちに姿を変えられた時に記憶を失い、いまはただ連中を狩る日々を過ごしている。

 

「口の中の男」が犯人を言い当て、元の姿に還れるその日まで… 

 

魔法使いとそうではない人の2通りの人間がいる世界が舞台。

記憶を失い魔法で頭をトカゲ変えられた青年カイマンが、相棒のニカイドウと共に、自分の過去を探る物語。

 

残虐で人も魔法使いもガンガン死ぬ内容なんだけど、常にポップで明るい作風

殺伐するような場面なのに何故かシュール、グロテスクとコメディの混じった本作らしいカオスな雰囲気、あまり他では見かけない独特な世界観が秀逸。

 

謎が謎を呼ぶっていう陳腐な言葉になってしまうが、本当に文字通りに読めば読むほど謎が深まる構成力がこの作品の最大の魅力。

 

「なにこれ(疑問)」と「あっ、これかぁ!(伏線回収)」を繰り返す作品。 

 

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(出典:『ドロヘドロ』)

 

24.ブラックナイトパレード

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あらすじ☑


クリスマスを一人むなしくコンビニバイトに費やした日野三春は、その夜、黒いサンタ服の男に遭遇する。

 

「悪い子の所には、黒いサンタがやって来る」そう語る男に「悪い子」だと告げられた三春は、突如、サンタの袋に“捕食”され…!? 

 

気づけばそこは、世にも奇妙なサンタの会社!! 

悪い子は、サンタのために強制就労!?

 

手厚い待遇で可愛い同僚もいるけれど、この仕事夢(ホワイト)か悪夢(ブラック)か!!? 

 

しがないコンビニ定員の主人公が、廃棄のクリスマスケーキを万引きしたことから、悪い子にお仕置きをする「黒いサンタの会社」に就職させられる物語

 

奇抜な題材に欧州のサンタの小ネタを盛り込み、「黒サンタ」の裏に驚愕の理由…

ギャグで壮大な伏線を隠しながらグイグイ展開が進み、『えっ!?』っていう見事な伏線の回収の仕方がホントに凄い、リアルとファンタジーの絶妙な狭間の1作

 

荒川アンダー ザ ブリッジの作者の作品。

 

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(出典:『ブラックナイトパレード』)

 

25.Hunter x Hunter

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あらすじ☑


父と同じハンターになるため、そして父に会うため、ゴンの旅が始まった。

同じようにハンターになるため試験を受ける、レオリオ・クラピカ・キルアと共に、次々と難関を突破していくが…!? 

 

主人公のゴン・フリークスが、偉大なハンターである父親であるジン・フリークスを探すために、ハンターを目指すところから物語が出発していく。

 

念能力という綿密な設定を活かしきるキャラや能力の使途、ガチンコばかりじゃなく高度な心理戦・知略戦などが繰り広げられていて、面白くないはずがない

 

一度は読んで欲しいキメラアント編▼

 

バトル漫画は主人公が敵キャラを倒す展開であるが、キメラアント編は異色である

人間の対極に位置すると思われたキメラアントが最終的に人間のような思想を持ち、逆に人が蟻を越える悪と残虐性を用いて倒す。人間の本質をキメラアント編を通して描き、「人間」の対立項に「蟻」を持ってくる。類をみない構成(冨樫先生凄い)

 

これほどワクワクして先が気になる漫画にはもう出会えないと思う。

カルピス原液で飲んでる感あるくらい濃い展開に引き込まれます。

 

バトル・少年漫画の最高傑作と呼ぶにふさわしい作品。 

 

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(出典:『Hunter x Hunter』)

 

 

26.それでも町は廻っている

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あらすじ☑


重厚な服が何げに似合うバアサンと女子高生探偵に憧れる天然少女・嵐山歩鳥が繰り広げるメイドカフェじゃない、メイド喫茶コメディー。  

 

推理小説が好きなメイド喫茶で働く女子高生の日常を描いたコメディ。

 

どの話も周到に張り巡らされた伏線、巧みな演出、1話完結としてもかなり面白いのに、全編通して時系列がシャッフルされているという仕掛けが更に楽しませてくれる。

登場人物の台詞、髪型、さりげなく置かれた小道具などから、各エピソードの時系列を推理するのも楽しく、どこを取っても他にはない不思議な魅力を持った漫画

 

伏線と布石が凄まじすぎて理解が追いつかない唯一無二の作品  

 

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(出典:『それでも町は廻っている』)

 

27.ワールドトリガー

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あらすじ☑


異次元からの侵略者「近界民」の脅威にさらされている三門市。

そこに住む少し正義感の強い中学生・三雲修は、謎の転校生・空閑遊真と出会う。

遊真の行動に振り回される修の運命は!? 

 

突如異世界から攻め込んで来た敵に立ち向かう機関、ボーダーのお話

 

1対1に拘ることの多い少年漫画で、本随はバトルシーンというよりもハイレベルな頭脳戦・チーム戦にあり、頭脳戦と連携チーム戦を中心に個の力も活かしつつ、綿密に組み込まれた集団戦、チーム戦のノウハウが詰まっていて面白い。 

これほどまでに「チーム戦」と「戦術」をきっちりと解説付きで、なおかつ最高に面白く描いている漫画は他にはない。

 

多人数戦闘や緻密な設定・張られた伏線・ストーリー構成力、再読性に夢中になり、滅茶苦茶に頭を使うのでカロリーが滅茶苦茶に燃焼される。

 

様々な箇所に伏線が振られてて 読み返せば読み返すほど面白い 

 

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(出典:『ワールドトリガー』)

 

28.メイドインアビス

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あらすじ☑


隅々まで探索されつくした世界に、唯一残された秘境の大穴『アビス』。

どこまで続くとも知れない深く巨大なその縦穴には、奇妙奇怪な生物たちが生息し、今の人類では作りえない貴重な遺物が眠っていた。

 

アビスの不可思議に満ちた姿は人々を魅了し、冒険へと駆り立てた。

そうして幾度も大穴に挑戦する冒険者たちは、次第に『探窟家』と呼ばれるようになっていく。

 

アビスの緑に築かれた街『オース』に暮らす孤児のリコは、いつか母のような偉大な探窟家になり、アビスの謎を解き明かすことを夢見ていた。

そんなある日、リコはアビスを探窟中に、少年の姿をしたロボットを拾い…? 

 

人類末端の地秘境の大穴『アビス』に挑む少年少女のお話。 

「アビス」という深さ2万mはあると思われる秘境の大穴アビス、その地の魅力に囚われた探窟家達、そして「奈落の底で待つ」と母からの手紙を受けった主人公の物語

 

上昇負荷、アビスの呪いって設定が秀逸。

ちょっと上がっただけで、精神崩壊とか、文字通り人じゃなくなるとか、全身から血が出るとか、理不尽な恐怖があるから、緊迫感あって面白い

 

アビスという深淵のファンタジー的なワクワクの魅力

深層へと潜り続ける探検家たちの狂気と、母親に会いたいという少女の純粋さ

温かみのある絵柄から滲み出る、生々しいエグイ世界観が唯一無二の魅力を放つ。

 

とりあえず3巻まで読めば魅力が伝わると思います。

 

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(出典:『メイドインアビス』)

 

29.暗殺教室

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あらすじ


号令と共に教室を満たす銃声! 

椚ヶ丘中学校3年E組は生徒全員が先生の命を狙う暗殺教室。

教師と生徒、標的と暗殺者の異常な日常が始まる――!!

 

落ちこぼれの生徒達の元に地球滅亡を目論む謎の生命体が新しい担任として現れ、生徒達は勉強を教わりながら地球を救う為に先生を殺すお話

 

魅力的な「大人」に囲まれ、落ちこぼれと呼ばれる生徒全員が自分の特性を弱点を認識し成長する。苦手な事は、苦手である事を理解し、でも諦めずに徐々に伸ばしていく。

意外性とギャグと感動の混じり合いとジャンプらしい展開の魅せ方が素晴らしい。

 

ギャグ、シリアスなど様々な物を混沌とさせながらも、前作ネウロを彷彿とさせるような作品構成がマジで綿密過ぎて禿げる。

 

老若男女問わず万人におすすめできる作品です。

 

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(出典:『暗殺教室』)

 

30.DEATH NOTE

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あらすじ☑


このノートに名前を書かれた人間は死ぬ…。

死神 リュークが人間界に落とした一冊のノート「DEATH NOTE」。

ここから、二人の選ばれし者「夜神月」と「L」の壮絶な戦いが始まる!!

 

優等生タイプの天才の主人公(大量殺人犯)と奇人タイプの天才が頭脳戦を繰り広げる

 

名前を書かれたらその者が死ぬノート、2人の天才、死神、大量殺人鬼を支持する者、家族など様々な不確定要素が入り込んで、話を盛り上げて行く構成で伏線も秀逸

死のノートをいかに裁きの道具として使用するか、そしてそれをどのように隠蔽していくかを巡る使用者と探偵の間に巻き起こる頭脳戦に惹きこまれる。

 

Lが死んでからの展開がやや残念

 

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(出典:『DEATH NOTE』)

 

31.封神演義

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あらすじ☑


紀元前11世紀の中国、殷(いん)の時代末期。

崑崙山脈(こんろんさんみゃく)の仙人・太公望(たいこうぼう)は、悪しき仙人・道士を封印する「封神計画」という任務を受ける! 

 

殷の皇帝・紂王(ちゅうおう)を誘惑して暴虐の限りを尽くす仙女・妲己(だっき)を、太公望は真っ先に封神しようとするが…!?

 

中国の古くからある怪奇小説「封神演義」を下敷きに大胆なSF的解釈と、ファンタジー、ギャグ、独自のキャラクターデザイン再構成させた作品

 

難しい題材なのに、分かりやすい対立を描いて(太公望チーム vs チーム妲己)バトル漫画として見てもとても面白いが、この作品が評価されている理由は高い構成力にある。

風呂敷の広げ具合と伏線回収、魅力的な登場人物、単行本の表紙が本編の重大な伏線となっており、読み終わった後に気づいて衝撃受ける。

 

ジャンプの漫画としてはかなりキレイにスッキリ完結してる作品

 

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(出典:『封神演義』)

 

32.寄生獣

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あらすじ☑


シンイチ…『悪魔』というのを本で調べたが…いちばんそれに近い生物はやはり人間だと思うぞ…他の動物の頭に寄生して神経を支配する寄生生物。

 

高校生・新一と、彼の右手に誤って寄生したミギーは互いの命を守るため、人間を食べる他の寄生生物との戦いを始めた。

 

空から飛来した正体不明の「パラサイト」に右手を寄生されてしまった高校生のお話

主人公の泉新一は、右腕に宿ったパラサイト「ミギー」との共生を余儀なくされ、数奇な運命をたどる渦中でほかの寄生獣たちとの戦いや別れを経験していく。

 

メッセージ性が強烈でエンタメとしてもどこを切り取っても一級品。

結末を知った上で見ると、序盤から物語の核心に迫る伏線が完璧に計算されて仕込まれているのが分かって、何度も楽しめる。30年に一度クラスの傑作漫画

 

人間ってのどんなものか考えさせられる。日本の漫画史に残る名作漫画!

 

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(出典:『寄生獣』)

 

33.魔人探偵脳噛ネウロ

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あらすじ☑


女子高生・桂木弥子の父親が殺された。

密室の惨殺事件。

謎に満ちた事件は弥子の日常を混乱へ…。

 

一向に捜査が進展しない中、悲しみにくれる弥子の前に脳噛ネウロと名乗る男が現れた。彼は言う。究極の『謎』を解きたいと…!!

 

魔界からやってきた人が生み出す「謎」を食糧とする魔人ネウロと、大食い女子高生の弥子ちゃんがが数々の難事件を解決して行く物語。

 

主人公最強系の中では珍しく物語が進むにつれて主人公が弱っていく構成が特徴

徐々に弱っていく変わらぬ魔人探偵と成長する人間達を中心に描いた人間ドラマを展開

 

個性豊かな登場人物や見事な伏線、犯人を追い詰めた際の描写、心理描写が逸脱。

ブラックなネタと狂ったキャラで溢れかえりながら、話はしっかりとまとまっていて、「伏線が秀逸な漫画!」として必ず名前が上がるように構成力がずば抜けている。

中盤からが本番で全く読めない展開の連続、ラストは物語として無駄がなく全てが繋がって綺麗に終わる。

 

暗殺教室の作者の初連載作品で全体の構成力が最強

 

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(出典:『魔人探偵脳噛ネウロ』)

 

34.僕だけがいない街

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あらすじ☑


毎日を懊悩して暮らす青年漫画家の藤沼。

ただ彼には、彼にしか起きない特別な症状を持ち合わせていた。

それは…時間が巻き戻るということ! 

この現象、藤沼にもたらすものは輝く未来? それとも…。

 

"リバイバル"(再上映)という能力をもつ主人公が、母親が殺されたことをきっかけに、18年前に戻され、連続誘拐殺人事件に立ち向かう物語

 

謎とヒントを与え続け、張り巡らされた伏線や最終決戦での怒涛の展開、犯人が判明するシーンや、駆け引きのシーンにワクワクドキドキ 

秀逸なタイトルから始まり、先の読めない展開からの「伏線と、ミスリード」と、真実に近づく終結への「スリル」への追求に尽きる作品。

 

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(出典:『僕だけがいない街』)

 

35.Dr.STONE

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あらすじ☑


一瞬にして世界中すべての人間が石と化す、謎の現象に巻き込まれた高校生の大樹。

数千年後――。

目覚めた大樹とその友・千空はゼロから文明を作ることを決意する!! 

 

全人類が石化して文明が崩壊するところから物語が始まり、3200年後にそこから目覚めた主人公たちが石化の謎を解き文明を再建しようとする物語

 

石器時代まで文明が後退した世界を科学知識で立て直そうとする主人公

SFサバイバルドラマながら「科学すげえだろ、面白えだろ」を、物語の展開とキャラクターの魅力を併せて心に撃ち込んでくる。

Boichiさんの超絶画力に、ストーリーは奇抜な題材ながらベースはしっかり少年漫画で、子供の頃の未知や実験・科学のワクワクが止まらない作品

 

正直あまりにも面白い、今一番読むべきジャンプ漫画

 

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(出典:『Dr.STONE』)
 

36.CLAYMORE

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あらすじ☑

 

古より人が「妖魔」に喰われる存在であったこの世界。

人は長く妖魔に対抗する手段を持てずにいた…。

だが背に大剣を背負い、妖魔と戦い続ける一人の戦士が現れ…。

 

人間を捕食する人外の魔物「妖魔」と、妖魔を倒すために妖魔の血肉を取り込んだ半人半妖の女戦士「クレイモア」の戦いと、主人公の成長を描いた作品

 
女戦士には1~47な番号の戦士がいて主人公はその中でも最弱の47番目

物語は激しく動くけど、最初から最後まで主人公の目的は一貫して「復讐」にある

 

主人公クレアの長い復讐への道に、各登場人物達の重たい過去。

おぞましい化け物に、 グロい描写も結構ありキャラがポンポン死ぬ世界観

緻密な作画で描かれる美しい異形の戦い、女戦士の気高さ、残酷すぎる絶望の殲滅戦の中で、それぞれのキャラクターの生き様が描写されるダークな作品 

 

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(出典:『CLAYMORE』)

 

37.かんかん橋をわたって

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あらすじ☑

 

住み慣れた「川南(かーなみ)」から、橋ひとつ向こうの「川東(かわっと)」に嫁いだ萌(もえ)は、上品で優しい姑・不二子(ふじこ)に引き目を感じながらも嫁としてなじもうとしていた。

 

ところが萌の時だけ米がうまく炊けないなど、日々に違和感を感じるうちに、恐ろしいことがわかってくる。

町の人が耳打ちした「気をつけたほうがいいわよ。

 

あの人は『おこんじょう』だから」とは? 

恐ろしさに身震いが止まらない! 

嫁と姑の千日戦争!

 

田舎の嫁姑問題を逞しく清々しく乗り越えていくお嫁さんの話かと思いきや…

途中からスケールがどんどんデカくなり、悪の一大組織と戦うジャンプ顔負けの友情物語へと変貌を遂げm友情/努力/勝利の巨悪に立ち向かう壮大なジャンプ漫画になる。

 

川によって分断されたそれぞれ特色ある地域性、閉鎖性「嫁姑番付」にもとづいた仲間探しなどのRPGや謎解き要素が。設定や伏線、キャラ付けがとにかく面白い。

全10巻で伏線を回収し収束へと向かっていく「友情・努力・勝利」の疾走感を刮目せよ

 

この漫画の凄さはは読まないと何も伝わらない  

 

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(出典:『かんかん橋をわたって』)

  

38.戦闘破壊学園ダンゲロス

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あらすじ☑


“魔人”と呼ばれる異能力者たちが存在する、とある世界。

私立希望崎(きぼうさき)学園・通称「戦闘破壊学園ダンゲロス」では、対立する二つのグループの抗争が激化していた。

 

“邪賢王(じゃけんのう)ヒロシマ”率いる、暴力で学園を支配する「番長グループ」“ド正義卓也(どせいぎ・たくや)”を擁する、魔人校則の遵守により治安を保つ「生徒会」いま、前代未聞の「ダンゲロス・ハルマゲドン」が勃発する――!

 

私立希望崎学園には特殊能力を持つ魔人と呼ばれる高校生の男女60名が、生徒会と番町グループがドンチャン殺し合う中に主人公が巻き込まれるお話。

 

  • 遠隔操作で淫行を行う「ぴちぴちビッチ」
  • 周囲の男の金タマを破裂させる「災玉」

このように基本的に能力が馬鹿馬鹿しいものが多いけど、ミスリードや伏線の嵐。

 

変な能力が意外にも大物食いする展開や、結構緻密に伏線が張り巡らされてて内容はガチ、全8巻なので勢いでサクッと読める変態娯楽漫画

 

とんでも設定と暑苦しさと厨二感は万人向けではないが、読み味がある濃い作品。

 

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(出典:『戦闘破壊学園ダンゲロス』)

 

39.マテリアル・パズル

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あらすじ☑


100年以上前に起きた惨劇の後、不老不死の身体に3つの魂を共有することになったティトォ/アクア/プリセラ。

修行の日々を経て、彼らは究極の力である魔法(マテリアル・パズル)を扱うまでになった。

 

一方、辺境の村に生えた巨大茸を退治するため、村一番の強者・少年ミカゼは魔法使いを探し始める。両者の出会いが、すべての物語の始まりとなる―。 

 

辺境に住む少年ミカゼと、1つの身体に3つの魂を共有する不老不死の魔法使いとの闘いを描いた王道バトルファンタジー漫画

 

ファンタジーと予測不能な能力バトルを上手く組み合わせた少年ガンガンの傑作。 

ガンガン連載というのと、絵が上手くないせいでマイナーど真ん中の作品だけど、三人の主人公の魂が入れ替わりに登場するという斬新な飽きさせない設定

 

ゆるい世界に見えて実は設定が精密に作りこまれている構成力と伏線は妙

壮大かつ伏線の多いストーリー、敵味方共に魅力的なキャラクター、ロジカルなバトル、西洋風のファンタジー全てが高水準にまとまっているハイレベルな漫画

 

独特ののんびりした作風に慣れれば、シンプルな展開から急転直下が楽しめる。

 

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(出典:『マテリアル・パズル』)

 

 

40.懲役339年

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あらすじ☑


転生が信じられている世界で、大罪人の生まれ変わりとして、生まれてからずっと刑務所ですごす少年ハロー。

 

前世の記憶もなく、罪の意識もなく、ただひたすら罪を償う2代目ハローの日々とは!?

 

「転生、生まれ変わりが信じられている」世界で「懲役339年を課せられた初代ハローから6代目のハロー」と、それを取り巻く法皇や国政、人々の信仰を描いたお話。

 

転生を上手く絡めたストーリーに終始首ったけ。

よく出来た世界観に、前巻のエピソードがそれぞれに意味を深め、つながり始める。

ライトな画とそれとは対照的な張り巡らされた伏線に、重厚なストーリー、 重苦しいタイトルと序盤の展開からは予想できない最終回、4巻とは思えない満足度がある作品

 

巻数は少ないが映画を見終わった気分になる作品(映画化してほしい)

 

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(出典:『懲役339年』)

 

41.エリア51

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あらすじ☑


ドラゴン、ゴブリン、イエティ、ネッシー、ガネーシャ、宇宙人……

そんな世界中の「人ならざる者」をかき集め隔離した場所がある。

そこはアメリカ51番目の州、「エリア51」と呼ばれている。

 

表にいられなくなったワケありの人間、真鯉徳子、通称マッコイは、河童のキシローを助手としてリトルトーキョーの放棄された地下鉄駅にて探偵業を営んでいる。彼女はどうやら何者かを探しているようだが……!? 

 

神に妖怪にと、ありとあらゆる人以外の化け物が集められ、アメリカ主導で管理されている『エリア51』と、そこで探偵業を営むマッコイと河童のキシローの探偵物語

 

伏線の張り方と回収や作者独特のセリフ回しがとにかく絶品で癖になる。

素晴らしく練りこまれたストーリーと、白と黒のコントラストの強い超絶魅力的な絵で、巻を追うごとにどんどん高純度のエンターテイメント漫画になっていく

 

「血界戦線」好きな人とかに超絶オススメ。

 

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(出典:『エリア51』)  

 

42.リュウマのガゴウ

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あらすじ☑


世界を救う唯一の光「リュウマ」という名を継ぐ者たちの物語…

壊れた世界を舞台に繰り広げられるフォークロアクロニクル!

 

「白皮」と呼ばれる化け物に怯え人類が圧倒的弱者となった世界が舞台

崩壊した世界で「白皮」と呼ばれる化物に怯えて暮らす人々の希望として伝えられる英雄「リュウマ」の名前を持つ歴代の「リュウマ」の物語

 

実際には歴代の「リュウマ」から名を引き継いだ何人もの「リュウマ」がどの様に生き・戦い・死んでいったのかがストーリーと絡み合って展開していく。

戦いに敗れ自分はどうしょうもない偽物だと思い知らされても、希望の灯を絶やさぬよう「リュウマ」その名を継ぎ、世界を救おうと戦い続ける何人かの「リュウマ」が交錯しまくる、世代交代クロニクル漫画

 

偽が真へと至る展開が熱過ぎてもうたまらん。 

 

(出典:『リュウマのガゴウ』)

  

43.不滅のあなたへ

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あらすじ☑


何者かによって“球”がこの地上に投げ入れられた。

その球体は、情報を収集するために機能し、姿をあらゆるものに変化させられる。

 

死さえも超越するその謎の存在はある日、少年と出会い、そして別れる。

光、匂い、音、暖かさ、痛み、喜び、哀しみ……

刺激に満ちたこの世界を彷徨う永遠の旅が始まった。

 

出会ったもの、その姿にそっくり変化する「球」が主人公のお話

万物を記録できる『不死身』の主人公が、旅する中で出会った人や、生物の肉体や思考を自身に記録し、自我を獲得していく”何にでもなれる者”が”なりたい自分”を探す物語

 

絵が魅力的な上に、内面的・精神的な表現を巧みに描き、過酷なリアルに対して懸命に生きる人たちのドラマと尊厳が美しく、切なく描かれている。

1話を読んで魅力を感じた人はその後もずっと惹き込まれると思います。

丁寧に描かれた心理描写や世界観・伏線が魅力のSFファンタジー

 

聲の形の作者さんの新作

 

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(出典:『不滅のあなたへ』)

 

44.嘘喰い

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あらすじ☑


遊ぶ金欲しさに闇金に手を出し、取立てに追われる青年・梶くんの前に現れた謎の男・斑目貘。

自らギャンブラーと名乗り、借金返済を手伝うと豪語する貘は、闇カジノへと乗り込むが…!?

 

天才ギャンブラーが、博打を取り仕切る組織「賭郎」のトップを目指す物語

伏線を巧みに張り、練られた展開や、キャラクターの印象的なセリフやギャンブルの題材、作者の高い画力によって描かれるバトルシーンの質が最高の漫画

 

シンプルなギャンブルの裏に隠れるイカサマのトリック、心理戦、格闘戦とにかく読み応えあり、敵味方問わず魅力的なキャラばかりで最高。

暴力と知力を兼ね備えた「立会人」を中間に配置し、ギャンブルものにありがちな「これギャンブルで決める必要ある?」という疑問を力で解決する。

初期のバキのような「ぶっ飛んでるけど、リアリティのあるバトル描写」が魅力

 

ギャンブルものの一つの到達点のような作品。

 

(出典:『嘘喰い』)

 

45.七夕の国

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あらすじ☑


ちょっとした超能力が使えるのが取り柄の南丸こと、ナン丸はある日、知り合いでもない民俗学の教授・丸神から呼び出しを受けた。

 

だが丸神は調査のため「丸神の里」へ行ったきりで戻っておらず、残された研究生からは「教授とナン丸は、同じルーツを持つらしい」と告げられ、心当たりを尋ねられた。

 

だが何も知らない--。

 

いっぽう「丸神の里」東北の丸川町では、殺害方法のわからない猟奇事件が起きた。

失踪した丸神教授の研究内容と足取りを追って、丸神ゼミとナン丸は「丸神の里へ」おもむくが…。

 

紙に穴を開ける程度の超能力しか持たない主人公が、自分の祖先のルーツである奇妙な村と、その一族の歴史と謎に迫る小さく壮大なお話

 

稀有な力を手に入れたとしても、それを生かすも殺すも人。

岩明均らしいグロさと、SF歴史ミステリーがほどよく交じり合った悲しいSF展開

謎や伏線も派手さはないが、最初から最後までかなり計算しつくされてる感があり、序盤に散りばめられてた伏線とタイトルの意味が終盤分かる丁寧な作品

 

寄生獣で有名な岩明均先生の傑作

 

(出典:『七夕の国』)

 

46.スピリットサークル

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あらすじ☑


桶屋風太は中学2年生。

平凡な中学生生活だったはずが額に大きな傷のある美少女の転入生・石神鉱子の出現によって一変することに!

 

自身の過去生(前世)を視ることができる道具「スピリットサークル」を使い、主人公の男子中学生が過去生を巡り自らの因果に向き合う物語 

 

現在のキャラが前世でも人間関係がリンクしている仕掛けに、「現在」「過去」「未来」が交錯するので、過去生が回数を重ねるごとに重層する仕組みでやがて集約する。

展開も構成ももう美しいくらい完璧で、点と点は全部つながるし終わり方もしっかり着地して終わるし、シリアス・コメディのバランス感覚優れた構成力が魅力

 

伏線と回収が完璧で全てが練りこまれ物語の濃厚さに圧倒される。輪廻転生モノの傑作。

 

(出典:『スピリットサークル』)

 

47.彼方のアストラ

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あらすじ☑


宇宙への往来が当たり前になった近未来。

高校生のカナタ、アリエスら9名は“惑星キャンプ”に旅立つ。

 

未体験の宇宙旅行に胸を躍らせながら惑星に降り立った彼らを待ち受ける、予想外の事態とは!?

 

宇宙で遭難してしまった少年少女たちが、様々な困難に立ち向かいながらも、各々の特技を活かし、協力して帰還を目指すお話。

 

余分なパーツは一切ないのに各所に配置された伏線。

様々な謎や緻密に張り巡らされた伏線により、少しづつ謎が解明される展開

見てて興奮する怒涛のストーリー展開で、表紙すら伏線に使い、明らかになっていく物語の真相は鳥肌モノ、見事な伏線回収、最期は大団円で幕を閉じる。

 

ギャグ、ラブコメ、ミステリー、サスペンス、伏線回収、全てが高水準かつ全5巻でスッキリ完結する冗長を一切感じさせない展開で素晴らしい出来。

 

各地で絶賛されてる漫画、全5巻一気読み推奨

 

(出典:『彼方のアストラ』)

 

48.セトウツミ

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あらすじ☑


「この川で暇をつぶすだけのそんな青春があってもええんちゃうか」。

まったりゆったりしゃべるだけ。

 

関西の男子高校生、瀬戸と内海のクールでナナメでシニカルな放課後トーク7編。

 

学校の放課後に川原で男子高校生2人が漫才的にダベるだけの漫画

ひたすら二人が川辺の階段でダべってるだけなんだけど、言葉選びが天才的で面白い

特に何も起こらないし、二人が会話してるだけなんだけど、絶妙な「間」とか距離感にツッコミのキレが良くて絶妙すぎて思わず笑ってしまう。

 

一話完結としての高クオリティに加え、会話の中に実は伏線張り巡らされていて、ラストは全く異なる話に繋がっていく…怒濤の展開と完璧な伏線回収からの美しい幕引き

最後が予想外の着地点過ぎてめっちゃ手のひらで踊らされた感あってビビる。

 

作品自体が紛れもないスーパースター。この漫画は神!

 

(出典:『セトウツミ』)

 

 

49.からくりサーカス

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あらすじ☑


遺産相続絡みで命を狙われる少年・勝と人を笑わせないと死んでしまう病にかかった男・鳴海、そして勝を助けるためにからくり人形を操る女・しろがね…。

 

三人の運命が交錯する時、“笑顔”の本当の意味が…!?

 

人を笑わせないと死んでしまう病気ゾナハ病に罹った青年(加藤鳴海)と、大富豪の御曹司(才賀勝)とそのボディーガード(しろがね)が出会い始まるお話。

 

壮大なスケールで描かれる宿命と因縁は、フィクションの果てを見せてくれる

ここまで高いところまで上り詰めた作品は他に浮かばない。

伏線の張り方や人間の感情模様、生と死のドラマや命の輝きを放ちまくるキャラクター

伏線が繋がって真相が明らかになった時の衝撃、登場人物・表現がまさにからくり仕掛のように噛み合い繋がるまさに『からくり』のような作品

 

キャラの死に際の"生き抜いた"と感じさせる描写に震える。 国宝級の神漫画

 

(出典:『からくりサーカス』)

 

50.進撃の巨人

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あらすじ☑


手足をもがれ、餌と成り果てようと、人類は巨人に挑む!! 

巨人がすべてを支配する世界。巨人の餌と化した人類は巨大な壁を築き、壁外への自由と引き換えに侵略を防いでいた。

 

だが名ばかりの平和は壁を越える大巨人の出現により崩れ、絶望の戦いが始まってしまう。

 

巨人により壁に覆われた世界で巨人と戦い真相を探るお話。

 

序盤は「巨人コェエエエエ」みたいな漫画だったのに、巨人誕生から壁外の現状まで次々に真相が明かされて、当初見せてた世界から180度視点変えていく

 

物語を構築する上でいかに伏線を隠し続けるか、一度伏線が明かされた時に連鎖的に伏線を予想させることができるかといった、物語における多重構造の手本となる作品。

 

始まりからラストまで完璧に話の構成が考えられててエグイ、作者は天才。 

 

(出典:『進撃の巨人』)

 

51.ベル☆スタア強盗団

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あらすじ☑


愛する者(とその土地)を守るため、彼女はリボルバーのトリガーを引く。

 

硝煙漂う無法の西部でしか生きられなかったアウトローたちの挽歌。

 

さあ、伝説の列車強盗ベル・スタアことマイラ・ベル・シャーリィの物語のはじまりはじまり…。 

 

実在した女性ガンマン 、ベル・スターの活躍を脚色混じりに描いた痛快西部劇。

 

主人公ベル・スターことマイラ・ベル・シャーリイの誇り高き生き様が見られる作品。

バタ臭い秀逸な台詞回し、「ケツをオハイオまで吹っ飛ばしますよ?」、 全編から聞こえる「映画が好きだ!」の叫びに乗っかれば存分に楽しめる。

 

無茶苦茶な保安官や無茶苦茶な銃やハチャメチャな銃撃戦

熱さと疾走感に満ちたアクションシーン、様々な伏線が見事に収束していく快感…

ぜひ読んでいただきたいハリウッド型の西部劇。

 

もうとにかく西部劇アクションとしか言いようがないぐらい、 カッコいい

 

(出典:『ベル☆スタア強盗団』)

 

 

52.山羊座の友人

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あらすじ☑


松田ユウヤはある夜、同級生の若槻ナオトが殺人を犯した現場に遭遇する。

陰惨ないじめの標的になっていた若槻は、追い詰められ相手を殺してしまったのだった。

 

今までいじめを見て見ぬふりをしてきた罪悪感から、ユウヤは彼と逃げる決意をするが!?

 

いじめを苦に殺人を犯してしまった同級生を匿い、共に逃亡生活を送ることにした男の子の数日間を切り取ったお話。

 

壮絶な内容ではありますが、絵のきれいさで昇華されて、よりヤバさが増し増し

適度なグロさと青春ミステリーにで一気読み、伏線の回収もしっかりしていて衝撃的な結末と読み終わった後の感傷的な切なさがたまらない一冊

 

1巻完結作品。予想斜め上をいくような展開 

 

(出典:『山羊座の友人』)

 

53.たびしカワラん!!

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あらすじ☑


大学非常勤講師の瓦屋千蔭(26)は、この日、突如、頭上から落ちてきた看板の下敷きになり、潰れなければならない。

 

そんな血まみれの彼女を己の唾液のみで治癒したのは、地上と地獄を行き来する呪術師・クレイシハラ。

 

彼との出会いを機に、千蔭は地獄の世界へと誘われる―…。

 

地獄で暮らす呪術師の少年と呪術を研究する女性の出会いから始まる不思議なお話

呪術師という存在について、地獄の仕組み、言霊としての呪術と本物の呪術、2人の呪術士の”一生伝わらない愛、『呪い』の概念に哲学的な側面からも切り込んでいく

 

美麗でおどろおどろしい絵と哲学的な要素、シリアスとギャグの絶妙な配分が美麗

文字ばっかりで哲学的で馬鹿には絶対にに読めないし理解できない

1巻は意味不明ですがそれが全部伏線だったというのが2~4巻で分かる。

 

下手な哲学書や自己啓発よりもっと人間ナイズドされた聖書

 

(出典:『たびしカワラん!!』)
 
 
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まとめ

最後までご覧いただきありがとうございます。

緻密な伏線と回収が秀逸なおすすめ漫画を紹介しました。 

 

メリハリをつけ、山あり谷ありと、テンポ良く書き進める 「ここで読むのをやめたら一生後悔しそう」と思わせてくれる作者の構成力には頭が上がりません。

今後も素晴らしい作品に期待したいです。