【トラウマ必至!】おすすめの鬱漫画25選!救いのない衝撃のバッドエンド作まで厳選紹介!

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今回は様々な『欝』漫画を選んでみました。

エグかったり、胸くそ悪かったり、後味悪い..そんな漫画に興味がある方も多いはず。

 

寝付けなくなるようなトラウマ・鬱漫画

 

それでは思わず目を覆いたくなるような、それでも見るのを止められない

まったく救われないバッドエンドで終わる作品、読者の胸になんとも言えない後味を残していく作品をご紹介していきます。

 

 

『血の轍』

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あらすじ☑

 

母・静子からたっぷりの愛情を注がれ、平穏な日常を送る中学二年生の長部静一。

 

しかし、ある夏の日、その穏やかな家庭は激変する。

母・静子によって。狂瀾の奈落へと!

 

『毒親』をテーマにした漫画

究極の過保護、子煩悩と究極のマザコンが合わさったゾッとする物語

 

異常なまでの執着と真実さえ曖昧にするほどの依存、まるでその場にいるかの様な臨場感と緊張感が表現され、凄まじく不気味で奇妙な空気が物語を支配している。

巻を追うごとにヤバさが増していく毒親物語。本当に不気味な作品。

 

全てにおいて異常な物語

 

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(出典:『血の轍』)

 

『スパイダーマン』

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あらすじ☑


小森ユウは、実験の最中、偶然にスパイダーマンの能力を得る。

 

その直後、ペンフレンドのルミが上京。母親の入院費(100万円)の相談のため、兄を探すが、川崎の自動車修理工場を辞めた兄は、レーサー、ボクサー、ジャズメンと、職を転々としていた。

 

マーヴェル本家とは全く異なる池上遼一版の「スパイダーマン」。

ピーター・パーカー=小森ユウであり、ニューヨークが東京に置き換えられる、という構図で描かれたオリジナル作品。

 

今読んでも充分に通用する「ヒーローとは何か」へのシリアスなテーマ。

公式の正式な快諾を経て描かれた作品だが、原作者のスタンリーが若干苦言を申すほどのクソ重いシナリオで、簡単に説明すると、主人公が責任を背負わされた重圧に耐えきれず精神的にぶっ壊れる、一般に「暗い」「救いがない」と言われる世界観

 

基本的に重く途中から救いのない壮絶な鬱漫画になる

 

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(出典:『スパイダーマン』)

 

『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』 

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あらすじ☑


現実主義の女子中学生・なぎさと、自分を人魚だと言い張る不思議な転校生・藻屑。

 

2人の少女の出会いが、甘く切ない思春期の痛みを呼び寄せる。

 

現実主義な主人公が、自称人魚の転校生と出会って、てんやわんやあるお話。

ジャンルはサスペンス、「少女のバラバラ死体」が発見されたという結末が分かった状態で、それまでの過程を描く構成。終始陰鬱

 

美麗な画と、少しふわっとしたタイトルからは考えられないほど暗い

田舎の日常風景、ありふれた日々なのに、些細なきっかけですべてが狂ってしまう

そんな子どもの日常という戦場を感じる、哀しくも身に覚えのあるお話。

 

鬱エンド。鬱エンド。読み終わった後胸がずーんとなる

 

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(出典:『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』)

 

 

『ぼくらのへんたい』

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あらすじ☑


主人公は女装癖のある3人の中学生男子。

 

純粋に女の子になりたい、まりか=青木裕太。

死んだ姉の身代わりとして母親を慰めるために女装する、ユイ=木島亮介。

恋した先輩に求められるままに女装を続ける、パロウ=田村修。

 

それぞれに傷つき、悩み、胸ときめかせながら、思春期の日々を懸命に生きている。

そんな3人が出会ってしまったとき、物語は動き始める――…

 

それぞれの理由で女装をしている3人の男子中学生のお話。

それぞれ事情を抱えて女装をしている3人の男の娘を中心に、悩める少年少女のもつれ、同性愛や性への矛盾やトラウマ

家庭のことや自身の性についてのそれぞれの葛藤が描かれ、序盤の暗さから想像もつかない位キャラが葛藤を抱えながらも成長していく姿には感動すら覚える。

 

妙によそよそしい鬱展開が刺さる、刺さる 

 

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(出典:『ぼくらのへんたい』)

 

『サユリ』

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あらすじ☑


この家に住んでた人って…どんな人だったの…?

夢の一戸建てマイホームへと引っ越した神木家。

 

しかし、家族7人揃ってのありふれた幸せを満喫する間もなく次々と不幸で不気味な出来事がこの一家にふりかかる…。

 

呪われた幽霊屋敷を買ってしまった家族と、怨霊サユリの対決を描いた物語

なすすべも無くサユリに家族が殺されていく、救いのない展開だが大半の家族が殺された後に、突如痴呆症だった祖母が覚醒し無双、主人公と2人で反撃に転じる。

 

1巻で頂点まで達した『幽霊の怖さ』を2巻の『生きてる人間の恐さ』で打破していくカタルシスが凄過ぎる。もはやこの作品は映画化してほしい。

 

ばーちゃんが強すぎて笑ってしまうww 

 

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(出典:『サユリ』)

 

『洗礼』

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あらすじ☑


幼い頃からその美貌でスター街道を歩み、永遠の聖美女と呼ばれる女優・若草いずみ。

だが、人知れぬ彼女の素顔には、残酷な老いの痕がはっきりと広がっていた。

 

美しさを失うことを異常なまでに恐れるいずみは、ある夜絶望から半狂乱となり、幼いころからの主治医であるひとりの男を自宅へ呼ぶ。

そしてその夜から、“永遠の聖美女”は突然自分の子供を欲しがり始め…?

 

絶世の美貌と称えられた女優が自らの老いにおびえ若返るために子供を生んでその子供に自分の脳を移植しようと・・・ってところから始まるお話

 

楳図かずおらしい女性心理の描写、忘れられないトラウマ漫画の一つ。

 

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(出典:『洗礼』)

 

『先生の白い嘘』

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あらすじ☑


原美鈴は24歳の高校教師。

生徒を教師の高みから観察する平穏な毎日は、友人・美奈子の婚約者、早藤の登場により揺らぎ始める。

二人の間に、いったい何があったのか?

 

友達の彼氏に性暴力を受けながら教え子の男子高校生に恋されるお話

 

男と女。性。暴力。支配。蹂躙。

複数のキャラの視点から男女の性の不平等を描いた、闇が深い物語

男性の感想が知りたい。というか、これをすんなり読める男はいないと思う。

かなり踏み込んで性暴力の問題を扱った作品なので、生半可な気持ちで観るとめっちゃ気持ち悪くなるしつらい、作者の鳥飼茜あっぱ

 

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(出典:『先生の白い嘘』)

 

『ウツボラ』

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あらすじ☑


謎の死を遂げた美少女「藤乃朱」。

入れ替わるように、「朱」の双子の妹と名乗る少女「桜」が、作家・溝呂木の前に現れるも、彼女の正体は一切不明。

 

二人の点をつなぐ作家・溝呂木は、盗作に手を染め深い闇に追い詰められていく。

そして事件の謎を追う編集者と刑事たち。彼らの間を蠢く謎は深まるばかり--。 

 

頭から投身自殺したため顔が潰れた遺体

そしてその自殺した女の双子と名乗る女が現れ・・・というお話

 

タイトルのウツボラは作中の小説のタイトル。

作者が自殺するとこがスタートし、作品に関わる盗作した作家、作者の妹、刑事、編集者はそれぞれ何か隠し、闇を抱えている登場人物が交差する複雑な展開

 

妖艶な黒髪女性のビジュアル、美麗な絵で最高に最低な気持ちになれる

こんなに鬱になる漫画もあんまりないなって思う

 

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(出典:『ウツボラ』)

 

『船を建てる』

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あらすじ☑


2頭のアシカ・煙草とコーヒーが世界の終わりを旅する物語…。

 

二頭のアシカを主人公に、アメリカ文学作品・音楽をベースとした一話完結の作品。

 

絵本のようなタッチで、残酷な描写ではなく残酷な運命をモノクロで描く

一見キュートなアシカや動物たちの物語なのに、不思議な魅力をたたえた漫画

長らく絶版だったのが近年再販されまして。電子版もあるよ。

 

不思議で不条理で可愛いくて洒落ていて、なんとも説明が難しい作品。

 

 

『ちーちゃんはちょっと足りない』

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あらすじ☑


「はぁ私たちはなんだか私たちって」いつも何かが欲しくって。

中2女子・ちーちゃんとナツの日々日常。

 

何かが「足りない」毎日を送る中二女子、ちーちゃんとナツの物語…

なにもない「平凡さ」に圧迫され続ける青春。クラスカースト、発達障害を思わせる描写、経済的貧窮、描写があまりにリアルで…鬱。脳内に霞がかった閉塞感が垂れ込める

 

死・暴力・病気・いじめ・災害・人の悪意などの"THE・鬱"な表現が一切無いのに、読み終えると死にたくなるところ憂鬱な気分になる

一冊の中に詰め込まれた人間の感情に寒気がした恐ろしい作品だった。

 

 「心がざわつく」という著者へのコピーに違わぬ、これ以上ないくらい感情が揺さぶられる作品。

 

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(出典:『ちーちゃんはちょっと足りない』)

 

『外れたみんなの頭のネジ』

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あらすじ☑


主人公・七尾ミサキは、住んでいる街のみんなが、少しずつ狂っていることに気づきはじめる…。

 

そんな中、彼女にしか見えない謎の悪魔・べへりんが現れ、街の人々の寄行や凶行に次々と襲われていく――。


狂っているのは自分自身もではないのか…?

一体何を信じれば良いのか!? 

 

狂ってしまった世界とその中心にいる主人公の話

サイコホラー的な感じで心霊的なものではなく人間ホラーもの

 

『世にも奇妙な物語』みたいに怪奇な話が単発である感じの作品

登場人物が全員キチっており、生理的嫌悪や恐怖を掻き立てる演出が巧みで、内容が結構心にくる…、人間の悪意が詰めこまれている漫画

 

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(出典:『外れたみんなの頭のネジ』)

 

『フランケン・ふらん』

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あらすじ☑


謎の美少女・ふらんのメスが光る時、生み出されるのは奇跡か悪夢か!? 

 

継ぎ接ぎだらけの人造人間のふらんが人体改造で人助け(?)をするお話

ブラックジャック並みの医療技術を持ちながら倫理観が一切ついてこなかったフランちゃんが、善意と好奇心から人を助けたり、手に負えなくしたりする

芋虫にしたり脳ミソ取り出したりとかなりグロいので上級者向けなので注意。

 

風刺やブラックジョークがてんこ盛り、ブラックジャックのアンチテーゼ的作品

 

表紙のエロさに惹かれて購入した少年にトラウマを植え付ける内容

 

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(出典:『フランケン・ふらん』)

 

『凪のお暇』

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あらすじ☑


場の空気を読みすぎて、他人にあわせて無理した結果、過呼吸で倒れた大島凪、28歳。

仕事もやめて引っ越して、彼氏からも逃げ出したけど…。

 

無理して頑張っていたけど色々あって過呼吸で倒れちゃったOLが、会社を辞めて人間関係を断ち切って、ゼロから新しい生活を始めるお話。

 

ほのぼのしてる中に毒の混じった作風で、人間関係や心理描写が秀逸 

ほのぼのしてる中に毒の混じった作風が味わい深く、人間関係や心理描写を楽しめる

主人公の母親に対する植え付けられた対応などネガティブな心理描写巧み。

特に今巻の主人公母親の自分の境遇に対する絶望感は胸が苦しくなる

ドラマ化もされたので有名ですが、紙で読む『凪のお暇!』も中々に刺激的(鬱)


上流パリポな人間関係、メンタルがやられていく描写とか内容の逐一がとても濃く

 

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(出典:『凪のお暇』)

 

『最終兵器彼女』

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あらすじ☑


ぎこちなくも清純な交際をしている高校生、シュウジとちせ。

札幌が突然の空爆に襲われたある日、シュウジは思いも寄らない姿に変身していたちせに出会った。

 

背中から羽が生え、空をマッハ2の速度で飛び、とてつもなく破壊能力を持つ、自衛隊によって改造された“最終兵器”。

それがちせだった。

 

地球のあちこちで紛争が起こるたびに呼び出され現場へ向っていくちせと、彼女を見守ることしかできないシュウジ。

ふたりの未来はいったい…! 

 

戦争の最終兵器になってしまった女の子と、彼氏が普通の恋愛をしようともがく物語

 

柄からアホっぽい萌え系かと思ったらアホ設定なだけで中身は鬱、終始重苦しい。

絵背景説明が極端に省略されていて、自衛隊がどこと戦争してんのか最後まで分からず、SF戦争ものではなく、“うるせぇ~重要なのは恋愛だ!”って感じの作品。

 

少しだけ見えた希望や理想が粉々になる瞬間の寂寞感がとても素敵で魅力的

 

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(出典:『最終兵器彼女』)

 

『狼の口 ヴォルフスムント』

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あらすじ☑


14世紀初頭、アルプス地方。

イタリアへと通じるザンクト=ゴットハルト峠には、非情な番人が守る関所があった。

難攻不落をもって知られるその場所を、人々はこう呼んだ。ヴォルフスムント“狼の口”と。

 

圧倒的な作画によって再現される中世人の生活様式や、鎧甲冑、鎖帷子、武器、兵器の数々……。

 

中世のアルプス山脈、ハプスブルク家の残虐な圧政とスイス人の反乱のお話。

「関所」を舞台に、人を見抜く洞察力が凄まじい悪代官がレジンスタンスをその関所で見つけ、残虐に処刑していく、徹底的鬱展開で、徹底的に抑圧される.

 

ただ惨い流血描写が頻出するのと、主要キャラの死亡率が異様に高く、「自由」のために戦う人が無残に死んでゆく場面が多いが、想いは受け継がれてゆく。

 

ご都合主義が全くなく徹底的な抑圧と、残酷さと非道さ、歴史の薄暗い部分が生々しく描かれている作品。

 

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(出典:『狼の口 ヴォルフスムント』)

 

『人間仮免中』

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あらすじ☑


夫の借金と自殺、自身の病気と自殺未遂、AV女優他様々な職業…

 

波乱に満ちた人生を送ってきた著者が36歳にして出会い恋をした、25歳年上のボビー。

 

男気あふれるボビーと、ケンカしながらも楽しい生活を送っていた。

そんなある日、大事件が起こる――。

 

統合失調になった作者さんのエッセイ漫画

インパクトある経歴、統合失調症により入退院を繰り返し、自殺未遂で歩道橋からダイブ顔面は崩壊し片目は失明…統合失調症含む様々な障壁に苦しむ著者の壮絶な人生体験

 

画は最低。幻聴・妄想と、顔が一旦壊れた状態が混然一体となった独特な話法

刺激的なので余り薦めない、読了するにはかなりの気力を要します。

壮絶すぎて読んだあとしばらく何も手につかないほどいろいろ考えさせられる。

 

そんじょそこらの壮絶人生と一線を画す壮絶さ 

 

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(出典:『人間仮免中』)

 

『空が灰色だから』

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あらすじ☑


10代女子を中心に、様々な人間のうまくいかない日常を描くオムニバス短編集。 

 

思春期の10代〜20代の女の子が主人公の世にも奇妙な物語

毎話ごとに一人のキャラにスポットを当て、浮き彫りにしていきキャラ造形を作る。

青春、ギャグ、ホラー、スッキリする話から後味悪い話まで、心を抉る話が多く、間々に挟まれる日常とか青春とかが心を引っ張り出してくる。

 

青春時代のモヤモヤしたモノを煮詰めて凝縮したようなストーリーが永遠と続く、鬱展開が殆どで突き刺さるような心理描写が多いので延々とみぞおちを殴られ続ける。

心のどこかをざわつかせる、惨く儚い、人間の生理的な嫌悪感を沸き起こす。

 

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(出典:『空が灰色だから』)

 

『四丁目の夕日』

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あらすじ☑


平々凡々に生きている主人公・たけしはある日暴走族に襲われる。

 

その日、家に帰ってみれば、母親は大けがをして救急車で運ばれてしまったのだ。

 

以降、これでもかこれでもかというくらい不幸がたけしを襲う。

たけしは大乗仏教的とさえ思える「不幸の無間地獄」へと落ちていくのだった……。

 

当記事で紹介している漫画で“キングオブ鬱漫画”はコレ!

 

真面目な少年とその家族がどんどん転落し、人生が潰れていく酷く残酷な漫画

「人間、どう不幸になったってここまで不幸になるものじゃない」ってキャッチフレーズの作品で、エネルギーを吸い取られる内容。

 ひたすら陰鬱で、メッセージ性はない。カタルシスもない。

リアリティも社会批判も寓意性もない。ただ強烈に暗い“最強の鬱漫画”

 

どん底の鬱で、途中猛烈な不快感や吐き気に襲われる 

 

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(出典:『四丁目の夕日』)

 

『天人唐草』

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内容紹介☑

 

日常の中に表裏一体に潜む恐怖と幻想――。

 

厳格な父親に抑圧されて育てられた少女の顛末を描いた作品

 

主人公は「男に媚びた色気」を否定するような厳格な父親に育てられた娘さん。

厳格な父親のいいなりの人形だった主人公が、自己肯定感と主体性を獲得しそこね、恋愛で失敗し、さらに父親が死後「男に媚びた色気たっぷりの」愛人を長年囲っていたことが解り彼女の精神は崩壊し、少しずつ狂っていく物語。

 

発狂する主人公を一方的な毒親の被害者とは描かず、親の支配を回避のチャンスがあっても掴めずに悲劇へ向かわせる容赦のなさ、読者へ問いかけるような描き方が凄い

 

ラストが衝撃的過ぎて脳味噌に染み付いてしまう…

 

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(出典:『天人唐草』)

 

『おやすみプンプン』

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あらすじ☑


父が蒸発、母は入院。残された少年の名前は「プンプン」。

或る街に住む「フツーの」少年の、波瀾万丈の人生をおった成長の物語…

 

陰鬱とした世界の中で、様々なことを経験しながら、自分と戦い、葛藤しながらも成長していく、主人公と周りのキャラクターたちのお話

 

人間の闇の部分や弱い部分が上手く描かれていて、読んでいて鬱になる 

最初読んだ時、頭おかしくなるかと思いました(白目)

読んだ人の心に傷と感動を残します。独特の画力と予期できない鬱ストーリー

キャラ設定、作品としての奥深さ、どれを取っても間違いなく唯一無二の作品。

 

最後まで読んだらただならない虚無感と、賢者タイムが来る

 

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(出典:『おやすみプンプン』)

 

『デビルマン』

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あらすじ☑


両親が海外赴任となって牧村家に下宿している学生・不動明。彼は休み時間も図書室で過ごすようなおとなしい男の子。

 

牧村家の長女・美樹と共に平穏な生活を送っていた明は、ある日不良に絡まれる。ふたりを救ったのは明のかつての親友・飛鳥了だった。

再開を喜ぶこともせず、了は明に不穏な告白を始める……。

 

悪魔の力を手にした主人公が「デビルマン」となり、人間になりすます悪魔と闘う物語

独りで世界滅亡の真実を知り独りでデビルマンとして戦い続け、最後に人間に絶望していく主人公、人間の弱さと醜さを徹底して描き尽くした神がかりな筆致

 

全5巻に詰め込まれた人と悪魔の壮大な物語と、人間の正義が崩れる恐ろしいテーマ

「真の悪魔は守るべき対象の人間」というバッドエンドっぷりは後世に語り継ぎたい

人間の欲や醜さ、裏の弱い冷酷さなどが描かれていて非日常が味わえる。

 

全5巻に主役された不朽の名作。 

 

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(出典:『デビルマン』)

 

『捨てがたき人々』

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あらすじ☑

 

「なんだか生きてんの飽きちゃったなあ」。

職を失い、生まれ故郷に帰ってきた狸穴勇介。

 

不細工で、金も仕事も夢もなく、考えるのはセックスのことばかり。

心の荒野を彷徨っていたある時、勇介は微笑みの宗教「神我の湖」に傾倒する京子と出逢い、執拗なストーキングの末にレイプする。

 

二人は互いに嫌悪し合いながらも離れることができずに姦通を繰り返すようになるが……

 

長崎の五島列島の舞台に、クズ男が弁当屋の女を孕ませ、産まれた子に嫌われる話。

デブで不細工で世間を呪い性格も最悪な男の、どこを切ってもどうしようもない救いもない、厭世と情念と哀しみに満ちた作品。

 

世の中の人々がまるで暗黙の了解であるかのように「そこは触れないで」と思っているような部分を、漫画というフィルターを通して赤裸々に描いてしまった作品

 

テーマは「人間は食いもんとセックスと金のことだけが大事なんだ」です。

 

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(出典:『捨てがたき人々』)

 

 

『校舎のうらには天使が埋められている』

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あらすじ☑


――理花(りか)は引っこみじあんな女の子。

やっとできた友だちとはなれ、赤ヶ瀬(あかがせ)小学校に転校してきました。

 

「新しい学校で、新しい自分にかわりたい!」と意気ごんできたものの、なかなか勇気をだせません。

 

そんな理花に最初に声をかけてくれたのは、勉強も運動もできる、かんぺき美少女のあいちゃんでした。

「ようこそ4年2組へ!君も今日からぼくらの×××だ!」

 

小学校のいじめをテーマに、1人のモンスターとその取り巻きたちのお話。

 

少女マンガで可愛らしい表紙からは想像もつかないようなドス黒いお話で、容赦が無いハイパー怖い。割とドン引きするレベルでやばい。

鬱鬱鬱鬱&鬱!!サイコパス!鬱!って精神タコ殴りにされるけど心理描写がリアル

子供達の心理や背景にある家庭環境、いじめに対抗する先生や生徒の心の葛藤、様々な観点からいじめを見つめていく作品。

 

あらすじに「生き延びることができるのでしょうか──」とか書いてある漫画 

 

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(出典:『校舎のうらには天使が埋められている』)

 

『きみが心に棲みついた』

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あらすじ☑

 

下着メーカーで働くキョドコこと小川今日子(おがわきょうこ)は大学時代の想い人・星名(ほしな)に職場で再会。

 

一度は他の男性を好きになれたはずなのに、自分を傷つけ支配していた星名の呪縛がその気持ちよりずっと強かったことに気づいてしまう。

 

ふたたび星名という迷宮に自らハマり込んだキョドコとは裏腹に、星名は彼女の後輩と関係を持ち、キョドコの仕事さえも思惑通りに操って───?

 

中身は男に依存して逃げたくても逃げられない囚われ女の子が主人公。

心をえぐられるような『依存』をテーマに、依存症が病的な域に達しているヒロインが、デートDVを駆使する男に付き纏われている。という状況の物語

 

可愛い絵ですが、えぐめで精神的にえぐられる。

主人公にイライラして、読んでも読んでも泥沼過ぎて救いがない 

 

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(出典:『きみが心に棲みついた』)

 

『ワッハマン』

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あらすじ☑


1万年前より蘇(よみがえ)りし究極の戦闘マシーン・ワッハマン。

その体は鋼鉄より硬くその力は恐竜よりも強い。

だが彼はその使命を完全に忘却してしまっていた。

 

不死身のパワーで常識はずれの大暴れ、笑う超兵器・ワッハマン、ここに出現!!

 

アトランティスの超テクノロジーで作られたサイボーグが、記憶なくして現代日本で日雇い生活をしつつ、時々邪魔しにくる刺客を笑いながらボコるコメディ

 

序盤はよくある下ネタギャグだが、後半のたたみかける緊迫感は読みごたえ抜群

不死身のサイボーグであるがゆえの悲劇を描いており、ラストは虚無

 

ラストシーンはこの作品はオンリーワン。

ラストまでの流れは日本マンガ史に俺が残すレベル。

 

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(出典:『ワッハマン』)

 

『死役所』

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あらすじ☑


お客様は仏様です。

此岸と彼岸の境界に存在する、死役所。

ここには、自殺、他殺、病死、事故死……すべての死者が訪れる。

罪無き者は、天国へ。罪深き者は、地獄へ。あるいは――。

 

“助けたこと、後悔してるんです。

こんなことを考えてる、自分が嫌で…”命を棄ててまで、守りたいものはありますか? 

 

死刑執行者があの世で成仏の手続きをする死役所という舞台のお話。

 

死に方は色々あるけど理由も後悔も沢山ある。

死んだあとの人間がどんな思いで死んだのか、どんなふうに残された人達を思うのか…

そういった事が物語として描かれていて感慨深い作品

 

死役所職員は全員死刑囚、なぜ死後職員として働くことになったのか?

そもそも死役所の存在理由とは…死役所を訪れる人や職員が死んでなお「自分の人生はなんだったのか」と考えており、そちらのドラマも今後期待。

 

作者の“あずみきし”は元役所の職員とのこと

 

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(出典:『死役所』)

 

『僕の小規模な失敗』

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内容紹介☑


福満しげゆきによる漫画作品。

高校中退の漫画家志望の青年が女性にも相手にされず、漫画も評価されないという鬱々とした青春を送る姿を描く、著者の自伝的な作品。 

 

様々な小規模な失敗を繰り返しながら生きていくお話(全て作者の実話)

 

高校は中退したり、バイトをやってはすぐやめたり、定時制の高校に編入したが感じる疎外感、紆余曲折ありやっとの思いで入った大学では一人で昼食を食べる日々…

遠回りの人生を送ってきた作者・福満しげゆきの自伝的漫画。

 

他人事には思えない『劣等感』の掘り下げがキツイ

 

 

 

まとめ

最後までご覧いただきありがとうございます。

以上で“トラウマ必至!おすすめの鬱漫画”の紹介を終わります。

この記事を読んで少しでも紹介した作品に興味を持っていただけたら幸いです。

 

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