巨人軍マンセー

まさにジャンプの三大王道を通した作品『火ノ丸相撲』感想とあらすじ紹介

物凄く熱い少年漫画、展開早くてスポーツ漫画にありがちな一試合で何週使うんだよみたいなの無いし、なによりも誰よりも小さい火ノ丸がデカい相手を薙ぎ倒してくの最高にカッコいい 舐めた態度のキャラも、意味不明な必殺技もないまま、圧倒的な画力と演出力…

横綱で傍若無人の振る舞いで角界を揺るがす『ああ播磨灘』感想とあらすじ紹介

型破りの横綱・播磨灘が、何かというと「伝統」「品格」持ち出してやかましい相撲協会に反抗、自分の思いのままタブーをあえて、どんどん破り、保守的な協会を敵に回した「鬼」と呼ばれた横綱を描いた作品。 主人公の横綱播磨灘が新団体設立するっていうめち…

思春期の子供達の心の移り変わり『空が灰色だから』感想とあらすじ紹介

身に覚えのある思春期のひりついた感情を思い起こさせる、10代女子を中心に、酸いも甘いも知る青春時代を濃縮して固めたようなこの漫画。 ほのぼのから、うだる様な嫌悪感まで、き刺さるような心理描写が多いので延々とみぞおちを殴られ続けるような、気持ち…

「死後」にまつわる人生を描いた人間ドラマ『死役所』感想とあらすじ紹介

死んだ後人間が役所で手続きをしてから成仏する「死役所」での物語。死をテーマにしてるので、死人は当たり前のように出てくるんだけど淡々としてる。 1人1人の死者の生前が基本2-3話完結で描きつつ、設定はよくある感じだが、一話一話が深いし心理描写が凄…

地球生命誕生から30億年の記憶を持つ少女『おもいでエマノン』感想とあらすじ紹介

エマノンが娘(=次のエマノン)を産むと、次代に全ての記憶が受け継がれ、同時に母体は全ての記憶を失う。 30億年の生命の記憶を持つ、博学でウィットに富んでいて未成年なのに酒もタバコもやる美少女と、彼女に触れる人々との出会いと別れの多彩なバリエーシ…

富士山噴火による日本崩壊。人間の醜さと恐怖『ドラゴンヘッド』感想とあらすじ紹介

人類滅亡ものの作品、物語は一貫して「恐怖」をテーマにしていて、どこか哲学的な内容に走ってしまう後半の流れはまさにタイトル通り竜頭蛇尾的な内容。 今よくみるパニック系。富士山噴火による超巨大地震で、トンネルに閉じ込められた主人公が東京を目指す…

奇形しか作らないブラックジャック『フランケン・ふらん』感想とあらすじ紹介

主人公が、様々な人の悩みを超人的人体改造によって、切ったり繋げたりして解決する作品。 だいたい誰も望んでないバッドエンドルートに直行し後味悪く終わる。代表的な例として、事故でバラバラになった人体を芋虫に改造したりする、作者の引き出しが多くて…

戦後、少年院を舞台にした血と暴力の青春群像『RAINBOW-二舎六房の七人』感想とあらすじ紹介

戦後間もない1950年代が舞台の作品。服役経験のある安部譲二が描く、戦後の騒乱期に少年院で出会った仲間たちとの青春群像劇。 脱獄、闇市、そしてボクシング。戦後の日本を忠実に描き、絶望と欝展開が終盤まで怒濤のごとく続くが、掃き溜めの様な世界でもキ…

美形と筋肉とポエムとキャラの立った変態と熱い試合『錻力のアーチスト』感想とあらすじ紹介

凄まじい画力でイケメンと変態が入り乱れ戦う不良ポエム野球漫画、主人公の守備位置がセンターっていう野球漫画は珍しいのかもしれない 投げる時に火炎が立ち込めたり、球場を凍らせたり、対戦前に相手と睨み合い闘志を燃やして服が破けて全裸になったりする…

一錠で24時間分の記憶を喪失できる薬『アイリウム』感想とあらすじ紹介

「24時間分の間の記憶がまったくなくなってしまう薬、アイリウム」をめぐる短篇漫画、設定がとても面白い。多量にアイリウムを飲んだ女性と結婚する話など、その薬にまつわる短編7編 楽しかった記憶も未だ辛い記憶も、今の自分を形成している。記憶とは何か…