感想と見所紹介『リュウマのガゴウ』人類の希望の名を繋いでいく英雄たち…

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人類の希望英雄リュウマ『リュウマのガゴウ』のあらすじ・感想(ネタバレ含む)

 

『リュウマのガゴウ』は荒廃した世界でリュウマの名を受け継いだ者たちが化け物と戦う壮大なSFの世界観を下地にした激熱世代クロニクル作品です。

今回はこの作品の魅力をご紹介していきます。

 

このページを読めば『リュウマのガゴウ』のあらすじ・登場人物・見所を十分理解できる内容となっているので、是非最後までご覧ください。

 

人類の希望を背負い、災いと戦う英雄『リュウマのガゴウ』のあらすじ

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『リュウマのガゴウ』の設定や、あらすじ(概要)について紹介します!

 作品の設定や概要について

  • 作者 宮下裕樹
  • 掲載誌:ヤングキングアワーズ
  • 巻数:全10巻

 

生態系が崩壊し「白皮」と呼ばれる化け物に怯えながら暮らす中、人類が圧倒的弱者となった世界で、不老不死と言われる「リュウマ」と呼ばれた者たちが主人公

生き残った人類の最後の希望は、大昔に世界を救った「英雄リュウマ」

 

元一般人でありながら「リュウマ」を名乗り、希望の灯を絶やさぬよう、世界を救おうとする何人かの主人公が交錯しまくる「偽物の英雄たちの物語」

 

ストーリー

かつて大規模な文明崩壊が起きた世界。

海は汚染され、作物は実らず、人類に敵意を持つ怪物「白皮」が跋扈する。

人類は限りある資源を奪い合い、ゆっくりと滅びへの道を進んでいた。

そんな世界に伝わる、かつて世界を滅ぼしかけた災厄「ジン」と、世界を救った英雄「リュウマ」のお伽話。

各地で伝わる偉業と姿は多種多様で、不老不死とさえされる人類の希望「リュウマ」。

その名を継ぎ、託しながら戦い続ける者たちがいた。

 

千年以上に渡る災厄「ジン」との戦いの仲で、「リュウマ」達は世界の真実に迫り、また世界を巻き込んで、それぞれの戦うべきものへと対峙していく。

 

全員主人公 『リュウマのガゴウ』の登場人物たち(ネタバレを含む)

多数の主人公がおりなす群像劇となっていて、全員が全員魅力的に描かれている。

この作品に「主人公は死なない」という法則は存在せず、致死率が高くボンボン死んでいく、そんな彼らをご紹介していきます。

 

希望の名【リュウマ】の名を継ぐ者たち

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 (出典:『リュウマのガゴウ』)

 

この作品の登場人物に共通するのは名前がリュウマだということ

  • 1.リュウマ
  • 2.リュウマ
  • 3.リュウマ
  • 4.リュウマ
  • 5.リュウマ
  • 6.リュウマ
  • 7.リュウマ
  • 8.リュウマ
  • 9.リュウマ

登場人物は主にこんな感じ、この他にも沢山の「リュウマ」が登場する。

 

人類が白皮と戦い続けるために、この名を継いだ者は死ぬことを許されない。

不老不死とも言われているが、これは過去数百年に渡り、様々な人物が各所でその雅号を名乗り、戦い続けてきたためである。

 

厄災の名【ジン】

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 (出典:『リュウマのガゴウ』)

 

災厄のジンと呼ばれ、不吉の象徴として語り継がれる名。

ユグドラシルの近衛師団を取りまとめる人物。

戦場では常に最前線に立ち、かつての同胞たちを容赦なく切り捨てるさまや

女子供を問わず泣いて命乞いをする相手も問答無用で斬り捨てるという逸話から、「泣き殺しのジン」の二つ名の異名を持つ。

 

厄災のとして語り継がれる名であるが、実は過去に…といったキャラです。

 

『リュウマのガゴウ』の見所を2選で紹介(ネタバレあり)

リュウマというシンボルを背負う決意をもった人たちが紡いでいく『リュウマのガゴウ』には見所がたくさんあります。

その中でもおすすめのポイントを3選でご紹介します。

 

時系列が入り乱れた複雑な構成

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 (出典:『リュウマのガゴウ』)

 

時系列をシャッフルした構成で、少しづつ歴史が紐解かれていく様と、それぞれの時代のリュウマ達が本当にカッコ良く最終巻まで1度も弛むことなく面白い。

バラバラな話をやってからの、それらがある程度繋がる瞬間のカタルシスが凄い

 

構成力の凄い漫画はこちらで紹介しています▼

 

簡単な巻数ごとの物語の構成

まずは1巻でタイトルの「ガゴウ」の意味と作品のシステムが分かります

ガゴウという言葉の正体とそのカッコよさに厨二心くすぐられました。

 

2巻はその中の一人をクローズアップして物語が進み、それぞれのリュウマの目的が共通なので物語で出てくるキーワードが繋がり、話が進むにつれて全体が見えてくる。

 

6巻は回想に入り、白皮と呼ばれる化け物が跋扈し、この世界がなぜこのようになっているのか?、白皮とは何なのか?、「リュウマ」とは?

「災厄のジン」の存在について次々と明かされ、色々ひっくり返る

 

7~10巻の終盤は割と駆け足気味に物語が収束に向かい、ダラダラ無駄な部分などがなく10巻という短い巻数で綺麗に完結しているのは評価できます。

 

語り継がれる英雄、語りの中にしか存在しない英雄 

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 (出典:『リュウマのガゴウ』)

 

 「英雄」に必要なのは絶対的な力でも、圧倒的なカリスマでもない。

必要なのは「名前」で誰もが”リュウマ”を神格化し求めいている。

 

お話が進むたびヒートアップし、人々の希望の灯を絶やさぬために英雄の名を継ぎ

絶望に打ち拉がれ、自分はどうしようもない偽者だと思い知らされ絶望しても、果てに偽が真へと至る展開が熱過ぎる。

 

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 (出典:『リュウマのガゴウ』)

 

 

原作▼ 

 

まとめ

最後までご覧いただきありがとうございます。

 『リュウマのガゴウ』を紹介しました。

画が少々微妙ですが、時系列が入り乱れた複雑な構成がすごい作品です。

この作品は、ほんとネタバレ無しで魅力を説明するの難しすぎるので、黙って二巻まで読ませるのが一番手っ取り早い。少年漫画の様な熱い展開が好きな方にも、青年漫画の様な完成度の高さに拘る方にもオススメ。ぜひ読んでみて下さい。